やまとは恋のまほろばのネタバレあらすじ!人気青春恋愛漫画の登場人物・相関図は?

青春恋愛漫画として高い人気を誇る作品がやまとは恋のまほろばです。LINE漫画で連載された奈良を舞台にした作品で大学の古墳研究会、通称古研を舞台にした物語が展開される作品です。今回はやまとは恋のまほろばについて、あらすじをネタバレありで紹介しつつ、登場人物の相関図や作品の見どころ、既にやまとは恋のまほろばを読んだ人の感想などもネタバレありでまとめて紹介していきます。

やまとは恋のまほろばのネタバレあらすじ!人気青春恋愛漫画の登場人物・相関図は?のイメージ

目次

  1. やまとは恋のまほろばとは?
  2. やまとは恋のまほろばの漫画あらすじネタバレ
  3. やまとは恋のまほろばの登場人物・相関図
  4. やまとは恋のまほろばの見どころ
  5. やまとは恋のまほろばは連載中止?
  6. やまとは恋のまほろばに関する感想や評価
  7. やまとは恋のまほろばのネタバレまとめ

やまとは恋のまほろばとは?

やまとは恋のまほろばの概要

やまとは恋のまほろばはLINE漫画で連載された青春恋愛漫画です。高い人気を獲得すると共に高い評価を受けた作品でもあり、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で「審査委員会推薦作品」に選出、第10回ananマンガ大賞で大賞を受賞、次くるマンガ2020のwebマンガ部門にもノミネートされる程の作品になっています。

やまとは恋のまほろばの作者

そんなやまとは恋のまほろばの作者は浜谷みお先生です。プライベートな情報は多くが非公開になっていますが、いくつかの情報が明らかになっています。ネタバレすると漫画を書き始めた頃は22歳で、その後26歳にて集英社の「金のティアラ大賞」にて銅賞を獲得した事で漫画化デビューを果たします。その後いくつかの読み切り作品を発表後、1度漫画から離れてしまいます。

再び筆を取ったのは2019年、その時に描いたのが読み切り版のやまとは恋のまほろばでした。その後はトントン拍子で話が進み連載する形になったとされています。やまとは恋のまほろばは作者の浜谷みお先生にとっては初の連載作品であり代表作となりました。

やまとは恋のまほろば | 文春オンライン

やまとは恋のまほろばの漫画あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

中河内大学の1年生三和穂乃香は中学時代からの友人丹菜に連れられて合コンに参加していました。しかし彼女はいわゆる人数合わせであり、デブでメガネをかけた体型から男性陣に陰口を言われてしまいます。しかし穂乃香はそんな陰口に慣れてしまっており「自分は前方後円墳と呼ばれるのが普通」と言い負かすのでした。中学時代からの友人の友葉は大学デビューを果たし3人でいる事も多いですが穂乃香は疎外感を感じるようになるのでした。

そんな穂乃香は大学で「古墳研究会」、通称古研に所属していました。部員は3年生の可児江と1年生の飯田との3人だけ、そのほんわかした雰囲気が穂乃香は気に入っていました。ある時、飯田と古墳を見に行く事になった穂乃香は飯田から古墳のマスコット「おたけやん」をプレゼントされます。その時に言われた「穂乃香に似ていてかわいい」というセリフから穂乃香は飯田を意識するようになります。

これまでしっかりとした恋愛経験のない穂乃香はついつい飯田を意識してしまい避けるようになります。そんな時、再び数合わせで呼ばれた合コンに参加していると、偶然トイレで可児江と会います。酔った勢いで自身の本音を語った穂乃香は可児江に連れ出されます。それから古研のメンバーで可児江の家で飲み直す事になり酔った飯田に穂乃香は抱きしめられてしまうのでした。

一方で丹菜は合コンの一件で穂乃香と可児江が付き合っていると勘違いします。ネタバレするとイケメンが好きで可児江の事が気になった丹菜は再び穂乃香に構うようになります。そんな丹菜の思惑も知らず、穂乃香は丹菜と仲良くできる事を喜ぶのでした。大学に入ってどんどん変わる人間関係に穂乃香は自身の成長を感じるのでした。ここまでが漫画1巻に収録されたネタバレありのあらすじになります。

2巻あらすじネタバレ

2巻のネタバレありのあらすじでは1巻のラストで可児江の事が気になった丹菜の行動から描かれる事になります。部室に出向く事になった丹菜はそこで可児江と仲良くなると古研メンバー、丹菜、友葉の5人で花火大会に行く事になります。最初は可児江と丹菜を2人きりにして友菜と飯田と穂乃香の3人で回っていましたが、たこ焼きを買いに出た穂乃香が迷子になってしまいます。

