【殺し愛】シャトーの過去と正体をネタバレ！本名・年齢やソン・リャンハとの関係は？

『殺し愛』の主人公であるシャトー・ダンクワースは、暗殺などの危険な仕事をしながら賞金を稼いでいました。なぜ20代前半の女性がわざわざ危険を冒してまで賞金稼ぎをしているのか？また、ソン・リャンハとの関係も気になります。そこで、ここからは賞金稼ぎをしている原因であるシャトーの過去と正体、そしてソン・リャンハとの関係を考察していきます。それではまず『殺し愛』の作品情報からご覧ください。

『殺し愛』とは、Feによるラブサスペンス漫画です。凄腕の賞金稼ぎシャトー・ダンクワースと凄腕の殺し屋ソン・リャンハが織りなすラブサスペンスを描いた本作は2015年から連載が開始された後、2021年7月時点で巻数11巻が刊行されています。また、2021年7月時点でシリーズ累計70万部を突破しており、2022年1月13日からはテレビアニメの放送がスタートしました。

ここでは『殺し愛』のあらすじを簡単に紹介していきます。主人公は賞金稼ぎのシャトー・ダンクワースと殺し屋のソン・リャンハです。物語は賞金を目当てにとある現場を訪れたシャトー・ダンクワースが、謎の凄腕の殺し屋ソン・リャンハと出会った時から始まります。対峙後に即戦闘となったものの、シャトーがリャンハの圧倒的な力によって制されてしまいます。しかし、リャンハが勝利後に要求したのはシャトーの連絡先でした…

• 名前：シャトー・ダンクワース
• 生年月日：2月20日
• 血液型：AB型
• 身長：160cm
• 体重：50㎏台
• 好きなもの：シフォンケーキ
• 趣味：旅行情報誌を見る

『殺し愛』に登場するシャトー・ダンクワースは本作の主人公です。作中ではセキュリティ会社「リッツランサポート商会」に所属する凄腕の賞金稼ぎとして登場しており、感情を表に出すことのないクールな姿を見せていました。現在は一人暮らしをしていますが、出生が謎の過去を持っています。また、物語冒頭から執拗につきまとってくるソン・リャンハとは過去に何らかの関係があったようです。

出生が謎の過去を持つ殺し愛のシャトー・ダンクワースはソン・リャンハと何らかの関係にあったと推測されますが、果たしてシャトー・ダンクワースにはどのような過去があるのでしょうか？またシャトー・ダンクワースの正体も気になるところです。そこで、ここからはシャトー・ダンクワースの過去や正体をネタバレ考察していきます。

結論から言うと、シャトー・ダンクワースの正体はヨーロッパのプロテスタント一派を祖先に持つ名門一族ノーブル家の娘です。ノーブル家は政治家や企業家などの要人を輩出した一族として知られており、20世紀においては政界にも影響を与えています。そんな一族の出自を持つシャトーは、人権擁護派の弁護士リスト・ノーブルの娘であり、ノーブル家当主サミュエル・ノーブル(通称：ミスター・ノーブル)の孫でもあります。

しかし、シャトーは自分がノーブル家の娘であることを覚えていません。そこで、ここからはシャトーの過去(ノーブル家の過去を含む)をネタバレしていきます。始めにネタバレするのは世間的に死亡したリストの過去です。シャトーの父親であるリスト・ノーブルは強い正義感を持っていたゆえに、香港の三檮会という犯罪集団に目を付けられてしまいます。

三檮会は目的を達成するためであれば手段を選ばないことで知られているのですが、三檮会はリストの名前を利用して組織に箔を付けさせるために敢えてリストとトラブルを作り出しました。ミスター・ノーブルは三檮会の思惑を知るや否やリストを匿うことを決意します。その後、ミスターはリストの別人を殺し、不慮の事故という形でリストの死を偽装。こうしてリストは世間的に死亡したこととなりました。

続いてネタバレするのはネルソンに殺されたリストの過去です。ミスターの尽力によって世間的に死亡したこととなったリストでしたが、結局腹違いの弟であるネルソン・ノーブルに殺害されてしまいます。ネルソンがリストを殺害した理由にはノーブル家の後継者問題が関係していました。リストとネルソンの確執は、ネルソンの母親が10年以上もの間不貞を働いていたことが原因で、ミスターから家を追い出た時から始まっています。

