【小悪魔教師サイコ】ネタバレあらすじと感想!漫画の登場人物やグロいシーンも紹介

ネット広告で話題を呼んだ「小悪魔教師サイコ」は、新任教師・葛西心春が、担当するクラスの問題を猟奇的な方法で解決していくサイコサスペンスです。本文では、可愛らしい見た目と残虐な行為に走る主人公のギャップが目を引く「小悪魔教師サイコ」から、漫画のあらすじネタバレや、登場人物一覧、劇中のグロいシーン、作品に関する感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

【小悪魔教師サイコ】ネタバレあらすじと感想!漫画の登場人物やグロいシーンも紹介のイメージ

目次

  1. 小悪魔教師サイコとは?
  2. 小悪魔教師サイコの漫画1話~5話のあらすじネタバレ
  3. 小悪魔教師サイコの漫画6話~12話のあらすじネタバレ
  4. 小悪魔教師サイコの登場人物一覧
  5. 小悪魔教師サイコのグロいシーンをネタバレ
  6. 小悪魔教師サイコの実写キャスト
  7. 小悪魔教師サイコに関する感想や評価
  8. 小悪魔教師サイコのネタバレまとめ

小悪魔教師サイコとは?

小悪魔教師サイコの概要

「小悪魔教師サイコ」の漫画あらすじネタバレ紹介・イメージ画像

漫画「小悪魔教師サイコ」は、美人で真面目な高校教師・葛西心春の知られざる一面を描いたサイコサスペンスで、常人離れした登場人物たちや、葛西のグロすぎる残虐シーンが注目を集めた話題作です。以下では、「小悪魔教師サイコ」から、漫画のあらすじネタバレや登場人物一覧、「小悪魔教師サイコ」のグロいシーンや、作品に関する感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「小悪魔教師サイコ」は、三石メガネ原作・合田蛍冬作画によるサイコサスペンス作品で、Web漫画サイト「ピッコマ」にて配信されています。漫画「小悪魔教師サイコ」は、電子書籍版として2022年6月時点で計2巻が刊行されており、紙媒体での刊行は行われていません。

小悪魔教師サイコの作者

小悪魔教師サイコの作者の紹介・イメージ画像

「小悪魔教師サイコ」の原作者・三石メガネ先生は、福井県出身の作家で、怪談小説家としても知られています。主な作品は、「猫はよみがえる」「皆様には“人権”がございません」等で、「小悪魔教師サイコ」は、e-storyアプリ「peep」にて小説として連載されており、合田蛍冬先生の作画でコミカライズ化されました。

小悪魔教師サイコの漫画1話~5話のあらすじネタバレ

小悪魔教師サイコの漫画1話~5話のあらすじネタバレ・イメージ画像

主人公の見た目と行動のギャップが興味をそそる「小悪魔教師サイコ」は、主人公・葛西心春のサイコパスとしての本性はもちろん、彼女に利用された挙句、壮絶な死を迎えた登場人物たちの悲惨さは、目を背けたくなるようなグロテスクさを見せています。以下では、「小悪魔教師サイコ」から、漫画1話~5話のあらすじネタバレを紹介します。

1話あらすじネタバレ

私立睦月高校の2年B組の担任・若谷先生の休職を受け、新米教師の葛西心春が赴任します。美人で優しく、真面目な人柄の葛西心春は、理想の教師を絵に描いたような存在であり、抜群のスタイルと可愛らしい容姿から、男子たちは憧れの眼差しを向け、女子たちは嫉妬を覚えます。また、2年B組には、秋月・金沢・佐々木の問題児たちがクラスを仕切っており、若谷先生を自殺未遂にまで追い詰めた壮絶ないじめを行っていました。

新任の葛西も、すぐさま問題児3人の標的となり、さっそく品のない質問を投げかけられるも、全く動じないどころか軽くあしらい、自分のペースに巻き込んでいきます。その後も、葛西に対するいじめは、クラスの問題児を中心にエスカレートし、移動中の葛西に水を浴びせたり、黒板に誹謗中傷の落書きをするも、葛西は動揺するどころか、返り討ちを繰り出し、生徒たちは苛立ちを募らせる一方でした。

