【ワンピース】ディスコはファンキーな人間屋支配人！ドフラミンゴとの関係やその後は？

『ワンピース』のルフィ率いる「麦わらの一味」は、船をコーティングしてもらうため、シャボンディ諸島へ入国しました。そこで、ルフィ一族は絶対的権力を持つ天竜人の残虐ぶりを、目撃してしまいます。シャボンディ諸島には、奴隷オークションを行う「人間屋」という場所が存在するのです。

ここからは、人間屋と深く関わりのある「ディスコ」にスポットを当てて、性格やアニメ声優などを紹介していきます。また、ドフラミンゴとの関係や人間屋で起きた大事件、その後のディスコの様子も必見です。

『ワンピース』は、尾田栄一郎が描いた海洋冒険ロマンのアニメです。1997年より週刊少年ジャンプに連載開始され、男女問わず幅広い人気を博しています。1999年にはテレビアニメも放送開始され、世界中に愛される人気アニメとして知られています。過去に登場したキャラクターが数百話後に再登場するなど、巧妙に設定されている長編ストーリーも特徴です。

『ワンピース』の主人公であるモンキー・D・ルフィは、「俺は海賊王になる！」とたった一人で「イーストブルー」を出発しました。大いなる海の旅が始まり、徐々に信頼できる仲間も増えていきます。ルフィは「麦わらの一味」という海賊団を結成して船長になりました。仲間との絆を深め数々の苦難を乗り越えながら、「ひとつなぎの秘宝（ワンピース）」を求めて、壮大な冒険が繰り広げられます。

• 名前：ディスコ
• 誕生日：6月12日
• 性別：男
• 職業：人間屋の支配人
• 初登場回：第500話

『ワンピース』のディスコは、ロングヘアと星形の眼鏡が特徴的な「人間屋」の支配人です。人間屋オークションの進行役も務めています。軽快な口調とファンキーな装いから、「歩くスーパーザル」とも呼ばれています。

『ワンピース』に登場するロビンは、軽快な口調で陽気にオークションの司会役を果たしています。しかし、裏ではサクラを使い値段を吊り上げていく、狡い商法を行っている様子です。このことからも、ロビンは卑怯で狡賢い性格だといえるでしょう。

『ワンピース』のディスコは、シャボンディ諸島にある「人間屋」の支配人を務めています。人間屋とは、世界政府が禁じている人身売買を行う組織です。罪人や破産者をはじめ、罪のない人魚までもが取引きされています。中には、人さらいに捕まり、人間屋に送り込まれることもあります。そして、人間屋でオークションにかけられ、競り落とされた者は奴隷としての保有権を渡されるシステムです。

オークションにかけられた者は首輪を付けられて、取り外そうとすれば爆破する仕掛けになっています。人間屋に送り込まれた時点で、尊厳を失っている状態です。また、競売前の奴隷を奪還すれば、世界政府から逮捕されるという辻褄の合わない法があります。これは、天竜人が大きく関わっていることが原因でしょう。シャボンディ諸島にある人間屋は、政府も黙認するという非合法でありながらも、正しい組織として存在しています。

『ワンピース』に登場する「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」は、世界政府が公認する「王下七武海」のメンバーでした。また、ドフラミンゴは、新世界の国家の一つである「ドレスローザ」の元国王でもあります。周りからは「新世界の闇を仕切る男」「王下七武海で最も危険な男」とも呼ばれており、恐れられている存在です。

そして、ドフラミンゴは、人間屋のスポンサーでもあり、ディスコの上司という関係になります。しかし、人間屋で起きた天竜人が殴り飛ばされるという事件で、すぐに撤退しました。その際に、ディスコは上司のドフラミンゴに助けを求めますが、あっさりと見捨てられてしまいます。この事件で、ディスコは完全に立場を失ってしまいました。

