【陰の実力者になりたくて！】シド・カゲノー（シャドウ）の強さは？正体はバレる？

シド・カゲノーは『陰の実力者になりたくて！』の主人公です。普段はシャドウとしての正体を隠しながらモブAを演じています。そこで、ここからはシド・カゲノーの強さや能力、奥義、担当声優などを紹介し、正体はバレるのかを考察していきます。それではまず、『陰の実力者になりたくて！』の作品情報から見ていきましょう。

『陰の実力者になりたくて！』は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて2018年1月1日より連載されているWEB小説です。単行本はエンターブレインにて2018年11月5日より、2022年12月時点で5巻が刊行されています。また、メディアミックスとして、漫画版が月刊コンプエースにて2019年9月号より連載され、アニメ版がAT-Xほかにて2022年10月5日より放送されました。

『陰の実力者になりたくて！』のあらすじを簡単にまとめていきます。物心ついた頃から陰の実力者に憧れていた陰野実は、そのための努力をし続けてきた結果、核兵器にも勝てる未知の力を求めるようになりました。それ以降、過酷な修行に臨むようになりますが、高校最後の夏になっても未知の力を手に入れることができませんでした。そんなある日、トラックに轢かれて死亡し、異世界に男爵家の息子として転生します。

• 名前：シド・カゲノー
• 愛称：ポチ・主様
• 異名：ジミナ・セーネン、ジョン・スミス、スタイリッシュ盗賊スレイヤー
• 性別：男性
• 所属：カゲノー男爵の第2子、シャドウガーデンのリーダー
• 特技：空手、ボクシング、格闘技、剣道、ピアノ

『陰の実力者になりたくて！』に登場するシド・カゲノーは、本作の主人公です。カゲノー男爵家の第2子で、現代社会から異世界に転生しています。転生前に未知の力を求めて努力してきたシドは、異世界にある魔力を存分に使いこなしており、作中最強の戦闘能力を得ていました。その圧倒的な戦闘能力は本人の努力によって得ているため、薬やアーティファクトなどによる安易な戦闘力の向上を嫌っています。

シドはどこにでもいる、ごく普通の目立たない人物でした。しかし、それは表の顔であり、その正体はさまざまな場所で暗躍する組織「シャドウガーデン」を設立したシャドウです。正体を隠して行動するシドの座右の銘は「陰の実力者よモブであれ」で、陰の実力者はモブと表裏一体の関係にあると考えています。そのためモブ式奥義四十八手を編み出すなど目立たず強さを徹底的に隠すことに徹していました。

シド・カゲノーは「陰の実力者」になることを目標にしているため、日常生活ではいわゆるモブキャラを演じています。しかし、いざ陰の実力者であるシャドウとして活動すれば圧倒的な強さで敵を倒していきます。そこで、ここからはシド・カゲノーことシャドウの強さや能力・奥義を見ていきましょう。

シド・カゲノーは各国から猛者が集まって剣士の頂点を決める大会「ブシン祭」の第一回大会で優勝した武神と称されるベアトリクスや王国一の魔剣士である王女アイリスの二人を相手に苦戦することなく戦っています。さらに、二人を最終的に倒したため、今のところナンバーワンの剣の技術を有していると考えられます。そのスピードは相当なもので、並の剣士では動きを見ることができないほどです。

ナンバーワンの剣の技術を有していると推察されるシド・カゲノーですが、彼は魔力量も作中トップクラスです。実際に魔法を使って大規模な施設を一瞬で消滅させたり、雨雲を消し去ったりするなどとても常人にはできないことをやってのけています。また、魔力の扱いにも長けており、緻密な調整が必要なスライムボディスーツを着こなすなど高度な魔力制御能力を持っていると言えるでしょう。

転生する前のシドは、生身で核兵器に勝とうとしていました。そして、核兵器に勝つためにどうしすればよいか考えた結果、「己が核になればいい」という結論に至ります。それによってシド・カゲノーは文字通り核兵器に匹敵するほどの力を得たのです。そのため、シド・カゲノーは固有の能力を持っていません。