2話あらすじネタバレ

葛西を階段から突き通そうと画策する・イメージ画像

クラスの問題児の1人・金沢綾羽は、クラスメイトの冬川アザミを利用して、葛西を階段から突き落とす計画を立てます。冬川は、金沢からいじめを受けた挙句、恥ずかしい動画を取られてしまい、動画を拡散されないために金沢の言いなりになっていました。弱みを握られている冬川に断わる勇気はなく、金沢の指示通りに葛西を階段から突き落とそうとするも、葛西は落とした書類を拾うためにかがみこみます。

金沢のいじめや前担任の休職の理由を知る・イメージ画像

バランスを崩した冬川は階段から落ちそうになるも、葛西に助けられたことで事なきを得、保健室にて今回の行動に至った経緯を話しました。前の教師が生徒のいじめで自殺未遂を起こした事情を聞いていた葛西は、後の事は自分に任せてほしいと冬川を安心させます。翌日、教室には葛西の死亡を祝ういたずらが施されるも、葛西はいつものように軽くあしらい、金沢は苛立ちを募らせます。

葛西を陥れることが出来なかった原因である冬川を責め、やってきた秋月・佐々木と共に冬川に暴行を振るい、その様子を動画に収めようとします。その時、騒ぎを聞きつけた葛西が現場に駆けつけます。

3話あらすじネタバレ

冬川への暴行現場をスマホに録画する・イメージ画像

皆が楽しそうだからやってきたという葛西をよそに、金沢たちは拳で自分たちの暴行を止めた葛西の行為を咎め、暴言を吐き、先ほど録画した動画で脅しに出ます。しかし、その動画には、葛西だけでなく、金沢たちの冬川への暴行も含まれており、思わぬ弱点を突かれた金沢たちは動画を削除しました。同時に、金沢たちは普段の素行の悪さから社会的信用がないと言い放ち、今回の一件は黙秘することを約束します。

この事でさらにいじめられると心配する冬川をよそに、葛西は教師として守ることを約束し、ある計画を実行します。その日の夜、一人暮らしの金沢は、裏アカを使って冬川の動画の拡散しようとした矢先、インターフォンが鳴ります。玄関を開けると宅配業者を装った葛西がおり、金沢が声を上げる間もなく、馬乗りになって金沢を殴りつけます。

その後、秋月が忘れ物を取りに金沢宅に向かうも、玄関には鍵がかけられていました。秋月はダウンジャケットの入った紙袋を持って自宅に戻り、その様子を葛西がじっと見つめます。翌日、2年B組では、葛西の口から金沢綾羽の死が告げられ、クラスに動揺が走ります。

4話あらすじネタバレ

金沢綾羽の死を聞かされる・イメージ画像

金沢綾羽の死を受け、秋月と佐々木が反発する中、葛西は犯行には鋭利な刃物が使われていたことを知らせます。金沢から酷いいじめを受けていた冬川は、金沢の殺害に驚きつつも、葛西がその事件が起きることを知っていたような素振りを感じ、まさかとは思いつつも、自分を救ってくれた教師を疑うのは良くないと、考え直そうとします。

秋月から金沢に送られたナイフ・イメージ画像

一方、秋月は恋人関係にあった金沢の死を受け入れられずにいるも、昨日、持ち帰ったジャケットは血まみれになっていることに驚愕します。実は、金沢の犯行は葛西によるもので、秋月の犯行によるものと見せかけるべく、秋月が忘れていったジャケットを身に着け、秋月がプレゼントに送ったバタフライナイフを凶器に、猟奇的な方法で殺害に至りました。

