電脳コイルのあらすじをネタバレ解説!アニメの魅力・登場人物や感想を紹介

当記事では『電脳コイル』のあらすじをネタバレ解説していきます。ネット上では「トラウマになった」という声があがると同時に作品自体を高く評価している方が多いようです。では、なぜトラウマになるのか?今回は『電脳コイル』のあらすじをネタバレしつつ、アニメの魅力を紹介。また『電脳コイル』の登場人物・キャラクターやネット上に寄せられた感想・評価も紹介するので併せてご覧ください。

電脳コイルのあらすじをネタバレ解説!アニメの魅力・登場人物や感想を紹介のイメージ

目次

  1. 電脳コイルとは?
  2. 電脳コイルのあらすじと最終回をネタバレ解説
  3. 電脳コイルはトラウマになるアニメ?面白い魅力を紹介
  4. 電脳コイルのキャラ・登場人物一覧
  5. 電脳コイルの謎や用語をネタバレ考察
  6. 電脳コイルのマスコットキャラ
  7. 電脳コイルに関する感想や評価
  8. 電脳コイルのあらすじネタバレまとめ

電脳コイルとは?

電脳コイルの概要

『電脳コイル COIL A CIRCLE OF CHILDREN』はマッドハウス制作のSFアニメです。『機動戦士ガンダム』シリーズやスタジオジブリ作品、『新世紀エヴァンゲリオン』といった作品に携わってきたアニメ監督・脚本家・演出家の磯光雄の初監督作品。HHK教育テレビジョンにて、2007年5月12日から12月1日にかけて全26話が放送されています。

電脳コイルの主題歌

『電脳コイル』の主題歌は、オープニングテーマが「プリズム」、エンディングテーマが「空の欠片(そらのかけら)となっています。作詞・作曲・歌は両曲とも池田綾子さんが手掛けており、テレビ版(TV EDIT)の収録先は「電脳コイル サントラ音楽集(徳間ジャパンコミュニケーションズ」です。

電脳コイル|磯光雄監督作品 - 徳間書店

電脳コイルのあらすじと最終回をネタバレ解説

『電脳コイル』の最終回はスピード感、濃密さ共に満足感のある展開となっていました。特にラストシーンにおけるデンスケの登場の仕方に注目したいところ。では、ここから『電脳コイル』のあらすじを最終回までネタバレ解説するのでぜひご覧ください。

電脳コイルのあらすじネタバレ

ここでは『電脳コイル』のあらすじをネタバレしていきます。金沢市から最新の電脳インフラを備える地方都市・大黒市に引っ越してきた主人公・小此木優子(ヤサコ)は、早々に謎の生物と黒い空間に遭遇しました。電脳ペットのデンスケがヤサコを守ろうと、そのイリーガルという謎の生物を追いかけて行ってしまったことで、謎の黒い空間に迷い込んでしまいます。

そこでヤサコはデンスケを救出すべく、自称「電脳探偵」を名乗るフミエに協力を依頼したことで無事デンスケの救出に成功しました。これを機にヤサコは子供たちで構成されている「電脳探偵局」の一員となります。ヤサコが転校してきた次の日、天沢勇子(イサコ)が転校してきました。

ヤサコはイサコに対し、名前の読み方が同じ「ゆうこ」だということで親近感を感じたため、仲良くしようと話しかけていくもイサコに突っぱねられてしまいました。それによって二人は頻繁に関わるものの、友達ではないというちぐはぐした関係を築いていきます。そんな中、イサコは何かを探してあちこちで事件を起こし、ヤサコはこれに巻き込まれていくのでした。

電脳コイルの最終回ネタバレ

日常劇が繰り広げられていた『電脳コイル』ですが、次第にシリアスへと変貌していきます。では、ここから『電脳コイル』のあらすじの最終回を見ていきましょう。まず最終回になってこれまで停止されていた認識と違うことが発覚していきます。

というのも、イサコの兄・信彦は5年前の事故の時にすでに死んでいたものの、意識不明になった信彦のための物ということで電脳医療空間「電脳医療空間4423」が作られていました。実はその医療空間は、信彦の死に耐えられないイサコのために作られた装置だったのです。つまり、電脳空間上でイサコの兄・信彦を作り上げ、その兄とイサコを関わらせることでイサコの心の治療をおこなっていくということ。

