空の青さを知る人よのあらすじと結末ネタバレ！映画の感想・評価も紹介

• 監督：長井龍雪
• 脚本：岡田麿里
• 原作：超平和バスターズ
• 音楽：横山克
• キャスト：吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音、松平健、大地葉、落合福嗣、種﨑敦美

映画『空の青さを知る人よ』とは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』に続く、監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラデザ＆総作画監督・田中将賀ら制作スタッフチーム「超平和バスターズ」による三作目のアニメーション映画です。本作は『あの花』『ここさけ』とは違いシンプルかつ前向きな作品で、主要キャラを務めるのも俳優となっています。

『空の青さを知る人よ』は2019年8月23日に小説版が発売されています。基本的に映画版はしんのを含めて4人の視点で物語が語られていきますが、小説版では相生あおいと金室慎之介(31歳)の内面を深く掘り下げていく形で物語が展開していました。他に印象的なのがあおいが『ガンダーラ』を演奏するシーンで、映画版では描かれなかった演奏した理由や慎之介がガンダーラを聴きたくなった理由が明かされています。

相生あおいや相生あかね、金室慎之介、しんのといった4人の主要キャラの視点で物語が展開される映画『空の青さを知る人よ』。ここからは、そんな映画『空の青さを知る人よ』のあらすじを見ていきましょう。

始めに主人公・相生あかねが高校生のしんのと再会するまでのあらすじをネタバレします。秩父市の山あいで31歳の姉・相生あかねと二人暮らしをしている高校2年生の相生あおい。彼女は13年前に両親が交通事故で他界したため、亡くなった両親に代わって当時高校3年生だった姉・あかねに育てられてきました。

そして、地元の市役所に就職してあおいを育てる傍ら、独身を貫いてきたあかねを見て育ったあおいは、牢獄のような地元から早く離れたいと考え、東京へ行ってバンドをすると決めていました。そんな思いを胸にベースの練習に明け暮れる日々を送っていたある日、練習中のあおいの前に自分と同じ高校生くらいの男が現れます。

その男はバンドで活躍する夢を叶えるため、13年前に東京に行ったあかねの元恋人・金室慎之介(しんの)でした。さらに13年経っているにも関わらず、なぜか高校生の頃のしんのがいたのです。どうやら、しんの曰く「お堂でいろいろ考えてて…それで気が付いたらいた」とのことでした。ではしんのとは一体なに者なのか？幽霊あるいは生霊？と困惑するあおいとしんの。

しかし、しんのが「まあ、時間がたっちまったもんはしかたねえよな」と切り替えたため、これからどうするのかを考えることとなりました。そこで、まずはしんのがお堂から出ようとしましたが、なぜか出ることができませんでした。その後お堂から出られないしんのが、あおいに「未来の俺とあかね、二人がくっつけばぜーんぶ丸く収まる」と言い、あおいはそれを了承するのでした…

次に大人になった慎之介が帰郷するまでのあらすじをネタバレします。あおいたちの町では『第一回　音楽の都フェスティバル』という町おこしイベントが開催されることになりました。駅前のロータリーで一曲歌いだす大物演歌歌手・新渡戸団吉。市役所職員のあかねは団吉を迎えに来たついでにその一曲を聴いていたのですが、彼女の目はそのバックバンドの1人に釘付けになります。

なんとそのバックバンドはバンドで活躍することを夢見て東京に出た元恋人・金室慎之介だったのです。しかし、慎之介は以前の頃とは違ってとてもつまらないと言いたげな表情をしていました。実は慎之介は現実の厳しさに打ちのめされ、何もかも上手くいかなかった情けない今の自分をあかねたち地元民に見せたくないと考えていたのでした…

次にあおいの思いが判明するまでのあらすじをネタバレします。演奏終了後、ぐちゃぐちゃになった複雑な感情を酒で胡麻化そうとしたことで悪酔いしてしまった慎之介は、再会したあかねに対して攻撃的な態度を取ったため、あかねから「ガッカリさせないで」と言われてしまいました。こうして最悪な雰囲気となったあかねと慎之介。