1つ目に紹介するシド・カゲノーの奥義は、アイ・アム・アトミックです。これは「己が核になればいい」という発想で生み出された奥義で、スライムソードに魔力を集中させた状態で突くことによって発動されます。奥義で生み出された一直線に伸びる光の奔流は、放射線上の存在全てを蒸発させます。漫画版『陰の実力者になりたくて！』では、核爆弾を彷彿とさせる巨大な爆発を起こしていました。

2つ目に紹介するシド・カゲノーの奥義は、アイ・アム・オールレンジ・アトミックです。これは短距離全方位殲滅型奥義で、前述のアイ・アム・アトミックの派生奥義となっています。作中ではこの奥義によって聖剣が溶解したり、オリヴィエが搔き消えたりしていました。ちなみにアイ・アム・アトミックの時点で周囲一帯を爆破するような技となっているため、その違いはほとんど分からなくなっています。

3つ目に紹介するシド・カゲノーの奥義は、アイ・アム・リカバリーアトミックです。この奥義もアイ・アム・オールレンジ・アトミックと同様にアイ・アム・アトミックの派生奥義となっています。作中では紅の塔の吸血鬼の始祖である血の女王「エリザベート」との戦いで使用されました。紅の塔を消滅させ、仲間の傷を完全に治療しています。また、奥義を受けたエリザベートの血の暴走が収まっています。

シャドウとしての正体を隠しているシド・カゲノーは平凡なモブAを演じるため、「モブ式奥義四十八手」を編み出していました。モブ式奥義四十八手とは、平凡なモブAとしてのシド時に使用する、モブらしいやられ方(死に方)のことを指しています。その種類は全部で48あるようです。では、ここから主なモブ式奥義を見ていきましょう。

1つ目に紹介するシド・カゲノーの主なモブ式奥義四十八手は、きりもみ回転受け身・ブラッディ・トルネードです。この奥義はブシン祭・選抜大会の1回戦にて、ローズ・オリアナと戦った際に披露されました。相手の攻撃を受けると見せ、剣が当たるギリギリのところでわざと後方へ飛ぶことで吹き飛んだように見せるという技です。吹き飛んだ際に隠し持っていた血液袋を破き、血を撒き散らして派手にしています。

2つ目に紹介するシド・カゲノーの主なモブ式奥義四十八手は、十分間の臨死体験(ハート・ブレイク・モブ)です。この奥義はテロリストによる学園占拠事件にて、テロリストの攻撃からローズ・オリアナを庇った際に披露されました。自分自身を心停止にさせるという技です。微量な魔力によって脳血流を保つことによって、心停止による後遺症を残さないようにしています。ただ、一歩間違えれば死亡してしまうリスクがあります。

3つ目に紹介するシド・カゲノーの主なモブ式奥義四十八手は、鮮血のマーライオンです。この奥義はきりもみ回転受け身・ブラッディ・トルネードのあとに披露されました。隠し持っていた血液袋を破き、流れるように血を吐き出すという技です。

日常生活では目立たないことを第一に行動しているシド・カゲノーですが、果たして彼の正体は今後バレるのでしょうか？ここからはその疑問に迫るべく、今のところ正体がバレているのか、正体がバレるとしたら誰にバレるのかを考察していきます。

結論から言うと、シドのシャドウとしての正体はまだバレていません。シャドウとしての正体を知っているのは、シャドウガーデンのメンバーのみです。シャドウガーデンのメンバー以外に正体を知られてしまうと、陰で暗躍するという目的が根元から崩れてしまうため、シャドウは正体を徹底的に隠しています。

そのため、知り合いと一緒にいる時にシャドウとして急遽動く必要が出た際は、トイレに行く振りなどをしてその場を抜け出すことが多いです。しかし、大勢の前で敵に襲われた場合などごまかしくれなくなる場面がきっと今後現れると考えられます。では、もしシドのシャドウとしての正体がバレるとしたら誰なのでしょうか？そこで、ここからは正体がバレる可能性が高いと考えられるキャラを見ていきましょう。