そして、ミスターが不義理を働いた母親を持つネルソンのことを良く思っていないため、ネルソンは周囲から軽蔑や疑惑などネガティブな目で見られ続けていました。おそらく、ネルソンはノーブル家を継ぐことによってミスターとノーブル家に復讐するつもりだったのでしょう。これらの事実によってノーブル家の筆頭後継者であるリストは、ネルソンから三檮会に生存を報告されたことがきっかけで殺害されてしまいます。

続いてネタバレするのはリャンハがシャトーを発見した過去です。ネルソンの思惑によって身の危険を感じたリストは死ぬ前にシャトーをスーツケースに隠していました。それをソン・リャンハがシャトーを発見しています。ちなみに、ここで言うソン・リャンハは主人公ではありません。主人公がシャトーを発見したソン・リャンハ(元)の名前を名乗っているだけです。

続いてネタバレするのは主人公リャンハの正体・過去です。理由は分かっていないものの、リャンハは幼い頃から居場所を転々としていました。そこで、彼はホロやリヨン、ユジュン、リン、オリバーなどと名前を変えて生活を送っていましたが、13歳か14歳の時に人身売買されそうになったところで逃亡を図っています。そして、逃亡中にソン・リャンハと出会いました。

続いてネタバレするのはリストが三檮会に殺された過去です。先にネルソンの思惑によってリストが殺された過去をお伝えしましたが、ここではリストが三檮会に殺された様子を具体的に見ていきます。ソン・リャンハ(元)はノーブル家に仕えているドニーからの依頼により、リストをバロセラまで送り届けることとなっていました。

ちょうどそのタイミングでリャンハ(元)と出会っていたリャンハ(主人公)が、追っ手から逃れるためにリャンハ(元)のアパートに身を寄せることになっています。一方、リャンハ(元)にバロセラまで送り届けられることになっていたリストは、三檮会のメンバーであるスンウに銃で撃たれてしまいます。そこで、リストは死の直前にシャトーをスーツケースに隠していました。

続いてネタバレするのは、ソン・リャンハ(元)が大怪我を負った過去です。シャトーをスーツケースに隠したリストは、ソン・リャンハ(元)に電話をかけていました。そして、ソン・リャンハ(元)はシャトーを発見し、列車に乗り遅れたという理由で同行してきたソン・リャンハ(主人公)と共に車で安全な場所へと向かうことにします。

その後、ソン・リャンハ(元)は途中で見つけた別荘に宿泊することに。一方、ソン・リャンハ(主人公)は一人で去ることとなりました。しかし、ソン・リャンハ(主人公)は追っ手に見つかったことによって戦闘となり、重傷を負ってしまいます。その頃、ソン・リャンハ(元)も怯えたシャトーに銃で撃たれたことにより大怪我を負ってしまうのでした。

続いてネタバレするのは、ソン・リャンハ(元)がシャトーを逃がして死亡した過去です。銃で撃たれたことによって大怪我を負ったソン・リャンハ(元)でしたが、その状態でシャトーを車に乗せて数百キロ離れた場所へと移動し、シャトーの身の安全を確保しました。

しかし、一方でソン・リャンハ(元)は大怪我を負ったまま長時間車を運転したことにより力尽きて死亡してしまいます。その頃、戦闘により怪我を負っていたソン・リャンハ(主人公)はというと、通りすがりの人の通報によって救助され、無事一命を留めていました。

続いてネタバレするのは、ソン・リャンハ(現)がソン・リャンハ(元)の名前を名乗った過去です。ソン・リャンハ(主人公)は事件を調べた警察からソン・リャンハ(元)が死亡したことを聞かされました。そこで、ソン・リャンハ(主人公)は新たにソン・リャンハと名乗ることにします。

