【炎炎ノ消防隊】ミカコは両親が焔ビト化した不幸な少女！桜備大隊長との関係は？

漫画炎炎ノ消防隊の作中で森羅が第8特殊消防隊に入ってすぐに登場した女子高生のミカコ。漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコとは父親と母親が焔ビトになってしまった一般人であり、作中一可哀想な一般人といわれています。作中でミカコは自身も焔ビトになると思い悩むものの、秋樽桜備大隊長の言葉で前を向くようになりました。本記事ではそんなミカコについて父親が焔ビトになった話や秋樽桜備大隊長の言葉などをご紹介します。

ではミカコとはどのようなキャラなのかについて父親が焔ビトになったエピソードや秋樽桜備大隊長の言葉などを交えてご紹介する前に、ミカコが登場する漫画炎炎ノ消防隊とはどんな作品なのか簡単にご紹介していきます。ミカコが登場する炎炎ノ消防隊とは2015年に｢週刊少年マガジン｣で連載が始まった漫画作品です。漫画炎炎ノ消防隊の作者は｢ソウルイーター｣で知られる漫画家の大久保篤であり、｢炎炎｣という略称で呼ばれてます。

大久保篤が描く漫画炎炎ノ消防隊は｢焔ビト｣という人体発火現象で生まれた化物と特殊消防隊の戦いをテーマにした作品となっており、2022年の2月に最終回を迎えました。単行本は2022年4月現在までに合計33巻刊行されており、34巻で完結するといわれています。そんな漫画炎炎ノ消防隊は2019年に2期に渡るアニメが制作されたことで一躍人気を博し、単行本の累計発行部数は2022年4月現在までに1700万部以上を記録しています。

漫画炎炎ノ消防隊の舞台となる東京皇国は昔大災害が起こり、人体の発火現象で｢焔ビト｣という化物が生まれました。｢焔ビト｣は出現してすぐに人々を恐怖させ、｢特殊消防隊｣という組織が｢焔ビト｣を倒す活動を始めました。そんな世界で生まれた森羅日下部は12年前に母親と弟を火事で亡くし、足から炎が出る能力で家族殺しの犯人だと疑われてしまいます。そこで森羅日下部は｢特殊消防隊｣へ入り、火事の原因を探ることにするのでした。

本記事で父親が焔ビトになったエピソードや秋樽桜備大隊長の言葉などをご紹介するミカコとは漫画炎炎ノ消防隊に登場するキャラクターの1人です。漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコとは普通の女子高生のキャラクターであり、耳を隠した短めのボブヘアーとかわいい童顔が特徴となっています。女子高生のミカコは漫画炎炎ノ消防隊で1つのエピソードの脇役として登場したキャラであるため、細かいプロフィールが分かっていません。

ただミカコは性格が非常に心優しいことが判明しており、家族を心から愛しています。しかしミカコは何の能力も持たない一般人であるので、焔ビトに対して一切の免疫がありません。そんなミカコは漫画炎炎ノ消防隊の作中で愛する母親と父親が焔ビトと化してしまい、自分も焔ビトになってしまうと考えて恐怖します。しかしミカコは現場に駆けつけた秋樽桜備大隊長にとある言葉を貰い、傷付いた心が救われることになりました。

ではここからは漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコの父親が焔ビトになったエピソードや秋樽桜備大隊長の言葉についてまとめてご紹介していきます。漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコは元々平穏な生活を送る普通の女子高生でした。しかしミカコはある日、母親が焔ビトと化し、父親と2人で暮らすことになりました。その後2年の時が経ち、ミカコは夕ご飯時に家へ帰宅し、いつも通りリビングに入ります。

この時ミカコは料理当番でない父親が夕ご飯を作っていることに疑問を感じます。そしてリビングに入ったミカコは焔ビトと化した父親と対面します。焔ビトと化した父親は身体が炎に包まれているものの、｢おかえり｣と挨拶するなど少しだけ自我が残った状態でした。

突然父親が焔ビトと化してしまったミカコ。ミカコが焔ビトの父親と対面した後、森羅が所属する第8特殊消防隊はミカコの父親の鎮魂に動きます。この時ミカコは母親と父親が焔ビトと化したため、自分も焔ビトになってしまうと考えます。その不安からミカコは疑心暗鬼な状態となり、自身の家の前で震え上がってしまいました。一般人であることと両親が焔ビトになったことを考えると、ミカコが不安を爆発させたのは仕方ありません。

