【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】イザベラの過去やその後をネタバレ！テイラーとの関係も

この記事ではヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラの過去やテイラーとの関係、その後の結婚・声優についてもネタバレ紹介していきます。そして、その前にまずはヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -の作品情報とイザベラのプロフィールを紹介していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、イザベラが登場するヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -の概要について紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの原作は暁佳奈による小説で、それを元にしてアニメや劇場版が制作されています。本作は京都アニメーション放火殺人事件が発生し公開が危ぶまれていましたが、2019年9月6日に劇場で公開されました。そして、激励の声とともに興行収入は8億3100万円を記録しました。

次に、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -のあらすじを簡単に紹介していきます。物語は、自動手記人形として働くヴァイオレットが女子寄宿学校に派遣され、イザベラ・ヨークの家庭教師になるところから始まります。最初はヴァイオレットを拒絶していたイザベラでしたが、次第に打ち解けていきます。そしてイザベラには複雑な過去があり、ヴァイオレットの勧めで大切な人へ手紙を書くことになります。

次に、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラのプロフィールについて紹介していきます。イザベラはヴァイオレットが依頼されて家庭教師を担当していたヨーク家の令嬢です。名家に嫁ぐために淑女教育を受けていますが、閉塞感を覚える生活に辟易しています。そんな中、出会ったヴァイオレットと次第に打ち解け、彼女の人柄に惹かれていきます。

ここからは、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラの過去についてネタバレ考察していきます。イザベラが自分のことを「僕」と呼ぶ理由はなぜなのでしょうか？ぜひご覧ください！

まずは、イザベラが孤児だった理由・過去から考察していきます。イザベラは過去に「エイミー」と名前で貧民街で暮らしていました。その当時は孤児で、自分が何者であるか分かっていませんでした。しかし、実はエイミーはヨーク家の当主と愛人の間に生まれた子だったことが明らかになります。

ヨーク家の当主はエイミーのことを「あの時の女の子ども」と言っていたため、ヨーク家の当主とエイミーの母はそれほど深い関係ではなかったことがわかります。だからこそ、ヨーク家の当主はこれまでエイミーを探すことなく野放しにしていたのでしょう。しかし後継者が亡くなり状況が一変したため、ヨーク家の血を継ぐエイミーの元にヨーク家の者がやってきたのです。

次に、イザベラが自分のことを「僕」と呼ぶ理由について考察していきます。イザベラが自分のことを「僕」と呼ぶ理由は、過去に貧民街で暮らしていた時に女性らしい扱いを受けていなかったからではないかと言われています。その名残で、イザベラになった後も自分のことを「僕」と呼んでいるのではないかと言われています。

また、イザベラは実は心が男性なのではないかという説もあります。「イザベラ・ヨークの花と雨」という短編小説では、イザベラのヴァイオレットへの恋愛感情が描かれていました。外伝の劇場版では恋愛感情については触れられていなったため、驚いたファンも多かったようです。そして、女性であるヴァイオレットに恋愛感情を抱いているという点や自分のことを「僕」と呼ぶことから、イザベラの心は男性なのではと言われています。

その真偽は不明ですが、おそらくヴァイオレットへの恋愛感情はどちらかというと「憧れ」に近いものなのかもしれません。ヴァイオレットはエイミーがイザベラになってから、おそらく初めて心を許した特別な存在です。性別は関係なく、特別な存在に好きになってしまうのは普通のことかもしれません。

ここからは、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラとテイラーの関係をネタバレ紹介していきます。また、イザベラはその後誰と結婚したのか、テイラーはその後郵便配達員になったのかなど、二人のその後についても考察していきますので、ぜひご覧下さい！

まずは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのイザベラとテイラーの出会いをネタバレ紹介していきます。イザベラとテイラーの出会いは、イザベラがまだ「エイミー・バートレット」として貧民街で暮らしていた時のことでした。雪が降る寒い日。エイミーは道端で震える小さな女の子を見つけました。近くに質屋の主人は「捨て子は金にならねえ」と言っていたことから、女の子は捨て子だったとわかります。

その女の子は目を潤ませながら、エイミーの手を掴みました。「置いていかないで」と言っているようなその仕草に、エイミーは今日からこの子を幸せにすると決意しました。そして、エイミーは女の子に「テイラー・バートレット」という名前を付け、本当の妹のように可愛がりました。しかし、二人の暮らしはかなり貧しくやっと生活している状態でした。それでも、エイミーとテイラーは幸せだったのです。

しかし、そんなある日エイミーとテイラーの別れは突然やってきます。エイミーの元にヨーク家の当主がやってきたのです。「もし私の娘に戻るなら、テイラーの面倒も見る」という言葉を聞き、エイミーは「イザベラ・ヨーク」として生きることを決意します。このまま二人きりで貧しい暮らしをしていても、テイラーを幸せにできないとエイミーはわかっていたのです。