しかし、それでも市役所職員であるあかねとイベントメンバーである慎之介は、町おこしイベントが終わるまで関わらなければなりませんでした。そしてある日、バックバンドのベースとドラムが食中毒によりイベントの本番に出られなくなってしまいます。そこで市役所職員は新渡戸に解決策を提示するものの、新渡戸がそれを「生音じゃないと嫌だ！」と拒否したため、急遽中村正道とあおいが代役を務めることとなりました。

しかし、その話を聞いた慎之介はあおいの演奏に対して「遊びだと思われたくない」「女がベースとは、そもそも向いちゃいないんだよ」と酷評。一方、あおいは文句ばかり垂れて否定の言葉ばかり口にする大人の慎之介と、自分が知っている素直で優しい高校生のしんのを比較して「どうしてあの頃の自分を捨てちゃったの」と嘆いていました。その後、あおいはしんのにスマホで撮った動画で今の慎之介を見せます。

案の定、夢と希望に溢れている素直なしんのは激怒しました。そこで、しんのはあおいに「キレッキレの演奏してあいつの慢心を木っ端みじんにしてやれよ！」と言ってあおいを激励します。激励を受けたあおいはしんのを信じてみたくなり「うん！」と返事すると同時に、無意識にしんのの顔をじーっと見つめていたのに気付きました。あおいは自分を褒めてくれる優しくて素直なしんのに徐々に惹かれていくのです。

翌日、慎之介は「素人と練習すると腕が鈍る」と言って練習をサボった日にあおいの友人である千佳と偶然出会って声をかけられていました。その後、あおいは生徒同士の会話で千佳が男の人と会っていたことを偶然耳にしたため、千佳を探し出して思わず詰め寄ります。当然、千佳はあおいに普段から関わりのない慎之介になぜ執着するのかと疑問をぶつけるのですが、答えに窮したあおいは思わず「慎之介ではなくしんのが好き」と言ってしまいます。

次にあかねが涙を流すまでのあらすじをネタバレします。いつか消えてしまう生霊のようなしんのに対して思いを寄せていたことに気付いたあおいは、薄々叶わない思いだと理解したことで落ち込んでしまいました。そして帰宅後にあかねに対して「あかねが一緒についていけば慎之介はクズにならなかった」「あかねのようになりたくない」と思ってもいない言葉をぶつけてしまいました。

大好きなあかねに酷いことを口走ってしまい自己嫌悪に陥ったあおいは、そのまま家を飛び出して中村家へと逃げ込みます。一方、あかねはあおいがお堂に来ていると思い込んでいたため、あおいが好きな昆布入りのおにぎりをお堂に持っていくのですが、そこにあおいはいませんでした。そして、あおいはお堂内にしんのがいることに気付かないまま、弱音を吐きだして立ち去っていきます。

その後、あおいは休日にイベントの準備をしている最中に千佳と久しぶりに口を聞いて慎之介との関係を聞き出していました。その頃、正道の息子・正嗣はしんのがいるお堂を訪れてしんのが恋敵であることを告げるのでした。一方、あかねは誰もいないひっそりとした音楽堂の裏手の階段に腰かけ、ギターを弾いている慎之介を見かけたため、ゆっくりと話し合うことにしていました。

慎之介はあかねに現実の厳しさと、演歌歌手のお抱えバックバンドとして活動している現状が本意ではないことを漏らします。そこで、あかねはそんな慎之介に「別の曲をリクエストしていい？」と言って『空の青さを知る人よ』をリクエストしました。それを聞いた慎之介は慌てふためいて「なんで…」とこぼします。なぜなら、あかねがリクエストした曲『空の青さを知る』は、慎之介のソロデビュー曲だったからです。

そのデビュー曲を黒歴史と捉えていた慎之介は歌うのを躊躇いますが、あかねが「好きな歌なんだ」と言ったことによりギターを弾きながら歌い始めます。そして新渡戸団吉を始めとする芸能人の声を真似しながら歌い続ける慎之介。あかねはそんな慎之介の歌を聞いて膝を叩いて笑っていました。

その後、曲が終わって慎之介が「お前といると落ち着く」「俺、戻ってこようかな」と言いますが、あかねはそれに対して「落ち着くのはまだ早いっての。私はまだまだ諦めてないよ？　いろんなことを」と返します。それを聞いた慎之介は、「…そっか」「そうだな…うん」とどこか納得した様子。