犯人が秋月ではないものの、金沢の殺人事件は明らかに秋月を犯人に仕立てたように出来上がっており、趣味でバタフライナイフを集める秋月は、もし、警察に昨夜のことを話したら真っ先に自分が疑われると、不安を覚えます。一方、葛西の方は、両親に愛されず、秋月以外の人間を憎んでいた金沢を死によって救ったと考えており、清々しい気持ちでいました。

5話あらすじネタバレ

秋月には兄がおり、学生時代に階段から落ちて以来、昏睡状態に陥っていました。その日も兄の見舞いに訪れると病室には葛西がいました。葛西は秋月の兄の同級生であり、彼が入院生活に入ってからずっと病室へ通い続けていました。そんな中、秋月は、警察の事情聴収を受けることとなり、自分が容疑者の可能性に浮上することへの不安から本当のことがいえず、同時に、犯人が自分をはめるために工作したと察します。

一方、金沢綾羽の猟奇的殺人の犯人探しは2年B組でも行われ、金沢の友人たちは、生前に金沢がいじめていた冬川が犯人だと一方的に決めつけます。冬川は自分は犯人ではないと否定し、秋月も彼女にできるわけがないと、女子たちの噂を真に受けず、独自に犯人探しに乗り出します。

小悪魔教師サイコの漫画6話~12話のあらすじネタバレ

小悪魔教師サイコの漫画6話~12話のあらすじネタバレ・イメージ画像

葛西の行為は決して許されるものではありませんが、葛西に殺害された登場人物たちは、誰もが猟奇的殺人のターゲットにされてもおかしくない非行に走っており、葛西の殺人は、残虐な行為を繰り返してきた登場人物への粛清とも捉えられるでしょう。以下では、「小悪魔教師サイコ」の漫画6話~12話のあらすじネタバレを紹介します。

6話あらすじネタバレ

物語は葛西の小学校時代にさかのぼり、純粋な好奇心から残虐行為をしている最中、同級生の秋月タクトに目撃されます。葛西に好意を寄せていたタクトは、彼女にそのような事をやめて欲しいとの思いから、残虐行為を先生に報告すると脅します。後日、タクトは階段から落ちて重傷を負い、植物状態に陥っていました。犯人は葛西であり、事件後、葛西は異様に首が曲がったタクトに驚くどころか、興味深々にみていました。

葛西の猟奇的な行動は13年前にも起き、恩師のマルイ先生の頭をシャベルで殴ってしまいます。幸い、子供の力では致命傷には至らず、マルイ先生は頭の皮膚を切る程度で済んだものの、頭から血が噴き出していました。葛西は蜂が飛んでいたからと嘘をつくも、マルイ先生は葛西の異常な考えや行動を見抜くように、二度と同じ過ちを繰り返してはいけないと諭します。

そして、葛西の力は誰か困っている人を助けるために使いなさいと教え、この件は2人だけの秘密となりました。マルイ先生との出会いは、葛西が教師の道を志すきっかけとなり、赴任先の高校でいじめられている生徒を助けるべく、クラスの問題児に制裁を下していました。

7話あらすじネタバレ

入院中の兄・タクトと葛西が同級生であることを知った秋月は、兄が事故に遭う数日前に語った話を思い出し、犯人が葛西ではと推測します。葛西への復讐を目論む中、佐々木は進路相談と称して、葛西を追い詰めようと画策します。2人の光景を見ていた冬川は、自分と同じような目に葛西も遭ってしまうのではと心配するも、葛西の方も何か策を考えており、冬川に協力を依頼します。

そして、葛西が待ち合わせの場所に向かうと、佐々木と秋月が待機しており、教室の鍵を締めると、佐々木に葛西を襲わせ、その様子を秋月が撮影する流れとなりました。葛西は、これから起きる事を予感しながら、あえて挑発的な態度を取り、佐々木が油断した隙に隠し持っていたナイフで首を切りつけます。

