裏世界ピクニックは「なろう」が原作？元ネタやアニメの感想もネタバレ紹介

2017年の2月に｢ハヤカワ文庫JA｣より刊行された宮澤伊織の小説裏世界ピクニック。小説裏世界ピクニックとは都市伝説の存在が実在する裏世界を舞台に、様々な女性の姿を描いた作品であり、2022年2月現在も最終回を迎えていません。2022年2月現在も続いている小説裏世界ピクニックは2021年の1月にアニメ化されたことで一躍注目を集め、これまで合計7巻刊行されている書籍の累計発行部数は50万部以上を記録しています。

この高い人気から小説裏世界ピクニックは多数のファンにアニメ2期を期待されています。そんな小説裏世界ピクニックはとあるロシアの長編小説を元ネタにしており、一部の読者から｢小説家になろう｣が原作だといわれています。では本当に小説裏世界ピクニックは｢小説家になろう｣を原作とした作品なのでしょうか。本記事では小説裏世界ピクニックについて原作が｢小説家になろう｣なのかや元ネタ、感想などをまとめてご紹介します。

では小説裏世界ピクニックの｢小説家になろう｣が原作なのかや元ネタ、読者の感想などをご紹介する前に、小説裏世界ピクニックの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。本記事で原作や元ネタなどをご紹介する裏世界ピクニックとは日本のライトノベル作家・宮澤伊織が描く小説作品です。宮澤伊織が描く小説裏世界ピクニックは元々2017年の2月に、｢ハヤカワ文庫JA｣から書籍の第1巻が刊行されました。

2017年の2月に始まった小説裏世界ピクニックは都市伝説や怪談話をテーマとし、謎の裏世界を調査する女性達の姿を描いた作品となっており、2022年2月現在までに合計7巻の書籍が刊行されています。また｢月刊少年ガンガン｣では2018年から漫画版が連載されています。そんな小説裏世界ピクニックは2021年の1月にアニメ化され、注目されることになりました。その人気は非常に高く、50万部を超える累計発行部数を記録しています。

小説裏世界ピクニックの主人公である紙越空魚は都市伝説や怪談話が大好きであり、廃墟の探索を趣味としていました。ある日、趣味の廃墟探索をしていた紙越空魚は謎めいた扉を発見します。その扉は｢裏世界｣に通じており、紙越空魚は都市伝説のくねくねに突然殺されそうになってしまいます。すると仁科鳥子という女性が現れ、紙越空魚は救出されます。そして紙越空音は仁科鳥子と共に、謎の｢裏世界｣を調査することになるのでした。

ではここからは小説裏世界ピクニックの｢小説家になろう｣が原作なのかや元ネタについてご紹介していきます。｢小説家になろう｣とは個人が小説作品を掲載するWEB小説投稿サイトです。｢小説家になろう｣はほとんどのライトノベル作品の原作となっており、2022年2月現在一大ブームを築き上げています。本記事でご紹介する小説裏世界ピクニックは百合要素を入れた作品であり、ライトノベル作品に近い内容が描かれています。

そのため小説裏世界ピクニックはWEB小説投稿サイト｢小説家になろう｣が原作になっていると噂されています。確かに内容だけを見ると、小説裏世界ピクニックの原作が｢小説家になろう｣であっても全くおかしくありません。しかし小説裏世界ピクニックは｢小説家になろう｣が原作になっておらず、宮澤伊織のオリジナル小説作品となっています。なので小説裏世界ピクニックは内容から近年ではかなり珍しい小説作品といえるでしょう。

日本のライトノベル作家である宮澤伊織はインタビューにおいて、ある長編小説作品を元ネタに小説裏世界ピクニックを描いたと語っています。その小説裏世界ピクニックの元ネタになった作品とは｢ストーカー｣です。小説裏世界ピクニックの元ネタとなった｢ストーカー｣とは1972年に出版されたストルガツキー兄弟が描くロシアの長編小説作品であり、謎の現象が起こる｢ゾーン｣の実体や｢ゾーン｣の案内人｢ストーカー｣の謎が描かれてます。