こうして慎之介は戻ることとなり、不自然に「じゃあな」と言ってその場を後にしました。最後の一言には残酷な意味を含めてさまざまな意味が込められていたのでしょう。慎之介が立ち去ったことで一人となったあかねは、声をあげることなく、静かに泣いていました。実はあおいはそんな二人の様子を離れたところから見ており、初めてあかねが泣いているところを見たのでした…

次にあおいがあかねの「あおい攻略ノート」を見つけた後のあらすじをネタバレします。あかねが家を空けていた日、虫刺されに悩まされていたあおいが虫刺されの薬を探して引き出しを漁っていると、表紙にあかねの字で「あおい攻略ノート」と書かれた一冊のノートを見つけました。

そのノートにはあおいの好きな食べ物や喜ぶ髪の結い方、自分が学校に持っていく道具袋を縫った時の様子など、あおいのことばかりが書かれていたのです。あおいは今まであかねのことを、料理、掃除、洗濯など何でもできる人だと考えていましたが、そのノートで思考錯誤してきたことを知り、完璧に見せてくれていただけだと気づきます。それに気づいたあおいは「…あたし、何してるんだろう」と呟き、ノートの上に涙を落とします。

次にあおいがしんのに告白するまでのあらすじをネタバレします。「あおい攻略ノート」を見て、いてもたってもいられなくなったあおいは、土砂降りの雨の中を走ってお堂へと向かいます。そして到着するなりお堂の戸を勢いよく開けて「あたしはしんのが好き」と言い放ちました。対するしんのは断りながらもなお慰めようとしますが、あおいは「黙ってて！！」と言って遮り、「だけど！あたしはあかね姉も大好きなんだ！」と言います。

次に土砂崩れが起こるまでのあらすじをネタバレします。あおいがしんのに告白した翌日、ホールでの練習前に大事なペンダントが無いと騒ぐ新渡戸の代わりに、あかねがペンダントが落ちている可能性のあるトンネルに向かうこととなりました。

その後、あおいがホールで千佳たちと話していたタイミングで、山あいにて土砂崩れが起きたと一報が入ります。そして土砂崩れが起きた場所は、ちょうどあかねがペンダントを探しに行ったトンネル付近でした。そこで、あおいはあかねに連絡しますが、電話が繋がりません。嫌な予感がしたあおいは周囲の制止を振り切って全速力で駆け出すのでした…

次に慎之介としんのが鉢合わせするまでのあらすじをネタバレします。あおいがあかねの身を案じて駆け出した頃、しんのは慎之介と鉢合わせていました。なぜ自分がいるのか？困惑する二人でしたが、先にしんのが我に返って「そうか、あかねスペシャルを取りに来たのか？」と問いかけます。

それに対して慎之介は「なんで…」と言いつつ、直観的にしんのが壮大な夢を抱いていた頃の自分だと気づきます。さらにしんのが「何そんなにやさぐれてんだよ」と言ったことに対して慎之介が「ガキに何が分かるってんだ」と返したことがきっかけで、しんのが慎之介に掴みかかることに。しかし、ちょうどそのタイミングで、林の中を駆けてきたあおいの「しんのっ！」という呼び声が聞こえてきたことで争いが中断されます。

次に前に進むまでのあらすじをネタバレします。慎之介に掴みかかっていたしんのの名前を叫んだあおいは、その後すぐにあかねが土砂崩れに巻き込まれた可能性を伝えます。そこで、しんのはすぐさま助けに向かおうとしますが、そんなしんのと違って慎之介は助けに行こうとしませんでした。そんな姿を見たしんのは思わず「将来お前になってもいいと思わせてくれ」と叫びます。

そしてあかねのことを大好きな気持ちは負けないというしんのはお堂の中から強引に飛び出そうと足掻き、あおいもしんのを出すために引っ張り出そうとします。そして遂にお堂内にあったギターの弦が切れた直後にお堂から飛び出すことに成功しました。

