僕の心のヤバイやつは気持ち悪い？陰キャ少年と陽キャ少女のラブコメ漫画の評価は？

気持ち悪いと言われている理由や感想・評価を知る前に、まずは「僕の心のヤバイやつ」の基本情報を紹介していきます。僕の心のヤバイやつは2018年から連載されている漫画で、2022年11月時点でコミックは7巻が刊行されています。累計発行部数は200万部を突破しており、2023年にアニメが放送される事が決定しています。

漫画「僕の心のヤバイやつ」の原作者は「桜井のりお」です。桜井のりおは埼玉県出身で、2002年から活動している漫画家です。2002年に週刊少年ジャンプの漫画賞の最終候補に残っており、他の漫画の代わりに掲載された「ピノキ夫。」がデビュー作品になっています。その後、週刊少年チャンピオンで執筆する事を決め、「子供学級」という作品で初めて連載を勝ち取っています。

ここからは漫画「僕の心のヤバイやつ」が気持ち悪いと言われている理由を考察していきます。アニメ化が決定している「僕の心のヤバイやつ」は面白いという感想が多く挙がっていますが、一部の読者からは気持ち悪いという否定的な感想も挙がっているようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」は「市川京太郎が山田杏奈をおかずにしている事」が気持ち悪いと言われているようです。市川京太郎は中学生なので気になる女の子を性的な目で見る事は理解できますが、それをわざわざ描写している事が気持ち悪いと言われているようです。また連載当初は「週刊少年チャンピオン」の漫画だったため、少年誌で性的な描写をする事も気持ち悪いという意見が挙がっている理由のようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」の原作者・桜井のりおは「ずっと下ネタを挑み続ける」と公言しているため、それが市川京太郎の性的な描写がされた理由のようです。そのため桜井のりおのファンにとっては日常的な描写ですが、初めて「僕の心のヤバイやつ」を読んだ読者は気持ち悪いと感じたかもしれません。

桜井のりおが描くキャラクターは生々しい姿をしているため、キャラクターの見た目から市川京太郎の発言を想像できてしまう事も気持ち悪いと言われている理由のようです。また物語途中からは純粋なラブコメ作品になっているため、「序盤は気持ち悪いけれど、物語途中からラブコメとして面白い」という意見が正しいかもしれません。

漫画「僕の心のヤバイやつ」は「市川京太郎の言動が気持ち悪い」と言われているようです。市川京太郎はかなり中二病を拗らせているキャラクターで、物語冒頭には「山田杏奈を殺したい」という意味不明な発言をしています。そんな市川京太郎の「自分に酔っている姿」が読者から気持ち悪いと言われている理由のようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」の市川京太郎は友達がいない根暗な中学生のため、楽しそうに学校生活を送っている生徒たちとの間に温度差を感じています。その温度差が怒りに変わって中二病的な発言をしているため、市川京太郎の利己的な考えが気持ち悪いと言われているようです。

物語冒頭で「山田杏奈を殺したい」という気持ち悪い考えを見せていた市川京太郎ですが、何だかんだでその時から山田杏奈に対して好意を抱いていました。また山田杏奈は市川京太郎に興味を抱いていませんでしたが、接点が多くなった事でいつの間にか両想いになっています。そんな山田杏奈の唐突な恋心が理解できない・気持ち悪いという意見に繋がっているようです。

市川京太郎は山田杏奈に対する恋心を自覚してからまともな人間になっていますが、それまでは根暗で危ない奴だったため、山田杏奈が市川京太郎に恋心を抱いた理由が分からないという意見が挙がっているようです。また山田杏奈の男性の趣味が気持ち悪いという厳しい意見も挙がっているようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には気持ち悪いという否定的な意見が挙がっていますが、アニメ化されるほどの人気作品になっているため、全体的には気持ち悪いよりも面白いという意見の方が多い事が分かります。また純粋な恋心を抱いた事で市川京太郎の気持ち悪い部分が改善されているため、「僕の心のヤバイやつ」は市川京太郎の成長が面白いという意見も挙がっているようです。

気持ち悪い・面白いと言われている理由を知った後は、漫画「僕の心のヤバイやつ」のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。漫画「僕の心のヤバイやつ」は新しいラブコメと言われているようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」は「市川京太郎が山田杏奈を観察しているシーン」から始まります。根暗な市川京太郎は「陽キャの山田杏奈は自分を見下している」と勝手に思い込んでおり、山田杏奈に対して一方的な殺意を向けていました。そんな中、市川京太郎の安息の地・図書室に山田杏奈が姿を見せ、課題をしていた山田杏奈にカッターを貸した市川京太郎がドキドキしています。

市川京太郎は学校帰りに本屋に立ち寄っており、その時に「モデルの山田杏奈が載っている雑誌」を見つけました。市川京太郎が雑誌を買おうか迷っている時に山田杏奈が姿を見せ、山田杏奈は他の客に「自分が載っている」というアピールをしましたが、それに失敗した事で落ち込んでいます。そして市川京太郎は「山田杏奈が別の世界に住んでいる事」を再認識して呆然としています。

当初は山田杏奈に対して殺意を向けていた市川京太郎ですが、物語途中に自分の気持ちは恋心である事に気付きました。それでも市川京太郎は「心の病」と考えて自分の気持ちを認めようとしませんでしたが、山田杏奈に「自転車に乗せてほしい」と頼まれた時にドキドキしています。そして市川京太郎が色んな事を考えていた時に山田杏奈から「変化を恐れるタイプ」と言われています。

