【外見至上主義】四宮輝紅がかっこいい！登場回は？蛍介に優しいのはなぜ？　

「外見至上主義」は、漫画家T.Jun（パク・テジュン）による韓国のweb漫画です（韓国語：외모지상주의）。韓国本国では、2014年11月よりNAVERの運営するウェブトゥーン（デジタルコミック）にて配信され、日本ではXOYでの翻訳連載を経て現在は日本語版がLINEマンガにて配信されています。ちなみに、日本語版では日本が舞台となり、登場人物も日本人名に変更されています。

また、2018年にはKADOKAWAより「外見至上主義」シリーズとしてコミックス化されています。さらには漫画を原作としてアニメが制作され、2022年11月4日よりNetflixで配信予定となっていましたが、韓国ソウルの繁華街・梨泰院（イテウォン）で起きたハロウィン群衆事故の影響で配信は延期となっています。

次に、外見至上主義の簡単なあらすじを紹介します。本作は、見た目の醜さに悩む男子高校生を主人公に、外見重視の現代社会に一石を投じる作品になっていると言われています。

顔など見た目の悪さを理由にイジメにあっていた高校生の長谷川蛍介。思い悩んだ挙句に、母との2人暮らしを捨て転校を決意します。転校先への初登校が間近に迫って来たある日の朝、目覚めた蛍介は自分がイケメン顔に変わっていることに気づきます。ところが、イケメン顔になれるのは日中だけ。昼間はイケメン顔で颯爽と通学し、夜になると不細工な顔に悩みながらバイト先に向かうという蛍介の二重生活が始まりました。

ここからはメインテーマである外見至上主義に登場するキャラクター、四宮輝紅（しのみや・こうき）の話題に入っていきます。四宮輝紅は、主人公・長谷川蛍介の通う才源高校ファッションデザイン学科1年の男子高校生。金髪に染めたマッシュヘアが特徴で、前髪が両目を覆い隠しており素顔を確認することができないほどです。また、寡黙で言葉を発することがほとんどなく、ミステリアスでクールな雰囲気を漂わせています。

輝紅の父親は財閥系企業の会長で、デパートやホテル、遊園地など手広く事後を展開しています。そんな大富豪の御曹司として生を受けた輝紅ですが、父親をはじめ家族とはそりが合わず疎遠となり、1人で高級マンション住まいをしています。

謎めいたクールガイという印象の四宮ですが、一方では蛍介への気遣いに見せる優しさが、女性ファンの心をつかんでいると言われています。例えば、蛍介の家が経済的に厳しい状況にあると知ると、蛍介の為にオーダーした高級服や靴などを山ほどプレゼントしたり、蛍介をいじめる生徒を校舎の裏に呼び出して制裁を加えるなど陰になり日向になりサポートします。さらに、四宮の援護射撃は蛍介の友人にまで及んでいきます。

蛍介や彼の友人を体を張って守ることからもわかるように、四宮は喧嘩の腕も一流です。システマという格闘技の達人であるのに加えて、強者と戦う時には相手の技や弱点を徹底的にリサーチし万全を期して闘いに臨みます。さらに、万が一に備えてカバンの中に拳銃を忍ばせているなど、過剰というくらいの用心深さです。このように、男として頼れるところも四宮輝紅の大きな魅力の1つと言えるでしょう

また、外見至上主義・作中で四宮は、単に強いだけでなく愛嬌のある一面も垣間見せています。意外にも犬が大の苦手で、小さな犬であっても吠えられると子供のようにビビりまくります。しかしある時、子犬の里親を探す蛍介のために一肌脱ぎ、4匹の子犬を引き取って育てると公言します。可愛い子犬に餌をあげたり遊んであげたりするうちに犬の魅力の虜となり、いつしか苦手意識は雲散霧消していきました。