アレクシア・ミドガルは、シドが暮らすミドガル王国の第二王女です。シドとは婚約者候補であるゼノンを遠ざけるため、お金を対価にして一時的な恋人関係になっていました。当初はアレクシアが主人で、シドが飼い犬といった関係性でしたが、次第に本音をさらけ出せる居心地の良い関係性になります。それによってアレクシアはシドに対して仲間意識を抱くようになるものの、一方のシドは特に何とも思っていませんでした。

アレクシア誘拐事件後は、アレクシアがシドに恋人関係を続けようと申し出ますが、シドが爽やかな笑顔で断ったことにより恋人関係ではなくなります。しかし、アレクシアはその後もシドのことを諦めていない模様です。そのため、シドの正体を知ったアレクシアが、王国の第二王女としてシドに協力するという物語が展開される可能性があります。

ローズ・オリアナは、芸術の国「オリアナ王国」の王女です。彼女は剣は野蛮とされている国の出身であるにも関わらず、剣の道に進みミドガル魔剣士学園に留学しています。さらに、アイリス・ミドガルが卒業した後の学園最強の魔剣士の座についていました。これほどまでにローズが剣にこだわる理由、それはかつてローズが誘拐されたところをスタイリッシュ盗賊スレイヤーに変装したシャドウに救われたからです。

さらに、その時にシャドウの剣技に美を感じています。そして、シャドウとして正体を隠している時のシドとも関係が良好です。さらに、学園占拠事件においてシドに庇われたのをきっかけにシドを慕い始めています。以上を踏まえると、シドとして戦う姿を見たローズが彼の剣筋を見てシャドウの姿を重ねた結果、シドの正体がシャドウであることに気付き、協力関係に発展するのではないかと考えられます。

• 声優名：山下誠一郎(やましたせいいちろう)
• 愛称：せいち、せーちゃん
• 生年月日：1992年5月21日(30歳)
• 出身地：広島県福山市
• 職業：声優
• 活動期間(声優)：2012年～
• 声優事務所：大沢事務所

『陰の実力者になりたくて！』のアニメにてシド・カゲノー(シャドウ)の声を演じたのは、声優事務所「大沢事務所」所属の山下誠一郎(やましたせいいちろう)さんです。山下誠一郎さんは、2012年に『グッド・ドクター 禁断のカルテ』で声優デビューを果たしています。その後2013年10月には、アニメ『ワルキューレ ロマンツェ』の水野貴弘役で初主演を飾りました。

• 2014年～：レディ ジュエルペット(プリンス・ソアラ 役)
• 2015年～：バトルスピリッツ 烈火魂(烈火幸村 役)
• 2016年～：orange(成瀬翔 役)
• 2016年～：少女たちは荒野を目指す(北条文太郎 役)
• 2016年～：ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜(片桐圭介 役)
• 2017年～：アイドルタイムプリパラ(夢川ショウゴ 役)
• 2018年～：ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-(スヴィン・グラシュエート 役)
• 2019年～：歌舞伎町シャーロック(ジェームズ・モリアーティ 役)
• 2021年～：86-エイティシックス-(ライデン・シュガ 役)
• 2022年～：アオアシ(橘総一朗 役)

『陰の実力者になりたくて！』に登場するシド・カゲノー(シャドウ)の魅力に関する声があがっています。どうやらこの方は、シドことシャドウの圧倒的な強さに魅力を感じられているようです。

『陰の実力者になりたくて！』に登場するシド・カゲノー(シャドウ)の強さに関する声があがっています。どうやらこの方は、シドのことを「強すぎる」と感じられているようです。

『陰の実力者になりたくて！』に登場するキャラクターの声優に関する声があがっています。どうやらこの方は、『陰の実力者になりたくて！』のアニメ声優が「豪華」だと感じられているようです。

本記事では『陰の実力者になりたくて！』に登場するシド・カゲノー(シャドウ)の強さや正体、アニメ声優を紹介してきました。『陰の実力者になりたくて！』を読む際は本記事のまとめを参考にしつつ、シド・カゲノーの活躍に注目していただければ幸いです。