俺物語!!の砂川誠が好きな人は?彼女をつくらない・恋愛に興味がない理由を考察

「俺物語!!」といえば漫画に始まり映画やアニメにもなった人気ラブコメディ作品です。そんな「俺物語!!」には砂川誠という男性キャラクターが登場します。主人公である剛田猛男の親友であり、友達想いの優しい性格を持ち、イケメンで高身長ゆえ女の子からの告白が絶えない砂川ですが、なぜか彼女をつくろうとしません。今回は砂川がなぜ恋愛に興味がないのか、好きな人はいないのか、彼女をつくらない理由について考察していきます。

俺物語!!の砂川誠が好きな人は?彼女をつくらない・恋愛に興味がない理由を考察のイメージ

目次

  1. 俺物語!!の砂川が恋愛に無関心な理由とは?
  2. 俺物語の砂川誠とは?
  3. 俺物語に登場する砂川が彼女をつくらない理由は恋愛に興味がないから?
  4. 俺物語の砂川が好きな人は実は猛男?
  5. 砂川と猛男のやりとりを画像付きで紹介!
  6. 俺物語の砂川誠が彼女をつくらない理由まとめ

俺物語!!の砂川が恋愛に無関心な理由とは?

俺物語の主人公・剛田猛男の親友であり良き理解者でもある砂川は恵まれたルックスを持ち、猛男が好きになる女子はみんな猛男ではなく砂川のことを好きになってしまいます。しかし砂川自身は彼女をつくる様子はなく、好きな人もいません。ここでは、砂川が恋愛に無関心な理由について考察していきます。

アニメ『俺物語!!』公式サイト

俺物語の砂川誠とは?

まず初めに、砂川誠というキャラクターについてご紹介します。俺物語の砂川誠は9月13日生まれの集英高等学校1年生。主人公の剛田猛男と同じマンションの隣に住んでおり、親同士の仲が良かったことから一緒に遊ぶようになります。そしてそれから高校生となった現在までその友人関係は続いています。ちなみに、幼稚園から高校まで砂川と猛男はずっと同じクラスです。

性格はクールで冷静に物事を判断できるため、作中では猛男や猛男の彼女の大和にツッコミを入れる姿もよくみられます。幼稚園の頃からそのルックスと落ち着いた雰囲気で女の子に大人気で、女の子からの告白が絶えませんでしたが、現在彼女はいません。恋愛に対して今はあまり興味がないということも猛男に話しています。

映画俺物語では坂口健太郎が砂川役に

ちなみに、俺物語の映画版では坂口健太郎さんが砂川役を演じています。坂口健太郎さんといえば2010年にメンズノンノのモデルオーディションに合格しデビューされました。2014年に映画「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」で俳優デビューします。現在もドラマや映画、CMなど幅広くご活躍されている若手俳優です。

俺物語の砂川誠役を演じた際は、あまり高校生というのを意識せず、漫画俺物語の砂川誠を出していけるよう意識して演技したとコメントされている坂口健太郎さん。また当時髪型が似ていたことからも、外見をあまり似せようとはせず、自然に作っていったとのことでした。

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俺物語に登場する砂川が彼女をつくらない理由は恋愛に興味がないから?

砂川はその丹精なルックスで幼い頃から女の子にモテモテでしたが、恋愛に消極的で、彼女もいません。なぜ彼女をつくらないのか、恋愛に興味がないのは何故なのでしょうか?ここではいよいよその理由について考察していきます。

俺物語の砂川が彼女をつくらない理由は幼少期にあった?

俺物語の砂川が彼女をつくらない、恋愛に興味がない理由として、こどもの頃の出来事からその理由を紐解くことができます。これは、俺物語のアニメの第1話から第3話のあらすじを追っていくと見えてきます。今回はそのあらすじについて紹介していきます。

砂川はそのルックスと落ち着いた生活から女の子の人気が高く、幼稚園の頃から猛男の好きな女の子は全員砂川のことを好きになります。猛男が好きな女の子に告白しようとすると決まってその女の子が砂川に告白している場面に遭遇します。しかし砂川はそんな女の子達に告白されると決まって「オレおまえきらい」と言って泣かせてしまいます。

そんなある日、砂川と猛男は電車の中で痴漢に遭っていた女の子を助けます。彼女の名前は大和凛子といい、猛男は大和のことを好きになります。しかし、大和は砂川のことが好きな様子で、砂川も「あの子、いい子っぽいな」と初めて女性をほめます。それを見た猛男は2人を応援しようと決心しますが、10年来の付き合いでも女子の好みが全くわかりませんでした。

