【パリピ孔明】月見英子の声優は本渡楓！代表作・キャラや歌唱担当も調査

パリピ孔明においてヒロインを務めるのが月見英子です。今回はそんな月見英子について、キャラクター性やアニメでの声優、歌唱パートについてまとめて紹介していきます。

月見英子がヒロインを務めるパリピ孔明は2019年から講談社の運営するwebコミック配信サービス「コミックDAYS」にて原作四葉タト先生、作画小川亮先生のコンビで連載され、2021年からは習慣ヤングマガジンに移籍して2022年10月現在も連載されている作品です。高い人気を誇って雑誌掲載に移籍するという珍しい作品で、2020年には「次にくるマンガ大賞2020」では特別賞を受賞するなど評価も高い作品になっています。

中国が魏・呉・蜀の3つに分かれて覇権を競っていた三国時代、そんな三国時代で稀代の天才軍師とされ蜀に仕えた諸葛亮孔明は魏と争う五丈原の戦いにおいて病に侵されます。薄れゆく意識の中「次の生があるながら、戦いのない平和な時代に生まれたい」と願った諸葛亮孔明は気がつくとハロウィン真っ盛りの現代日本の渋谷に転生していました。そんな孔明が酔っ払った若者に連れ込まれたクラブにて出会う事になるのが月見英子です。

パリピ孔明において諸葛亮孔明が「軍師」として仕える事になるのがヒロインの月見英子です。歌手EIKOとしてBBラウンジでアルバイトをしながらステージで歌うなど活躍していました。パリピ孔明連載開始時は実力はあるものの知名度が低かった事から歌手の夢を諦めかけていましたが、孔明の後押しを受けて成長していく事になります。三国志には疎く古語も疎い為、孔明の事も基本的には知りませんでした。

月見英子は実は複雑な家庭事情から1度は自殺しかけたという過去を持っており、BBラウンジのオーナーである小林に拾われた事で現在もBBラウンジで働いています。孔明の事は知らなかったものの、その手腕を信頼しマネージャーをしてもらう事になります。ちなみに月見英子という名前の元ネタになっているのは諸葛亮孔明の三国志での伴侶である「黄月英」であるとされています。

そんな月見英子のアニメでの声優を担当したのが本渡楓です。1996年3月6日生まれで声優としては2015年にデビューして活動しています。幼少期には女優やモデルなど人前に出る仕事に憧れていましたが、オーディションには落ち続け、友人の誘いもあって声優を志す事になります。高校2年生の時に日本ナレーション演技研究所名古屋校に入校しました。同期には長縄まりあ、依田菜津などがいます。

デビュー作は2015年に放送されたアニメ「青春×機関銃」でキャラクターは名前のない女性キャラクターでしたがその後少しずつ主要なキャラクターを演じる機会も増えてきている声優です。プライベートでは大の辛党として知られており、カバンの中にタバスコソースを入れて持ち運ぶなどしているエピソードなどで知られています。元々アニメが好きだったわけではないものの「NARUTO」などはよく見ていたとされています。

演じたキャラクターへの愛や作品愛が強くなる事が多い声優としても知られており、綿密に打ち合わせをして演じるなどしている他、質問のし過ぎでスタッフに引かれたといったようなエピソードなども持っています。

そんな本渡楓は2022年10月現在26歳で結婚していても不思議ではない年齢ではありますが、現時点では結婚や恋人がいるという情報はありません。2020年に出演したラジオでネタとして結婚を話題にした事はありますが、以降も噂などはなく現在は仕事に一生懸命であると考えられています。

声優のギャラは「声優基本ランク×時間割増率×180％」というのが基本で決められているとされています。声優基本ランクは声優としての実績などで上がっていき15～45までがあり、そのランクに1000を乗算した結果が基本的な数字になるのです。時間割増率は作品の長さなどで変動する割合の事で昨今多くなっている1話30分のアニメが1.0、120分のアニメなどになると2.3など決められた数字で計算される事になります。

2022年10月現在、本渡楓の声優基本ランクがいくつになるかは不明ですが、アニメパリピ孔明で月見英子役を務めた本渡楓はメインヒロインを担当する事も増えています。ただ声優の世界は10年は新人と言われる世界なので仮に最低ランクの15で計算した場合、パリピ孔明は30分アニメなので計算すると1話あたり27000円がギャラになるのではないかとされています。

本渡楓が初めて主人公役を担当したキャラクターが2015年放送のアニメ「ヒミツのここたあま」の四葉こころ役です。ヒミツのここたまは元々は女児向けハウスドール玩具として始まったシリーズで、アニメ化の際に人間側の主人公である四葉こころを担当する事になっています。

本渡楓が声優として高く評価されるきっかけとなった作品がアニメ「ゾンビランドサガ」の源さくら役です。ゾンビランドサガはゾンビとして蘇った少女達がプロデューサーの元でご当地アイドルとして活動していくという作品で、源さくらは主人公キャラクターになっています。本渡楓はこのアニメでの演技を高く評価されて「第13回声優アワード」の新人女優賞を受賞するなどしています。

本渡楓が声優としての実力を十二分に発揮したと言われるキャラクターがアニメ「魔女の旅々」で演じたイレイナ役です。イレイナは魔女の旅々の主人公で、イレイナが様々な国を渡り歩く連作短編小説を元にしたアニメになっています。ファンからはハマり役と言われる程に称賛をされており、特に人格が分裂した回では22人のイレイナを1人で演じ分けるといった演技もしています。

声優を担当する事が発表された際にネタにされたキャラクターがアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」で演じたメイプル役です。痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。はVRMMORPGを題材としたアニメでその作品の主人公になるメイプルですが、メイプルはゲームのキャラクター名であり、本名は本条楓と言います。名前が1字違いなキャラクターを演じた事で話題になりました。

