【アオアシ】青森星蘭のメンバーと実力は？青森戦の試合結果もネタバレで紹介

『アオアシ』にて描かれた青森星蘭は、大雪に見舞われやすい青森の環境を活かした練習によって無限の体力と高い集中力、精神力を持ち合わせた最強のチームです。作中では青森星蘭とエスペリオンによる「青森戦」が描かれており、かなり白熱した試合が展開されていました。そこで、ここからは青森星蘭のメンバーと実力を交えつつ、青森戦の勝敗や強さの秘訣をネタバレしていきます。

『アオアシ』とは、東京シティ・エスペリオンFCの青井葦人を主人公に据えた青春・サッカー漫画です。本作は『スピッツ』副編集長が「Jユースを本格的に取り扱った漫画がない」ことに注目した結果、Jリーグの男子高校生年代「Jユース」が扱われています。また、原作漫画はビッグコミックスピリッツにて2015年6号から連載され、2022年2月時点で27巻が刊行されています。

ここでは『アオアシ』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。主人公は愛媛県の公立中学の弱小サッカー部のFW・青井葦人(あおいあしと)です。彼はフィールドの俯瞰能力に特化しており、さらにサッカーに対する情熱も持ち合わせていました。物語はそんな彼のもとを「東京シティ・エスペリオンFC」のユースチーム監督である福田達也が訪れた時から始まります。

『アオアシ』に登場する青森星蘭とは、高校サッカー界で並み居るユースすらも圧倒する最強のチームです。夏のインターハイを制しており、初登場時はインターハイ、プレミアリーグ、選手権の三冠を目指していました。試合結果の勝敗に強い執着を持っているチームで、対戦相手に対して永遠に勝ち続けるために戦うことを目標にし、最も相手がダメージを受ける勝敗の付け方が印象的です。

対戦相手に対して永遠に勝ち続けるべく、最も相手がダメージを受ける勝敗の付け方を目指すアオアシの青森星蘭は、試合結果と勝ち方に強いこだわりをもっていたのが分かりました。そして、青森星蘭のメンバーは一度監督に言われたことを徹底的に覚えます。では、青森星蘭のメンバーには誰がいるのか？その実力は？ここからは青森星蘭のメンバー情報と実力をネタバレ解説していきます。

• 名前：北野蓮(きたのれん)
• ポジション：MF
• 背番号：10(代表では7)
• 学年：1年生

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・北野蓮(きたのれん)は、主人公のアシトと同様に「俯瞰」の能力の持ち主です。高校1年生にしてU-18日本代表で、司令塔を務める実力者でした。

• 名前：槇村嬰人(まきむらえいと)
• ポジション：GK
• 背番号：15
• 学年：２年

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・槇村嬰人(まきむらえいと)は、青森星蘭のGK(ゴールキーパー)です。U-18日本代表という実績を持つ実力者。元々はエスペリオンジュニアユースに所属しています。青森星蘭に入学したのは身長の関係で昇格できずにいたことが原因となっていました。

• 名前：羽田琉騎(はねだりゅうき)
• ポジション：FW
• 背番号：7
• 学年：３年

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・羽田琉騎(はねだりゅうき)は、青森星蘭の主将です。J1ガノン大阪への内定者にして元東京VANSユース所属の実力者で、恵まれた環境に甘えた自分を変えるために青森星蘭に編入しています。

• 名前：藤長泰陽(ふじながたいよう)
• ポジション：MF
• 背番号：8

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・藤長泰陽(ふじながたいよう)は、青森星蘭のMF(ミッドフィルター)です。プレミアリーグのアシストランク3位で、中学時代は年代別代表に名を連ねたほどの実力者でした。

• 名前：山貝ダーメインジェイ
• ポジション：FW
• 背番号：9

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・山貝ダーメインジェイは、青森星蘭のFW(フォワード)です。父親がガーナ人のFWで、青森星蘭のメンバーからは通称「ジェイ」と呼ばれています。