市川京太郎は山田杏奈が「牛乳をカバンに入れている姿」を目撃しました。その行動が気になった市川京太郎は山田杏奈を観察しており、山田杏奈は図書室でプルーチェというお菓子を作ろうとしていた事が判明します。そして大雑把な性格をしている山田杏奈が牛乳パックに直接お菓子の粉末を入れようとしていたため、市川京太郎がそれを制止してボウルのある家庭科室に向かいました。

放課後に市川京太郎は図書室でボーっとしており、その時に山田杏奈から「LINEしている？」と尋ねられ、「LINEすらしていない陰キャと思われたくない」と考えた市川京太郎は「している」と答えました。また山田杏奈は「スタンプを送る」と言いましたが、市川京太郎はそれを断っており、次の日に女子生徒が「男子全員とLINEを交換する」と言った事で山田杏奈の目が殺意に満ちています。

市川京太郎は山田杏奈から漫画を借りるために渋谷で待ち合わせをしており、山田杏奈が「行きたい所がある」と言った事でパンケーキ店でデートをする事になりました。また店の仕組みが分からない市川京太郎は四苦八苦しており、いい所を見せられなかった事で落ち込んでしまいます。その後、山田杏奈の買い物にも付き合い、帰りの電車に乗った時に2人は手を繋いでいます。

市川京太郎は休み中に骨折してしまい、学校生活に介助が必要になっていました。そのため教師から「仲の良い友人はいないか」と聞かれ、「山田には迷惑を掛けたくない」と考えて「山田とは仲良くない」と答えてしまいます。それを山田杏奈が聞いていた事で市川京太郎は落ち込んでしまいますが、帰り道で「本当は山田に頼りたい」と素直に謝罪し、その言葉を聞いた山田杏奈は「知ってる」と返答して笑顔を見せました。

気持ち悪い・面白いと言われている理由やあらすじネタバレを見た後は、漫画「僕の心のヤバイやつ」に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。キャラクターのプロフィールや人間関係を一覧でまとめていきます。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には「市川京太郎」というキャラクターが登場しています。市川京太郎は本作の主人公で、中学校に通っている中学生です。自身を「スクールカーストの底辺」と決めつける根暗な性格をしており、頂点に位置する人気者・山田杏奈に一方的な殺意を抱いています。その頃から山田杏奈に対して恋心も抱いていましたが、物語途中までその気持ちに気付いていませんでした。

孤独を好んでクールを装っている市川京太郎ですが、実際にはお人好しな性格をしているため、作中では自己犠牲の精神で他人を助けている様子が描かれています。また姉と母親からは「京ちゃん」と呼ばれており、それなりに成績が良い事が分かっています。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には「山田杏奈」というキャラクターが登場しています。山田杏奈は本作のヒロインで、市川京太郎のクラスメイトです。170センチの長身を持つプロの雑誌モデルで、学校で一番の美少女として知られています。何事にも一生懸命に取り組む性格をしており、男にあまり興味がない事で普段は女友達と過ごしています。

山田杏奈はかなり食い意地が張っているキャラクターのため、給食は常に大盛りで、校則違反のアメやスナック菓子を学校に持ち込んでいます。物語途中から市川京太郎に対して恋心を抱いていましたが、市川京太郎が「山田のような美少女が自分を好きになる訳がない」と考えていた事で関係が進展していませんでした。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には「小林ちひろ」というキャラクターが登場しています。小林ちひろは山田杏奈の親友・クラスメイトで、バスケットボール部に所属しているキャラクターです。面倒見が良い性格をしているため、山田杏奈に言い寄る男たちを払いのける役割を担っています。また山田杏奈が小林ちひろにベタベタしているため、市川京太郎は小林ちひろを「彼氏さん」と呼んでいます。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には「関根萌子」というキャラクターが登場しています。関根萌子は山田杏奈の友人・クラスメイトで、派手な見た目をしているキャラクターです。見た目と同様に言動もギャルで、市川京太郎は心の中で「ビッチさん」と呼んでいます。また物語途中に「友達想いで優しい性格」をしている事が判明したため、その時から読者人気が高くなっているようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には「吉田芹那」というキャラクターが登場しています。吉田芹那は山田杏奈の友人・クラスメイトで、勝ち気な性格をしているキャラクターです。グループの中ではツッコミ役を担当しており、プライベートではヤンキー漫画を読む事を趣味にしています。

気持ち悪い・面白いと言われている理由やあらすじネタバレを見た後は、漫画「僕の心のヤバイやつ」に関する感想・評価を一覧で紹介していきます。漫画「僕の心のヤバイやつ」は累計発行部数200万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想・評価が挙がっているようです。

漫画「僕の心のヤバイやつ」には気持ち悪いという否定的な意見が挙がっていますが、読者からは面白いという反対意見も多く挙がっているようです。また気持ち悪い部分と面白い部分が同居している作品のため、「僕の心のヤバイやつ」は新しいラブコメという感想・評価も挙がっているようです。

読者から気持ち悪いと言われている市川京太郎ですが、物語途中からは男気溢れる姿も見せているため、そんな市川京太郎がかっこいいという感想・評価が挙がっているようです。また周りが全部敵に見える市川京太郎の気持ちが理解できるという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、「僕の心のヤバイやつ」は2023年にアニメが放送される事が決定しているため、ファンから「アニメが楽しみ」という感想が挙がっているようです。また市川京太郎や山田杏奈の声を演じる声優が気になるという感想も挙がっているようです。

本記事では漫画「僕の心のヤバイやつ」が気持ち悪いと言われている理由やあらすじ・登場人物を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？漫画「僕の心のヤバイやつ」には気持ち悪いという否定的な意見が挙がっていますが、全体的には面白いという肯定的な意見の方が多いようです。そんな「僕の心のヤバイやつ」を読んだ事がない方も、本記事のあらすじネタバレを参考にしながら是非ご覧ください。