こうしてなぜか空を飛べたしんのはあおいを連れてあかねの元へと向かうことに。一人取り残された慎之介は一瞬呆気に取られていたものの、我に返ってあかねを救うべくしんのたちを追いかけることにします。そしてその道中、あおいは好きな人の思いを応援できなくて公開する気持ちを理解できることと、あかねを応援できなかった代わりにしんのと慎之介を応援することを告げていました。

それではここから映画『空の青さを知る人よ』の結末をネタバレしていきます。あおいと共にあかねの元へと飛び立ったしんのはあかねがいるトンネルに到着し、あかねの無事を確認しました。そして、しんのはあかねに対して「あおいという妹を大切にできるあかねを好きになれてよかった」と伝えます。しんのがあかねと会っている間、あおいはトンネルの外で二人を待っていました。

すると、そこに遅れてやってきた慎之介が姿を現します。その後、しんのとあかねがトンネルから出てきたことにより4人で帰ることとなったのですが、あおいは一人徒歩で帰ると言って3人を送り出します。

最後に映画『空の青さを知る人よ』のエピローグをネタバレします。あかね、慎之介、しんのが乗ったあかねの車内では、途中でしんのが寝たことであかねと慎之介が二人だけで話すこととなりました。そして、慎之介はあかねに「夢もあかねも諦めない」と告げます。それに対してあかねは、三人のことを気遣う成長したあおいの姿を想像しながら、慎之介やしんのが好きなツナ入りのおにぎりを作ると返事します。

実はこの時、しんのは起きており、二人の会話を黙って聞いていたのでした。そしてあかねが慎之介の言葉に返事をしたタイミングでしんのの姿が消えてしまいます。その頃、あおいはしんのに対する恋が破れたことを改めて考え、思わず泣いてしまっていました。こうしてあおいはしんのと見た空が青いと呟き、ゆっくりと歩きだすのでした。

ここまで映画『空の青さを知る人よ』のあらすじを結末までネタバレしました。では、映画『空の青さを知る人よ』の見どころとはどのようなものがあるのでしょうか？ここからは、映画『空の青さを知る人よ』の見どころを紹介していくのでぜひご覧ください。

映画『空の青さを知る人よ』は青春時代を通りすぎた大人のための青春譚だと言えます。劇中では今まさに夢と希望を抱く青春時代を謳歌しているあおいとしんの、一方で夢と希望を抱いていた青春時代を通り過ぎていろいろなことを諦めている大人の慎之介とあかねが登場していました。おそらく、大人と言われる世代の人の多くは慎之介に感情移入していたのではないでしょうか？

子供の頃は「井の中の蛙、大海を知らず」ということわざにある通り、自分の狭い知識や経験に囚われて広い世界を知らなかったため、理想や夢を真っ直ぐに語っていた方は多いかもしれません。しかし、社会に出れば理想と現実の狭間で葛藤しつつも、どこかでほどよいところを見つけるようになります。

慎之介は結末を迎える前に純粋で素直だった頃のしんのに叱責されたことで、前に進むことを諦めずにいることを決意できました。本作はそんな慎之介としんのを描くことで、視聴者に対して純粋に「なりたいもの」を信じていたしんののような自分と、現実を知って物事に消極的になった慎之介のような自分を反映させ、最後に自分がまだまだ知らないことばかりで可能性に満ちているのだということを気付かせてくれます。

映画『空の青さを知る人よ』は岡田麿里が脚本を手掛けているという点も見どころの一つです。岡田麿里はほろ苦い失恋が優しく昇華していくような感慨深いアニメ作品『true tears』を手掛けていますが、『空の青さを知る人よ』では突き抜けた印象を与えています。

岡田麿里は「自分が選ばれない」という悲しみを背負う失恋譚を描くことが多いのですが、今回はあおいがあかねへの好意を優先したことによってしんのを振って、泣きそうなりながらも「泣いてない」という強がりを見せていました。

映画『空の青さを知る人よ』は音楽をベースとしている作品というだけあって、劇中でもあいおやしんのが演奏するシーンが随所で描かれています。音楽演出は非常に丁寧で、演奏場所や状況によって音響を微妙に変えていました。特に印象的なのはあおいが橋のところでベースを弾く冒頭のシーンではないでしょうか？彼女はベースにヘッドフォンアンプを差し込んで演奏していますが、ノイズキャンセル感や籠った音が見事に再現されています。

