【ベイビーステップ】丸尾栄一郎（エーちゃん）の戦績や声優は？鷹崎奈津との関係は？

「ベイビーステップ」は硬式テニスに打ち込む少年を描いた漫画で、週刊少年マガジンで連載されました。作者は勝木光で、連載期間は2007年から2017年までです。コミックは全47巻が発売され、2021年には発行部数が1260万部（電子版を含む）を超えました。NHK Eテレで放送されたアニメは2014年に第1シリーズ、2015年には第2シリーズが各25話で放送されました。

「ベイビーステップ」は神奈川県藤沢市をモデルにして、テニスに生きがいを見つけた男子高校生の青春を描いた物語です。特徴は、高校の部活ではなく、外部のテニススクールを舞台にしているところです。作者の勝木光は自身がテニスの経験者で、丹念に取材を重ねた結果、戦術、技術、トレーニング理論などがリアルに描かれています。2014年の「講談社漫画賞・少年部門」の受賞作です。

主人公・丸尾栄一郎（エーちゃん）は成績優秀な高校1年生です。日頃の運動不足を補うために、無料体験を行っている南テニスクラブ（STC）に参加します。そこで出会ったプロ志望の鷹崎奈津と話すうちに、丸尾栄一郎は本気でテニスに打ち込むことになります。高校のテニス部副主将という選手との初試合に挑んだ丸尾栄一郎は才能の片りんを見せ、それ以来、抜群の動体視力に努力を重ね、実力を身に付けていきます。

「ベイビーステップ」の主人公・丸尾栄一郎（通称・エーちゃん）は、大杉高校1年生、成績優秀。誕生日・9月20日、血液型・A型、身長・170㎝、体重・68㎏。兄弟はなく、家族は両親だけです。外見は、くせ毛のために頭頂部がまるでトサカの様に見えるのが特徴です。外部の南テニスクラブ（STC）に所属しています。

「ベイビーステップ」の主人公・丸尾栄一郎の性格を見ていくと、真面目で几帳面、神経質な性格で、ノートの中身を見た同級生から変人と言われるほど几帳面です。テニスに関しては、誰よりも努力家です。プレーや試合をつぶさに分析し、戦略を考え、細かくノートに記録しており、緻密な理論派と言われています。

丸尾栄一郎にとって初めての公式戦です。1回戦・大林良と対戦、スコア0-6で大林の勝利。結果は、1回戦で敗退しました。STC（南テニスクラブ）での練習試合で江川逞と対戦、スコア0-6で江川の勝利。

この試合では、1回戦で6点を取った丸尾が勝利、2回戦でも勝利し、3回戦に進みますが、敗退します。相手選手の名前、スコアなどは描かれていません。

1回戦・越水成雪と対戦、スコア6-3で丸尾。2回戦・登川純太と対戦、スコア6-1で丸尾。3回戦・宮川卓也と対戦、スコア7-6で丸尾。4回戦・寺島隼人と対戦、スコア6-2で丸尾。準々決勝・岩佐博水と対戦、スコア6-4で丸尾。準決勝・荒谷寛と対戦、スコア1セット1-6で荒谷、2セット4-6で荒谷に敗北。ベスト4で敗退。

1回戦・佐藤尚人と対戦、スコア6-1で丸尾。2回戦・酒井ただしと対戦、スコア6-2で丸尾。3回戦、4回戦共に丸尾は6点取って勝利。決勝・寺島隼人と対戦、スコア1セット6-1で丸尾、2セット6-0で、丸尾が優勝を果たします。

1回戦・難波江優と対戦、スコア1セット2-6で難波江、2セット1-6で難波江。結果は1回戦敗退。STCでの練習試合では江川逞と対戦、1セットは2-6で江川、2セットは途中棄権で敗退。

