【風都探偵】ディープ・ドーパントは出紋大騎の変身姿！能力や万灯雪侍との関係は？

仮面ライダーWの続編である漫画風都探偵の｢異端児d｣で登場したディープ・ドーパント。漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントとは無機物をすり抜ける能力を持ったドーパントであり、出紋大騎の変身体となっています。この出紋大騎は作中屈指の悪人となっており、作中でディープメモリを使って多数の女性を改造します。本記事ではそんな出紋大騎のディープ・ドーパントについて能力や万灯雪侍との関係などをご紹介します。

ではディープ・ドーパントの能力や万灯雪侍との関係などをご紹介する前に、ディープ・ドーパントが登場する漫画風都探偵の作品情報とあらすじについて簡単にご紹介していきます。ディープ・ドーパントが登場する風都探偵とは｢仮面ライダーシリーズ｣の仮面ライダーWを原作とした三条陸と佐藤まさきの漫画作品です。仮面ライダーWが原作となった漫画風都探偵は元々、2017年に｢ビッグコミックスピリッツ｣で連載が始まりました。

2017年に連載が始まった漫画風都探偵は仮面ライダーWの続編を描いた作品となっており、2022年6月現在も連載が続いています。単行本は2022年6月現在、合計12巻刊行されています。そんな漫画風都探偵は身体の損壊描写や女性の裸体などが描かれた大人向けの作品となっているものの、仮面ライダーWの続編であることから非常に高い人気を博しています。この高い人気から漫画風都探偵は2022年8月にアニメ化が予定されています。

時は現代日本の架空の街｢風都｣。｢風都｣は怪人｢ドーパント｣を生み出す組織｢ミュージアム｣が暗躍していたものの、仮面ライダーの活躍で平和を取り戻しました。しかしドーパントと化す｢ガイアメモリ｣が密かに流通し、怪人による事件が絶えませんでした。その世界で生きる探偵の左翔太郎と相棒のフィリップは仮面ライダーWとして悪と戦い続けていました。漫画風都探偵はそんな仮面ライダーWの戦いを描いた作品となっています。

本記事で能力や万灯雪侍との関係などをご紹介するディープ・ドーパントとは漫画風都探偵に登場するドーパントの1体です。漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントは第94話～第102話の｢異端児d｣で描かれたドーパントであり、クラゲのような外装とダイバースーツが特徴となっています。クラゲのようなディープ・ドーパントは漫画風都探偵のオリジナルドーパントであるため、原作の仮面ライダーWに一切登場していません。

オリジナルドーパントであるディープ・ドーパントは能力を使って多数の女性を誘拐し、ディープメモリで誘拐した女性をドーパントに改造するという悪事を働きます。この悪事の酷さから左翔太郎やフィリップは依頼の段階でディープ・ドーパントの使用メモリや能力を知ることになりました。その正体は出紋大騎という万灯雪侍と関係の深い老人であり、モデルとして気に入った女性と同棲したいという思いから悪事を働いていました。

上述の通り、漫画風都探偵の作中でディープ・ドーパントに変身するキャラクターは出紋大騎です。漫画風都探偵に登場する出紋大騎とは｢世捨て人｣や｢芸術家｣を自称する61歳の老人であり、痩せ細った肉体と｢ボク｣という一人称が特徴となっています。出紋大騎は非常に傲慢な性格をしており、いつも人を見下した態度を見せています。元々出紋大騎は｢カイ・オペレーション｣で働いていたものの、窓際社員の扱いを受けていました。

しかし重い病気を患った際に健康な女性へ歪んだ感情を抱き、それを評価されて出紋大騎は万灯雪侍の秘書となりました。その後出紋大騎はディープメモリを手に入れて姿を消し、プライベートビーチを地下空間に作って悠々自適な生活を始めます。そして出紋大騎はモデルと認めた女性と同棲するため、誘拐事件を起こしました。そんな出紋大騎は性的趣向に囚われた変態であるため、作中で｢クズ野郎｣や｢最低の変質者｣と呼ばれています。

漫画風都探偵の作中で出紋大騎が変身するディープ・ドーパントは自らの分子の構造を変え、無機物をすり抜けることが出来る能力を持っています。またディープ・ドーパントは無機物の中を自由に泳ぎ回る能力も兼ね備えています。この能力だけを見ると、ディープ・ドーパントはそこまで強いドーパントのように思えません。しかしディープ・ドーパントは地面や建物の中に入ることが出来るので、敵に捕まえられることがありません。

