地球の子は打ち切り終了だった?漫画のあらすじや登場人物も紹介

「地球の子」の漫画は打ち切り終了だったのかを考察しています。絵やストーリー、主人公の特徴など、打ち切り終了となった理由を、さまざまな面から解説!本作のあらすじも、わかりやすくまとめています。メインとなる登場人物や、物語の見どころなども載せているため、ぜひチェックしてみてください。週刊少年ジャンプで連載された「地球の子」の読者の感想や評価も、ネタバレで紹介します。

地球の子は打ち切り終了だった?漫画のあらすじや登場人物も紹介のイメージ

目次

  1. 地球の子はジャンプ漫画
  2. 地球の子は打ち切り終了だった?理由を考察
  3. 地球の子のあらすじや登場人物・見どころを紹介
  4. 地球の子に関する感想や評価
  5. 地球の子の打ち切りまとめ

地球の子はジャンプ漫画

地球の子の漫画の概要

「地球の子」は、「週刊少年ジャンプ」にて2022年12号から同年40号まで、連載された漫画です。ごく平凡な男性と、地球を守るためヒーロー活動をする女性の、ラブストーリーが描かれています。

本作の第1話からすでにクライマックスのような完成度があることで、話題となりました。また、週刊少年ジャンプのメイン漫画になるかもしれないと、期待度の大きい作品でした。しかし、「地球の子」は単行本3巻(全27話)で終了し、打ち切り終了だったのではないかという声も浮上しています。

地球の子の作者

「地球の子」の作者は神海英雄先生で、生年月日は1982年7月27日、群馬県出身です。また、荒木飛呂彦先生の元で、5年間ほどアシスタントとして勤めていた経験があります。目標に向かって熱中する少年少女を描くことが、得意な漫画家です。画力は高くありませんが、表現技法は評価を得ています。神海先生の初連載の作品は「LIGHT WING」というサッカー漫画で、2010年に週刊少年ジャンプにて連載されました。

残念ながら短期で打ち切りとなってしまいましたが、インパクトのあるシーンも多かったようです。その後2013~2014年に、同じく週間少年ジャンプにて、「SOUL CATCHER(S)」という吹奏楽部を舞台にした漫画が連載されました。途中で「少年ジャンプNEXT!!」へ移籍した後、「少年ジャンプ+」で最終的に連載されています。

『地球の子』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

地球の子は打ち切り終了だった?理由を考察

地球の子は27話で打ち切りになった

「地球の子」は27話で完結していますが、打ち切り終了ではないかと話題になりました。久しぶりにジャンプに戻ってきた神海先生の漫画が、打ち切りになるのは残念だというファンの感想も多かったようです。

ジャンプは少なくとも単行本3巻分に当たる27話程度までは、継続することが多い傾向にあります。「地球の子」は27話で打ち切りになるのではないかと、終了する前から読者の中で言われていました。それでは、なぜ打ち切りになったのか理由を考察していきます。

地球の子が打ち切りになった理由

打ち切りになった理由①スピリチュアルな感じで押し切る

「地球の子」の物語は、一般人の主人公が地球の子に選ばれた子供と一緒に、宇宙空間を漂ているヒロインを助けに行くという流れになっています。本作6話から、強い絆があるため例えヒロインが宇宙空間にいようと、3人で会話ができるという設定です。地球の子が持っている超能力のおかげというよりは、家族の絆があるからだと「絆」を前面に出していました。

その後も、絆が奇跡を起こしていくという展開で、問題を解決していくのです。物語のスピリチュアル感が、少々強引な印象を受けるという感想も多くあります。超能力や地球の子という設定でありながら、家族愛に焦点を絞っている点も違和感があり、打ち切りの理由の一つとなっているのでしょう。

打ち切りになった理由②うざい主人公

「地球の子」の主人公である令助が非常にうざいという点も、打ち切りの理由に上がっています。ことあるごとに泣き叫ぶだけで、何も解決できていないという姿に、イラッとくるという読者の感想もありました。令助は超能力など特殊なものは持ち合わせていない凡人で、赤ん坊の衛に頼りっぱなしです。もしも、衛が赤ん坊でなければ、令助が存在する意味もないでしょう。令助が主人公という設定に疑問を持つ声もありました。