4423という数字はイサコの患者ナンバーでした。そしてその医療電脳空間を作り上げたのが、当時病院に務めていたメガじい、ヤサコの祖父です。しかしヤサコの祖父・メガじいはイサコの医療中に起きたハプニングによって帰らぬ人となります。そこで電脳空間のナビゲーターとして機能していたデンスケがヤサコの手に渡ることになりました。

ヤサコは電脳探偵局の一員となった日の夜、夢の中の鳥居が連なる階段で「僕は4423、君の兄だ」という声を聞いているのですが、実はこのヤサコが電脳メガネをつけたまま寝た時に見る4423の夢はデンスケの存在が原因となっています。メガじいの葬式の日、ヤサコはデンスケに付いて行くうちにイサコの心の治療のために作られた電脳医療空間4423の中に迷い込み、信彦と出会いました。

その後ヤサコは信彦に恋をしたためキスしました。しかしそれを目撃したイサコの心は歪んでしまい、ミチコさんとなる存在を生み出し、さらに治療終了と同時に閉じられるはずだった電脳医療空間4423を存続させ、それが「あっち」と呼ばれる電脳空間となってしまいました。そしてイサコの「交通事故で意識が戻らない兄」という偽の記憶を植え付けたのが、ミチコさんを生み出せる能力を研究しようとしたメガマス本社です。

その後、イサコは兄の死の真相を知ってしまいます。それによって電脳コイル現象を引き起こして電脳体と体が分裂してしまい意識を失ったイサコ。そこでヤサコは電脳空間に入っていき、閉じこもってしまったイサコの説得を試みるのでした。ヤサコの説得が功を奏し、イサコは兄に結んでもらったツインテールを解くことで兄の死を受け入れ、生きていく決意をします。

電脳コイルはトラウマになるアニメ?面白い魅力を紹介

『電脳コイル』は10年以上前のアニメですが、トラウマになるアニメでありながらも2022年時点で「面白い」と注目を集めています。どうやら、ネット上の感想では子供の頃に見た時に「怖い」というイメージを持っていた方が多いようです。しかし同時に「懐かしい最高のトラウマアニメ」という感想あがっているため、面白い魅力的な作品と認識されているのが分かります。そこで、ここでは面白い魅力をまとめてみました。

面白い魅力①ホラー的な要素

始めにトラウマアニメ『電脳コイル』の面白い魅力として挙げられるのは、「ホラー的な要素」というものです。本作はホラー系作品にありがちな不気味なBGMで怖さを演出するようなことはなく、あえてホラー的な要素を強調するようなことはありません。

主人公・ヤサコがそこまで怖がっていないことで怖さを軽減しているせいか、むしろ終始楽しそうな雰囲気が漂っていました。また、登場人物がそれぞれ好奇心を満たすためだったり、何かしらの目的のために行動していたりしていたため、トラウマになりがちなホラー的な要素があまり頭に入ってこなかったことも関係しているのかもしれません。さらに、誰も死ななかったというのも安心できる要素です。

面白い魅力②日常にあるAR

次にトラウマアニメ『電脳コイル』の面白い魅力として挙げられるのは、「日常にあるAR」というものです。本作に登場する「AR」とは、拡張現実のことを指しています。ARを見るためのメガネは誰もが持っており、そのメガネをかけると電脳ペットという生き物、たとえば第一話でいきなり登場する電脳ペット・デンスケです。

ほかにもハムスターの電脳ペットなどが登場しています。そして電脳ペットはメガネで見ることができる存在であるため、体温がなく触れることもできません。当然、メガネを外すと見えなくなります。ただ、電脳といえども生き物として存在しているため自由に動き回って迷子になることもありました。

面白い魅力③冒険心を思い出させる

次にトラウマアニメ『電脳コイル』の面白い魅力として挙げられるのは、「冒険心を思い出させる」というものです。小学生の主人公がさまざまな経験をしていくのですが、その経験のどれもが少年少女の持つ冒険心を原動力にしているところがあります。そのため、視聴者はきっとアニメを見ていくうちに冒険心を思い出すはずです。

たとえば、古い空間にある「メタバグ」を集めると、メガシ屋という店でアイテムと交換できるといった宝さがしゲームのようなものがあります。イサコが使用する「暗号(地面などにチョークで描く魔法陣)」の効果による攻撃や防御も、ワクワク感を作り出す要素の一つとなっていました。

