2018年08月22日公開
2018年08月22日更新
賭ケグルイの副会長・桃喰リリカの正体をネタバレ!素顔や会長との関係は?
月刊ガンガンJOKERにて2014年から連載している賭ケグルイ。シリーズ累計約370万部を突破している人気漫画です。学園内でギャンブルが日常化している異色な学園。ギャンブルで全てが決まってしまう賭ケグルイの世界。そんな学園を仕切る生徒会長、桃喰きらり。そして謎の存在である副会長。常に仮面をつけ生活している副会長には一体どんな秘密や素顔が隠されているのでしょうか。
目次
賭ケグルイの副会長である桃喰リリカの正体をネタバレ!素顔に迫る!
賭ケグルイの作中で、絶対的な権力と力を持つ生徒会長、桃喰きらり。そして彼女を陰で支えていると言われているのが、謎の存在である副会長。彼女は素顔を仮面で隠しているため誰なのかが分からない状態なのです。副会長とは一体どういう人物なのでしょうか?ギャンブルで何でも手に入る学園内で彼女は何を考え、何を思って会長の後ろにいるのでしょうか?賭ケグルイ1の謎の正体についてネタバレ解説していきます。
賭ケグルイとは?
賭ケグルイとは創立122年を迎える、私立百華王学園。全国から優秀な子息たちが集められた上流階級しか通えない学園。そして何と、この百華王学園は日常的にギャンブルが行われているのです。現生徒会長である桃喰きらりが学園をまとめており、ギャンブルという非日常イベントを学園に取り入れたのも生徒会長なのです。そんな日常とはかけ離れてた百華王学園を舞台に一人の転校生が来たことにより、物語は動き始めます。
学園内でギャンブルが横行する百華王学園、そこに蛇喰夢子という少女が転入してきます。その前日にこの物語の唯一の良心と言われている、鈴井涼太がギャンブルを行っていました。相手は同じ2年花組の実質トップと言われている早乙女メアリ(芽亜里)とポーカーをし、その勝負に負けてしまいます。この学園ではボーダーが存在しており100を切るとカースト制度の下層に落とされてしまうのです。後に詳しく解説します。
メアリに負けて借金を負ってしまった涼太。彼の首にポチと書かれた名札が掛けられます。いわば、ギャンブルに負け借金を負った者は学園内では下僕のように扱われるのです。その証として男にはポチ、女にはタマの名前が付けられます。ギャンブルがすべてのこの学園で金を失ってしますとこのような人間の扱いはされなくなってしまうのです。文字通り、負けたら全てを失う世界なのです。
賭ケグルイの蛇喰夢子
夢子が転入してきて、美人ということもあり一気に注目が集まります。そしてそのことを良く思わないメアリ。何かを企み始めます。その後、先生が涼太にこの学園のことを案内することに。学園の案内はもちろんのこと、ギャンブルのことや放課後は賭場が至る所で行われていること。最初は怯えると思っていた涼太ですが夢子はひどく興奮した様子、ましてや喜んでいるようにも見えました。彼女はギャンブルが狂ったほど好きなのです。
彼女は真の賭ケグルイ。そんなことも知らずメアリは親睦を深めるという名目で夢子をギャンブルに誘い込みます。当然、夢子に断る理由もなく受けて立ちますが涼太が止めようとします。なぜならこのギャンブルにはイカサマが仕組まれているからです。止めようとしたところメアリに肩を掴まれ脅されます。そんなことも知らずに「投票ジャンケン」がスタート。票を仕組まれているので夢子はあっさり負けてしまいます。
賭ケグルイの本性
しかし、この負けは夢子のシナリオ通りだったのです。イカサマはすぐに見破っていたのですが、少額では燃えない夢子。なのでわざと負け続け、大勝負に引っ張り込んだのです。それに気づいていないメアリはいつも通り票を操作して勝ちに行きます。しかし夢子はメアリが涼太を使ってイカサマをしていたことを見破り、さらに自身の手鏡を使い何を出してくるか予想したのです。相手のイカサマを逆手にとり、大勝負に勝利します。
夢子は負けを全く恐れていません。なので大胆な作戦も取れますし、失うことを怖がりません。イカサマを見破ってもそれを明かさずにギャンブルを続けたのもそれが基でしょう。そして、メアリに合計880万の借金を負わせ華々しいギャンブル学園のデビューを飾りました。イカサマの片棒を担いだ涼太は自責の念から学園を辞めると夢子に伝えますが、夢子はその事には全く怒っておらずむしろお礼として涼太に500万を手渡すのです。
生徒会との敵対
生徒会がこの学園の絶対的支配者。彼女らがギャンブル強者と教えられる夢子。そんなことを伝えたら夢子はもう勝負したくてたまらなくなります。とにかく強い人と刺激的なギャンブルがしたいだけ。彼女はやはり賭ケグルイなのです。また生徒会の生徒たちもまた、思うところはあれど全員が賭ケグルイ。夢子は生徒会役員たちを倒し、絶対的な力を持つ生徒会長桃喰きらりを倒すことが出来るのでしょうか?