猛男は単刀直入にどういう女性が好みなのかを砂川に尋ねますが、上手くはぐらかされてしまいます。彼女はいるのかと聞くといないとのこと。モテるのに、女子と付き合ったりしたと思わないのかと聞くと、砂川は少し考えて「だるい」と答えます。付き合って何をするのか考えるのがだるいとのこと。その言葉に猛男は衝撃を受けます。

その後も何とか砂川と大和をくっつけようと事あるごとに砂川のいいところを話す猛男でしたが、それを聞いていた大和は突然泣き出し、走って逃げてしまいます。混乱する猛男に砂川は大和が実は猛男のことを好きで相談を受けていたことを猛男に伝えます。出会った時から一途に猛男のことを想う大和に、砂川は「いい子だ」と感じていたのです。

幼稚園の頃から猛男が好きになる女の子たちは、表面上はかわいくて愛想のあるいい子でしたが、いつも影で猛男の悪口を言っていました。そのことを知っていた砂川は、「誰でも友達の悪口言う女とつきあいたくなくね?」と猛男に告げます。砂川が告白されるたびに「オレおまえきらい」と言っていたのは、彼女たちが猛男の悪口を言っていたからなのでした。

砂川は表面上はわかりませんが、猛男のことを友達としてとても大切に思っています。だからこそ外見だけで近寄ってくる女の子や、表面上はいい子だけど陰で猛男の悪口を話している女の子を見て幻滅していたのかもしれません。

猛男の彼女、大和に対しては好印象を持っている

一方で猛男の彼女の大和に対しては「いい子っぽい」という印象を持っています。それは初めて会った時から大和は一途に猛男のことを想っており、その姿に嘘がないことを自分の目で冷静に観察した上での判断でした。砂川は表面上だけでなく人の内面をまっすぐに見る性格であり、そういった一面は猛男のように漢らしいといえるのではないでしょうか?

俺物語の原作では1度デートしている!

そんな砂川ですが、原作漫画では1度だけデートをしています。相手は天海悠紀華(あまみゆきか)という女の子。砂川と猛男とは幼稚園からずっと同じ学校に通っています。悠紀華は幼稚園の時にドッヂボールで砂川にかばってもらって以来10年間片思いをしていましたが、話しかけることも出来ずただ見つめるだけの日々を過ごしていました。

高校1年のバレンタインデーの日に砂川が1つだけ名前がわからずお返しが出来ないチョコレートがあることを猛男に伝えたことがきっかけで、猛男が悠紀華を見つけだします。悠紀華はバレンタインの度に告白しようとしますが勇気が出ず「お返しはいらないので、好きになってください」という手紙とチョコを砂川に送っていたのでした。猛男に見つかったことから悠紀華はいきおいに任せて砂川に告白します。

砂川に告白し一度は逃げてしまった悠紀華でしたが、猛男に励まされ再び砂川の元へ。何かを言いかけた砂川をさえぎり「私のことを知ってください」「返事はそれからお願いします!」と告げる。砂川は暫く考え、悠紀華の言い分を了承し、連絡先を交換します。

猛男は砂川になぜ悠紀華の告白を断らなかったのか尋ねますが、砂川は黙ったまま答えようとしませんでした。その後、大和の提案で4人で出かける計画を立てる3人。悠紀華はメールで砂川を動物園デートに誘います。砂川はその誘いに応じますが、猛男は気にかかることがあり砂川に本当に行きたいのか、自分の気持ちを大切にするよう伝える。すると砂川は「嫌だったら行かないよ」と答え、猛男は驚きます。

砂川をデートに誘った後もなかなか直接話しかけることが出来ず隠れてばかりいた悠紀華は、動物園でもなかなか砂川と話すことが出来ません。猛男や大和には砂川への思いを話すことができますが「それを砂川に言え」と猛男に何度も突っ込まれます。猛男に「このままじゃ小学生の時と同じ」と言われてしまった悠紀華は思い切って砂川に話しかけます。何気ない会話でしたが、悠紀華は砂川と言葉を交わせたことに大喜びします。

動物園内で、クイズ大会があることを知った4人。悠紀華は砂川を誘い参加します。大会はペア参加なのでペア同志は手をつなぐのだと知った悠紀華は固まります。しかし砂川が悠紀華の手を取り、悠紀華は目が飛び出るほど驚きます。その後悠紀華の活躍でクイズ大会で優勝した砂川と悠紀華。自然と距離も縮まり、動物園デートは終わりました。

翌日、猛男は砂川と話している悠紀華を見かけます。普通に話していた2人でしたが、砂川と別れた後の悠紀華の目には涙が浮かんでいました。事情を聞くと、砂川がデートしたり笑ってくれるのは優しいからで、優しさだけで自分のことが好きな訳ではないことが逆に辛くなってしまったと言います。そして「告白なんてするんじゃなかった」と言い残し、猛男の元を去っていきます。