1回戦・西村浩司と対戦、スコア6-0で丸尾。2回戦・宮川卓也と対戦、スコア6-2で丸尾。3回戦・渡辺健と対戦、スコア6-1で丸尾。準々決勝・岸鉄平と対戦、スコア6-0で丸尾。準決勝・最上紀彦と対戦、スコアは1セット6-3で丸尾、2セット6-2で丸尾の勝利。決勝・荒谷寛と対戦、スコアは1セット3-6で荒谷、2セット6-3で丸尾、3セット7-9で荒谷の勝利。結果は丸尾の準優勝。

1回戦・矢河辺忠則と対戦、スコア1セット6-0で丸尾、2セット6-3で丸尾の勝利。2回戦・井出義明と対戦、スコア1セット16-2で丸尾、2セット3-6で井出、3セット7-5で丸尾の勝利。3回戦・小野カズマと対戦、スコア1セット6-3で丸尾、2セット6-3で丸尾の勝利。

準々決勝・高木朔夜と対戦、スコア1セット7-5で丸尾、2セット6-2で丸尾の勝利。準決勝・難波江優と対戦、スコア1セット6-4で丸尾、2セット2-6で難波江、3セット5-7で難波江の勝利。丸尾はベスト4で敗退。

1回戦・武田創生と対戦、スコア1セット6-4で丸尾、2セット6-0で丸尾の勝利。2回戦・岡田隆行と対戦、スコア1セット3-6で岡田、2セット6-1で丸尾、3セット6-4で丸尾の勝利。3回戦・深沢諭吉と対戦、スコア1セット6-3で丸尾、2セット6-0で丸尾の勝利。

準々決勝・緒方克己と対戦、スコア3-6で緒方、2セット7-6で丸尾、3セット8-6で丸尾の勝利。準決勝・神田久志と対戦、スコア1セット7-5で丸尾、2セット6-7で神田、3セット11-13で神田の勝利。ベスト4で敗退。

1回戦・ピート・ゴンザレスと対戦、スコア1セット6-4で丸尾、2セット6-4で丸尾の勝利。2回戦・サンティアゴ・グリアンと対戦、スコア1セット3-6でグリアン、2セット6-7でグリアンの勝利。丸尾は2回戦で敗退。

予選1回戦・小西公男と対戦、スコア1セット6-4で丸尾、2セット6-2で丸尾の勝利。予選2回戦・秋本功と対戦、スコア1セット6-3で丸尾、2セット6-1で丸尾の勝利。予選3回戦・浅野芯と対戦、スコア1セット6-4で丸尾、2セット6-3で丸尾の勝利。

全日本テニス選手権大会本戦、1回戦・玉越伸二と対戦、スコア1セット6-2で丸尾、2セット6-1で丸尾の勝利。2回戦・江川逞と対戦、スコア1セット4-6で江川、2セット7-5で丸尾、3セット11-9で丸尾の勝利。3回戦・種村峰周と対戦、スコア1セット6-3で丸尾、2セット7-6で丸尾の勝利。準々決勝・吉道大樹と対戦、不戦勝で丸尾の勝利。準決勝・門馬歩夢と対戦、スコア1セット0-6で門馬、2セット1-6で門馬の勝利。ベスト4敗退。

プロのプレイヤーとなって初めての試合、予選1回戦・アルバ―・クリストフと対戦、スコア1セット1-6でクリストフ、2セット4-6でクリストフの勝利。予選の1回戦で敗退。

予選1回戦・アルバー・クリストフと対戦、スコア1セット6-3で丸尾、2セット6-4で丸尾の勝利。2回戦・川越革と対戦、スコア1セット6-4で川越、2セット3-6で丸尾、3セット6-2で丸尾の勝利。3回戦・ジュゼッペ・アッピアと対戦、スコア1セット6-3で丸尾、2セット6-2で丸尾の勝利。

慶稜チャレンジャー本戦、1回戦・王偉と対戦、スコア1セット7-5で丸尾、2セット7-6で丸尾の勝利。2回戦・磯部駿助と対戦、スコア1セット6-2で丸尾、2セット6-2で丸尾の勝利。3回戦・吉道大樹と対戦、スコア1セット2-6で丸尾、2セット途中棄権で丸尾の勝利。

