迷宮ブラックカンパニーは打ち切り終了?原作は完結してる?疑惑の理由を調査

人気作品「迷宮ブラックカンパニー」は打ち切り終了なのでしょうか?噂の真相を明らかにします!安村洋平による漫画作品「迷宮ブラックカンパニー」。原作はWebサイトに連載されているコミックなのですが、すぐさま人気に火が付き書籍版単行本も刊行されました。ところが、今SNSでは本作が完結し打ち切りになったという噂が拡散しているというのです。そこでこの記事では、打ち切りの真偽や疑惑がかけられた理由を解明、さらにはアニメ2期の可能性についても検証していきます。

迷宮ブラックカンパニーは打ち切り終了?原作は完結してる?疑惑の理由を調査のイメージ

目次

  1. 迷宮ブラックカンパニーとは?なろう系作品?
  2. 迷宮ブラックカンパニーは打ち切り終了?原作は完結している?
  3. 迷宮ブラックカンパニーのアニメ2期続編制作の可能性
  4. 迷宮ブラックカンパニーに関する感想や評価
  5. 迷宮ブラックカンパニーの打ち切りまとめ

迷宮ブラックカンパニーとは?なろう系作品?

迷宮ブラックカンパニーの概要

迷宮ブラックカンパニーは、安村洋平による漫画作品です。日本の出版社・マッグガーデンが運営するWeb配信サイト「MAGCOMI」にて2016年5月より連載されています。また、同社の紙媒体である月刊漫画雑誌「月刊コミックガーデン」でも同時期に連載が開始されました。

そのほかメディアミックス展開としてはテレビアニメが制作され、2021年7月9日から9月24日にかけてTOKYO MXほかにて全12話が放送されました。

迷宮ブラックカンパニーはなろう系作品?

この後、簡単なあらすじを紹介しますが、迷宮ブラックカンパニーは主人公が突然異世界アムリアに転移するいわゆる「異世界転生」モノです。この特徴から「なろう系では?」と考える方が多いようです。

しかし、本作迷宮ブラックカンパニーはなろう系ライトノベルではありません。前項の概要欄で触れましたが、Web配信サイト「MAGCOMI」にて連載されている漫画作品です。

迷宮ブラックカンパニーのあらすじ

二ノ宮キンジはあくせく働くのが嫌で楽に収入を得ることばかり考えているネオニートの青年です。ある日のこと、突然魔物や亜人の住む異世界アムリアに転生した二ノ宮。生きるため大企業「ライザッハ鉱業」に就職します。ところがそこは低賃金で長時間の重労働を強いるブラック企業だったのです。もう一度ネオニートの生活を手に入れるため、二ノ宮は裏組織「迷宮ブラックカンパニー」を設立しライザッハの乗っ取りに乗り出します。

TVアニメ『迷宮ブラックカンパニー』公式サイト

迷宮ブラックカンパニーは打ち切り終了?原作は完結している?

迷宮ブラックカンパニーの原作漫画は完結・終了している?

ここからは、この記事のメインテーマである迷宮ブラックカンパニーの打ち切りに関する話題に入っていきます。まず打ち切りの話の前に、そもそも原作漫画は完結し連載は終了しているのでしょうか?

作品概要欄に書いたように、迷宮ブラックカンパニーは現在もMAGCOMIにて連載中です。したがって、迷宮ブラックカンパニーの原作漫画は完結していませんし、連載も終了していません。

迷宮ブラックカンパニーの打ち切りの噂が出た理由

原作漫画が完結しておらず連載も終了もしていないのに、なぜ迷宮ブラックカンパニーには打ち切りの噂が囁かれるようになったのでしょうか?打ち切りの噂が流れた理由について考察してみましょう。

作品完結も連載終了もしていないのに打ち切り疑惑が浮上した作品には、例えば「さよなら私のクラマー」など他にも例はあります。しかしそうした作品にはそれなりの打ち切り理由があったのですが、迷宮ブラックカンパニーには確たる打ち切り理由が見当たらないのです。打ち切り理由なしに打ち切り疑惑がネット上に溢れたのは異例と言えるでしょう。

理由①単行本の発売ペースが遅いから?

ただし、いくつか打ち切り理由らしきものはあるようです。その1つが迷宮ブラックカンパニーの単行本の発売ペースが遅いというものです。なかなか次の巻が発売されないので、ファンの間で打ち切り疑惑が浮上したと考えられるのです。

ブレイドコミックスから単行本第1巻が刊行されたのは2017年5月で、4年半以上経ったのに未だ既刊8巻です。かなり遅いペースと言えるでしょう。特に6巻から7巻の間には約1年もの空白期間があります。こうしたことから、「打ち切りでは?」という打ち切り疑惑が吹聴されるようになったのかも知れません。

理由②マグコミは打ち切り率が高いから?