• 名前：堤健太郎(つつみけんたろう)
• ポジション：DF
• 背番号：11

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・堤健太郎(つつみけんたろう)は、青森星蘭のDF(ディフェンダー)です。攻撃型のCB(センターバック)としてチームに貢献しています。

• 名前：森山ルナール承
• ポジション：DF
• 背番号：2

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・森山ルナール承は、青森星蘭のDW(ディフェンダー)です。仙台ユースに昇格できなかったという理由で青森星蘭に入学しています。大型CB(センターバック)としてチームに貢献していました。

• 名前：成宮監督
• ポジション：青森星蘭高校の監督

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・成宮は、青森星蘭の監督です。ホワイトボードを使って視覚的に訴える指導方法や最新テクノロジーの導入など柔軟な考えができる監督でした。

• 名前：成宮清吉(なりみやせいきち)
• ポジション：青森星蘭のコーチ

『アオアシ』に登場する青森星蘭のメンバー・成宮清吉(なりみやせいきち)は、成宮監督の息子です。青森星蘭ではコーチを務めていました。

『アオアシ』では主人公が所属するエスペリオンと最強のチームと謳われる青森星蘭の試合が描かれていました。そこで、ここからは青森戦の試合結果や勝敗をネタバレしていきます。

青山星蘭はフォワードでキャプテンの羽田、中盤の北野、ゴールキーパーの槇村といった3人の選手を中心にして成り立っているチームです。

そして、エスペリオンと対戦した青森戦では一年生の北野をチーム全員で支えるという戦術を使っています。対するエスペリオンはレギュラー組と一年生が多数のサブ組が入り混じったメンバーがスタメン選手として出場していました。青森戦の出場選手の名前は一年生のアシトを始め、ゴールキーパーの秋山、ディフェンスラインの山田と阿久津、冨樫、中盤は桐木、大友、馬場、前線は高杉、遊馬、橘といったメンバーがいました。

青森戦の前半では、エスペリオンが開始直後から青森星蘭のシンプルなマンマークにハマってしまいます。青森星蘭はエスペリオンの中で足元の技術が一番劣るアシトのマンマークに、キャプテンの羽田を付けることでアシトからボールを奪うという戦術を展開しました。

さらに、アシトにボールが集まるようにするため、エスペリオンのボールを右サイドバックの山田に出させないようにします。そこで、エスペリオンはそのマンマークを搔い潜るべく、ボールキーパーの秋山が高い位置を取ってパスの受け手になります。この作戦が功を奏し、エスペリオンは一時的に攻勢に転じることに成功。

しかし、槇村に阻止されたことで再び守勢へと転じてしまいます。一方、青森星蘭は北野を中心とした攻勢へと移るも、エスペリオンの馬場と橘を中心にした作戦によって点を取ることができませんでした。こうして、前半戦の試合結果は0対0で終了します。

青森戦の後半、序盤ではエスペリオンが馬場と橘を下げてディフェンスの朝利と志村を投入し、青森星蘭の攻めの手を緩ませることに専念します。エスペリオンは青森星蘭の攻勢を止めることで、ある奇策を実行しようとしていたのです。それは、フィジカルの強さと視野の広さを福田監督に買われているディフェンスの冨樫をワントップに置くポストプレーでした。

この奇策によってエスペリオンの攻める時間が増えた結果、アシトのアシストから遊馬がループシュートを決め先制点を奪います。しかし、今度は青森星蘭がN-BOXという奇策に打って出たことにより、同点に追いつきます。そこで、アシトは福田監督にサイドバックとして中に入ってプレーすることを要望。

青森星蘭の北野と肩を並べるためでした。そして、アシトは選手全員の矢印で意思や試合の流れを読んでいきます。それによって、アシトは絶妙なタイミング、角度、移置、スピードで中に入っていくといったサイドバックの形を披露。そして、アシトは阿久津との連携で逆転ゴールを奪うことに成功しました。

