サニーボーイは意味不明でわからない？アニメの伏線や謎のシーンを考察

• 名前：Sonny Boy(サニーボーイ)
• ジャンル：SF、群像劇
• 原作：夏目真悟
• 監督：夏目真悟
• 脚本：夏目真悟
• キャラクターデザイン：江口寿史、久貝典史
• 音楽：コーニッシュ(BGM、第10話)
• アニメーション制作：MADHOUSE

『Sonny Boy(サニーボーイ)』とは、2021年7月から10月にかけてTOKYO MXほかにて放送されたマッドハウス制作によるテレビアニメ作品です。原作・監督・脚本は青森県出身のアニメーターである夏目真悟が手掛けました。

ここでは『Sonny Boy(サニーボーイ)』のあらすじを簡単にまとめていきます。時は8月16日、夏休み半ばを過ぎた頃に学校に集まっていた中学3年生の長良たちは異次元へと漂流してしまうのでした。さらに、巻き込まれたクラスメイト36人全員が漂流と同時にさまざまな能力を獲得。それによって各々が能力を使って好き勝手に暴れ回るという光景が出来上がってしまいます。果たして彼らは無事元の世界へと戻ることができるのでしょうか？

2021年7月から10月にかけてTOKYO MXほかにて放送されたアニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』ですが、どうやらネット上では伏線が多く、状況解説などがほぼ出てこないという理由で「意味不明」という感想を抱いている方が多いようです。それも意味不明だったとのことで同じ話数を何回繰り返してみても分からなかったということでした。

何回見ても「意味不明」なのはなぜなのか？その理由は夏目監督曰く「あえて意味不明に作られている」とのことでした。また意味不明な部分は「見る側が好きに想像して補って解釈してほしい」とも言われているのですが、どうやら各々が解釈した意見を交換して楽しませることを目的にしているようです。

意味不明でわからないと言われているアニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』。では、意味不明と言われる要因となっている伏線や謎のシーンはどのようなものがあるのでしょうか？ここからは、『Sonny Boy(サニーボーイ)』の伏線や謎のシーンを紹介していきます。

始めに解説する伏線や謎のシーンは1話にて突然変わった主人公たちの状況です。先にあらすじで主人公たちが異世界へと漂流しているシーンをお伝えしましたが、実はその状況は漂流してから7日経過したところから始まっていました。本来なら突然漂流してしまえばパニックになり、さらに謎の超能力を得れば各々がリアクションを取るはずです。

それらをすっ飛ばして漂流した生徒たちのその後が描かれており、既に能力を使って遊ぶ者や自分の過ごし方を確立している者、そして好き勝手に暴れる生徒たちを統率しようとする者などが描かれています。そして2話では突然無人島サバイバルから始まっており、1話から2話への繋がりも謎でした。

次に解説する伏線や謎のシーンは生徒たちが手に入れた超能力です。超能力の名前は各々の生徒が自分で名付けたもので、その名前と能力は以下の通りです。

• テレポート：空間ごと別の世界に移動させる
• コンパス：一点を示す光が見える
• ET：指先を光らせてライト代わりにできる
• ニャマゾン：三匹の猫が望んだものを持ってきてくれる
• 電気ビリビリ：電磁気の力をコントロールする
• スローライト：重力をコントロールする
• Hope：イメージを具現化する
• 万能空間：さまざまなものが作れる
• スイッチ：触れたものを入れ替える
• ポケコン：プログラムを実世界に反映する

次に解説する伏線や謎のシーンは主人公である長良(ながら)の謎です。長良は何かに悟ったような雰囲気があり、1話にて突如異世界へと漂流した時はパニックに陥ることなくただ状況を受け入れるなど無気力なキャラとして描かれていました。感情を表に出さないため謎に包まれたままとなっています。

次に解説する伏線や謎のシーンは生徒の存在です。ラジダニ少年によると異世界へと漂流した生徒たちは「静止した存在」とのこと。これは時間は流れているものの、生徒たちの時間だけが止まった状態ということでしょうか？

あえて意味不明に作られた『Sonny Boy(サニーボーイ)』はオシャレな演出やセンスのある描写、意味不明だからこそ考察することによって自らが完成させるような自由度の高い作品となっていました。では、『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場するキャラの声は誰が担当しているのでしょうか？ここからは『Sonny Boy(サニーボーイ)』のアニメ声優を一覧形式で解説していきます。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場する長良役を演じた声優は、声優事務所「大沢事務所」で声優として活動する福岡県出身の市川蒼(いちかわあおい)です。生年月日は1991年10月2日(30歳)、血液型はB型、愛称はいっちー、いちぞー、あおちゃんです。

デビュー作はアニメ『パズドラクロス』のギルド龍喚士役で、2016年からアニメやゲームのジャンルを中心に声優活動を開始しています。主な出演作品には『Just Because!(泉瑛太役)』、『ダーリン・イン・ザ・フランキス（ミツル役)』、『爆丸バトルプラネット(ハイドロス役)』、『ブギーポップは笑わない(田中志郎役)』などがありました。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場する希役を演じた声優は、声優事務所「アイムエンタープライズ」で声優として活動する千葉県出身の大西沙織(おおにしさおり)です。生年月日は1992年8月6日(29歳)、血液型はO型、趣味はアニメ・ドラマのサントラ鑑賞です。デビュー作はアニメ『AKB0048』の友歌の妹、女B役で、2012年からアニメやゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動を開始しています。