優しくて力持ち、お茶目な一面も垣間見せる四宮ですが、文武両道で学科の成績も優秀です。成績はクラスで1位をキープし、試験前には蛍介に勉強を教えています。また、元々は喫煙者でしたが、蛍介に嫌われないように卒煙を決意し、以降禁煙を続けています。蛍介が病気で入院すると病院に駆けつけ、寸暇も惜しんで看病します。その時の経験がきっかけとなり、四宮は医者を目指すようになります。

蛍介との友情を何より大切にしている四宮輝紅。財布には蛍介と一緒に撮った写真を入れ、スマホには蛍介と写したプリクラを貼っています。そんな四宮輝紅の顔や目がかっこいいと、SNSでは話題になっていると言います。

プロフィール欄でも解説しましたが、四宮の目から上の顔は金髪の前髪で隠れています。世の中には髪で目が隠れるキャラの熱狂的なファンがいて、彼ら・彼女たちにとって四宮は”刺さる”キャラなのです。

また、SNSでは、四宮がどのような目をしているのかということが関心事になっています。優しい気遣いといい、喧嘩につよいところ、そして頭のいいところと非の打ち所のないほどかっこいい四宮。はたして、そんなかっこいい四宮はどんな目をしているのでしょうか？また、四宮の目や素顔が公開される日は来るのでしょうか？今も連載中の外見至上主義ですから、今後の展開に期待しましょう。

ここまで外見至上主義の四宮輝紅のプロフィールやかっこいい理由について解説してきました。ここからは、四宮の登場回の中でも人気の高いエピソードを順に紹介していきます。

最初は、四宮輝紅が初登場する外見至上主義第4話からになります。四宮は主人公・蛍介の転校先の高校の生徒として登場します。かっこいい四宮は、初登場から注目を集め話題となります。

蛍介の問いかけにも一切言葉を発しない四宮ですが、豪華なイラストにただならぬオーラを感じた方も多かったのではないでしょうか？

続いて紹介する四宮の登場回は、外見至上主義の第7話。蛍介のために一肌脱ぐ四宮の優しさが垣間見える回です。

イケメンで喧嘩も強い蛍介に対し、建築学科の馬場をはじめとする不良たちが放課後に蛍介へのリンチを計画します。トイレでその密談を聞いた四宮は、用を足した後、彼らをボコボコにしてしまいました。

外見至上主義の49話では、転校前の高校で蛍介をイジメていた同級生の今西と四宮が対決します。肥満体でパンチの効かない今西に対して、四宮はどのように挑むのでしょうか？

この回でも蛍介に対する四宮の熱い友情を感じることができます。また、今西との対決前に繰り広げられる四宮の粋な行動もあり、読んだ人は四宮に心奪われると言われています。

外見至上主義の110話では、大富豪の御曹司・四宮輝紅が財布を落としてしまいます。その財布を拾った気弱で陰険な森永は、四宮に対し様々な悪事を仕掛けます。ところが、そんな森永の悪意に気づかない四宮は、すべて受け流してしまいます。

よりにもよって悪キャラの森永に落とした財布を拾われ、中身を暴露されてしまう四宮。それなのに優しく対応する四宮のかわいい一面が見られると評判になりました。

次に紹介する111話で、四宮はバイクに乗って登場します。そのバイクに乗って四宮が疾走するシーンがかっこいいと話題になっています。

四宮が乗っているバイクもかっこいいと評判で、一説にはイタリアのオートバイメーカー・ドゥカティのスーパーバイク999に似ているというのです。イケメンでかっこいい四宮が、これまたかっこいいバイクで登場する111話は、ファンならずとも必見と言えそうです。

外見至上主義における四宮・登場回、最後に紹介するのは第230話。財閥企業会長である四宮輝紅の父が初登場します。この回では、四宮よりもむしろボディガードを引き連れて現れる、四宮の父親の方が強烈に印象に残ることでしょう。

口数こそ少ないのですが、ぶっきらぼうな印象は与えずなぜか優しさを感じさせる四宮輝紅。中でも主人公・蛍介に示される優しさは不可解なほど。転校してきた蛍介に初めて会った時から、なぜか四宮は蛍介に優しいのです。なぜ四宮はこうも蛍介に対して優しいのでしょうか？