8話あらすじネタバレ

タクトの転落事故の真相を語る葛西・イメージ画像

佐々木が血しぶきを上げて倒れる中、葛西はコルセットに仕掛けていたスタンガンで秋月を気絶させ、隠し持っていたナイフを秋月の手に持たせます。そして、自分が秋月タクトを階段から突き落としたことを白状し、ちょっかいを出してくるタクトがうざかったと話します。兄の事故の真相を知った秋月は、怒りのあまり、葛西を羽交い絞めにして形勢逆転に成功するも、葛西は抵抗する素振りを見せません。

9話あらすじネタバレ

恋人を殺された恨みを葛西にぶちまける秋月・イメージ画像

金沢が受けた痛みを葛西にもすると脅す秋月をよそに、葛西はいたって冷静であり、そんなことをしたら母親がかわいそうだと言い放ちます。女手一つで息子2人を育てながら、兄は寝たきり、弟は殺人犯となっては、子育てが失敗だとあざ笑い、もし、秋月が犯罪者となったら、母親が社会的に抹殺されると話します。

通報を受け、警察に連行される秋月・イメージ画像

葛西の言葉から、一度は思い留まった秋月でしたが、せいぜい弱い者いじめしか出来ないという指摘に我を忘れ、葛西の首を締めあげようとします。その時、冬川が助けに入ったことや、通報を受けて警察が駆けつけたことで、葛西は事なきを得ました。実は、この時を予想していた葛西は、冬川と打ち合わせをし、秋月の犯行の証拠を掴むと同時に、警察への通報をお願いしていました。

また、秋月家でも、息子の血の付いたジャケットから母親が息子・竜斗を疑い、警察に届け出ていました。佐々木を殺害したのは葛西だと訴える秋月でしたが、容疑者だと特定できる証拠や、冬川の証言もあり、誰も秋月の訴えを信じる者はいませんでした。その後、葛西は新しい学校へ赴任することとなり、全行朝礼にて、受け持ちの生徒2人を失った悲しさを語りながら、学校を去っていきました。

10話あらすじネタバレ

若草市立氷坂高校に赴任した葛西は問題児を集めた3年C組の担当に決まり、ベテラン教師たちが心配の表情を浮かべます。教室では男子生徒2人が喧嘩をしており、葛西は2人の光景に目を輝かせながら、お互いに憎しみ合っているのに、殺し合いをしていないことを褒めます。変な先生が来たという生徒たちの雰囲気をよそに、葛西は自己紹介をはじめるも、葛西のことが気に食わない女子生徒・礼香から、思わぬ質問を投げかけられます。

男子生徒の赤面をよそに、葛西は恥ずかしがることなく質問に答え、出席簿を取り始めます。名前を読み上げられても生徒たちは無視を決め込み、職員室での話の通り、この教室は問題児クラスだと思いつつ、不登校の理人の存在が引っかかります。放課後、クラスの問題について考えていると、葛西めがけてカッターナイフが飛ばされ、床に突き刺さります。

11話あらすじネタバレ

赴任早々おきたカッターナイフ事件を皮切りに、今度は教卓に大量の剃刀がおかれ、葛西は大事に至らなかったものの、良村が軽い怪我を負ってしまいます。犯人について良村も、付き添いで保健室に来た夏川も心当りが無かったものの、登校初日にクラスで喧嘩していた柴田・狐谷の確執について聞かされます。

1年前、柴田の机にハチの死骸が入れられる事件が起き、その犯人が狐谷と発覚します。柴田には、ハチ毒アレルギーがあり、さいわい大事には至らなかったものの、万が一の事が起きていれば、取返しのつかない事態も想定され、その事件をきっかけに柴田・狐谷の間に溝が出来ました。また、夏川の意見を受け、葛西は体育の授業で空になった教室のコンセントに、黒い小さい箱を差し込みます。

新学期早々、葛西が受け持つ3年C組の問題を受け、お局教師で知られる大多は、葛西に対して今晩の歓迎会に来ないように要請します。そもそも歓迎会に興味のない葛西は、大多の嫌がらせをあっさりスルーし、大多は苛立ちを募らせます。そして、その日の夜、3年C組の黒板に「カサイ、ヤメロ」の落書きが描かれます。