映画『空の青さを知る人よ』は序盤から閉塞感と諦念に囚われているキャラクターたちの物語が展開されていました。そして終盤の結末を迎えるシーンで、お堂に囚われていたしんのが無理やりにでも外に出ようとしており、それをあおいが協力したことによってお堂内にあったギターの弦が弾けると同時にお堂から飛び出しています。本作はそんな序盤と終盤における映像の「緊張と解放」という特徴が見どころです。

映画『空の青さを知る人よ』は主演を声優ではなく俳優が起用されていますが、相生あかねと金室慎之介を演じた女優・吉岡里帆と俳優・吉沢亮は役を見事に演じ切っています。特に吉沢亮は夢と希望に満ち溢れた18歳のしんのと、現実を知っていろいろなことを諦めている慎之介の2役を見事に演じ切っているので、気になる方はしんのと慎之介の声に注目してみてください。

映画『空の青さを知る人よ』は埼玉県秩父市周辺が舞台として設定されています。そして映画が公開されてからは「聖地巡礼」という動きが起こっており、ちょっとした旅行気分が味わせるということで好評です。秩父市は山に囲まれた盆地という地形で、田舎らしいコミュニティが息づいているため聖地巡礼のついでに落ち着くことができます。興味のある方は一度舞台となった場所を訪れてみてはいかがでしょうか？

ここからは映画『空の青さを知る人よ』のアニメ声優キャストを一覧で紹介していきます。今回紹介するキャラクターは相生あおい、相生あかね、金室慎之介、新渡戸団吉、中村正道です。

映画『空の青さを知る人よ』に登場する相生あおいを演じたアニメ声優キャストは、芸能事務所「劇団ひまわり」で声優として活動する千葉県出身の若山詩音(わかやましおん)です。生年月日は1998年2月10日(23歳)。声優としてのデビュー作はテレビアニメ『RED GARDEN』で、2006年から声優活動をスタートしています。

デビュー以降は、主にアニメ、吹き替えのジャンルを中心に活動中。主な出演作品には『SSSS.DYNAZENON』の南夢芽役、『さよなら私のクラマー』の越前佐和役、『明日ちゃんのセーラー服』の古城智乃役、『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』の川合麻依役などがあります。

映画『空の青さを知る人よ』に登場する相生あかねを演じたアニメ声優キャストは、芸能事務所「エー・チーム」で女優、グラビアアイドルとして活動する京都府京都市右京区出身の吉岡里帆(よしおかりほ)です。生年月日は1993年1月15日(29歳)。女優としてのデビュー作は2015年2月7日に公開された映画『マンゴーと赤い車椅子』で、2013年から女優活動をスタートしています。

デビュー以降は、主に映画、テレビドラマ、CMのジャンルを中心に活動中。主な出演作品には『ごめん、愛してる』の三田凛華役、『カルテット』の来杉有朱役、『幕が上がる』の村上舞役、『パラレルワールド・ラブストーリー』の津野麻由子役などがあります。

映画『空の青さを知る人よ』に登場する金室慎之介を演じたアニメ声優キャストは、芸能事務所「アミューズ」で俳優として活動する東京都出身の吉沢亮(よしざわりょう)です。生年月日は1994年2月1日(27歳)。俳優としてのデビュー作は特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で、2009年から俳優活動をスタートしています。

デビュー以降は、主にテレビドラマ、映画、舞台、CMのジャンルを中心に活動中。主な出演作品には『GIVER 復讐の贈与者』の義波役、『なつぞら』の山田天陽役、『キングダム』の嬴政 、漂役、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の君嶋祐一役などがあります。

映画『空の青さを知る人よ』に登場する新渡戸団吉を演じたアニメ声優キャストは、芸能事務所「三喜プロモーション」で俳優、歌手として活動する愛知県豊橋市出身の松平健(まつだいらけん)です。生年月日は1953年11月28日(68歳)。俳優としてのデビュー作は1972年から翌年まで放送されていたテレビドラマ『マドモアゼル通り』で、1972年から俳優活動をスタートしています。

