ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)漫画の評価は?女性に人気の理由を考察

今もっともホットな漫画の1つ、ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)の評価はどうなのでしょうか?これからその疑問にお答えします!にいさとるによる漫画作品「ウィンドブレイカー」。講談社のマガジンポケットに初登場したのは2021年1月13日ですが、早くも単行本の売上は65万部を突破しています。この記事ではウィンブレの評価を検証、面白いと女性に人気の理由などを考察していきます。さらに魅力的あふれるキャラの紹介やTwitterでの感想もあわせてお届けします。

ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)漫画の評価は?女性に人気の理由を考察のイメージ

目次

  1. ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)とは?
  2. ウィンドブレイカーの漫画の面白い魅力や女性に人気の理由
  3. ウィンドブレイカーの漫画あらすじネタバレ
  4. ウィンドブレイカーの漫画の登場人物・キャラ一覧
  5. ウィンドブレイカーの漫画のアニメ化は?
  6. ウィンドブレイカーの漫画に関する感想や評価
  7. ウィンドブレイカーの漫画の評価まとめ

ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)とは?

ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の概要

ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)は、にいさとるによる漫画作品で、講談社の週刊少年漫画雑誌マガジンポケットにて2021年1月13日号より連載中です(略称:ウィンブレ)。ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の単行本は講談社コミックスより9巻まで刊行されており、累計発行部数は65万部を超えています(2021年12月現在)。

本作が大ヒットした背景には、その宣伝手法の効果も大きいと言われています。単行本第4巻発売を記念して発売されたPV(プロモーションビデオ)には有名声優を起用したほか、2021年年末から2022年年始にかけて「渋谷4大ジャック」という企画で渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンを使ったプロモーションを行っています。

2021年8月の「次にくるマンガ大賞2021」ではWebマンガ部門で20位でしたが、2022年1月の「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」では第3位を獲得しています。

ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の作者

次に、ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の作者を紹介します。ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の作者は、漫画家のにいやまさとるです。ウィンドブレイカー以前の作品としては、「男子バド部に女子が紛れてる〜シークレットバドミントンクラブ〜」が有名です。現在講談社コミックプラスより単行本5巻が発売されています。

作者のにいやまさとるについては、年齢・性別などプロフィールは公開されていません。ただし過去の雑誌のインタビューなどから男性と考えられます。また、Twitterのアカウントを開設しており近況などの情報を発信しています。

『WIND BREAKER(1)』(にい さとる)|講談社コミックプラス

ウィンドブレイカーの漫画の面白い魅力や女性に人気の理由

面白い魅力①王道ストーリー

ここからは、この記事のメインテーマであるウィンドブレイカー(WIND BREAKER)の評価に関する情報をお届けします。ウィンドブレイカーの漫画の面白い魅力や、とりわけ女性に人気の理由を探っていきます。

喧嘩による暴力シーンの多いウィンドブレイカー(ウィンブレ)ですが、TwitterなどのSNSを見ると意外なことに女性の人気が高いようです。どのような点が女性の心を掴んでいるのでしょうか?

ウィンドブレイカーの主人公・桜遥が所属する「防風鈴」は、無暗やたらに暴力を奮っているわけではありません。街の人たちを不良から守るために敢えて暴力という手段を使っているのです。ここが重要なポイントで、防風鈴が倒す相手はわかりやすい「悪党」。防風鈴は、いわゆるヒーローなのです。勧善懲悪という王道ストーリーはわかりやすく、胸がスーッとして面白いという感想を持つ女性読者も多いようです。

また、防風鈴の男っぽいメンバーが喧嘩を通じて友情を深めていくのも、ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の面白い見どころの1つとなっています。女性は男の友情や絆に惹かれるのかも知れません。

面白い魅力②キレイな作画

ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)の漫画の特徴の1つとして挙げられるのが爽やかでキレイな作画です。喧嘩漫画というと殴り合いのシーンなど凄惨で荒々しい筆致の絵になりがちです。その点、ヤンキー漫画でありながら美しいイラストが全編を彩っているウィンドブレイカーは、異例な作品なのかも知れません。

