いぬやしきが完結!漫画最終回の内容や雑と言われるラストも紹介

GANTZの作者、奥浩哉先生の連載漫画でアニメ化や映画化されたいぬやしきが完結しました。UFOの墜落事故により宇宙人に機械の身体にされてしまった主人公の犬屋敷壱郎、そして相対するもう一人の主人公と言える獅子神皓。彼らはどのような結末を迎えたのでしょうか、ひどい、雑と言われてしまう完結とは。漫画いぬやしきの完結と、これまでのいぬやしきのあらすじをネタバレしつつご紹介いたしましょう!

いぬやしきが完結!漫画最終回の内容や雑と言われるラストも紹介のイメージ

目次

  1. いぬやしきの漫画が完結!最終回の内容がひどいという意見もある?
  2. いぬやしきのこれまでのあらすじをネタバレ紹介!
  3. いぬやしきの漫画が完結!漫画の最終回をネタバレ紹介!
  4. いぬやしきの漫画最終回がひどいといわれる理由とは?
  5. 完結したいぬやしきについてまとめ!

いぬやしきの漫画が完結!最終回の内容がひどいという意見もある?

2017年に全10巻で完結を迎えた、いぬやしき。原作終了後にアニメ化や映画化と注目を集めましたが、原作いぬやしきの評価はどうなのかと言いますと、好評もありつつ不評も多い様子です。最終回で何がひどいのでしょうか?雑に終わらせたと言われるような急展開に読者からは賛否両論です。何故こう言った意見が出てきたのか、これまでのいぬやしきのあらすじとともにご紹介しましょう。

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いぬやしきのこれまでのあらすじをネタバレ紹介!

宇宙人によって機械の身体にされ尋常ならざる力を得た、犬屋敷と獅子神。対照的に力を使っていた彼らは、ついに対決します。獅子神に勝ち、娘を奇跡的に救ってなお人々を救った犬屋敷。人々を救った映像によって、家族に自分が機械であると打ち明けることになってしまいますが、家族に認め受け入れられ、穏やか日々を過ごしていきます。

一方で獅子神は、犬屋敷に敗れ、後頭部と両腕を失い活動を停止していましたが、通りすがりの女性の手によって活動を再開します。そして、親友の直行(チョッコー)の元に現れました。以前のように漫画を読んで過ごした日常を過ごしに来たと告げる獅子神を、チョッコーは獅子神は以前の獅子神ではない、殺人機械だと拒絶されてしまいます。力を人を傷つける事に使った獅子神にはどこにも居場所はありませんでした。

対照的な日々をこれから続いていくのか、そう思われた矢先に緊急発表された巨大隕石が三日後に衝突する報道。人々は思い思いに行動するようになり、まさに終末の阿鼻叫喚となってしまいます。隕石衝突はいぬやしき6巻で仄めかされていました。とうとう訪れた最後の日、犬屋敷と獅子神はどんな決断を下すのか、いよいよいぬやしきの最終回をネタバレします。

いぬやしきの漫画が完結!漫画の最終回をネタバレ紹介!

巨大隕石の地球衝突を阻止!

巨大隕石の地球衝突を阻止すべく立ち上がる犬屋敷は、チョッコーに電話をします。犬屋敷は助けを求める人達の声がするのだと話し、隕石の軌道を変えてくると言います。チョッコーは犬屋敷がそこまでする事はないのだと、泣きながら止めようとします。他にもう手はなく、この手しかないと、帰ってくるよと約束をして電話を切ります。

部屋で一緒にいた犬のはな子を抱きしめる犬屋敷。何度も名を呼んだあと、行ってくるよと声をかけ部屋を出ます。活動用に予備の水を大量に補給し、夜に家族が寝静まったのを見計らい、家を出ようとします。しかし娘の麻理は玄関のドアの前で居ました。麻理は父が隕石をなんとかしようと一人で行くのであろうと分かっていたため、引き留めるために待っていたのです。

麻理は父が行くことではないのでは?と言います。しかし犬屋敷は諦めたくないのだと言いました。やれるだけやってもダメだったら家に帰ると言い、出ていこうとする犬屋敷を麻理は背中からしがみついて、行っちゃやだと泣きながら懇願します。犬屋敷は麻理に帰って来ると、チョッコーにした約束を麻理にも再びして空に飛び出しました。その時はな子が追いかけてきて、飛んでいく犬屋敷に寂しげに鳴きました。

隕石の表面に来た犬屋敷は隕石の表面を見て驚きます。巨大と言われた通りの大きさだったからです。その時チョッコーから電話がかかってきます。電話に出て隕石の現状を話し、どうすればいいか尋ねます。チョッコーは隕石を深く掘り、内部から爆発させてみたらどうかと提案し、犬屋敷は隕石を掘り自身の持ちいる全ての攻撃を打ち込み、爆発で犬屋敷は吹き飛ばされます。しかし隕石は軌道変えることもなく、穴が開くだけに終わってしまいます。