さらに、古い空間には「イリーガル」と呼ばれる得体の知れない電王生物や、ARのバグを消去するために巡回している公的ロボット・サッチーが「古い空間」をバグとみなしてそれを消去するべく、そこにいる子供もろとも攻撃してきたり、電波状況が悪いためにメガネがまともに機能しない時があったりと、さまざまな制約・危険が良いバランスで緊張感を与えてくれます。

面白い魅力④小学生の葛藤

次にトラウマアニメ『電脳コイル』の面白い魅力として挙げられるのは、「小学生の葛藤」というものです。

本作は学校でいじめが発生するのは、優越感や安心感を得ようとすることが原因であると伝えています。そしていじめをおこなっている本人は純粋に楽しいからやっているだけであって、いじめだとは認識していないことや、いじめを見て見ぬふりする第三者・傍観者もいじめの対象にされたくないためにいじめを助長しているのだということを上手く描いていました。

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電脳コイルのキャラ・登場人物一覧

『電脳コイル』は異世界ファンタジーのような異世界での冒険を描くようなフィクションとは違って、日常にある特定の条件を満たすと異世界に行けるというオカルトな世界観となっていました。では次に『電脳コイル』の登場人物・キャラを一覧形式で見ていきましょう。

キャラ①小此木優子

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、1人目は本作の主人公であるヤサコこと小此木優子(おこのぎゆうこ)です。金沢市から大黒市に引っ越してきた女の子で、大黒市立第三小学校に転入後は6年3組に在籍することになっています。大人しめの性格をしたヤサコは、メガばあにデンスケを救出してもらう代わりに、会員番号「八」としてコイル電脳探偵局に入局させられていました。

キャラ②小此木早苗

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、2人目は電脳駄菓子屋を経営しているメガばあこと小此木早苗(おこのぎさなえ)です。ヤサコの父方の祖父。コイル電脳探偵局の創始者。メタタグを作り出す特殊技能の持ち主で、発売禁止になったメタタグを所持していたり、電脳メガネや電脳アイテムなどに関する豊富な知識を有していました。ただ、4年前に倒れた影響で所々記憶が飛んでいます。

キャラ③天沢勇子

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、3人目はもう一人の「ゆうこ」であるイサコこと小此木早苗(あまさわゆうこ)です。主人公・優子と区別するため、「勇」の訓読みをもとにイサコというあだ名を付けられています。偶然にもヤサコが転入した翌日に、イサコもまた同じクラスに転入し、さらに金沢市から大黒市に引っ越してきたという点も同じです。強気な性格をしており、他者を寄せ付けない振る舞いをしています。

キャラ④橋本文恵

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、4人目は電脳ペット・デンスケを捜索中のヤサコと出会っていたフミエこと橋本文恵(はしもとふみえ)です。ヤサコにとって大黒市で初めての友人で、ヤサコと同じくコイル電脳探偵局の会員でもあります。ダイチの嫌がらせに対し、ハッキング技術や電脳アイテムを使って抵抗し続けたことで、暗号屋であるイサコも認めるほどの電脳技能を持つに至っていました。

キャラ⑤原川玉子

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、5人目は大黒市市役所空間管理室の客員顧問であるオバちゃんこと原川玉子(はらかわたまこ)です。視聴者にトラウマを植え付ける「サッチー」の導入者。ハラケンの父方の叔母ということで「オバちゃん」と呼ばれていますが、彼女自身は17歳を自称しています。妥協のない性格をしており、必要と判断すれば違法な行為も躊躇しません。

キャラ⑥猫目宗助

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、6人目はカメラを持ち歩いている謎めいた少年・猫目宗助(ねこめそうすけ)です。父親は世界で初めてイマーゴを完成させて人間の集団無意識を電脳空間で実現させた人物ですが、その功績をメガマス社に奪われたのを機に父親が失踪し、さらに母親が入院生活を余儀なくされるという形で家庭が崩壊しています。そのため、メガマス社に復讐するべく行動を起こしていました。

キャラ⑦小此木京子

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、7人目はヤサコの妹・小此木京子(おこのぎきょうこ)です。デンスケやダイチに対して過激なイタズラを仕掛けるなど、その好奇心旺盛な性格がヤサコたちを悩ませていました。最終回にて小学生になっています。