主な出演作品には『ストライク・ザ・ブラッド(ラ・フォリア・リハヴァイン、オシアナスガールズ役)』、『精霊使いの剣舞(フィアナ・レイ・オルデシア役)』、『冴えない彼女の育てかた(澤村・スペンサー・英梨々役)』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(アイズ・ヴァレンシュタイン役)』などがありました。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場する瑞穂役を演じた声優は、声優事務所「青二プロダクション」で声優、女優、歌手、タレントとして活動する千葉県山武市出身の悠木碧(あおいゆうき)です。生年月日は1992年3月27日(29歳)、血液型はA型、趣味・特技は本と絵を書くこと、音読、早口言葉です。

デビュー作はアニメ『キノの旅』のサクラ役で、2003年からアニメやゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動を開始しています。主な出演作品には『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド(ミナ・ツェペッシュ役)』、『ポケットモンスター ベストウイッシュ(アイリス、初代イーブイ役)』、『魔法少女まどか☆マギカ(鹿目まどか役)』、『信長協奏曲(お市役)』などがありました。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場する朝風役を演じた声優は、声優事務所「大沢事務所」で声優として活動する神奈川県出身の小林千晃(こばやしちあき)です。生年月日は1994年6月4日(27歳)、趣味・特技は映画鑑賞、一人旅、格闘技です。

デビュー作はアニメ『Just Because!』の野球部後輩、男子中学生役で、2017年からアニメやゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動を開始しています。主な出演作品には『ブギーポップは笑わない(竹田啓司役)』、『賢者の孫(トニー＝フレイド役)』、『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE(ヒロト役)』、『憂国のモリアーティ(ルイス・ジェームズ・モリアーティ役)』などがありました。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場するラジタニ役を演じた声優は、フリーで声優、ナレーター、舞台俳優として活動する埼玉県出身の後藤ヒロキ(ごとうひろき)です。生年月日は1985年11月16日(36歳)です。

デビュー作はアニメ『FAIRY TAIL』のボブ、マルタム、ワン、ベリック役で、2000年代からアニメやゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動を開始しています。主な出演作品には『ガラスの仮面ですが(桜小路優役)』、『ディーふらぐ!(横縞役)』、『鬼灯の冷徹(柿助役)』、『憂国のモリアーティ(トマース・マイケルソン役)』などがありました。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場する明星役を演じた声優は、声優事務所「賢プロダクション」で声優として活動する北海道出身の内藤有海(ないとうあみ)です。生年月日は1992年8月8日(29歳)、憧れの声優は声優・朴璐美の名前を挙げています。

デビュー作はアニメ『アクセル・ワールド』の女の子B役で、2012年からアニメやゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動を開始しています。主な出演作品には『ガンダムビルドファイターズトライ(サノ・ケイコ役)』、『ルパン三世 PART IV(少年/クロエ役)』、『イナズマイレブン アレスの天秤(田植郁人役)』、『憂国のモリアーティ(サム・ホワイトリー役)』などがありました。

アニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』に登場するポニー役を演じた声優は、声優事務所「アクロス エンタテインメント」で声優として活動する東京都出身の佐藤はな(さとうはな)です。生年月日は1986年4月26日(35歳)です。

デビュー作はアニメ『デュエル・マスターズ』の老婆、鎌瀬正義、ロココ、エビドリア、K・マノーミ役で、2000年代からアニメやゲームを中心に声優活動を開始しています。主な出演作品には『ぴったんこ!ねこざかな(ねこくん役)』、『100%パスカル先生(パスカル先生役)』、『妖怪ウォッチ!(USAピョン役)』、『憂国のモリアーティ(マギー、エヴァン役)』などがありました。

『Sonny Boy(サニーボーイ)』の作品内容に関する感想・評価があがっています。こちらでは細かいところが意味不明で終わることから、謎のシーンの考察がなされているようです。特に「先生が何したかったのか」という点が意味不明とされているようなので、気になる方は考察してみると良いでしょう。

『Sonny Boy(サニーボーイ)』の作品内容に関する感想・評価があがっています。こちらでも意味不明と言われていますが、一方、他の感想では「今回もますます意味不明で魅力的」という感想・評価があがっていました。どうやら、この感想の通り伏線が多く張られていることで意味不明となっていることから万人受けする作品ではないものの、一定数の方には受けが良い作品となっているようです。

『Sonny Boy(サニーボーイ)』の作品内容に関する感想・評価があがっています。意味不明という意見が多数を占める一方で、こちらの方は状況解説がなく、多くの伏線が張られているという点に魅力を感じているようです。やはり意味不明なシーンや伏線を考察するのが好みの方にとっては魅力となっているのでしょうか？

また意味不明なシーンと伏線だけでなくコントラストの強い色彩豊かな背景と簡素なアニメーションが印象的と言われているので、これらの点にも注目してみると良いかもしれません。

意味不明でわからないと囁かれているアニメ『Sonny Boy(サニーボーイ)』について、アニメの伏線や謎のシーンを考察してきましたがいかがでいたか？ネット上では伏線が多く、状況解説などがほぼ出てこないという理由で「意味不明」という感想を抱いている方が多い一方で、オシャレな演出やセンスのある描写、自由度の高い作品ということで高く評価している方もいました。

今回、伏線や謎のシーンとして生徒たちが漂流した1話、超能力の謎、長良の謎、生徒たちの存在を考察・解説しています。夏目監督曰く「あえて意味不明に作られている」とのことなので、これを機に伏線や謎のシーンを考察して意見交換をしてみてはいかがでしょうか？