その後、ソン・リャンハは三檮会を壊滅させることを目的に三檮会へと加入。それから本編開始の5年前、三檮会の首領や重役18人を殺害し、見事目的を果たしたようです。ただし、首領の息子であるイーサンがリャンハに対して「いわれのない罪で背負った裏切り者」と言っていることから、リャンハが重役を殺害していない可能性もあります。

続いてネタバレするのは、シャトーがダンクワース家に引き取られた過去です。ソン・リャンハ(元)によって安全な場所へと連れていかれたシャトーは、その後ソン・リャンハ(元)の遺体の傍にいたところを発見されます。

しかし、シャトーは名前以外に自分を証明する術を持っていなかったため身元不明と判断され、施設に送られることとなりました。しかし、言葉数が少ないシャトーは結局施設に馴染めなかったため、事件の捜査を担当したダンクワース捜査官に養女として引き取られることとなります。こうしてシャトーは「シャトー・ダンクワース」と名を改めて現在に至ります。

最後にシャトーの正体について賞金稼ぎをする理由を元にネタバレ考察していきます。ダンクワース捜査官に養女として引き取られたシャトーですが、なぜ危険を冒してまで賞金稼ぎをしているのか？その理由については明かされていないものの、おそらくシャトーは自分の過去を知るためにリッツラン商会に所属して賞金稼ぎをしていると考えられます。

ここまで『殺し愛』で描かれたシャトーの正体や過去を紹介してきました。では次にシャトーの本名と年齢について紹介していくのでぜひご覧ください。

『殺し愛』のシャトーの本名は「シャトー・ノーブル」です。17年前、南部の田舎町で起きた事件がきっかけで本名が明らかとなっています。シャトーは事件の関係者であり、不審車両の中に国籍不明の少年の遺体とともに当時のシャトーが発見されていました。そして、発見後に捜査官がシャトーに対して「嬢ちゃん、名前言えるか？」と質問すると、シャトーが「シャトー・ノーブル」と本名を伝えています。

捜査官に発見された後に本名を名乗ったシャトーですが、本名以外、過去や身元が存在していないことが発覚しています。ただし、シャトーの年齢については明らかになりました。シャトーの年齢は正確には記されていないものの、シャトーとエウリペデス・リッツランの年齢差が4歳であり、エウリペデスの年齢が25歳であることが分かっているため、25歳から4歳を引いて計算するとシャトーの年齢は21歳となります。

『殺し愛』のシャトー・ダンクワースとソン・リャンハ(主人公)は奇妙な関係を築き上げています。リャンハはシャトーのことをストーカーのようにつきまとっているのですが、シャトーはリャンハのことを警戒しつつも完全には拒絶していません。では、なぜシャトーはリャンハのことを完全には拒絶しないのでしょうか？ここからは、シャトーの過去や正体を参考にしながらシャトーとリャンハの関係性を考察していきます。

ダンクワース家に引き取られた当時のシャトーは口数が少なく、本名の「シャトー・ノーブル」という人物も過去や現在が存在していないなど名前以外なにも分かりませんでした。

さらにシャトーの口からも過去や身元が語られていません。しかし、実は銃で撃ったソン・リャンハ(元)のことをおぼろげながら覚えているようです。どうやら、その出来事がソン・リャンハ(主人公)を完全に拒絶できない原因となっており、シャトーはソン・リャンハ(元)を撃ったことを心のどこかで後悔しているようです。

シャトーがリャンハのことを完全に拒絶できない理由は分かりましたが、次に疑問なのがリャンハがシャトーに執拗につきまとっている理由です。

そもそも、リャンハがシャトーの存在を知ったのは短時間ながら共に行動したリャンハ(元)の名前を名乗るようになった日から十数年後のことです。そして、1話冒頭にてリャンハがシャトーに対して「教えてよ、なまえ」と言ったシーンに繋がっています。そのシーンだけを見るとリャンハがなぜシャトーに声をかけたのは分かりずらいですが、実はシャトーのことが心配で放っておけなかったという理由がありました。

ソン・リャンハ(元)を撃ったことを後悔していることが原因でリャンハ(主人公)完全に拒絶できないシャトーと心配で放っておけないという理由でつきまとうリャンハですが、果たして二人は互いに恋愛感情を抱いているのでしょうか？単行本11巻時点ではシャトーとリャンハとの間に恋愛感情があるのかは不明ですが、リャンハがシャトーに好意を寄せている可能性は高いです。