準決勝・渡邊隆敏と対戦、スコア1セット6-0で丸尾、2セット6-4で丸尾の勝利。決勝・ラメス・クリシュナと対戦、スコア1セット1-6でクリシュナ、2セット6-4で丸尾、3セット7-6で丸尾の勝利。結果は丸尾の優勝。

準決勝・河野順平と対戦、スコア1セット3-6で河野、2セット6-7で河野の勝利。結果、丸尾はベスト8で敗退。

1回戦・ジェームス・ファウラーとの対戦で、丸尾は1セット0点、ファウラーは3点を取ったところで、連載は終了しました。

「ベイビーステップ」の丸尾栄一郎の声優について紹介します。丸尾栄一郎を演じている声優は村田太志です。プロフィールは、1982年5月13日生まれ、血液型・AB型、高知県出身で、「アクロスエンタテインメント」に所属する声優です。2009年から声優として活動を開始。初めての声優としてのメインキャラクターは、2011年のアニメ「遊☆戯☆王ZEXAL」の等々力委員長役です。

声優・村田太志の主な出演作とキャラは、「アルドノア・ゼロ」カーム・クラフトマン、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ノルバ・シノ、「食戟のソーマ」伊武崎峻、「TSUKIPRO THE ANIMATION」宗像廉、「ALL OUT!!」江文優、「メイドインアビス」ジルオ、「ガンダムビルドダイバーズ」マギー、ゲーム「ダンジョントラベラーズ2」フリード、「ゴッドイーター」ウィリアム、「白猫プロジェクト」ピラウ。

「ベイビーステップ」の鷹崎奈津は大杉高校の生徒、丸尾栄一郎と同級生、同じ南テニスクラブ（STC）に所属しています。可愛らしい容姿から「大杉高校のアイドル」と呼ばれ、ニックネームは「なっちゃん」です。誕生日・10月23日、血液型・B型、身長は170㎝。性格は活発で社交的、テニスのスタイルは感覚を大事にするタイプです。鷹崎奈津は丸尾栄一郎がテニスに目覚めるきっかけになった人物です。

なっちゃんこと鷹崎奈津と丸尾栄一郎の関係について見ていくと、栄一郎のノートを見て「変人」のように思ったなっちゃんですが、彼がテニスに目覚めたのはなっちゃんのおかげでもあります。同じようにテニスに打ち込む二人は、互いのプレーに興味を持ちます。そして、次第に好意を寄せ合うようになり、栄一郎はなっちゃんに告白しようとしますが、いつもタイミングが悪く、失敗してしまいます。

結局、3年生になった夏に、なっちゃんの方から告白し、二人は交際することになりました。その後、なっちゃんがテニス留学のためにアメリカへ行くことになります。栄一郎はなっちゃんのためにアメリカ行きを後押しします。こうして、離れ離れになった栄一郎となっちゃんですが、遠距離での恋愛関係は続いていきます。

丸尾栄一郎がテニスを始めたのは高校に入学してからです。それまでは勉強に重点を置き、運動はしてきませんでした。高校でも変わらない様子を心配した母親に南テニスクラブ（STC）の見学を勧められ、行ってみると、そこに同級生の鷹崎奈津（なっちゃん）がいたのでした。鷹崎奈津の誘いに乗って体験に参加した栄一郎。ところが、誤ってプロを目指すクラスに入ってしまいます。

テニスどころか運動もしたことのない栄一郎にとっては完全に体力不足です。すっかりバテてしまった栄一郎ですが、日を改めて再びSTCに行き、コートに入ってみます。すると、偶然打ち返すことができ、手応えの様なものを感じた栄一郎は、テニスの面白さに気づきます。こうして、テニスに打ち込む日々を送ることになったのでした。