実は、四宮が初めて作中に登場した7話から最新話に至るまで、この外見至上主義における最大の疑問・「なぜ？」に対する答えは示されていません。最初から蛍介に目をつけていたかのような不可解な行動を取る四宮ですが、「なぜ？」と思わせる謎の行動が読者を作品に釘付けにしているようでもあります。なぜ康介にやさしいのかについての解明は、今後の作品の展開に期待しましょう。

外見至上主義の中でも個性的なキャラの四宮輝紅ですが、彼にはモデルとなった人物がいるのでしょうか？読者の間では、四宮のモデルは、作者のパク・テジュンではないか？という声が多く上がっているようです。

外見至上主義の作者・パク・テジュン（T.Jun、本名: 박태준）は、1984年9月3日生まれの韓国の漫画家でタレントです。当初は韓国のコメディ番組「オルチャン時代」に出演するなどタレントとして活動していたテジュンですが、その後、WEB漫画家としてデビューします。貧しい家庭に育ったテジュンは、小学生のころから漫画を読んだり描いたりすることが唯一の楽しみだったと後に語っています。

また、外見至上主義を創作する際には、西森博之の「今日から俺は!!」や真鍋昌平の「闇金ウシジマくん」といった日本の漫画作品から影響を受けたと語っています。さらに、尊敬する漫画家として「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」で知られる漫画家・鳥山明の名前を挙げたり、「行け!稲中卓球部」や「ヒミズ」の作者・古谷実が最も好きな漫画家だと明かしています。

四宮のモデルの件に話を戻しますと、パク・テジュンは幼いころに自分の容姿にコンプレックスを抱いていたと言います。思い悩んだデジュンは、ついに美容整形手術を受けるに至ります。その後、漫画家を目指して大学のアニメーション科に進学。大学中退後には、タレント活動を経てWEB漫画サイトにて「外見至上主義」を発表し、国内外で大ヒットを記録します。

人気漫画家になるまでの経緯を見ると、作者デジュンと外見至上主義の主人公・長谷川蛍介（韓国版ではパク・ヒョンソク）の重なる部分が多いことに気づくでしょう。しかし、肝心の四宮輝紅のモデルが誰なのかは公表されていませんし、ヒントとなる事実も明らかになっていません。いつの日か作者により明らかにされることを期待しましょう。

ここまで、外見至上主義の四宮紅輝特集をお届けしてきましたが、最後に四宮に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想・評価は、ひたすら外見至上主義の楽しさを語っているツイートからです。特に四宮は、見た目はもちろんの事、包容力や内面の充実度などスパダリ感が圧倒的だそうです。

続いて紹介する感想・評価は、人気投票で1位になった四宮がかわいいというツイートからです。犬が苦手なのに蛍介が困っていると引き取るところなど、3話がおすすめのようです。

次に紹介する感想・評価は、外見至上主義が面白過ぎて一気に全話読んだという方のツイートからです。キャラが皆魅力的なのですが、特に蛍介が好きでたまらない四宮が可愛いそうです。

最後に紹介する感想・評価は、主人公と自分の境遇が似ているので外見至上主義に共感できるという方のツイートからです。四宮たちキャラがかわいくかっこいいとした上で、人を見た目で判断してはいけないと改めて自戒しているようでした。

ここまで、「外見至上主義】四宮輝紅がかっこいい！」と題して四宮のプロフィールからかっこいい顔や目に関する読者の感想、そしてなぜ蛍介に優しいのか？などの疑問について登場回の情報も交えてお届けしてきました。いかがでしたでしょうか？

無口でクールな印象を与える四宮ですが、主人公の蛍介に対するきめ細やかな心遣いから優しい性格が明らかになっています。蛍介に対してなぜそれほどまでに優しいのかや、四宮のモデルは誰なのかなど未だ謎に包まれた存在ですが、今後明かされていくかも知れません。外見至上主義の今後の展開に期待しましょう。