そしてアメリカ連合による隕石破壊を試んで出来た、大きな穴を目撃します。核を使ってもなお軌道を変える事が出来ないと、それを電話越しに理解したチョッコーはこれも運命だと諦めた様子で声を掛けますが、犬屋敷は諦めませんでした。再度攻撃しますが、結果は変わりることはありません。絶望する犬屋敷の前に、獅子神が飛んで現れました。

何故ここに獅子神が来たのか困惑する犬屋敷に、宇宙で声が聞こえないため電話で語り掛ける獅子神。犬屋敷はここに来た理由を問います、それに獅子神は隕石の軌道を変えるために来たと言います。獅子神に好意を寄せている女の子のしおんと、親友のチョッコーは死んでほしくないと言う獅子神。犬屋敷はその言葉を聞いて、自分がやれる事はすべてやったと伝えます。すると獅子神は自爆によって軌道を変える事を説明します。

皆を救う方法は、ただひとつ

シミュレーターで軌道を変えるには自爆しかないと言う獅子神は、自分の命を犠牲に救おうとしています。犬屋敷はチョッコーに電話をかけ、獅子神がチョッコーに死んでほしくない事を話します。目が自爆スイッチとなっている為、両腕を失くした獅子神の目を瞼の上から押し立ち去ります。獅子神は閃光とともに爆発しました。これで終わったかと思われました。しかし巨大隕石は未だ大きいまま地球へ向かっていきます。

獅子神のようにシミュレーターを使い軌道を変える術を調べます。しかし攻撃でも軌道は変えられません。残された手段、それは獅子神と同じ自爆でした。犬屋敷はチョッコーに電話をして獅子神のおかげで地球は救われた、家に帰ると話して切ります。人知れず涙を流しながら約束を守れなかった事へ謝罪をし、自分の自爆スイッチを押します。犬屋敷は家族を思い描いてを抱きしめ守るように、腕で包みつつ閃光とともに自爆しました。

さようなら、ヒーロー

命の光は地球にいる、犬屋敷の家族や、チョッコーにも見えていました。大事な人が居なくなってしまったと分かり、泣きます。ここが一番迫力があり、特に見開きで犬屋敷家族がなくシーンはセリフはなく、奥先生の表情の表現力もすごく、涙がこみ上げていきます。ラストは残された家族、チョッコーとしおんがどう日々を送ろうしているかの日常で終わります。いぬやしきは、二人のヒーローの死で幕を閉じたのです。

いぬやしきの漫画最終回がひどいといわれる理由とは?

あっさり過ぎてひどい?いぬやしきの完結

いぬやしきの完結、何故ひどいと言われしまうのでしょう。それはあっさりと終わりすぎたのが、雑と評されてしまっています。隕石は6巻で仄めかされていたとはいえ、最終回は隕石で、二人の命を引き換えにしないといけない展開は、ありきたりだという意見と同時に、もう少し伸ばしても良かったのではとも言われています。ラストの日常も踏まえいぬやしきの最終回がひどいと言われているようです。

ですが、好評な部分もまたあります。ひどいと言われたラストですが、いぬやしきはまとまっていると評価する人もいます。10巻と言う区切りの良さも評価されていますし、いぬやしきの最終回を衝撃的だったという意見や、泣けたという意見も多かく、いぬやしきの良さは何かよく分かります。隕石ネタの終わりでもいい、感動を与えてくれた、泣いたと評価されているのも、いぬやしきの物語性だからでしょう。

UFOに乗っていた宇宙人の正体の謎

いぬやしきの作中で語られることのなかった、UFO墜落の際乗っていた小さな宇宙人。UFO墜落の理由は何か、そして彼らの正体は何かははっきりしていません。いぬやしきの大事な部分なのですが、描かれていないところも雑と言われています。犬屋敷は機械の身体になった後、一度公園を調べていますが、収穫はなく、宇宙人のことについては、いぬやしき内では分からなくなってしまいました。

なおも不思議なのは力を得た犬屋敷と獅子神ですが、公園を調べたのは犬屋敷だけ。しかも深くは探ろうとしておらず、何故機械の身体になってしまったのかなどは、話に出てこなくなります。獅子神は調べに行く描写はありませんでした。存在意義の方に力を使う傍ら、得た力についてはないことにも疑問の声がありました。いぬやしきという作品に残る謎、いつか解明されるときは来るのでしょうか。

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完結したいぬやしきについてまとめ!

いぬやしきの最終回をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?アニメ化や映画化もされつつ、様々な意見が飛び交う、いぬやしき。二人のヒーローの苦悩や葛藤からの対決は盛り上がりを見せ、名シーンとして迫力ある作品でした。まだ謎も残っていますが、いぬやしきは面白い作品と言えるでしょう。奥浩哉先生の絵の迫力も魅力の一つ、もし続編があるなら楽しみに待ちましょう。

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