12話あらすじネタバレ

翌日、3年C組は大騒ぎとなり、葛西に同情する声が上がる一方で、葛西に原因があるとあらぬ憶測が飛び交い、しまいには最初に教室に来ていた夏川に疑いの目が向けられます。しかし、葛西の説得により夏川への疑いは晴れ、自分を辞めさせたいのであれば、教育委員会や外部に訴えることを教え、自分がもみ消されないように校長や教頭は避けるべきだと教えます。

また、自分の考えの根幹は生徒たちを幸せにすることであり、自分が幸せになりたければ、自分の命を守ることだと諭します。その後、教師の菊次から声をかけられた葛西は、柴田と狐谷の確執について、実は狐谷は無実であり、目撃者のせいで狐谷が犯人にされてしまいます。同時に、3年C組が問題児クラスになったのは、それを作った教師もいることを教え、葛西に気を付けるように忠告します。

そして、その日の放課後も柴田と狐谷がいさかいを起こしており、その様子を物陰から見つめる人物がいました。その人物は、人気のない教室に入り込むと、柴田の机の中からアレルギー用のエピレンを取り出し、それらを踏みつぶします。その瞬間、教室へ葛西が入り込み、優等生で知られる良村の信じがたい光景が浮かび上がりました。

小悪魔教師サイコの登場人物一覧

小悪魔教師サイコの登場人物一覧の紹介・イメージ画像

以下では、葛西とターゲットにされた登場人物たちの巧妙な心理戦が目を引く、「小悪魔教師サイコ」の登場人物一覧をネタバレ紹介します。

葛西心春

漫画「小悪魔教師サイコ」の主人公で、睦月高校へ赴任してきた新任教師、担当は化学です。生徒に対しても敬語で話すなど真面目で礼儀正しく、かつスタイルも抜群なことから、男子生徒からはセクハラまがいな発言を、女子からは逆恨みを受けるも、本人は全く気にするどころか、巧みな切り返しで相手を圧倒します。

表向きは悩みを抱えた生徒に寄り添う優しい教師を装うも、その正体は猟奇的殺人鬼であり、クラスの害である問題児を手にかけたり、絶望の淵に追いやるなど、用意周到な計画を持って犯行に手を染めています。翌年には、若草市立氷坂高校の転勤し、問題児を集めたクラス・3年C組の担当教師として、クラスの問題解決に取り掛かります。

秋月竜斗

秋月竜斗のイメージ画像

漫画「小悪魔教師サイコ」の登場人物で第9話までの語り部、私立睦月高校2年B組の男性生徒です。クラスの問題児の1人であり、クラスメイトの恥ずかしい動画を撮影するなどの素行の悪さが目立ち、自分の嫌がらせをものとしない葛西に苛立ちを募らせています。私生活では、母親と入院中の兄・タクトがおり、兄とは仲が良かったものの、タクトは転落事故に遭って以来、植物状態に陥っています。

後に、葛西と兄が同級生だったことを知り、事故前の兄が語っていた女の子の話から、兄の事故は葛西によるものと推測し、葛西への復讐を目論みます。しかし、これまでの非行の数々や証拠から金沢・佐々木殺害の犯人に仕立てられ、冬川・母親の通報を受けた警察によって連行されました。

金沢綾羽

金沢綾羽のイメージ画像

漫画「小悪魔教師サイコ」の登場人物で、秋月の恋人・クラスメイトです。前の担任教師・若谷先生を休職に追い込んだ張本人で、他人にいじめを実行させて、自分は指示役に徹して手を下さないなど、卑劣な性格です。気弱な優等生・冬川も過去にいじめており、彼女の恥ずかしい動画を脅しに、冬川へ葛西へのいじめを実行させるも、冬川がいじめのことを葛西に打ち明けたことで、葛西の猟奇的殺人のターゲットにされてしまいます。