賭ケグルイの副会長である桃喰リリカはどんなキャラクター?
賭ケグルイの絶対的強者、生徒会長。そして影から付き従う謎の人物、副会長。彼女の素顔は生徒会の人間ですら知らない人が多数いると言われています。そんな謎の副会長桃喰リリカとは一体どのような人物なのでしょうか?また、副会長のリリカと生徒会長であるきらり。二人は同じ苗字を名乗っていますが何か関係があるのでしょうか?桃喰リリカの正体についてネタバレしていきます。
副会長とはどんな人なの?
謎のヴェールに包まれた存在の副会長。ギャンブルをしている姿やディーラーをやっている姿も見たことがないです。彼女は本当に何者なのでしょうか?仮面を外すことなく、喋ることもなく会長の後ろに佇む。ある意味不気味な存在ですが、何を考えているのでしょうか?そして、何を思って会長の後ろにいるのでしょうか?その正体について迫っていきます。
よっぽどの事がない限り発言もしない副会長ですが、会長の信頼を一心に浴びている副会長。その点では、書記で会長の秘書を自負している五十嵐清華より近しい存在と言えるでしょう。きらりがやることはリリカの耳にも届いているのでしょう。そして、彼女の正体を知るものは会長のほかに選挙管理委員の黄泉月るなだけしか知らないのです。るなもとても食えない人物で謎が多いですが、なぜ彼女も知っているのでしょうか。
副会長は会長と入れ替わっている?
賭ケグルイ漫画の4巻の冒頭で会長はヘリで旅立ちます。その際に清華に「しばらく学園を離れる」とだけ伝えるのです。その後に、「百喰一族」の代表が集まる会議に出る為と明かされますが、この時に入れ替わりが疑われています。この後のギャンブルでも普段はしないディーラーをしていたりと少し怪しいです。一体どういうことでしょうか?
賭ケグルイの副会長である桃喰リリカの正体・素顔をネタバレ!
ネタバレになりますが、仮面が外れ素顔が見られたのは賭ケグルイ4~5巻で明かされます。るなが電話しているシーンがあります。最初は会長に電話をしていると思われましたが、るなのセリフが「会長がもしかしたら負けるかもしれないよ、早く帰ってきたほうがいいよ、ねぇ桃喰リリカ?」というのです。これにより、桃喰リリカの本当の名前と素顔が明かされるのです。会長の代わりに旅立ったのがリリカの方だったのです。
賭ケグルイ5巻でユメミとのギャンブルが終わった後、夢子は豆生田楓と続けて戦うことに。その時のディーラーがなんと今まで表舞台に出てこなかった副会長が執り仕切るのです。一体どうしてこのギャンブルだけディーラーとして出てきたのでしょうか?ネタバレとして、この副会長はリリカではなくきらり自身なのです。会長は楓がやろうとしていたことに、すでに気づいており姿を入れ替えたのでしょう。
会長は恐らく、ユメミも楓も夢子に負けるとしっていて入れ替わっていたのかもしれないと言われています。そして、ギャンブルにおいて対戦相手が人生を賭けて戦うことも想定していたと考えられます。人生というのは生徒会長がその人の人生を査定し、価値をつけるという仕組みですが、きらりがいないとその査定ができないのです。なのでそれを見越し仮面を取って姿を見せたのです。
桃喰家とは?