殴り合いの喧嘩を描いているのに美しい絵が暴力性を薄めて、女性でも受け入れやすい漫画にしているのではないでしょうか?キレイな作画がウィンドブレイカー(ウィンブレ)を面白い漫画にしていると言ってもよいでしょう。

面白い魅力③魅力的なキャラ

個性豊かで魅力的なキャラが次々に登場するのも、ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)の面白い魅力を引き出していると言ってよいかも知れません。ウィンドブレイカーの漫画は、登場人物一人ひとりの内面まで丁寧に描いており、乱暴に見えるキャラでもふと可愛い一面を覗かせたりします。

そんなシーンを見た女性は、母性本能をくすぐられて「かわいい」という感想を抱くのかも知れません。漫画ウィンドブレイカーが女性に人気のある大きな理由ではないでしょうか?

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ウィンドブレイカーの漫画あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

ここからは、ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)のあらすじをネタバレで解説していきます。最初は1巻1話から5話までのあらすじをかいつまんで紹介します。

てっぺんを目指すために風鈴高校へ入学した桜遥は、さっそくトラブルに巻き込まれます。喫茶店ポトスで働く橘ことはが不良の男たちに絡まれているところに遭遇。あっという間に不良たちを撃退してしまいます。お礼に喫茶店で朝食をごちそうになりました。

喫茶ポトスは風鈴高校の生徒のたまり場になっているようです。桜遥と同学年の楡井秋彦が朝食を食べにやって来ます。橘ことはとの会話から彼がなじみ客であることがわかります。食事を済ませると、楡井は街のパトロールに出かけていきました。暫くして1人の女性が店内に飛び込んできます。路地裏で楡井が不良に絡まれていると伝えに来たのです。桜遥はすぐに駆けつけ不良たちキックをお見舞いし、楡井は窮地を救われました。

桜遥は入学式が行われる風鈴高校へ向かいます。式の後、桜遥は楡井と同じクラスに配属されました。荒れていた暴風高校でしたが、2年前にボウフウリン(防風鈴)が結成されると統率が取れるようになりました。桜遥たちに接触してきたのは、黒い眼帯とピアスが特徴の蘇芳隼人。強面の生徒たちの中では人当たりがよさそうな青年です。先日の商店街での桜遥の武勇伝が披露されました。桜遥は風鈴高校のてっぺんを取ると公言します。

そこへ現れたのは、杉下京太郎。ボウフウリン総代・梅宮に見込まれ、中学時代からボウフウリンで活動することを許された高校一ヤバい奴と言われてる輩です。桜遥にいきなり机を投げつけると襲い掛かります。両者によるパンチの応酬が炸裂しますが、その時校内放送から梅宮一の声が流れました。「殴り合いの喧嘩はせずに仲良くやれ」。それは新入生にボウフウリンの精神、ルールを説く演説でした。

その後、生徒たちは全員校庭に呼び出され、2年生の柊登馬に従い街の見回りに出かけます。見回り隊がシマ境の路地裏に差し掛かったところでトラブル発生。シマの向こう側を支配する「獅子頭蓮」の男が若者に喧嘩を売っています。本来はシマの外でのいざこざには介入できませんが、そんなルールなど知らない桜遥と杉下は獅子頭連の男に強烈な蹴りをお見舞いし、のしてしまいました。

2巻あらすじネタバレ

獅子頭蓮の男・猿渡を叩きのめした桜遥と杉下の前に、獅子頭連副頭取・十亀条が現れます。十亀は起き上がってきた猿渡の頭を持っていたビンで殴りつけます。猿渡は再び失神してしまいました。その行為に反発する桜遥は、十亀に突っかかります。十亀条は桜遥に後日お前と決闘すると言い残し、その場を後にしました。