テニスの面白さに気づき、本格的にテニスに打ち込むことになった丸尾栄一郎。体験に参加した際、小学生にさえ負けてしまう体力しかなかったため、栄一郎はまず体力作りに励みます。また、テニスのフォームを研究するためにひたすら壁打ちをするなど、非常に研究熱心です。納得できるまで練習を続ける根気と集中力があり、まさに「努力の天才」であるということです。

「努力の天才」と言われる丸尾栄一郎は、天性の眼の良さを持っています。視力がいいということに加えて動体視力が非常に優れています。その能力は、夕暮れ時、走る電車の中にいる父親を見つけることができるほどです。この抜群の動体視力はテニスでも大いに発揮され、相手のプレースタイルを読み、相手の返球の軌道や着地点などを見極めることができます。

研究熱心な丸尾栄一郎は、自分のプレーで気づいたことや相手のプレーの特徴、癖などをすべてノートに書き記していきます。この栄一郎のノートのことを「エーちゃんノート」と呼びます。テニスを始める前、勉強でも熱心にノート作りをしていた栄一郎のことは校内でも話題となりました。

ある時、鷹崎奈津が栄一郎のノートを借りた際、あまりにも几帳面に細かく書いてあることから、彼のことを変わり者のような発言をしています。テニスを始めてからはテニス版「エーちゃんノート」として、日々、自分や相手のプレーについて書き記していくのでした。

丸尾栄一郎が使用しているラケットについて見ていきます。栄一郎は「プリンス社」の製品を愛用しています。漫画版では「Prince TOUR DIABLO XP」、「Prince EXO3 TOUR TEAM100」です。アニメ版では「プリンス社」のグラファイト（画像・下）です。

こちらの名言は、「努力の天才」と称される丸尾栄一郎の言葉です。根気よく努力を続けていくことが大切だと考える丸尾栄一郎ならではの名言と言われています。

こちらの名言は、神奈川ジュニアテニスサーキットの準決勝、荒谷との対戦で敗北した丸尾栄一郎が、自身の実力不足からの敗北を認めて言った名言です。自分の欠点を認められる丸尾栄一郎は潔いと言われています。

こちらの名言は、丸尾栄一郎がテニスの難しさを語った名言です。丸尾栄一郎は高校に入ってからテニスを始めて、努力に努力を重ねて強くなっていきました。そんな彼でもこの名言のように実感することがあったということです。

「ベイビーステップ」の丸尾栄一郎について、栄一郎は「努力の天才」と言われるほどの努力家で、たとえ負けても敗因を冷静に分析し、次に生かすために研究するという性格です。そんな丸尾栄一郎の前向きな姿に救われたという感想です。

「ベイビーステップ」の丸尾栄一郎について、試合中でもノートに書いて分析をする栄一郎のスタイルが印象的だということです。また、日頃は穏やかな栄一郎が、テニスのことになるとこれまでの研究、分析を基にした戦略を立てます。そんなエーちゃんが素敵だったという感想です。

「ベイビーステップ」の丸尾栄一郎はテニス歴も浅く、負けて悔しい想いもしますが、研究熱心で、敗因についても分析し、前向きに努力を続ける人物です。こちらの方も丸尾栄一郎の思考は、押しつけがましさがない、いやらしさがない、というところが引き込まれるということで、途中からでも物語の中に入り込めるという感想です。

いかがでしたか？「ベイビーステップ」の丸尾栄一郎の戦績や性格、エーちゃんノート、名言、声優について紹介しました。栄一郎を演じている声優は村田太志で、様々なアニメで活躍している声優でした。「努力の天才」と呼ばれる栄一郎は、テニス歴は浅いですが、努力と前向きな性格、エーちゃんノートによって実力を付けました。また、同級生で、栄一郎の恋の相手となるなっちゃんこと鷹崎奈津について紹介しました。

テニスを始めたきっかけとなったなっちゃんと栄一郎は恋愛関係となり、最終的には遠距離恋愛という形になりました。物語は終わってしまいましたが、栄一郎の前向きな性格や熱い試合の数々が面白いと言われる「ベイビーステップ」を、どうぞお楽しみください。