私生活では、両親が海外赴任のため1人暮らしをしており、宅配業者を装った葛西に殺害され、変わり果てた姿で発見されました。凶器には、かつて秋月からプレゼントされたバタフライナイフが使用されたことや、血まみれになった秋月のジャケットから、犯人が秋月になるように仕立てられました。

冬川アザミ

冬川アザミのイメージ画像

漫画「小悪魔教師サイコ」の登場人物で、秋月たちのクラスメイトのいじめられっ子です。葛西が赴任する以前に、金沢たちからいじめを受けており、葛西への嫌がらせを強要させられるも、金沢たちとの関係を葛西に目を付けられ、秋月を陥れる工作に加担しました。金沢の死を報告する葛西の冷静さに、一時は葛西の犯行を疑うも、彼女への恩義から疑念を払しょくしています。

佐々木陸

葛西に質問をする佐々木陸・イメージ画像

漫画「小悪魔教師サイコ」の登場人物で、いわゆるイケメンですが、素行の悪さが残念な男子生徒です。自己紹介する葛西に対して、いやらしい質問を投げかけたり、金沢のうさ晴らしに加担し、冬川に暴行を振るおうとするなど、秋月・金沢と共にクラスの問題児として認識されています。金沢の死後、進路相談と称して葛西を呼び出して襲いかかるも、隠し持っていたナイフで頸筋を切られ、殺害されました。

佐々木の殺害は、葛西の手で偽造工作され、犯行に使用された凶器が、かつて金沢に送られた秋月のバタフライナイフだったことや、犯行の様子を録画されたことから、秋月を陥れるための道具として扱われました。

小悪魔教師サイコのグロいシーンをネタバレ

小悪魔教師サイコのグロいシーンをネタバレ紹介・イメージ画像

ターゲットにされた登場人物たちの悲惨な末路や、葛西の見た目からは想像がつかないグロテスクな犯行から、「小悪魔教師サイコ」は、心臓が悪くなりそうなグロテスク作品としても話題を呼び、過激すぎる作風ゆえに、好みが分かれやすいでしょう。以下では、限度のないグロテスク描写が注目された「小悪魔教師サイコ」から、劇中のグロいシーンをあらすじネタバレ紹介します。

ネタバレ①冬月への顔面パンチ

冬川へ暴力を振るう金沢たち・イメージ画像

サイコサスペンスもののグロいシーンと言えば、主人公の犯行が思い浮かぶでしょうが、「小悪魔教師サイコ」では、主人公の猟奇的殺人のターゲットにされた登場人物たちの素行も、葛西に並ぶグロさをみせています。その1つが、漫画・2話で描かれた、冬川への顔面パンチであり、グロテスク描写としてはマイルドに感じられるものの、クラスの女王的存在である金沢からの強烈なパンチは、思わず目を背けたくなります。

ネタバレ②「黄色いのは脂肪?」というセリフ

「小悪魔教師サイコ」のグロいシーンの中でも特にグロテスクと言われるのが、金沢綾羽の殺害シーンであり、人にこんなことをやったらどんな反応をするのだろうと、常人離れした好奇心を見せる葛西の姿は、観る者をゾッとさせます。宅配業者を装って金沢家に来た葛西は、すぐさま金沢を襲いかかると、秋月のジャケットを羽織り、彼のナイフで猟奇的犯行に及びます。

それらは漫画3話~4話にかけて描かれ、手はじめに金沢の両眼を刺し、変な声が聞こえたとつぶやきます。それから金沢の胸の中がどうなっているのか気になった葛西は、胸を切り裂きながら「黄色いのは脂肪?」と恐ろしい一言を発します。翌日、葛西は金沢の死を報告するも、生徒の前では悲しみに暮れる表情をみせ、いかにも教え子の死を憐れんでいるような演技は、まさにサイコパスでしょう。

