裏世界ピクニックはパクリ？元ネタやオマージュ・影響を受けた作品を紹介

パクリ説や小説「ストーカー」の情報を知る前に、まずは「裏世界ピクニック」の基本情報を紹介していきます。裏世界ピクニックは2017年から連載されている小説が原作で、2018年からは漫画の連載もスタートしています。原作者の「宮澤伊織」は秋田県出身のライトノベル作家で、「神々の歩法」という作品で創元SF短編賞を受賞しています。

裏世界ピクニックの主人公は「紙越空魚」です。紙越空魚は廃墟で「裏世界」に繋がる扉を発見しており、裏世界で目撃した「くねくね」に殺されそうになっています。その時に大学生の仁科鳥子に命を救われており、研究とお金稼ぎを兼ねて裏世界の探索を行う事になります。物語途中には様々な理由で裏世界に入っている人物と出会っており、裏世界で不気味な怪異たちと遭遇しています。

ここからは「裏世界ピクニック」のパクリ説・元ネタを考察していきます。また裏世界ピクニックと小説「ストーカー」の関係性などもまとめていきます。裏世界ピクニックは有名な怪異を題材にしている作品のため、読者・視聴者の間でパクリ説が浮上しているようです。

裏世界ピクニックでは有名な「怪異」「怪談」が描かれているため、読者・視聴者の間でパクリ説が浮上しているようです。ですが著作権があるようなものを真似している訳ではないため、明確なパクリではないようです。また名作と言われる小説が過去の作品を参考にしている事は多々あるため、悪意が無い限りはパクリではないと予想されています。

裏世界ピクニックでは「ネットロア」が使用されています。ネットロアは「インターネット上で流布している都市伝説」の事で、明確な起源が分かっていない都市伝説も多いようです。別の言い方をすれば「掲示板サイトの作り話」のため、著作権が存在しているようなものではない事が分かります。

裏世界ピクニックは小説「ストーカー」を意識した作品のようです。小説「ストーカー」は「アルカジイストルガツキー」の作品で、「異星の文明の研究が行われ、その文明の物品を持ち出す者が現れた」という内容です。この小説「ストーカー」にインターネットの怪談を組み込んで「裏世界ピクニック」という作品が誕生したようです。

パクリ説や小説「ストーカー」について知った後は、「裏世界ピクニック」で描かれた怪談・怪異の元ネタを紹介していきます。裏世界ピクニックの元ネタは掲示板サイト・2ちゃんねるの怪談と言われているようです。

2ちゃんねるでは「くねくね」という怪談が投稿されています。くねくねは田や川の向こうで「くねくね」と動く存在で、姿を見た人間は精神に異常をきたすと言われています。2ちゃんねるに投稿された事で話題になっていますが、2000年に怪談投稿サイトに投稿された話が起源のようです。アニメ「闇芝居」でも「くねくね」のエピソードが描かれています。

2ちゃんねるでは「八尺様」という怪談が投稿されています。八尺様は田舎に出没する怪異で、「240センチほどの長身」「白いワンピース」という特徴があります。何の前触れもなく姿を見せ、気に入った子供を連れ去ると言われています。八尺様は2008年に投稿された話が起源で、漫画家やイラストレーターの間でブームになっているようです。

2ちゃんねるでは「きさらぎ駅」という怪談が投稿されています。きさらぎ駅は人里離れた沿線に突然現れた無人駅が舞台の怪談で、駅の周辺では様々な怪奇現象が起こっています。また投稿者はリアルタイムで書き込みを行っており、通りかかった車に乗せてもらった時に書き込みが途絶えています。2004年に投稿された怪談で、「鬼駅」「異界駅」という別名もあるようです。

2ちゃんねるでは「時空のおっさん」という怪談が投稿されています。時空のおっさんは「異世界に迷い込み、そこで中年男性と遭遇する」という怪談です。中年男性は「なぜこんなところに来たんだ！」と怒鳴り、気が付くと元の世界に戻っているという特徴があるようです。他の怪談とは違って中年男性は善良な怪異という説もあるようです。

アニメ「裏世界ピクニック」では「巨頭の村」「ミート・トレイン」というエピソードが描かれていますが、これも「巨頭ォ」「猿夢」というネットロアが元ネタのようです。また元ネタとは結末が違うため、裏世界ピクニックは元ネタを知っていても楽しめる作品のようです。

小説「ストーカー」や2ちゃんねるの怪談を知った後は、アニメ「裏世界ピクニック」でキャラクターの声を演じている声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品を一覧でまとめていきます。裏世界ピクニックには高い知名度を持つ人気声優が出演しているようです。

アニメ「裏世界ピクニック」で紙越空魚の声を演じたのは声優の花守ゆみりです。花守ゆみりは神奈川県出身で、2013年から声優活動を行っている人物です。これまでに「ゆるキャン△」「映像研には手を出すな！」などの作品にも出演しています。裏世界ピクニックの紙越空魚は本作の主人公で、廃墟探索を趣味にしている大学生です。

アニメ「裏世界ピクニック」で仁科鳥子の声を演じたのは声優の茅野愛衣です。茅野愛衣は東京都出身で、2010年から声優活動を行っている人物です。これまでに「この素晴らしい世界に祝福を！」「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」などの作品にも出演しています。裏世界ピクニックの仁科鳥子は東京都の大学に通う大学生で、行方不明になった閏間冴月を探しています。

アニメ「裏世界ピクニック」で小桜の声を演じたのは声優の日高里菜です。日高里菜は千葉県出身で、2008年から声優活動を行っている人物です。これまでに「とある魔術の禁書目録」「転生したらスライムだった件」などの作品にも出演しています。裏世界ピクニックの小桜は裏世界の研究者で、閏間冴月の大学時代の友人です。

アニメ「裏世界ピクニック」で瀬戸茜理の声を演じたのは声優の富田美憂です。富田美憂は埼玉県出身で、2015年から声優活動を行っている人物です。これまでに「となりの吸血鬼さん」「かぐや様は告らせたい」などの作品にも出演しています。裏世界ピクニックの瀬戸茜理は紙越空魚の大学の後輩で、県大会で優勝するほどの空手の腕前を持っています。

声優のプロフィールやパクリ説・2ちゃんねるの怪談について知った後は、「裏世界ピクニック」に関する感想を紹介していきます。裏世界ピクニックは累計発行部数50万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。また裏世界ピクニックは怪談・怪異だけでなく、キャラクターの百合な展開も話題になっているようです。

読者・視聴者からは「裏世界ピクニックは面白い」という感想が挙がっているようです。また怪談・都市伝説が題材になっていますが、ホラー要素はあまり強くないため、ホラーが苦手な方でも楽しめるという感想が挙がっているようです。

怪談・都市伝説がメインの「裏世界ピクニック」ですが、作中では女性キャラクターたちの百合展開が描かれています。そのためキャラクターたちの百合展開がドキドキして面白いという感想が挙がっているようです。またギャグ要素があるので読みやすいという感想も挙がっているようです。

2022年2月時点で「裏世界ピクニック」のアニメ2期は決定していないため、「アニメ2期を見たい」という感想が挙がっているようです。また「花守ゆみり」「茅野愛衣」という人気声優が出演しているため、声優が豪華という感想も挙がっているようです。

本記事では「裏世界ピクニック」のパクリ説・元ネタや2ちゃんねるの怪談を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？裏世界ピクニックでは2ちゃんねるが元ネタの怪談が描かれていますが、ギャグ要素が強い事で怖い作品が苦手な方でも楽しめるという感想が挙がっているようです。そんな「裏世界ピクニック」を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。