桜遥たちは、学校に戻ると見回り中に起きたことを総代の梅宮に報告します。獅子頭蓮とのいさかいの原因を作った笹城の話を聞くと、梅宮は笹城や桜遥の行動を肯定する判断を下します。さらに優しい笑顔で桜遥らをねぎらってくれました。いささか拍子抜けする桜遥でしたが、こうした梅宮の人柄が強い人望の秘密だと理解します。

しばらくして四天王の1人である柊登馬の携帯電話が鳴り、獅子頭連頭取・兎耳山丁子の来訪を告げました。兎耳山は梅宮に直談判し、タイマン勝負を持ちかけてきたのです。兎耳山が乗り込んできたことで梅宮の闘争心に火が付きます。そのオーラは凄まじく、桜遥が立ちすくんでしまったくらいです。最初は話し合いで済ませようとする梅宮でしたが、兎耳山は頑として受け付けません。

その時、獅子頭連の副頭取・十亀条が仲間を引き連れ現れます。ただならぬ雰囲気が支配する中、梅宮は重い腰を上げタイマン勝負を承諾することにしました。すると、兎耳山がタイマン戦についてある提案をします。それはトップ同士がタイマンを張るのではなく、団体戦で勝負をつけようというものです。団体戦の対戦カードは、有馬vs杉下、鹿沼vs蘇芳、佐狐vs柊、十亀vs遥、そして最後に大将同士の決戦へと続きます。

決戦当日がやって来ました。決戦の舞台は、獅子頭蓮が根城としている映画館「オリオン座」です。映画館内の客席には獅子頭蓮のメンバーが押しかけています。ボウフウリンは完全なアウェイ状態で決戦に臨まざるを得ませんでした。さっそく1回戦が始まります。先陣を切って現れたのは、ボウフウリン・杉下京太郎、対する獅子頭蓮は有馬雪成です。

先制パンチを繰り出したのは有馬。それを顔面で受けた杉下は次の瞬間、怒涛の反撃に出ます。有馬の頭を掴み上げそのまま床に叩きつけます。その後有馬が起き上がることはなく、1回戦は杉下が勝利をもぎ取りました。続く2回戦の鹿沼vs蘇芳、そして3回戦の佐狐vs柊も、共にボウフウリンの辛勝に終わります。そして迎えた4回戦、ボウフウリンからは桜遥が、迎え撃つ獅子頭蓮からは副頭取の十亀条が戦いの舞台に上がりました。

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ウィンドブレイカーの漫画の登場人物・キャラ一覧

キャラ一覧①桜遥

ここからはウィンドブレイカーの面白い魅力の1つでもある主な登場人物を一覧で紹介していきます。最初は、てっぺんを目指して風鈴高校に入学してきた主人公の桜遥です。

特殊な髪色やオッドアイ(虹彩異色症)と呼ばれる目の色のせいで小さい頃から嫌な思いをしてきた桜遥。他人から嫌なことをされてきたこともあり、基本的には人には親切に接します。お礼を言われるとガラにもなく照れるところが可愛いと女性読者に人気のようです。

キャラ一覧②梅宮一

風鈴高校の3年で防風鈴(ボウフウリン)の総代を務める梅宮一。普段は心優しく温厚な雰囲気を漂わせているのですが、ひとたび喧嘩になると人を圧倒するオーラを発します。

キャラ一覧③杉下京太郎

気が短くカッとすると誰彼構わず殴りかかる狂暴な一面を持つ杉下京太郎。外見も長髪で目つきが悪く強面ですが、女性読者には人気のあるキャラクターです。ぶっきらぼうで不器用なところが母性本能をくすぐるとも言われています。

キャラ一覧④蘇枋隼飛

風鈴高校1年生の蘇枋隼飛(すおう・はやと)。優しそうな笑顔が印象的なイケメンで、女性読者のファンも多いと言います。喧嘩もめっぽう強くカンフーのような武術を得意としています。ミステリアスで謎の多いところも魅力の1つとなっているようです。