では、その副会長が入れ替わってまで出席した一族会議とはどのようなものなのでしょうか?そして会長や副会長の苗字でもある桃喰家。この家や一族には一体どのような秘密が隠されているのでしょうか?副会長の正体と共にネタバレしていきます。
元々、桃喰家は政財界強いコネクションを持っていました。そのコネクションを使いさらに勢力拡大を図るのです。まず、全国から優秀且つ資金を持っている子息、子女が集まる私立百華王学園に目を付けます。彼女はその影響力を利用できると考え、乗っ取ることを思いつきます。そしてその乗っ取る方法がギャンブルだったのです。多額の資金力を持つ桃喰家だからできる方法と言えます。
その資金を使いきらりは百華王学園に入学し、1年生で今の生徒会長にギャンブルを挑むのです。当然後には引けない状況を作り出したのでしょう。ですが、きらりは生徒会長に勝ち百華王学園を乗っ取ることに成功したのです。清華はそのギャンブルをする姿や自分には到底思いつかないようなことを考えているところに惹かれたそう。
桃喰家と百喰一族
桃喰家は益々勢力を拡大していき、膨大な力を持つようになりました。管理しきれないと見越してか、桃喰家から分家として分かれていきました。桃喰(ももばみ)と百喰一族(ももばみいちぞく)当然桃喰家から分かれていったわけですから母体は桃喰家なのです。だから読み方も一緒です。百喰一族にも実力者は多くいますが、やはり頂点に立つのは桃喰家の人間と言えるでしょう。
桃喰家の目的は全国の支配だと言われています。優秀な人材を百華王学園から排出し、世の中のために役立たせる。そうして学園卒業者を色々な世界に紛れ込ませ陰から操る。こうして百華王学園、もとい桃喰家は大きくなっていったと考えられています。しかし、桃喰家の当主、桃喰きらりは別のことを考えていたのです。当主とは別の思惑で動いているのが百喰一族ということでしょう。
会長の思惑
蛇喰夢子が学園にやってきた時に会長は自身の考えを初めて明かします。会長に言わせれば百華王学園はアクアリウムだと例えたのです。自分が作った水槽の中で、生徒という魚たちが学園に訪れます。そして、ギャンブルという名の弱肉強食の世界で誰がより美しく輝けるかをみたい、というのです。きらりはそのアクアリウムの管理人と例えたのです。普通なら考え憑かない発想です。
賭ケグルイの副会長と会長の関係とは?
きらりと瓜二つな顔をしている副会長リリカ。次はきらりとの関係についてネタバレしていきます。賭ケグルイの世界で一番の謎の人物と言えるリリカ。普段は仮面を付けていますが、素顔は会長とそっくりなのです。詳しくは語られていませんが、リリカの正体は姉妹だと言われているのです。だから顔もそっくりですし生まれた家も同じなのでしょう。あらゆる点から姉妹という説が濃厚になっています。
黄泉月るなと副会長
何やら電話を使い意味深な会話をしていた二人。会長が窮地だと知らせていたるなは一体リリカに何を伝えたかったのでしょうか?会長が負ける姿でしょうか、それとも夢子が負ける姿でしょうか。生徒会がなくなるかもしれないということでしょうか?色々考えられることはありますが、重要な電話であることは変わりないと伺えます。しかし、そんな電話をうけても副会長は取り乱すこともありませんでした。
会長はるなが何を企んでいるかは把握していないと言います。黄泉月るなは会長に従うわけでもなく、誰かに肩入れしている様子もありません。彼女は何を考えているのでしょうか?副会長に電話をしたこともただの親切で電話したとは思えません。るなの本性は漫画で明かされていきますが、ネタバレになりますが、楽しいことを間近で見ていたいという思いを持っているのです。
賭ケグルイの隠れ人気?
あまりにも謎が多く、無口な副会長。しかし漫画では彼女の正体や素顔がネタバレしています。さらにはスピンオフ作品も出ており、そちらではきらりとリリカがたくさん登場して物語を盛り上げます。二人が無邪気にギャンブルしている姿や、楽しんでいる顔、大喜利に本気で挑む副会長。本編とのギャップが人気の秘密でしょうか?気になる方は是非ご覧ください。そのあと賭ケグルイを読めばもっと楽しめるでしょう。
その他にも、たくさんのスピンオフ作品がでています。賭ケグルイ本編では主に夢子と涼太の視点で書かれていますが、メアリや妄が主役の物語になります。別視点から賭ケグルイの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?思わぬ角度からきらりや副会長の別の一面が見られますので、本編で惹かれた人はぜひお試しください。キャラ崩壊と言われていたりしますが、賭ケグルイ本編の別物として、読まれる方も多いです。
賭ケグルイの副会長・桃喰リリカの正体まとめ!
様々な秘密を抱え読者や視聴者を引き付けた副会長。賭ケグルイの世界では珍しいキャラクターではありますが、やはり興味を惹かれます。少しネタバレですが、漫画で明かされた生徒会選挙。そこで副会長自身がギャンブルに参加し、奮闘します。何やらメアリとも個人的な賭けをしているようですが、その様子も気になる方はぜひ賭ケグルイをお読み頂き副会長の正体や本当の素顔について考えてみてください。