不安から自宅の前で震え上がってしまったミカコの前に、とある人物が現れます。その人物は第8特殊消防隊の大隊長・秋樽桜備でした。父親の鎮魂が終わった秋樽桜備大隊長は家の中の家族写真を持ち、炎に立ち向かった勇敢な父親の話をミカコに伝えます。そして秋樽桜備大隊長は両親が焔ビトになってもミカコを最後まで守ったと口にしました。この秋樽桜備大隊長の言葉でミカコは心が救われ、前を向くことが出来るようになりました。

秋樽桜備大隊長はミカコの父親を鎮魂する際、森羅日下部とアーサー・ボイルに武器を見せないよう注意します。この時秋樽桜備大隊長は鎮魂が人殺しと一切変わらず、武器で遺族の心の傷を深めないよう伝えました。それを聞いた森羅日下部とアーサー・ボイルは遺族に寄り添うのが本当のヒーローだと学びます。そして秋樽桜備大隊長の言葉がきっかけとなって森羅日下部は特殊消防隊の隊員としての姿勢を改めることになりました。

ミカコは焔ビト化した父親が鎮魂された後、漫画炎炎ノ消防隊で再登場することがありませんでした。しかしミカコは漫画炎炎ノ消防隊ファンに特殊消防隊へ入るのではないかといわれています。ミカコは焔ビトが原因で父親と母親を亡くす辛い経験をしました。またミカコは秋樽桜備大隊長の言葉で心を救われています。これらのことを考えると、ミカコは漫画炎炎ノ消防隊の最終回のその後に特殊消防隊へ入る可能性が高いといえます。

アニメ炎炎ノ消防隊でミカコを演じたのは古賀葵です。古賀葵とは1993年の8月24日に佐賀県で生まれた女性声優であり、81プロデュースに所属しながら活動しています。元々古賀葵は人形劇と｢カードキャプターさくら｣がきっかけとなって声優を志し、2014年にゲーム｢封印勇者！マイン島と空の迷宮｣でデビューしました。その後古賀葵は2019年に｢かぐや様は告らせたい｣で四宮かぐやを演じ、大ブレイクすることになりました。

• 2016年のアニメ｢魔法少女？なりあ☆がーるず｣：はなび役
• 2017年のアニメ｢天使の3P！｣：金城そら役
• 2018年のアニメ｢ゾンビランドサガ｣：天吹万梨阿役
• 2019年のアニメ｢かぐや様は告らせたいシリーズ｣：四宮かぐや役
• 2021年のアニメ｢古見さんは、コミュ症です。｣：古見硝子役
• 2021年のアニメ｢ぼくたちのリメイク｣：志野亜貴役
• 2020年のアニメ映画｢鬼滅の刃無限列車編｣：竈門六太役

漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコに関する感想ではミカコが可哀想といった感想が多く寄せられていました。漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコは特殊な能力を持たない普通の女子高生です。しかしミカコは母親と父親が焔ビトと化し、両親を失ってしまいます。この経歴からミカコは多数の漫画炎炎ノ消防隊ファンに可哀想といわれています。

漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコに関する感想ではアニメの声優に驚く感想も多く寄せられていました。確かにミカコは漫画炎炎ノ消防隊でほとんど登場しない脇役のキャラクターです。しかしアニメ炎炎ノ消防隊の第2話で｢かぐや様は告らせたい｣の四宮かぐや役の古賀葵がミカコを演じました。この大人気声優の古賀葵が脇役のミカコを演じたことは、多数のアニメ炎炎ノ消防隊の視聴者を驚かせました。

漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコに関する感想ではミカコが初登場した2話の秋樽桜備大隊長がかっこいいといった感想も寄せられていました。アニメ2話でミカコが初登場した際、秋樽桜備大隊長は森羅日下部とアーサー・ボイルに特殊消防隊の考えを改めます。その後秋樽桜備大隊長はミカコに両親の立派さを伝え、彼女の心を救いました。このアニメ2話の秋樽桜備大隊長は非常にかっこよく、多数の視聴者を魅了しました。

本記事では漫画炎炎ノ消防隊に登場するミカコとはどのようなキャラクターなのかについてご紹介しました。ミカコは焔ビトが原因で母親を失い、2年後に父親も焔ビトと化して両親を亡くしてしまいました。確かにミカコは秋樽桜備大隊長の言葉を受け、傷付いた心が救われています。しかし父親と母親が焔ビトと化した経歴を見ると、ミカコは漫画炎炎ノ消防隊のキャラクターの中で特に可哀想なキャラクターといえるでしょう。