打ち切りになった理由③画力が低い

打ち切りの理由の一つに、画力が低いという点もありました。物語の登場人物の表情が、シーンや感情と合っていないという感想も見られます。本当は別の表情が良いと思うけれど、画力がついていかないのだろうと考察する人もいました。登場人物の表情が、いつも同じように描かれている印象が強いようです。

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地球の子のあらすじや登場人物・見どころを紹介

打ち切り終了といわれている「地球の子」は、どのようなあらすじなのかを紹介します。また、作品の面白い点や、注目すべき点などの見どころも解説していくため必見です。本作のメインとなる登場人物も載せているため、せびチェックしてみてください。

地球の子のあらすじ

ある日、主人公の令助は交通事故に遭い、トラックに跳ねられそうになります。その際、突如として女性が現れ彼を救いました。彼女がトラックを宙に浮かせたのを見て、令助は呆然とします。しかし、彼は記憶消去アプリによって、そのときの記憶を抹消されたのです。ただ、救ってくれた女性の姿だけは、記憶に残っていました。それから数日が経ち、令助は助けてくれた女性のかれりと再会し、彼女が地球を守るヒーローだと知ります。

地球の子の登場人物

メインとなる登場人物は、佐和田令助、佐和田かれり、佐和田衛となっています。主人公の佐和田令助は、平凡な日々を送っている普通の青年です。ある日、地球の子とされる星降かれりと出会い結婚をし、彼女は佐和田かれりとなります。2人は子供を授かり、衛と名付けました。しかし、飛来した隕石によって、令助の家族は離ればなれになってしまうのです。

ちなみに地球の子とは、地球を守るという使命を持った子どものことをいいます。天文学的確率で生まれる地球の子は、念動力という特殊能力が備わっています。

地球の子の見どころ

「地球の子」のあらすじでは、令助とかれりの出会いから結婚までが短期間でした。1話であっという間に、2人は結婚することになります。しかし、結婚までの過程が非常に魅力的で、本作の見どころとなっています。地球を守るヒーローとして活躍するかれりは、いつも孤独でした。令助はかれりのことを普通の女性として愛し、彼女の心を解きほぐしていきます。

互いに尊重し合い、大切にしている2人の関係は素敵です。令助は記憶消去アプリによって記憶を消されようとしましたが、かれりの姿は記憶に残ったままでした。この点にも何か伏線があるのでしょう。また、本作は1話から、クライマックスのような展開になっています。そのため、今後どうなっていくのか非常に想像しにくいです。父と子はどうなるのか、地球を危機から守るのかなど、2話以降のあらすじも期待できる作品です。

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地球の子に関する感想や評価

ジャンプ掲載漫画としては珍しく、本作の主人公が妻子持ちという設定でした。ジャンプらしからぬ設定も、打ち切りの理由の一つだったのかもしれないと、考察する人もいたようです。また、毎回読み味が同じだという感想も上がっています。1話で出会いから結婚まで描かれており、スピーディーな展開でした。しかし、令助とかれりの心理描写に無理がなく、感情移入もできたのは見事だという評価もあります。

打ち切りになる作品は、1話は面白いのにもかかわらず、徐々につまらなくなることが多いようです。「地球の子」は1話と最終話が非常に面白く、中盤はつまらなかったという感想があります。作者のファンで他の作品も全巻揃えているけれど、本作は好みではないという声も上がっていました。

作者の信者である自分ですら、面白いと思えない漫画だったという厳しい声もありました。作品のジャンルもよくわからず、感情移入ができなかったという感想も上がっています。また、絵やストーリーが、以前と比較して劣化しているという感想もありました。1話のあらすじが面白かったため2話以降も期待していたが、見事に潰されたという打ち切りの要因となる感想も見られます。

「地球の子」の1話は、上質な2時間ドラマを観終わった感覚があるという感想があります。読み切り漫画としては面白いけれど、連載となると今後どのように物語が展開していくのか、気になるという声も上がっていました。1話で本作の世界観に引き込まれたという感想もあります。

地球の子の打ち切りまとめ

「地球の子」は、平凡な青年と地球を守るヒーローが、恋に落ちて結婚をする純愛漫画です。宇宙規模で繰り広げられるストーリーということで、多くのジャンプファンから期待されました。残念ながら27話で打ち切り終了しましたが、本作1話は非常に見ごたえのある内容だったと高評価を得ています。興味のある人は、ぜひ「地球の子」を読んでみてください。

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