ネタバレ③幼少期の葛西

「小悪魔教師サイコ」の漫画6話は、葛西の幼少期のエピソードが描かれ、彼女のサイコパスは、小学校時代から現れていたことが判明します。葛西自身は、これをやったらどうなるのかなと、純粋な好奇心から行っているものの、葛西の行為は普通の子供ではあり得ないものであり、その現場を目撃した同級生・タクトからも恐れられ、その行為を辞めるように脅されていました。

しかし、残虐行為を先生に報告するという脅しは葛西には通じず、ある日、口封じとしてタクトは階段から突き落とされてしまいます。転落したタクトは、首があらぬ角度に曲がってしまい、その姿を見た葛西は驚くどころか、人間の首はあり得ない角度にも曲がることに興味を示します。

また、葛西のサイコパス的な好奇心は止まらず、今度はスコップで人間の頭がどうなるのかが気になり、人目が無いことを確認して、担任教師のマルイ先生の頭を殴りつけています。幸い、子供の力で殴ったため、大事には至らなかったものの、殴られても死なないマルイを先生を目の当たりにした葛西は、もう一度殴ろうか考え始めます。

しかし、マルイ先生、葛西がサイコパスであることを見抜いており、誰か困っている人を助ける時にその力(サイコパス)を使うように教えました。この一件は葛西が教師を目指すきっかけとなり、担当したクラスの問題児を手にかける動機も、彼らのせいで困っている人を助ける、という彼女なりの正当な考えがありました。

漫画「小悪魔教師サイコ」では、葛西に殺害された生徒3人は、気弱なクラスメイトや教師をターゲットに、犯罪にもなりかねない行為を繰り返しており、彼らに同情の余地はありません。葛西の残虐行為は、社会的には決して許されないものですが、彼女が殺人に手を染めたことで救われた人物がいることも事実であり、善と悪の境界線があいまいな立ち位置も、葛西心春の危険な魅力を引き立てているでしょう。

小悪魔教師サイコの実写キャスト

小悪魔教師サイコの実写キャストの紹介・イメージ画像

魅惑的な女性教師が繰り広げるサイコサスペンス「小悪魔教師サイコ」は、e-Storyアプリ「peep」のシネマコンテンツ「小悪魔教師♡サイコ – Cinema Content –」として2021年3月5日に配信され、「テキスト」と「映像」を合わせた新感覚コンテンツが人気に拍車をかけました。以下では、「小悪魔教師サイコ」の実写キャストを紹介します。

葛西心春役/都丸紗也華

葛西心春役を演じた都丸紗也華さんは、1996年生まれ、群馬県出身のグラビアアイドル・女優で、所属事務所からのスカウトを受けて芸能界デビュー、2014年~2016年にかけてアイドルグループ・FYTのメンバーとして活動しました。ドラマ出演作品は、「のの湯」「僕はどこから」「恋は続くよどこまでも」等です。

秋月竜斗役/石賀和輝

秋月竜斗役の石賀和輝さんは、1996年生まれ、大阪府出身の俳優で、映画や舞台を中心に活動しています。「アミューズオーディションフェス2014」ファイナリストにも選ばれた、俳優・石賀和輝さんの主な出演作品は、ドラマ「母さん・俺は大丈夫」、映画「星降る夜のペット」「鬼談百景」等です。

金沢綾羽役/真島なおみ

金沢綾羽を演じた真島なおみさんは、1998年生まれ、埼玉県出身のタレント・モデル・舞台女優で、2006年から芸能活動を行っています。9頭身の抜群のスタイルでグラビアモデルとしても活動する、真島なおみさんの出演作品は、舞台「スタントウーマン」「DEVIL MAY CRY ーTHE LIVE HACKERー」「左ききのエレンシリーズ」等です。

冬川アザミ役/水湊みお

冬川アザミ役を演じた水湊みおさんは、1997年生まれ、福岡県出身のモデル・女優、アイドルグループ#ババババンビのメンバーです。学生時代にコスプレイヤーとして活動後、2019年に上京、東京を拠点に芸能活動を開始、2020年に#ババババンビのメンバー・青色担当として加入しました。