携帯も忘れてしまっていた穂乃香は自分だけが場違いだと考え帰ろうとしますが、そこで飯田が発見してくれます。息を切らしながらも探してくれた飯田に穂乃香の想いは加速していきます。想いを抑えきれない穂乃香は飯田を古墳の近くで行われる「勺玉作り」イベントに誘います。このイベントでお互いに作った勺玉を交換し穂乃香は飯田を好きになっている自分を明確に認識するのでした。

その後、古研のメンバーは他の大学と合同で行われる奈良の合宿に参加する事になります。そこで穂乃香が出会う事になったのが女性の先輩である鈴川でした。普段は無愛想ながらも古墳に対しての愛情が深い鈴川に四苦八苦しながらも一緒に昼食を取ってみると悪い人ではない事に気が付き、鈴川の知識によって増々古墳に魅力を感じるようになります。しかしこの合宿中、飯田と鈴川が度々一緒にいるのを見て穂乃香は複雑な気持ちになります。

3巻あらすじネタバレ

波乱万丈な夏合宿が終わり、夏休みが開けたある日、丹菜の家でガールズトークをする穂乃香、友葉、丹菜の3人。これまでどこか疎外感を感じていた穂乃香でしたが、このガールズトークにおいて恋バナをきっかけとして丹菜との距離が少し近づいたように感じます。そして鈴川先輩やツー坊先輩を加えた古墳研究会メンバーに友葉&丹菜を加えておたけやま古墳の掃除に行く所で3巻のラストは締めくくられています。

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やまとは恋のまほろばの登場人物・相関図

やまとは恋のまほろばの相関図

やまとは恋のまほろばはあらすじでもネタバレしたようにヒロインである三和穂乃香を中心にした相関図で描かれます。気になる相手である飯田と古研の部長である可児江、友人である丹菜と友葉が基本的に関わってくる構図です。1巻から2巻の途中までのあらすじでは主な登場人物は彼らだけでしたが、2巻途中、奈良での合宿編からここに他の大学にて古研に所属している鈴川と坪井が新たに関わってくるようになります。

登場人物①三和穂乃香

やまとは恋のまほろばのヒロインが三和穂乃香です。大学1年生で、自分の容姿については、悪口や陰口を色々な形で聞き続けてきた結果として、サラッと受け流せるように達観するようになりました。高校の頃からの友人である友葉、そして友葉経由で友達になった丹菜と共に行動する事が多いですが、あらすじでもネタバレしたようにキラキラでふわふわした雰囲気の2人に劣等感を抱いていたりもします。

所属している同好会、古墳研究会、通称古研に関しては大学内での唯一の憩いの場として考えています。やまとは恋のまほろばのメインのあらすじは今回ネタバレしたように彼女の飯田への恋心を描く模様が描かれる事になります。

登場人物②飯田

やまとは恋のまほろばにおいて、ヒロインの穂乃香が恋をする相手になるのが飯田です。穂乃香を中心とした相関図的には穂乃香と同じ1年生で古墳研究会の同期でもあります。顔はイケメンですが穏やかで物静かな性格をしています。その穏やかな性格から人を選ばずに接するタイプの為、穂乃香にも素で接してくれる数少ない相手であり、そんな所があらすじでもネタバレしたように穂乃香から好かれるきっかけとなります。

登場人物③可児江

古墳研究会の幹事長で大学3年生として登場するのが可児江です。穂乃香を中心とした相関図としては同じ古墳研究会のメンバーであり先輩に当たります。積極的に活動するタイプで、古墳研究会以外にも部活やサークルに参加していたります。お調子者である一方で観察力が高く、穂乃香が飯田を意識している事を真っ先に見抜いており、ネタバレするとあらすじの中で穂乃香にそれを指摘したキャラクターでもありました。

余談ですが、浜谷みお先生のインタビューによると元々やまとは恋のまほろばは恋愛漫画として構想したものの、飯田のようなキャラクター性では物語が進まず、物語の潤滑油として登場させたのが可児江であるとネタバレされています。

登場人物④友葉

やまとは恋のまほろばにおいて穂乃香を中心とした相関図で友人関係にあるのが友葉です。高校時代からの友人であり、大学デビューを果たした黒髪ロングの美人です。あらすじでもネタバレしたように付き合いが長い事もあってか穂乃香が始めてから飯田を意識している事を明かして相談した相手でもあります。