シャボンディ諸島に到着した「麦わらの一味」は、ケイミーが人さらいに連れて行かれたことで、人間屋へ突入します。人間屋の会場ではオークションが行われており、天竜人のチャルロス聖がケイミーを気に入って落札しました。この時に、ルフィ達と一緒に来ていた無抵抗のタコの魚人「ハチ」を、チャルロス聖が撃ちます。ルフィの怒りは頂点に達し、人間屋で天竜人を殴り飛ばしてしまいました。

天竜人に手を出すことは、海軍本部の大将がやってくるほどの大事件です。しかし、ルフィはそれを分かって殴っており、人間屋のオークション会場は大騒動になります。人間屋の支配人であるディスコにとっては、取り返しのつかない大失態を犯したことになりました。

支配人のディスコと人間屋は、その後どうなったのでしょうか？前代未聞の大事件が起きてしまい、人間屋のスポンサーのドフラミンゴはすかさず撤退します。ディスコは人間屋で立場を失い、その後行方が分からなくなりました。

そして、『ワンピース』の扉絵で再登場します。しかし、ディスコは人間屋の跡地に座り込んでお酒を飲んでおり、ルフィの手配書にナイフを突き刺しているシーンでした。この様子から、ディスコはその後も立ち直っておらず、どん底の生活を送っているでしょう。

• 名前：増谷康紀（ますたにやすのり）
• 生年月日：1961年7月5日
• 出身地：北海道札幌市
• 血液型：O型
• 所属事務所：青二プロダクション
• 職業：声優、ナレーション

『ワンピース』のアニメでディスコを演じた声優は、増谷康紀さんです。声優の増谷康紀さんは、子供の頃からアニメや特撮が好きでした。しかし、好きなことと仕事は違うと考え、北海道大学工学部精密工学科を卒業し、その後は会社員として働きます。30歳のときに「好きなことで勝負しないと勝てない」と決心をして、声優の道へ進みました。真面目な役から狂気じみた役まで、演技の幅が広い声優です。

• 1993年：SLAM DUNK（武里の監督・小池3代目役）
• 1996年：ゲゲゲの鬼太郎（輪入道・一本だたら役他）
• 2000年：ワンピース（ディスコ役他）機巧奇傳ヒヲウ戦記（タンドリー役）
• 2006年：ツバサ・クロニクル（夜叉王役）、DEATH NOTE（英語教師役）
• 2010年：アイアンマン（機長役）、伝説の勇者の伝説（ラッヘル・ミラー役）
• 2016年：ワンピース 〜ハートオブゴールド〜（ユキムラ役）
• 2021年：デジモンアドベンチャー（エテモン役）

『ワンピース』のアニメに登場するディスコは、オークションの司会という立場でありながら、いつも狡い方法を使って値を吊り上げていました。そもそも、人をさらって競売にかける行為自体が良くありません。人間屋の大事件で支配人という立場を失ったディスコですが、読者からは「自業自得」「仕方ない」という声がほとんどです。

その後のディスコは、酒に溺れてドン底の生活を送っている様子ですが、同情している声はほぼ見当たりません。また、ディスコの立場が復活していないことから、シャボンディ諸島の人間屋の存在も、なくなったのだろうという意見もあります。人間屋自体のイメージが良くないのは明らかです。

『ワンピース』のアニメに登場するディスコは、軽快な口調で陽気にオークションを進行するシーンが目立ちます。ディスコの司会進行で、一気に人間屋の世界観に引き込まれたという感想もありました。自分もオークションに参加しているような気分になるという声もあり、ディスコは司会に最適な人物だったといえます。

『ワンピース』のディスコは、シャボンディ諸島にある人間屋の支配人をしていました。「歩くスーパーザル」とも呼ばれ、軽快な口調とファンキーな装いが特徴です。公平な立場でなければならない司会が、サクラを使って値を吊り上げるなど、姑息な手法で儲けていました。

しかし、人間屋の大事件の後は、支配人の立場も失い落ちぶれてしまいます。その後に再登場しますが、まだ立場を回復していませんでした。今後の『ワンピース』で、ディスコはどのような道に進んでいくのか、注目してみましょう。