デビュー以降は、主に映画、テレビドラマ、CMのジャンルを中心に活動中。主な出演作品には『暴れん坊将軍』の徳川吉宗役、『義経』の武蔵坊弁慶役、『元禄繚乱』の上杉家家老、色部又四郎役、『バルトの楽園』の松江豊寿役などがあります。

映画『空の青さを知る人よ』に登場する中村正道を演じたアニメ声優キャストは、声優事務所「青二プロダクション」で声優、タレント、ナレーターとして活動する東京都出身の落合福嗣(おちあいふくし)です。生年月日は1987年8月20日(34歳)。声優としてのデビュー作は『それが声優!』で、2015年から声優活動をスタートしています。

デビュー以降は、主にテレビアニメ、ゲーム、吹き替え、ラジオのジャンルを中心に活動中。主な出演作品には『灰と幻想のグリムガル』のモグゾー役、『ちるらん にぶんの壱』の島田魁役、『ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES』の王俊役、『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』の西村月丸役などがあります。

映画『空の青さを知る人よ』の主題歌はシンガーソングライター・あいみょんによる9枚目のシングル『空の青さを知る人よ』です。編曲は近藤隆史、田中ユウスケ、立崎優介、岡村美央が担当、ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル『unBORDE』から発売されています。そしてこの主題歌は金室慎之介の目線で書き下ろされています。

映画『空の青さを知る人よ』のあおいが歌うシーンで使用された劇中歌は『ガンダーラ』です。本曲は1970年代から1980年代に活躍した音楽グループのゴダイゴの代表曲で、1978年10月1日にリリースされています。リリース後は日本テレビ系ドラマ『西遊記』のエンディング・テーマとして使用されていました。

こちらでは映画『空の青さを知る人よ』の結末までのストーリー展開に関する感想や評価があがっています。どうやら良い意味で途中から結末が見えてくる展開だと考えているようです。あおいの行動や一貫しているからこそ、途中で結末が見えてくる展開なのかもしれません。感想では「あおいの複雑な感情や選択そして切なくも前向きな数十秒」と高く評価されているようなので、結末を迎えるあたりのシーンに注目してみると良いでしょう。

こちらでは映画『空の青さを知る人よ』の主要キャラ4人の結末に関する感想や評価があがっています。どうやら辛く悲しい選択をしたからこそ、4人が前に進んで辿り着く結末に尊さがあると考えられているようです。感想では「ドミノ倒しの様な感情の連鎖が、これ以上にないカタルシスと感動を生み出す」と評価されているので、4人の心境にも注目してみてはいかがでしょうか？

こちらでは映画『空の青さを知る人よ』の魅力に関する感想や評価があがっています。感想では「あおいの行動あっての結末なんだろうが」と言われているのですが、確かにその通りのストーリー展開となっていたのかもしれません。

あらすじ結末では思い合っているあかねと慎之介、そしてあおいが慎之介に恋心を抱いているといった複雑な状況となっているので、あおいは辛く悲しい選択を強いられてしまっていました。また、映画のタイトルの意味や画が評価されているので、その魅力にも迫ってみると良いでしょう。

こちらでは映画『空の青さを知る人よ』のに関する感想や評価があがっています。どうやら感想では、ストーリー展開が高く評価されているようです。確かに感想で言われている通り結末を迎えるまでの展開に無駄がないと言えるかもしれません。また、感想で「いろんな人がいろんな想いで観れる映画」と評価されているので、まだ観ていない方はぜひチェックしてみてください。

映画『空の青さを知る人よ』のあらすじと結末ネタバレしつつ、映画の感想・評価を紹介してきましたがいかがでしたか？映画『空の青さを知る人よ』は心の痛みを伴いながらも自分を解放していく姿が丁寧に描かれたストーリーとなっており、視聴者の中には主要キャラたちが一歩ずつ前に進んでいく姿に共感を覚えた方はきっと多いことでしょう。

またネット上の感想では「4人が前に進んで辿り着く結末が感動的」「いろいろな人がいろんな想いで観れる映画」と高評価を得ていました。そして本作は超平和バスターズの『あの花』『ここさけ』よりも前向きなメッセージが感じられるので、タイトルの意味や込められたメッセージなどに目を向けてみるのも良いかもしれません。