ストルガツキー兄弟の長編小説｢ストーカー｣は1982年に｢路傍のピクニック｣というタイトルで日本でも書籍化され、映画化されるほどの高い人気を博しています。小説裏世界ピクニックは｢ストーカー｣に登場する｢ゾーン｣を｢裏世界｣に変え、｢ゾーン｣の謎の現象を都市伝説にしています。宮澤伊織は小説裏世界ピクニックについて｢ストーカー｣を意識し、｢理解の及ばない異世界でのお宝探索｣をコンセプトにしているとコメントとしています。

ではここからは小説裏世界ピクニックのアニメ2期の情報についてご紹介していきます。2021年の1月に放送されたアニメ裏世界ピクニックは原作の途中で最終回を迎え、2021年の3月に終了しました。そのためアニメ裏世界ピクニックはファンからアニメ2期続編制作を望む感想が多数寄せられています。アニメ作品の多くは円盤売上で2期続編が決定しており、4000枚から5000枚ほど円盤が売れると2期続編が作られるといわれてます。

残念ながらアニメ裏世界ピクニックは累計売上が発表されないほど円盤の売上が良くありませんでした。また大手動画配信サイトの人気も他作品に比べて低く、海外の動画配信サイトでも配信されていません。このことからアニメ裏世界ピクニックの2期続編はかなり可能性が低いと考えられます。ただ原作の人気の高さから2期続編が制作される場合があります。もし制作されたとすると、おそらく放送は2024年以降になることでしょう。

上述でご紹介した通り、アニメ裏世界ピクニックの2期続編は制作の可能性があまり高くありません。しかし原作が高い人気を博しているので、もしかすると今後アニメ裏世界ピクニックは2期続編が制作されるかもしれません。ではもし制作されたとすると、アニメ裏世界ピクニックの2期続編はどのような内容になるのでしょうか。2021年の1月に放送されたアニメ裏世界ピクニックは原作書籍の1巻から3巻までの内容が描かれています。

なのでアニメ裏世界ピクニックの2期続編は4巻から5巻、または4巻から6巻の内容が描かれると考えられます。小説裏世界ピクニックの書籍4巻は温泉のエピソードや幻覚を見せる｢赤い人｣のエピソードが描かれています。また書籍5巻は｢八尺様｣が再登場するエピソードが描かれています。さらに4巻から5巻は主人公の紙越空魚と仁科鳥子の百合エピソードが非常に濃く描かれており、数多くの原作ファンをドキドキさせています。

小説裏世界ピクニックに関する感想では小説裏世界ピクニックが面白いといった感想が多く寄せられていました。小説裏世界ピクニックは｢ストーカー｣を元ネタにしたオカルト系の小説作品です。その内容は都市伝説や怪談話を基にしており、百合エピソードと合わさって面白い独特な世界観を築き上げています。このことから小説裏世界ピクニックは2022年2月現在非常に高い人気を博しています。

小説裏世界ピクニックに関する感想では｢小説家になろう｣の作品と思ったといった感想も多く寄せられていました。小説裏世界ピクニックはライトノベル作品のようなタイトルをしており、内容も百合エピソードが豊富に描かれています。そのため当初、小説裏世界ピクニックは｢小説家になろう｣原作のライトノベル作品だと思われていました。しかし本作はオリジナルの小説作品であり、その事実に多数の読者を驚かせています。

小説裏世界ピクニックに関する感想ではアニメの2期続編を望む感想も多く見受けられました。アニメ裏世界ピクニックは放送当初から高い人気を獲得し、放送が終了した2022年2月現在も多数のファンに愛され続けています。しかしアニメ裏世界ピクニックは途中で終わっており、2期続編制作の予定も全くありません。そのためアニメ裏世界ピクニックは多数のファンから2期続編制作を熱望されています。

本記事では小説裏世界ピクニックについて｢小説家になろう｣を原作にしているのかや元ネタ、感想などをご紹介しました。｢小説家になろう｣を原作としていない小説裏世界ピクニックは百合とオカルトを融合させた独特な作品であり、非常に高い人気を博し続けています。また小説以外に漫画やアニメも制作されているので、かなり入りやすい作品となっています。なのでまだ見たことが無い方は是非一度本シリーズをご覧下さい。