青森戦の試合結果(勝敗)は、2対1でエスペリオンの逆転勝ちとなっています。勝敗を決したのは青森戦の終盤で決めた阿久津の逆転ゴールです。その後、試合終了の笛が鳴りました。この勝敗結果は西の王者であるガノン大阪とのチャンピオンシップへの出場権を手に入れることを意味しているため、青森戦を制したエスペリオンはチャンピオンシップに出場することになります。

青森星蘭の強さの理由として挙げられる要素の一つに「冬に降る大雪」があります。青森星蘭は冬場になると大雪に見舞われる頻度が高い青森にあるため、冬場のグラウンドが一面真っ白になってしまいます。さらに、雪の積もり方も尋常ではありません。

そこで、青森星蘭のメンバーは練習前に雪かきをおこないます。そしていざ雪かきを終えて練習を始めても再び雪が積もってしまいます。それに伴いボールを使った練習が極めて限られるため、メンバーはその限られた時間内で必死に練習していました。

続いて青森星蘭の強さの理由として挙げられる要素の一つに「無限の体力」があります。やはり、冬場になると大雪に見舞われがちな青森星蘭は無限ともいえる体力がありました。特に体力を底上げする方法として、雪上ランニングを練習に取り入れているという点が大きいです。雪に足を取られやすく転倒の危険を考慮した上でおこなう練習であるため、当然普通の平地で走るよりも格段に体力がつくことでしょう。

さらに、ボールを使った練習では、雪の中でサッカーをする雪中サッカーというのも取り入れています。深い雪にボールを埋もれさせるため、キャプテンの羽田が言っていた通り「格闘技」と言える練習で、技術を要しません。体力はもちろん、集中力や精神力を鍛えることができるという点は青森星蘭の強みと言えるでしょう。

続いて青森星蘭の強さの理由として挙げられる要素の一つに「スポーツブラタイプのGPS」があります。青森星蘭の成宮監督はスポーツブラタイプのGPSという最新テクノロジーを導入していました。このGPSは「加速＆原則の大きさや回数」、「心拍数」「選手の走行距離」「最大＆平均スピード」などのデータを測定することができます。

続いて青森星蘭の強さの理由として挙げられる要素の一つに「練習方法」があります。ここまで解説してきた内容から分かる通り、青森星蘭は練習時間が限られているため、短い時間内で他の高校を上回る知識や戦術を叩き込む必要があります。そこで、成宮監督は「言葉を端的に伝える」「ホワイトボードで無駄な動きを消して視覚的に訴える」などといった手段を取っていました。

『アオアシ』に登場する青森戦に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は漫画『アオアシ』の24巻表紙と青森戦を高く評価しているようです。あらすじネタバレで触れたように、青森戦の勝敗はエスペリオンが逆転勝利といった結果となっています。この勝敗結果から分かる通り、白熱した試合展開を見ることができるので、興味のある方はぜひ青森戦をご覧ください。

『アオアシ』に登場する青森星蘭の試合運びに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は青森星蘭のワトフォードとリバプールのスタイルを使い分けた点を高く評価しているようです。作戦を使い分ける強さを重視しているようなので、これを機に青森星蘭の作戦内容をチェックしてみると良いかもしれません。

『アオアシ』に登場する青森星蘭の強さに関する感想や評価があがっています。こちらでは青森星蘭の強さの秘密に迫った内容を描いた『アオアシ』の単行本22巻を高く評価しているようです。興味のある方は『アオアシ』の単行本22巻にて青森星蘭の強さに迫ってみてください。

『アオアシ』に登場する青森星蘭について、メンバーと実力、青森戦の試合結果(勝敗)をネタバレで紹介してきましたがいかがでしたか？青森星蘭の強さは『アオアシ』の単行本22巻で、青森戦は『アオアシ』の単行本24巻でそれぞれ見ることができます。もし青森星蘭に興味のある方は、ぜひ当記事にてネタバレした試合内容とメンバーの実力を参考にしてみてください。