本渡楓が初めて声優として多くの人に認知されたキャラクターとされているのがアニメ「亜人ちゃんは語りたい」で演じた小鳥遊ひかり役です。2017年に放送されたアニメで小鳥遊ひかりはそんな作品において天真爛漫なヴァンパイアという役でした。

本渡楓が演じたキャラクターの中でも難しい設定のキャラクターだったとされるのがアニメ「色づく世界の明日から」で演じた月白琥珀役です。月白琥珀は主人公月城瞳美の祖母の魔法使いで、主人公を2018年に送り出した張本人です。本渡楓はそんな月城琥珀の高校生時代の声優を担当しています。

本渡楓が演じたキャラクターの中でも特に思い入れが深いキャラクターとされているのが「刀使ノ巫女」の衛藤可奈美です。元々演じたキャラクターや作品への愛が深い声優として知られていた本渡楓でしたが、衛藤可奈美に関してはアニメが回を重ねるごとにどんどん惚れ込んでしまう結果になっています。そのガチっぷりにはファンからは「刀使ファンの頂点」と称される程になっています。

その他本渡楓さんが声優としてこれまでに演じてきたキャラクターとしては「アニメガダリス」の阿佐ヶ谷未乃愛役、「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」の大良儀紫苑役、「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」の桐生瑞葉役、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の剣城みく役、「競女」の青葉風音役、「ヒナまつり」の三嶋瞳役、「不思議なソメラちゃん」の野乃本ククル役などを演じています。

その他本渡楓が声優として近年演じたキャラクターとしては「勇者、辞めます」のエキドナ役、「明日ちゃんのセーラー服」の苗代靖子役、「ダンス・ダンス・ダンスール」の五代都役、「異世界薬局」のシャルロット・ソレル役、「精霊幻想記」のフローラ＝ベルトラム役、「見える子ちゃん」の百合川ハナ役、「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」のライカ役などを演じています。

アニメパリピ孔明においてはヒロインの月見英子は歌手であり、作中には度々歌を歌うシーンがあります。そんな歌唱シーンでの歌、及びED曲を担当したのが96猫（くろねこ）さんです。96猫さんはニコニコ動画やYoutubeで「歌い手」として活躍した女性歌手で、ソニー・ミュージックレコーズでメジャーデビューし、現在はエイベックス・マネジメントに所属しているアーティストです。

96猫さんのその他のプロフィールとしては生年月日は1993年3月30日、身長は142.3cm、出身は大阪である事などが明らかになっています。また元々が動画投稿サイトでの活動がメインだった事もありVTuberとしても活動していたりします。身長が低い事をコンプレックスにしており、「歌ってみた」などではコラボ相手にいじられるのがある種のお約束になっていたりもします。

そんな96猫さんが中心となった歌っているのがパリピ孔明のED曲「気分上々↑↑」です。元々は2006年にmihimaruGTが発表した9作目のシングル曲で、CMソングなどとしてタイアップされた事で人気を集めオリコンチャート初登場で7位を記録し、mihimaruGTを代表する楽曲になっています。アニメパリピ孔明では96猫がカバーをする形で使用されています。

元々のmihimaruGTが「hiroko」と「miyake」の男女2人組ユニットだった事もあり、歌い分けが特徴になっていましたが、パリピ孔明のED曲としてのアレンジでは基本的に96猫さんが1人で歌唱を担当、合いの手のような形で諸葛亮孔明役の置鮎龍太郎、KABE太人役の千葉翔也などが参加する形を取っています。

ここからは既にアニメパリピ孔明を視聴した人の月見英子の声優本渡楓についての感想をまとめて紹介していきます。パリピ孔明は原作でも人気のあった作品だけにアニメ化の際には誰がメインヒロインである月見英子の声優を担当するのか注目が集まりました。実際に月見英子役が本渡楓と発表された際には喜びの声も多くなっています。

実際にアニメ放送後には本渡楓さんの演じた月見英子がイメージ通り過ぎて驚いたという感想も見られる結果になっています。また既に多くのヒロイン役を担当しているだけに月見英子のイメージにはぴったりという声と共に別の作品で演じたキャラクターと比較して同じ声優とは思えないと言われる程の演技力の幅がある事に驚いたとする感想も見られます。

パリピ孔明作中でも特に気分の浮き沈みが激しいタイプのキャラクターであるだけに演じるのが難しいのではないかとされていた月見英子を見事に演じきっているとする感想が多くなっており、ハマり役の1つに数える人もいる程になっています。

アニメパリピ孔明は月見英子の歌唱シーンも非常に多くその歌唱を担当した96猫に関しては、元々「歌ってみた」などで活躍する歌い手だっただけに今回のような担当の仕方に驚きの声が溢れる結果になっています。歌い手として活躍していた頃から様々な楽曲を歌っていた経緯もあって実際にアニメパリピ孔明作中で歌唱されたどの曲も安定感ある歌唱力で良かったという声も多くなっています。

またそもそも月見英子の声優を担当した本渡楓と歌唱パートを担当した96猫の声質からか別人が担当しているとは思わなかったとする感想も見られます。全く違和感がなかったという声が多く、エンドロールで分かれているのに初めて気づいたとする感想も見られる結果になっています。声優と歌唱パートが別人であると知った上で見てもそれを感じさせないという感想も多いです。

アニメパリピ孔明においてヒロインである月見英子役は声優を本渡楓が、作中に非常に多い歌唱パートを96猫が担当する形で担当しています。既にパリピ孔明を視聴した人からは別人が演じていると分からなかったとする感想もある程に違和感がない形になっており、安定して見る事ができるともされています。まだパリピ孔明を視聴していない人は月見英子の声と歌唱にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？