キャラ⑧原川研一

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、8人目は大黒私立第三小学校6年1組に在籍しているハラケンこと原川研一(はらかわけんいち)です。少し不愛想な男の子で、生物部部長を務めています。交通事故で亡くなったカンナとは幼馴染で、彼女と喧嘩別れしてしまったことに負い目を感じていました。そのため、カンナとの共同研究であったイリーガルの観察を一人で続けています。

キャラ⑨沢口ダイチ

アニメ『電脳コイル』のキャラ・登場人物一覧、9人目はイサコに組織を完全制圧される前まで大黒黒客倶楽部のリーダーを務めていたダイチこと沢口ダイチ(さわぐちダイチ)です。ヤサコと同じクラス。気に入らない相手には電脳に限らずいじめを仕掛けるようなガキ大将気質があります。たびたびフミエにイタズラを仕掛けていますが、実はそれは好きな気持ちを素直に表現できないためのものでした。

電脳コイルの謎や用語をネタバレ考察

日常にある特定の条件を満たすと異世界に行けて、その異世界もに日常の延長のような場所になっているというオカルトな世界観を描いた本作には、視覚を操作してARを作り出すだけの道具がなぜか魂にも影響を与えるという問題が提起されているなど、そのほかにもさまざまな謎が存在しています。さらに用語も多いです。そこで、ここからは『電脳コイル』の謎や用語をネタバレ考察していきます。

ネタバレ考察①コイル電脳探偵局

1つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「コイル電脳探偵局」です。コイル電脳探偵局とは、メガばあが率いる探偵局のことを指しています。文字通り依頼を受けて電脳関連のトラブルを解決する事務所で、主な仕事は行方不明の電脳ペットの探索です。ダイチ率いるクラブ「大黒黒客倶楽部」とは対立関係にあります。メンバーは以下のとおりです。

  • No.零:メガばあ
  • No.一:ヤサコの父
  • No.弐:オバちゃん
  • No.五:ハラケン
  • No.七:フミエ
  • No.八:ヤサコ

ネタバレ考察②電脳ツール

2つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「電脳ツール」です。電脳ツールとは、電脳空間で使用できるアイテムのことを指しています。メガばあが経営するメガシ屋や通販電脳駄菓子屋などで販売されており、像データが破損する黒バグスプレーやサッチーのビーム攻撃から一時的に身を守るレンガ壁などさまざまなアイテムが登場しています。

ネタバレ考察③大黒黒客倶楽部

3つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「大黒黒客倶楽部(だいこくへいクークラブ)」です。ダイチが大黒市立第三小学校生物部の男子を中心に結成したクラブ。略称は「大黒黒客」「黒客」です。閉鎖された第三小学校西校舎をアジトにしています。活動内容は電脳イタズラ。のちにイサコが完全に制圧し、ダイチからリーダーの座を奪います。

ネタバレ考察④メタバグ

4つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「メタバグ」です。メタバグとは、空間の歪みに現れる謎の電脳物質のことを指しています。空間のバグが固まったものと推測されており、宝石の原石のような形をしています。そのため、非公式ながら大黒市の特産品となっていました。ごく稀に音や映像などの情報を含んでおり、その中には役に立つ機能があったりするため時々高値で取り引きされることもあります。

ネタバレ考察⑤キラバグ

5つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「キラバグ」です。都市伝説の一つで、実際に目にした者が少ない特殊なメタバグの一種。通常の物の30倍の値が付くとも言われています。

ネタバレ考察⑥メタタグ

6つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「メタタグ」です。メタタグとは、コイル電脳探偵局の基本ツールのことを指しています。メタバグを原料として作られる電脳アイテムの一種で、電脳空間や電脳ペットに作用するさまざまなプログラムが仕込まれています。お札を模しており、対象に貼り付けたり、投げつけたりすることで使用することができます。ちなみにメガばあにしか作れず、メガシ屋のみ販売されています。

ネタバレ考察⑦ミチコさん

7つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、子供たちの間で流行っている都市伝説「ミチコさん」です。ミチコさんは古い空間にいる存在。そして願いを叶えてくれる代わりに「アッチの世界」へ連れて行くため、子供たちから恐れられていました。