小悪魔教師サイコに関する感想や評価

小悪魔教師サイコに関する感想や評価・イメージ画像

「小悪魔教師サイコ」と言えば、グロいシーンの多さだけでなく、葛西に殺害された登場人物の性格の悪さも注目され、勧善懲悪ものを彷彿させる独特の作風も、作品の面白いポイントでしょう。以下では、「小悪魔教師サイコ」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:グロいけど面白い

ネット広告を通じて「小悪魔教師サイコ」を読み始めたものの、想像以上のグロテスクさに驚いたとの感想が多く寄せられています。「小悪魔教師サイコ」の漫画は、作画の過激さから好みが分かれやすいものの、グロい作風でありながら、サイコパスらしからぬ主人公のキャラクター性が面白いと評価され、異色のサイコサスペンス作品として注目を集めています。

感想2:想像以上の血生臭いストーリーだった

「小悪魔教師サイコ」の序盤から、いじめられっ子の生徒を守るべく、担任教師の主人公が、いじめっ子の生徒へ制裁を下すものと予想されていました。しかし、ストーリーを追うごとに、サイコパスの教師による生徒への血生臭い制裁が繰り広げられ、予想を上回る壮絶な展開でありながら面白さも感じられ、早く続きが読みたいとの感想も多く寄せられています。

感想3:スカッとした気分になれる

タイトルは「小悪魔」でありながら、主人公がやっていることは小悪魔以上の残虐さであり、己の正義に従い、無慈悲に人に手をかける葛西心春の異常な精神は、他作品では見られないでしょう。また、作品に関する感想の中には、葛西の残虐行為に対して、読み手である自分もスカッとした気分になったとの感想も見られ、被害者へ同情の余地がないことが、読者の快感を生み出しているでしょう。

感想4:サイコパスの主人公を応援したくなる漫画

「小悪魔教師サイコ」では、本来は悪役として認知される主人公を応援する感想が多く見られ、サイコパスらしからぬ行動が葛西心春の人気に拍車をかけています。また、劇中で、葛西に殺害・抹殺された登場人物は、読者にとっても苛立ちを覚えずにいられないキャラとして描かれ、まるで葛西の殺人を正当化するような作風が、葛西への支持を高めています。

感想5:いじめっ子の生徒への復讐が過激すぎる

「小悪魔教師サイコ」に関する感想の多くは、学校の問題児に制裁を下す葛西心春の容赦ない仕打ちに、清々しさを覚えるとの声が寄せられる一方、読者の中には葛西のサイコパスぶりに戦慄したとの感想も見られ、スカッとどころではないとも評されています。かわいい見た目でありながら、グロテスクなこともやってのけてしまう、葛西の計り知れないサイコパスぶりが、恐怖を引き立てています。

感想6:頭を負傷したマルイ先生も強すぎる

マルイ先生は、葛西が教師を目指すきっかけとなった人物であり、教師となった葛西が、クラスの問題児を猟奇的な方法で葬る動機を生み出しました。マルイ先生も葛西のサイコパスの被害者であり、頭から流血する被害を受けました。作品に関する感想の中には、大怪我を負わされながらも、葛西に力の使い方を諭す先生も強すぎるとの感想も寄せられ、マルイ先生への注目も高まっています。

Thumb【小悪魔教師サイコ】漫画の感想・評価はグロい?登場人物やあらすじも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

小悪魔教師サイコのネタバレまとめ

小悪魔教師サイコのネタバレまとめ・イメージ画像

「小悪魔教師サイコ」の漫画あらすじネタバレ、登場人物一覧、劇中のグロいシーン、作品に関する感想などを紹介しました。主人公・葛西心春のサイコパスぶりや、猟奇的殺人のターゲットにされた登場人物との戦いなどから、「小悪魔教師サイコ」はかなりグロテスクな作品とも評される一方、葛西の危険な魅力が興味をそそり、怖いけれど続きが気になってしまう注目の話題作です。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