登場人物⑤丹菜

やまとは恋のまほろばにおいて穂乃香を中心とした相関図で友人関係にあるのが丹菜です。大学に入学後、友葉を通じて穂乃香と知り合い友人になりました。ふんわりかわいい系な見た目をしています。また面食いな所があり、あらすじの中でもネタバレしたように可児江の事が気になっていたりします。よく自身の理想のイケメンを求めて合コンを開いている合コンマスターでもあります。

登場人物⑥鈴川

やまとは恋のまほろばにおいて奈良での合宿編で登場する事になったのが鈴川です。穂乃香を中心とした相関図では古墳研究会に所属する先輩と言える関係です。大学3年生で、登場人物の中でも特に古墳に詳しいです。

登場人物⑦坪井

やまとは恋のまほろばにおいて奈良での合宿編にて登場したキャラクターの1人が坪井です。古墳研究会の3年生で仲の良い可児江などからは「ツー坊」の愛称で呼ばれています。同じ学年である鈴川とは過去にひと悶着あった事が明らかになっています。登場人物の中では穂乃香を中心とした相関図では一番遠い存在であるキャラクターになっています。

やまとは恋のまほろばの見どころ

見どころ①穂乃香と飯田の恋愛

やまとは恋のまほろばは恋愛を中心に描かれる漫画なので、1番の見どころはやはり穂乃香と飯田の恋愛模様です。あらすじでネタバレしたようにこれまで恋愛なんて縁遠いものだと考えていた穂乃香は大学入学して古墳研究会に所属して飯田と出会ってどんどん変わっていく事になります。

また穂乃香は友達である友葉には相談するなどかなり意識していますが、飯田目線でどのように思っているのかが分からないという感想もあり、この恋模様がどのような結末を迎えるのかが1番の見どころになっています。

見どころ②古墳研究会の雰囲気

やまとは恋のまほろばにおいてもう1つ見どころになっているのが古墳研究会の雰囲気です。穂乃香は大学デビューを果たした友葉と少し距離感を感じており、大学で唯一の癒やしの場がこの古墳研究会になっています。そしてやまとは恋のまほろばには古墳研究会が穂乃香の癒やしの場であるという事が伝わるシーンが非常に多いのです。

ちなみにタイトルやまとは恋のまほろばの「まほろば」とは日本の古語で「住みやすい場所」「素晴らしい場所」と言った意味がある言葉になっており、タイトルにも穂乃香が古墳研究会を大切な場所として考えているという思いが込められていると感想を集めています。恋模様以外の穂乃香の何気ない日常を見守るのも面白いと考えらています。

見どころ③古墳の知識

やまとは恋のまほろばでは穂乃香が自分の居場所として古墳研究会に所属している事もあり、あらすじの中で自然と古墳の話が飛び出します。穂乃香が相関図で繋がるキャラクターの多くも古墳に大なり小なり興味を持つ登場人物が多いので自然とそういう会話が多くなるのです。彼らの何気ない会話の中で飛び出す古墳の基礎知識や豆知識もついつい読み進めてしまう要因になっているとされています。

やまとは恋のまほろばを読んで今まで古墳に興味がなかった人も興味を持ったとする感想を集める程で、古墳の魅力に気付かされたという感想も見られる程になっています。もちろんあくまでもきっかけなので重苦しく読むわけではなく楽しく古墳の事を知るには良い漫画であるとされています。

実際、やまとは恋のまほろばは古墳を数多く持っている奈良県、そして古墳関係者からも高い評価を受けており、これまでにいくつかコラボレーションイベントなども行われていたりもします。

やまとは恋のまほろばは連載中止?

やまとは恋のまほろばが連載中止になっていた理由

やまとは恋のまほろばは実は1度「連載中止」という状態に陥った事がある作品です。連載中止が告知されたのは2020年9月14日の事で、その日更新された最新話のラストにやまとは恋のまほろばの連載が中断される事を示す発表コメントが掲載されていたのです。

漫画において休載は決して珍しくはなく、それだけならそこまで問題ではなかったかと思われます。実際やまとは恋のまほろばは連載開始当初は毎週月曜日更新だったものが、度々休載するようになり毎週の更新が難しくなり隔週更新になったという過去もありました。加えて中断が発表される直前の2回は本編の更新が出来ない為という理由で過去の読み切り作品が公開されるという事態もあったのです。

その為、連載中止自体はいつかは来る可能性があるかもと考えられてもいましたが問題はそこに書かれているコメントでした。ネタバレすると運営側のコメントとして「作品作りの新方針」が理由として説明されていたのです。同時にこの発表直後は作者である浜谷みお先生のコメントも掲載されていたのですが、それがいつの間にか削除されており読めなくなっていました。