テイラーは連れて行かれるエイミーを見て必死に名前を呼び、泣き叫びます。しかし、その声は届かず二人は引き離されました。この日から、イザベラは「エイミー」という名前を捨てたのです。

その後、テイラーは孤児院に預けられていました。そして、テイラーは生き別れになった姉・エイミーからの手紙を配達員のベネディクト・ブルーから受け取ります。しかし、まだ文字の読み書きができなかったテイラーはその手紙を何度も何度も孤児院の先生に読んでもらったそうです。その手紙には、下記のように書かれていました。

しかしながら、なぜヨーク家はテイラーを養女にしなかったのでしょうか？テイラーは孤児院に入れられただけで、読み書きも十分にできないほどあまり良い教育を受けていない状態でした。ヨーク家がテイラーを養女にしなかったのは、おそらくヨーク家の血筋ではないからです。ヨーク家の血筋ではない者を養子に入れ、そこまで良くしてやるつもりはなかったのでしょう。

ただ、テイラーは孤児院でちゃんとご飯を食べよく眠り、ちゃんと成長していました。また孤児院の先生が手紙を読んでくれていたことからも、大人たちはテイラーに優しく接してくれていたことがわかります。このことから、ヨーク家は「テイラーの面倒を見る」という最低限の約束は守っていたことがわかります。

それから数年後。テイラーは孤児院を脱走し、ヴァイオレットのいるC.H郵便社を訪ねてきます。そして、「ここで働かせてほしい」と言います。孤児院を脱走してきた中で郵便社で働くのはムリでしたが、社長の計らいで「郵便配達見習い」として数日いることは許可されました。そして、テイラーは姉のエイミーに手紙を書くことにします。

しかし、女学校を卒業した後のイザベラがどこに行ったのかヴァイオレットにもわからず、ベネディクトがその行方を探すことになりました。そして、イザベラのその後の行方が明らかになります。イザベラは女学校卒業後、ある領主と結婚していました。嫁ぎ先は当主と愛人の関係を隠したいヨーク家にとって隠匿されていたのです。テイラーは結婚したイザベラの元へベネディクトとともに手紙を届けに行きます。

最初はテイラーは物陰に隠れていて、ベネディクトがイザベラに手紙を届けました。イザベラはテイラーからの手紙を読むと泣き崩れます。イザベラはかつて「エイミー」の名前と未来を売りましたが、今でも二人には決して失われない絆がありました。その姿を見て、テイラーは直接会うことを辞めます。郵便配達員になるという夢を叶えてから、もう一度エイミーに手紙を届けに来ると決めたのです。

次に、テイラーのその後をネタバレ紹介していきます。テイラーはその後エヴァ―ガーデン家の養子になり、十分な教育を受けたようです。そして、それから数年後C・H郵便社に入社したようです。そのことは「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のラストで集合写真にしっかりと写っていることからわかります。おそらく夢を叶えたテイラーは、結婚したエイミーの元へ今度こそ直接手紙を届けに行ったのだろうと考えられます。

ここからは、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラのアニメ声優を紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンのイザベラのアニメ声優・寿美菜子さんのプロフィールや主な出演作品を紹介していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのイザベラのアニメ声優・寿美菜子さんのプロフィールを紹介していきます。寿美菜子さんは1991年9月17日生まれで兵庫県神戸市長田区出身、ミュージックレイン所属の声優です。元々は子役として関西の映画やCMに出演されていた経歴があります。そして「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」に合格したことから、声優としても活躍されるようになりました。

次に、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのイザベラのアニメ声優・寿美菜子さんの主な出演作品や演じたキャラについて紹介していきます。寿美菜子さんの主な出演作品や演じたキャラには「けいおん!」の琴吹紬役、「アイカツ!」の神崎美月役、「ドキドキ!プリキュア」の菱川六花役、「ベイビーステップ」の鷹崎奈津役、「響け! ユーフォニアム」の田中あすか役、「ボールルームへようこそ」の本郷千鶴役などがあります。

それでは、最後にヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラの過去や結婚・声優などに関する感想や評価について紹介していきます。イザベラ（エイミー）に関しては、一人称の動きだけで感情を表現しているところがすごいという感想がありました。手紙を読んで思わずエイミーだった過去の「僕」の一人称に戻ってしまうシーンが好きだという感想もありました。

また、イザベラの政略結婚が辛いという感想もありました。特に、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -の入場特典の小説にはイザベラの結婚生活についても描かれており、結婚したイザベラには幸せになってほしいという声も多くありました。

また、イザベラのアニメ声優を担当している寿美菜子さんに関して、「響け! ユーフォニアム」の田中あすかと声が同じだったことが嬉しいという感想が多くありました。寿美菜子さんの演技に関しても好評だったそうです。

この記事ではヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -に登場するイザベラの過去やテイラーとの関係、その後の結婚についてもネタバレ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？もしこの記事を読んで、イザベラについて気になった方がいましたら、ぜひこの機会にヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -をご覧になってみてください！