【無職転生】ヒトガミ（人神）の声優はくじら！大蛇丸など代表キャラや経歴は？

大人気異世界転生ライトノベル「無職転生」に登場するキャラクターの中で、「誰？」と呼ばれるほど異彩を放っているのがヒトガミ（人神）です。また、同作品のテレビアニメ版でヒトガミを演じた声優も、「あの声優は誰？」と注目を集めました。この記事では、無職転生のヒトガミの声優であるくじらを特集します。大蛇丸役など演じた代表的なキャラクターや、プロフィール、経歴などを紹介するため、作品の参考にしてください。

「無職転生～異世界行ったら本気だす～」は、「小説家になろう」に連載されて人気に火が点いた作品です。他の転生ものと比較して、特になろう系の要素が色濃いライトノベルだと高評価されました。この章では、無職転生の概要とあらすじを取り上げていきます。

無職転生の原作者は、理不尽な孫の手です。彼は2012年に小説家になろうに同作品を連載し、たちまち人気を獲得しました。その後、2014年にシロタカのイラストを加えてMFブックスより単行本1巻が刊行され、2022年11月に最終巻26巻が発売中です。また、無職転生はコミカライズ版、スピンオフ漫画、テレビアニメ版など多様なメディアミックスが行われました。テレビアニメ版は2期の制作が決定しており、反響を呼んでいます。

無職転生の主人公は、ルーデウスという少年です。ルーデウスの前世は、現代の日本に暮らす34歳無職の中年男性でした。彼は引きこもりで両親の葬式にも参列しなかったことから、兄弟たちに家を追い出されてしまうのです。あてもなく町を彷徨っている途中で、彼は高校生3人を助けるためにトラックに轢かれて死亡しました。こうしてルーデウスに転生した彼は、今度の人生を一生懸命に生きることを誓い、何事にも精進していきます。

無職転生の登場キャラの中で、「誰？」と思われることが多いヒトガミ（人神）は、自らをそのように名乗る存在です。人の形がおぼろげに見えますが、背景の白色に溶け込んでいて全体像は掴めません。ヒトガミには、未来視と遠隔視という能力が備わっており、その能力で人間に対してお告げをします。しかし、性格が極めて陰険で自己中心的、加えて愉快犯的であることから、誰もがヒトガミの人格を酷評してはばかりません。　

無職転生のテレビアニメ版では、ある期間ヒトガミ（人神）を演じる声優が明かされなかったので、「ヒトガミの声優は誰？」という声が多く上がりました。現在はヒトガミの声優が、くじらであることが公になりました。この章では、くじらのプロフィールと経歴、ヒトガミ以外に演じたキャラクターを紹介していきます。

くじらは1960年4月1日生まれで、東京都出身の声優です。血液型はB型で、以前は本名の松本和香子名義で活動していました。声優事務所の81プロデュースに所属しています。芸名の「くじら」は、同じく声優の千葉繁に命名されました。くじらはTwitterを開設していて、自身の参加したイベントや私生活の情報をファンに届けています。また、近年はYouTuberとして「くじらちゃんチャンネル」を作成して、動画を公開しています。

くじらは演劇が好きで高校時代は演劇部に所属していましたが、その当時は教師を目指していたとのことです。しかし、大学時代に就職活動に失敗してしまい、将来について思案していたところ、母親から養成所通いを勧められました。養成所で芝居の基礎を学んだくじらは、1990年代より声優として活動するようになります。卓抜した演技力の高さで、性別や性格に拘わらないキャラクターを演じ、バイプレーヤーとして評価されています。

くじらが演じたキャラクターで特に有名なのが、おそ松さんの松野松代役です。松代は松野家の六つ子の母親です。息子たちのことを「ニートたち」と呼んで、時には厳しい試練を課すこともありますが、基本的には子供たちを愛する良き母親でした。くじらは、松代役を時にはユーモアたっぷりに演じたり、時には母親のリアリティを垣間見せるなど幅の広い演技を披露したことで高評価されたとのことです。

2000年代から2010年代の週刊少年ジャンプを支えた銀魂のテレビアニメ版で、くじらはお登勢を演じました。お登勢は、主人公の坂田銀時が暮らすかぶき町の住人で、スナックお登勢のママです。かぶき町四天王としても知られ、怖そうな外見とは全く違う面倒見の良い女性でした。くじらは、見た目と内面のギャップが激しいお登勢というキャラクターを、極めて自然に演じることで、テレビアニメ版の人気に大きく貢献しました。

多くの声優ファンに「くじらのベストアクトだ」と絶賛されたキャラクターが、NARUTO-ナルト‐の大蛇丸役でした。大蛇丸は元伝説の三忍の一人に数えられ、現在は抜け忍として指名手配中です。忍術取得に並々ならぬ執念を燃やし、そのためにはどんなに非情なことでも痛痒なく行える人物です。くじらは、男性なのにオネエ言葉を話す大蛇丸というキャラクターを、嬉々として演じたことで高い評価を得ることに成功しました。

ファンの間で「誰？」といわれることの多い、無職転生のヒトガミ（人神）は主人公のルーデウスに様々な助言をしたことで知られました。ルーデウスはヒトガミの助言を聞くこともあれば、無視したこともあり、それがストーリー展開に影響を及ぼすことになります。この章では、無職転生のヒトガミの助言の内容と目的を紹介します。

無職転生のヒトガミの助言とは、お告げの形でルーデウスに届けられました。ストーリーの序盤でルーデウスとエリスが、フィットア領転移事件で魔大陸に飛ばされた時には、「目が覚めた時に近くにいた男を助けろ」というお告げを行います。これを受け入れたルーデウスは、スペルド族の強者ルイジェルドを仲間にすることができました。ヒトガミは、その後も度々ルーデウスに助言を行いますが、そこには重大な目的があったのです。

実はヒトガミは、未来でルーデウスとその子孫に殺害されてしまう存在でした。ヒトガミはそのようになる未来を避けるために、少年時代のルーデウスの前に現れたのです。つまり、ヒトガミの真の目的は、過去を変えることでルーデウスとその子孫たち誅殺することでした。ヒトガミはルーデウスを魔石病で殺害しようしましたが、すんでのところで未来のルーデウスが現在のルーデウスを救ったことで、目的は失敗に終わったのです。

この章では、無職転生に登場するヒトガミ（人神）の声優に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ヒトガミの声優くじらは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、無職転生の大ファンだと思われる方のツイートです。ヒトガミの声優がくじらであることを知って、性別という概念を超越したかのような演技が素晴らしいと、絶賛していました。

こちらも、無職転生の大ファンだと思われる方のツイートです。原作ライトノベルとコミカライズ版のファンで、テレビアニメ版は未見だとつぶやきました。ヒトガミの声優がくじらなので、テレビアニメ版も見たいという感想も持っています。

同じく、無職転生の大ファンだと思われる方のツイートです。くじらがヒトガミの声優であることを予想しており、演技の中に大蛇丸の要素が見られたことが、そう思った理由だとつぶやいています。

この記事では、テレビアニメ版無職転生で、ヒトガミ（人神）を演じた声優のくじらについて特集しました。テレビアニメ版2期におけるくじらの演技が、早くも期待されているとのことです。くじらが演じるヒトガミに注目して、テレビアニメ版を見る時の参考にしてください。