ネタバレ考察⑧葦原かんなの死

8つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、ハラケンと共にイリーガルの研究をしていた「葦原かんなの死」です。葦原かんなは電脳ナビの車両に跳ねられて事故死してしまっています。

報道ではかんなの不注意による事故とされていました。しかしその真相は、かんなが電脳コイル現象を起こして生身と電脳体に分裂してしまった後、電脳体だけを認識してしまった電脳ナビが生身のかんなを跳ねたというものでした。かんながイマーゴの能力によって、無意識に古い空間へ迷い込まなければ発生しなかった事件となっています。

ネタバレ考察⑨電脳コイル現象

9つ目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「電脳コイル現象」です。電脳コイル現象とは、電脳メガネをかけている人間が生身と電脳体に分裂してしまう現象のことを指しています。分裂してしまうと生身の体の方は意識喪失となり、その生身を電脳メガネ越しに見ると「NO DATA」と真っ黒に表示されます。

ネタバレ考察⑩電脳霧

10個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「電脳霧」です。電脳霧とは、電脳空間にのみ発生する霧のことを指しています。主に古い空間で発生し、メガネを取ると見えなくなるという特徴があります。電脳空間が不安定になると現れ、さらに不安定感が増すと黒い空間が現れます。

ネタバレ考察⑪古い空間

11個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、大黒市の至る所に存在している「古い空間」です。古い空間とは、メガネをかけることで見えるようになる位置情報や電子広告などのデータ情報が古いままの空間を指しています。

取り壊した建物のデータ情報が残ってさえいれば、メガネ越しに確認できますが、情報が更新されると見えなくなります。サッチーやキュウちゃんは、電脳空間を利用している交通機関や信号機などの古いデータを修正して回っていました。

ネタバレ考察⑫イリーガル

12個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「イリーガル」です。都市伝説の一つ。ペットマトンに感染する巨大化した黒い電脳体・ウィルスで、ペットの中か古い空間でしか存在できません。感染したペットは徐々に体を蝕まれるという特徴があります。

ネタバレ考察⑬イマーゴ

13個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「イマーゴ」です。都市伝説の一つ。葦原かんなが持っていた能力で、考えただけで電脳メガネを操ることができます。また古い空間を感じ取ることも可能。

ネタバレ考察⑭ヌル

14個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「ヌル」です。謎の電子生命体で、現実の世界と「アッチの世界」を繋ぐ通路が開かれると出現します。電脳体と生身に分裂する「電脳コイル現象」を引き起こす存在で、分裂した電脳体はヌルに「アッチの世界」へと連れて行かれてしまいます。

ネタバレ考察⑮4423

15個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「4423」です。あらすじネタバレでも触れている通り、ヤサコの夢の中に信彦が現れて「4423」という言葉を放っていたり、ヤサコのノートに記されていたり、イサコが見舞いに通う病院の部屋の番号だったりと、数字「4423」はあらすじの中で幾度も出てきます。

のちにヤサコが幼い頃に出会った少年が名乗った名前であり、イサコの兄・信彦を現す数字であることが判明。そして数字が現す信彦は既に帰らぬ人となっています。イサコが認識していた信彦は、イサコの心の治療を正しく導くために用意された仮想の存在でした。

ネタバレ考察⑯アッチの世界

16個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「アッチの世界」です。あらすじネタバレで触れていましたが、アッチの世界はイサコのために作られていた、電脳医療空間のために作られた世界のことを指しています。見た目は現実の世界とほとんど同じです。ただ、人間の代わりに謎の電子生命体「ヌル」が存在しています。ちなみに、キラバグを一定量集めることによって現実の世界とアッチの世界を繋ぐ扉が開かれるようです。

ネタバレ考察⑰電脳医療

17個目にネタバレ考察する『電脳コイル』の謎や用語は、「電脳医療」です。ヤサコの祖父・メガじいが携わっていた電脳メガネを活用した治療方法で、メガマス社の関連病院でおこなわれています。しかしメガじいがハプニングによって突然死したため、多くの秘密が残されることになりました。

電脳コイルのマスコットキャラ

『電脳コイル』には触れることができないものの、ヤサコにとってかけがえのない愛犬・デンスケのようなマスコットキャラが登場しています。デンスケはウイルスに感染したことで物語終盤にかけて次第に弱っていくものの、バグの塊に成り果ててしまいながらもヤサコを守る姿が描写されています。このことから分かる通り、マスコットと言えども命のある生きた動物そのものです。この特徴を踏まえた上でマスコットキャラを見ていきましょう。