実際漫画風都探偵の作中で仮面ライダーはディープ・ドーパントに手出しが出来ませんでした。さらにディープ・ドーパントは身体の液体部分を高速で動かして刃を作ることが出来、一瞬で敵を切り刻むことが出来ます。これに加えてディープ・ドーパントは液体を使って遠距離も攻撃出来るので、かなり強いドーパントといえるでしょう。しかしこれらの能力は常に発動していないので、奇襲に対応出来ないという弱点があります。

ではここからは漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントの変身者・出紋大騎の万灯雪侍との関係についてご紹介していきます。漫画風都探偵に登場する万灯雪侍とは裏の組織｢街｣でリーダー格を務めているキャラクターであり、虹色のメッシュが入った藤色のロングヘアーと整った容姿が特徴となっています。万灯雪侍は選ばれた人間（ハイドープ）だけが住む場所と評し、風が一切吹かない｢裏風都｣を本拠地に活動しています。

｢裏風都｣を本拠地としている万灯雪侍はいつも穏やかな姿を見せており、部下から大いに慕われています。しかし万灯雪侍の本性は非常に冷酷な人間であり、失態を犯した者を容赦なく断じます。冷酷な性格をした万灯雪侍は｢オーロラ・ドーパント｣というドーパントに変身出来、｢オーロラの記憶｣の性質を持つ｢オーロラメモリ｣を持っています。そんな万灯雪侍は未だ正体や目的が分かっておらず、ドーパントの能力も不明となっています。

ディープ・ドーパントに変身する出紋大騎は普通の人間だった頃、｢財団X｣と深い関わりを持つ｢カイ・オペレーション｣で働いていました。この時出紋大騎は窓際社員の扱いを受けており、重病まで患ってしまいます。そのため出紋大騎は｢心の闇｣が生まれ、健康な若い女性に対して鬱屈した感情を抱くようになりました。そんな中、｢裏風都｣の万灯雪侍がCEOとして｢カイ・オペレーション｣にやってきます。

｢カイ・オペレーション｣でCEOを務めることになった万灯雪侍は出紋大騎の｢心の闇｣を高く評価し、自身の秘書にします。秘書となった出紋大騎は感激し、長い間万灯雪侍を支え続けました。しかし出紋大騎はディープメモリを手に入れたことで｢心の闇｣が爆発し、万灯雪侍の下から去ってしまいます。その後仮面ライダーWに敗れた出紋大騎は万灯雪侍に｢裏風都｣の大地になれと見捨てられ、ロード・ドーパントに喰われる最期を遂げました。

漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントに関する感想ではディープ・ドーパントのデザインが好きといった感想が多く寄せられていました。確かにディープ・ドーパントは作中屈指の変態キャラクターです。しかしディープ・ドーパントはダイバースーツにクラゲのような外装を纏った非常にかっこいいデザインをしています。このデザインのかっこよさからディープ・ドーパントは漫画風都探偵ファンに人気を博しています。

漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントに関する感想ではディープ・ドーパントが一番変態といった感想も多く寄せられていました。ディープ・ドーパントに変身する出紋大騎は気に入った女性と同棲するため、誘拐事件を起こしていました。さらに出紋大騎は女性を裸にし、水着の着せ替えを行っていました。これらの行動からディープ・ドーパントと変身前の出紋大騎は漫画風都探偵で一番の変態キャラといわれています。

漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントに関する感想では実写で出来ないといった感想も見受けられました。上述でご紹介した通り、ディープ・ドーパントは作中で放送出来ない変態行為を繰り返しているキャラクターです。また無機物をすり抜ける能力も実写でなかなか再現が出来なさそうです。このことからディープ・ドーパントは仮面ライダーWの実写で登場出来ないキャラクターといえるでしょう。

本記事では漫画風都探偵に登場するディープ・ドーパントについて能力や万灯雪侍との関係などをご紹介しました。ディープ・ドーパントは仮面ライダーWに敗北し、万灯雪侍に見限られてロード・ドーパントに喰われる可哀想な最期を遂げます。しかし変身前の出紋大騎は性的欲求を満たすために悪事を働いた変態中の変態です。なのでディープ・ドーパントの可哀想な最期は出紋大騎の自業自得だといっていいでしょう。