その日の帰り道、悠紀華から大和にもう会うことはないというメールが届きます。猛男は砂川に、悠紀華から聞いた話を伝えると砂川は「わかった」と言って本屋に行ってしまいます。猛男は大和に悠紀華は告白しない方がよかったのか尋ねると、大和はそんなことないと言い、猛男は元気を取戻します。

翌日、悠紀華を見つけた猛男は悠紀華を説得します。聞く耳をもとうとしない悠紀華に、猛男は幼稚園の頃に悠紀華が砂川に送った手紙を見たことを告げ、その手紙を見て感動したことを話します。それを聞いて「本当はこのまま砂川くんと話せなくなったら寂しい」と話す悠紀華の元に砂川から電話がかかってきます。

砂川に呼び出され、悠紀華は砂川と会います。そこで砂川は「今までチョコレートありがとう」「ずっとお返ししたかったんで」と言い、手帳とブックマークを渡します。そして「ごめんね」と伝えます。それを聞いた悠紀華は「また学校とかで会ったらふつうに話してくれますか?」と聞き、砂川は「うん」とうなずきます。砂川をデートした悠紀華でしたが、恋愛関係になることはできませんでした。

俺物語の砂川が好きな人は実は猛男?

彼女をつくらず、いつも猛男と行動を共にしている砂川。普段は笑わないのに猛男の仕草を見ては笑ったり、いつも猛男のことを気遣っている姿が見られ、猛男のことを本当に大切に思っていることが伝わります。あまりに大切そうなので、もしかして砂川の好きな人は猛男なのでは、と疑う人も。ここではその真相に迫っていきます。

俺物語6巻での砂川誠のセリフから考察

漫画「俺物語!!」6巻で砂川は、「いつになるかわかんないけど オレもおまえみたいに本当に自分が好きだと思った人とつきあいたい」 「意外ととんでもない人好きになったりしてね」という台詞があります。このことからもわかるように砂川の好きな人は猛男ではなく、ちゃんと女性が恋愛対象であることがわかります。本当に好きな人と恋愛をしたという思いがあるから、軽はずみに彼女を作らないのでしょう。

砂川と猛男のやりとりを画像付きで紹介!

ここでは俺物語の砂川と猛男のやりとりを画像付きで紹介します。砂川の好きな人が猛男だと思われる理由は主に砂川の表情や仕草ににあるのですが、実際に画像で見ていただくとその理由がよくわかると思います。今回は、俺物語の漫画から画像をご紹介していきます。

俺物語!!砂川と猛男のキスシーン!?

これは俺物語1巻に収録されているシーン。大和との初キスを前に、失敗したくないから練習させてくれと砂川に頼む猛男。この時の砂川の表情を見ると、あまり喜んでいる様子はありません。

砂川の好きな人が猛男でなかったら、いくら勝手に覚悟を決められても困りますよね。これが好きな人だったら一度きりのキスでも飛び上がるほど嬉しいかもしれません。実は俺物語ではこのキスシーン以外にも、砂川と猛男の恋人同士と間違えられそうなシーンが沢山ありますので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

俺物語の漫画に出てくるシーン

俺物語の10巻に登場するシーンをご紹介します。砂川が猛男の妹に猛男に相談はされるけどあまり頼られないことが寂しいと愚痴をこぼしています。誰にも聞かれていないと思っていた砂川ですが猛男本人に聞かれてしまいます。

その時の表情がこれです。赤面している砂川を見ていると恋をしている乙女のようにも見えます。こういったシーンから、砂川の好きな人は猛男だと思われてしまうのでしょう。ちなみにこの赤面シーン、俺物語アニメでは出てきません。

俺物語!!最終巻でも2人のキスシーンが・・・

俺物語の最終巻でも砂川と猛男のキスシーンが出てきます。1巻と対になっているのでしょうか?このシーンは、スペインに行ってしまった大和を待っている猛男が、大和の夢を見て幸せに浸っているところです。目の前に大和がいる、と思ったら、実際には砂川がいて猛男にキスを迫られ焦っているシーンでした。

俺物語の砂川誠が彼女をつくらない理由まとめ

今回は俺物語の砂川誠がなぜ彼女を作らないのかについての考察などを紹介しましたがいかがだったでしょうか?俺物語!!に出てくる砂川誠は好きな人もおらず、いちどデートをした相手との結局恋愛関係とはなりませんでした。今は親友のことが大切で、恋愛にそこまで興味が持てないこと、また本当に好きな人がいないから彼女をつくらないという姿勢は、砂川の外見だけじゃない男らしさ、格好良さが見えてきました。

「俺物語!!」は主人公である猛男のキャラクターのインパクトが強い作品ですが、このまとめを読んで砂川に興味を持った方は、「俺物語!!」の漫画やアニメを砂川視点で見てみると面白いかもしれません。

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