デンスケ

1人目に紹介する『電脳コイル』のマスコットキャラは、ヤサコの電脳ペットの犬「デンスケ」です。ヤサコの祖父の死後、電脳メガネと一緒にヤサコに託されています。普段のお惚け顔が可愛らしい、メインマスコットに相応しい犬です。もともとデンスケは電脳空間に適合するように改造された実験用電子ペットでしたが、ヤサコの祖父・メガじいがさらに改造し、大量の機密事項がある「アッチの世界」へ接続するのに必要な鍵にしました。

オヤジ

2人目に紹介する『電脳コイル』のマスコットキャラは、「オヤジ」です。フミエのペットマトンで、視聴者に強烈なインパクトを与えるキャラクターデザインとなっています。

サッチー

3人目に紹介する『電脳コイル』のマスコットキャラは、サッチーです。オバちゃんが導入した管理ロボットで、主に違法なデータやバグを修正して回るという管理設定が施されています。一見すると危害を加えなさそうな設定となっていますが、修正対象がバグ感染したペットにも及ぶため、稀にペットなどがサッチーのビーム攻撃によって消されてしまいます。

メガシ屋で売っている電脳ツールも駆除対象となっているため、メガネが壊されたり初期化されたりされるということで、子供たちから恐怖対象として認知されていました。子供たちにトラウマを植え付けさせる存在でもあり、「ボク、サッチーヨロシクネ!」と無邪気そうな声で襲い掛かってくる様が恐怖心をあおります。ちなみに、管理外のドメインである民家や学校、神社などの敷地には入ってこれないようになっていました。

電脳コイルに関する感想や評価

ここまで『電脳コイル』のあらすじと最終回をネタバレ解説しつつ、面白い魅力や登場人物・キャラ一覧、謎や用語一覧、マスコットキャラと紹介してきましたが、果たしてネット上では『電脳コイル』に関してどのような声があがっているのでしょうか?ここからは『電脳コイル』について、ネット上に寄せられた感想や評価を紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

感想や評価:懐かしい最高のトラウマアニメ

トラウマアニメ『電脳コイル』の魅力に関する感想や評価があがっています。感想では「懐かしい最高のトラウマアニメ」と同時に「電脳コイル、大好きです」と言われていることから、本作のトラウマを植え付けさせる要素が高く評価される理由となっているのでしょうか?

感想や評価:めっちゃトラウマだった作品

トラウマアニメ『電脳コイル』の作品内容に関する感想や評価があがっています。感想では「めっちゃトラウマだった」と言われています。また『電脳コイル』を視聴していた頃、トラウマになる作品が『電脳コイル』以外になかったと言われているのですが、これはトラウマを植え付けさせるということで、『電脳コイル』が高く評価されているのかもしれません。

感想や評価:とおりゃんせがトラウマになった

トラウマアニメ『電脳コイル』のとおりゃんせに関する感想や評価があがっています。感想では「とおりゃんせがトラウマになった」と言われているのですが、これはオカルト的な要素を含んだ内容に注目されているようです。興味のある方はとおりゃんせのワンシーンをチェックしてみてください。

感想や評価:登場人物のイサコとオヤジが好き

トラウマアニメ『電脳コイル』の登場人物・マスコットキャラのイサコとオヤジに関する感想や評価があがっています。感想では登場人物であるイサコとオヤジが「好き」だと高く評価されています。なぜ登場人物の二人が高く評価されているのか?『電脳コイル』をご覧になる際は、高く評価された二人の登場人物に注目してみると良いかもしれません。

電脳コイルのあらすじネタバレまとめ

今回は『電脳コイル』のあらすじをネタバレ解説しつつ、アニメの魅力・登場人物や感想・評価を紹介をまとめてきました。

ネット上の感想・評価では『電脳コイル』を視聴してトラウマになったという声が多くあがっており、そのトラウマになった原因としてさまざまなオカルト・ホラー的な要素が挙げられていました。トラウマアニメ『電脳コイル』をご覧になる際は、ぜひ当記事で紹介した登場人物・マスコットキャラや面白い魅力、感想・評価を参考になさってください。

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