迷宮ブラックカンパニーの打ち切り疑惑浮上の理由としてもう1つ考えられることは、マグコミ(MAGCOMI)は打ち切り率が高いからというものです。実際にマグコミオリジナル作品での打ち切り率は高いようです。

マグコミでの連載で出発した迷宮ブラックカンパニーにも、打ち切り疑惑という火の粉が降りかかってしまったのかも知れません。

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迷宮ブラックカンパニーのアニメ2期続編制作の可能性

2期の可能性①原作漫画のストック

迷宮ブラックカンパニー打ち切りに関する話題はこのくらいにして、ここからは迷宮ブラックカンパニーのアニメ2期制作の可能性について探っていきます。アニメ2期を占う時の定石である、4つの観点から検証を加えます。最初は、原作のストック(未だアニメ化されていない原稿の在庫量)からです。

アニメ2期制作の決定を下す際、原作のストック量は重要です。ストックが十分になければ物理的にアニメを作ることができないからです。迷宮ブラックカンパニーの漫画単行本は2021年11月現在8巻まで刊行されています。アニメ1期では単行本6巻まで消費されました。現在原作ストックは2巻となりアニメ2期制作にはあと4巻ほど足りないということになります。

2期の可能性②原作漫画の売上

迷宮ブラックカンパニーのアニメ2期制作の可能性検証、2つ目は原作漫画の売上状況です。原作漫画の売上から作品の人気度やアニメ化による収益性を評価することができます。

ところが、迷宮ブラックカンパニーの単行本の累計発行部数は公表されていません。したがってこの指標でアニメ2期制作を占うことができません。ただ、もし仮に100万部とか200万部を突破していれば宣伝のためにも公表して然るべきと考えられます。したがって現時点では、迷宮ブラックカンパニーの売上はそこまでは達していないと考えられます。

一方で、「次に来るマンガ大賞2021」にノミネートされたことやアニメ1期放送による効果で、売上が急上昇していることもあり得ます。公式ホームページなどでの発表を待ちましょう。

2期の可能性③円盤売上

迷宮ブラックカンパニー・アニメ2期の可能性検証の3つ目は、円盤(Blu-rayやDVD)の売上状況です。一般的には4000枚の円盤売上を記録すると、アニメ制作費がペイできるので、2期制作の可能性が現実味を帯びてくると言われています。

迷宮ブラックカンパニーのBlu-rayとDVDは、第1巻が2021年9月21日に発売となりました。11月末のデータでは1111枚の売上実績が計上されています。発売後約2カ月の実績ではありますが、スタートダッシュ時に1000枚程度に留まっていますので4000枚以上の売上を達成するのは難しいのではないでしょうか?

2期の可能性④動画配信の人気

迷宮ブラックカンパニー・アニメ2期の可能性検証の最後は、動画配信での人気度です。動画配信サービスは近年急速に需要を拡大しており、アニメ制作会社にとっては重要な収入源となっています。仮に動画配信サービス会社との独占契約が担保できれば、即座に2期制作が決まるとまで言われています。

そこで、迷宮ブラックカンパニーの状況なのですが、残念ながら今のところ独占配信契約の話はないようです。したがって迷宮ブラックカンパニーの場合、動画配信での再生回数が2期制作のカギを握ることになります。dアニメストアのデータによりますと、2021年9月10日時点の迷宮ブラックカンパニーの再生回数の順位は12位となっています。

この順位をどう評価するかですが、迷宮ブラックカンパニーと同時期にアニメを放送した作品に比べると決して高いとは言えない順位です。また、dアニメストアでの「気になる作品」登録数がおよそ5万4千件と伸び悩んでいることを考慮すると、動画配信でも決して楽観はできないでしょう。

以上、迷宮ブラックカンパニーのアニメ2期制作の可能性を検証してきましたが、0勝3敗1引分け(不明)と残念な結果となりました。しかしまだ確定したわけではありませんので、今後の情報を注視していきましょう。

迷宮ブラックカンパニーに関する感想や評価

ここまで迷宮ブラックカンパニーの打ち切りに関する情報をまとめてお届けしてきましたが、最後に迷宮ブラックカンパニーに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する迷宮ブラックカンパニーに関する感想・評価は、迷宮ブラックカンパニーがとても面白いというツイートからです。打ち切りを何とか回避させようと、単行本を全巻一気買いしたとのことです。

続いて紹介する迷宮ブラックカンパニーに関する感想・評価ですが、迷宮ブラックカンパニー・打ち切りの噂を真に受けていた方のツイートからです。

その後打ち切りではないと知った投稿者は、前巻の最後を思い出し「あんなバッドエンドで終了することはないだろう」と納得したようです。

最後に紹介する迷宮ブラックカンパニーに関する感想・評価は、アニメ2期は実現難しそうと呟くツイートからです。ただ、アニメ1期のその後の展開が見れないことは残念そうでした。

迷宮ブラックカンパニーの打ち切りまとめ

ここまで「迷宮ブラックカンパニーは打ち切り終了?原作は完結してる?」と題して、迷宮ブラックカンパニーの打ち切り疑惑の真相と疑惑が浮上した理由について考察してみました。いかがでしたでしょうか?

迷宮ブラックカンパニーは現在でも「MAGCOMI」に連載中の作品ですから、原作は完結していませんし打ち切りでもありません。打ち切りの噂が広まった確たる理由については不明ですが、可能性として考えられることは次の2つです。単行本刊行のペースが遅く6巻から7巻の間は1年以上空いたこと、そして掲載サイト「MAGCOMI」のオリジナル作品での打ち切り率の高さです。

迷宮ブラックカンパニーは現在も連載が続けられていますし、アニメ2期制作も今後の展開・人気次第のようですから、ファンの方は安心して応援してはいかがでしょうか?

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