ただし、11巻61話にてリン・リャンハと思わしき人物の死体が発見されたというニュース報道を聞いたシャトーがリャンハのことを心配している様子が描かれているため、二人の距離が縮んでいることは明らかです。もしかすると、このままシャトーがリャンハに恋愛に近い感情を抱き始め、徐々に関係が進展するのかもしれません。

アニメ『殺し愛』でシャトー役を演じたアニメ声優は、千葉県出身の声優・大西沙織(おおにしさおり)です。大西沙織は1992年8月6日生まれの声優で、現在は声優事務所「アイムエンタープライズ」に所属しています。

声優として活動する際は主にテレビアニメ、ゲーム、吹き替えのジャンルを担当。声優を志したのはアニメが面白いと思ったことがきっかけとなっているようです。なお、実績としては第12回声優アワード助演女優賞・パーソナリティ賞の受賞歴があります。

• 2013年～：ストライク・ザ・ブラッド(ラ・フォリア・リハヴァイン、オシアナスガールズ 役)
• 2014年～：白銀の意思 アルジェヴォルン(ジェイミー・ハザフォード 役)
• 2014年～：精霊使いの剣舞(フィアナ・レイ・オルデシア 役)
• 2015年～：冴えない彼女の育てかた(澤村・スペンサー・英梨々 役)
• 2015年～：ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(アイズ・ヴァレンシュタイン 役)
• 2016年～：アクティヴレイド -機動強襲室第八係-(天野円 役)
• 2017年～：ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝(アイズ・ヴァレンシュタイン 役)
• 2018年～：ウマ娘 プリティーダービー(メジロマックイーン 役)
• 2019年～：ありふれた職業で世界最強(白崎香織 役)
• 2021年～：幼なじみが絶対に負けないラブコメ(桃坂真理愛 役)

こちらでは『殺し愛』に登場するシャトーとリャンハの本名に関する感想があがっています。感想では「シャトーもリャンハも本名じゃない流れ」と言われているのですが、どのシーンで本名じゃない流れになっているのかが気になるところです。

他の感想では1話にて「名前は？」と会話している様子から本名ではないと疑問視されていました。どうやらシーンで本名が疑われる理由には、リャンハがシャトーに対して執拗に構っていたことが関係しているようです。

こちらでは『殺し愛』に登場するシャトーの過去と本名に関する感想があがっています。どうやらシャトーの過去から別の本名があると推測されているようです。また、過去回想シーンでのシャトーにも注目されているようなので、本名と併せて過去シーンをチェックしてみてはいかがでしょうか？

こちらでは『殺し愛』に登場するシャトーの父母の年齢に関する感想があがっています。感想では「明らかに父母の年齢ではない」と言われており、年齢差によって両親が別にいることが示唆されているようです。年齢差に言及したシーンは『殺し愛』3話で描かれた写真で見ることができるようなので、興味のある方はチェックしてみると良いでしょう。

『殺し愛』に登場するシャトーの過去と正体をネタバレしつつ本名・年齢やソン・リャンハとの関係を解説してきましたがいかがでしたか？主人公であるソン・リャンハにつきまとわれながらも、完全に拒否できない姿が印象的なシャトー・ダンクワース。そんな彼女の正体はノーブル家の後継者候補であるリスト・ノーブルの娘であることが分かりました。

また、正体が分かったと同時に本名が「シャトー・ノーブル」であることが明らかとなっています。そして、正体が分かった上で気になるのが現在に至るまでの過去です。シャトーの過去は父親であるリストが三檮会に殺されたことに始まりました。

シャトーはリストが死ぬ間際にスーツケースを入れられたことがきっかけでソン・リャンハ(元)出会い、その後安全確保のために移動していた途中でリャンハが死亡、そしてダンクワースに引き取られるといった流れとなっていました。どうやらネット上では幼い頃のシャトーに注目されているようなので、これを機にシャトーの正体と過去シーンをチェックしてみてはいかがでしょうか？