キャラ一覧⑤楡井秋彦

喧嘩は弱いものの、優れた情報収集能力で桜遥たちをサポートする楡井秋彦(にれい・あきひこ)。明るい性格でリアクションがかわいいと女性にも人気のようです。

キャラ一覧⑥柊登馬

梅宮総長を支える四天王の1人・柊登馬(ひいらぎ・とうま)。普段は穏やかで面倒見の良い兄貴分ですが、喧嘩の腕は一級品です。気苦労が絶えず胃薬のお世話になることも度々あります。彼の誕生日に胃薬をプレゼントするファンの女性もいるようです。

キャラ一覧⑦橘ことは

防風鈴(ボウフウリン)のメンバーがたむろする喫茶ポトスの従業員・橘ことは。気の強い性格でたびたび不良に絡まれますが、その都度遥が助けに入ります。同じ施設で育ったことから梅宮総長には妹のように可愛がられています。

ウィンドブレイカーの漫画のアニメ化は?

ウィンドブレイカーのアニメ化はまだない?

ここまで、ウィンドブレイカー(ウィンブレ)の特に女性の視点から見た魅力を中心に解説してきましたが、SNSではアニメ化を望む声が多く寄せられています。不良高校生が街を守るため立ち上がるというこれまでにない漫画の展開が、読者の目には新鮮に映っているようです。しかし、残念ながらウィンドブレイカー・アニメ制作の公式発表はまだありません。

ウィンドブレイカーのPVで出演した声優

アニメ制作の発表はまだない漫画ウィンドブレイカーですが、豪華声優が出演したPVが制作されています。主人公・桜遥役には呪術廻戦の伏黒恵の声でおなじみの内田雄馬、梅宮一役には中村悠一、杉下京太郎役は内山昂輝、蘇枋隼飛役は島崎信長がそれぞれ演じてます。

2021年12月31日から2022年1月15日にかけて行われた「渋谷ジャック企画」では、渋谷スクランブル交差点の大型スクリーンいっぱいにウィンドブレイカーのPVが映し出され大反響を呼びました。そのままアニメ化できるのでは?という声も多かったそうです。

ウィンドブレイカーの漫画に関する感想や評価

ここまでウィンドブレイカー(WIND BREAKER)漫画の評価について解説してきましたが、最後にウィンドブレイカーの漫画に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するウィンドブレイカーの漫画に関する感想・評価は、本作が間違いなく流行る漫画だという感想を持った方のツイートからです。とにかく熱いヤンキー漫画で、必ず推しのキャラが見つかると断言していました。

続いて紹介するウィンドブレイカーの漫画に関する感想・評価は、登場するキャラが皆個性的で魅力的という感想を持った方のツイートからです。コマ割りや感情の描き方も心に響いたようです。

最後に紹介するウィンドブレイカーの漫画に関する感想・評価は、本作を読むまではヤンキー漫画に寒いと言う感想を抱いていたと言う方のツイートからです。ところが、本作はいい子のヤンキー漫画なので嫌悪感を抱くこともなく、また絵もキレイで楽しめたそうです。

ウィンドブレイカーの漫画の評価まとめ

ここまで、「ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)の漫画の評価は?」と題して、ウィンブレが特に女性から面白いと支持を集めている理由について考察するとともに、Twitterでの感想や評価を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

漫画ウィンドブレイカー(WIND BREAKER)は、勧善懲悪を基本とした喧嘩漫画の王道を行くストーリー展開であること、キレイな作画が凄惨な殴り合いシーンを和らげていること、そして登場人物が皆個性豊かで魅力的なキャラであることから多くの女性の心を掴んでいることがわかりました。

これからもウィンドブレイカー(WIND BREAKER)では、魅力あふれるキャラクターたちが紙面をにぎわせてくれることでしょう。テレビアニメ化も含めて今後のウィンブレの展開に期待しましょう。

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