やまとは恋のまほろばの連載中止に読者が納得できない理由

読者としては連載中止の発表に対して納得できないという感想が集まる事になっています。やはり最大の理由は連載中止の理由として発表された「新方針」について、別ページを含めても一切の説明がないというのが挙げられます。やまとは恋のまほろばは概要でもネタバレしたように第10回anan漫画大賞で大賞を受賞したり、第23回メディア芸術祭・マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれるなどLINE漫画の中でもかなり評価されている作品です。

加えて読者の中にはやまとは恋のまほろばはメディアミックス展開もしやすい作品であったと評価する感想もあります。そもそもテーマの古墳は漫画の中でかなり斬新な切り口ですし、やまとは恋のまほろば作中に登場する古墳型マスコットの「おたけやん」も人気が出そうなデザインになっています。そのような漫画が方針の転換という理由だけで連載中止に追い込まれるのは納得がいかないという感想が出る事になったのです。

そこに当初は掲載されていた作者コメントの非表示化という対処も相まって運営に対しての不信感が募る結果になっているのです。やまとは恋のまほろば以前に長期休載になった作品などは「作者の体調不良」など明確な理由がコメントとして発表される事もあっただけに、不明瞭な理由説明が納得できないとされる要因になっています。

同時に読者からは長期休載にあたって、やまとは恋のまほろば程の素晴らしい作品がこれまで無料で読めていたのが問題だったとする声もあり単行本を買うなどしてなんとか連載再開されるようになって欲しいと考えたとする感想も見られます。

連載再開した経緯

その後、特段新しいコメントなどもないまま月日が流れた2022年4月、ついに連載再開が発表される事になります。連載再開にあたっては、これまでのLINE漫画での連載だけでなく、「文春オンライン」での連載後にLINE漫画でも公開されるという形式が取られる事になりました。

文春オンラインでも1話から改めて掲載が行われた後、新たなエピソードが公開されていく形になっており、2022年10月現在も連載が継続して行われています。また連載再開に際して単行本の新装版も発売されています。

やまとは恋のまほろばに関する感想や評価

ここからは既にやまとは恋のまほろばを読んだ人の感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。やまとは恋のまほろばは心情描写や構成が上手くて共感性が高い漫画だとする感想が多くなっています。大学入学をきっかけに変わってしまった友人に疎外感を感じてしまったという細かなエピソードなどは過去に経験があるとする感想もある程に共感性が高く、身近に感じる事ができる漫画だとする感想が多いです。

またあらすじや登場人物の相関図などの構成が秀逸であるとする感想も多くなっています。無駄なキャラクターが一切おらず、主要な登場人物の全員が穂乃香の心情を描くのに必要だとされています。それほどまでに登場人物が完成されており、相関図を含めて穂乃香の心理描写を描くのが上手いとされています。

また穂乃香以外の登場人物も噛み合っているようで噛み合っていない絶妙な距離感の描き方が上手いとする感想も多くなっています。今回ネタバレしたように他人の事は分かっているようで分かっていないというのが描かれるのも共感性が高くなる要因になっているとする感想も見られる程で、特に可児江の立ち位置が絶妙でかっこいいとする感想も多いです。

可児江以外の登場人物に関しても穂乃香を中心にして描かれる大学生活のリアルを描くのに必要なキャラクターが揃っているとする感想も多いです。ネタバレしたように古研の飯田と可児江はもちろん、イケメンである2人を狙うような動きをする丹菜など作中の相関図がそのまま現実の大学生に当てはまりそうな形になっているのが共感性を高める要因にもなっており、良いとする感想も多くなっています。

また漫画でここまで古墳に触れている漫画は珍しく、基礎知識から豆知識までしっかり描いているのが凄いする感想も多くなっています。今回ネタバレしたように登場人物の多くも古墳をきっかけに繋がっていたりと無理のない形で古墳について触れていく形が良いとする感想も多いです。古墳というこれまでにあまり漫画のテーマとして扱われる事がなかった題材だからこそ斬新で読みやすいという感想も見られる程です。

やまとは恋のまほろばのネタバレまとめ

やまとは恋のまほろばはLINE漫画で連載されている古墳をテーマにした恋愛漫画で今回ネタバレしたように丁寧な描写や共感性の高いキャラクターや構成などから高い人気を誇る作品です。一時は連載中止された時期もありましたが2022年10月現在は連載が再開されており、今回ネタバレしたあらすじはこのまま人気が高まっていけばドラマ化などもあるのではないかともされている作品になっています。

今回ネタバレしたように登場人物の数も多くなく相関図もシンプルで分かりやすく読みやすい作品なのでまだやまとは恋のまほろばを読んでいないという人はLINE漫画で読めるのでぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか?

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