ズートピアのナマケモノの名前はフラッシュ!吹き替え声優やジョーク・魅力まとめ

日本で2016年に公開されたディズニー映画『ズートピア』。人間が存在しない、動物達だけが暮らす世界が舞台であり、様々な動物が共存する世界観をタイトルでもある『ズートピア』と言う造語で表現されています。メインキャラクターとなっているウサギのジュディ、キツネのニックを始め、沢山の個性的なキャラクター達が出てくる中、密かに視聴者の心を掴むキャラクターが!それが、ナマケモノのフラッシュです。実はこのナマケモノがなかなか味のあるキャラクターなのです。今回、そんな彼について解説します!

ズートピアのナマケモノの名前はフラッシュ!吹き替え声優やジョーク・魅力まとめのイメージ

目次

  1. ズートピアのナマケモノ・フラッシュを紹介!吹き替え声優やジョークも解説
  2. ズートピアとは?
  3. ズートピアのナマケモノの名前はフラッシュ!
  4. ズートピアのナマケモノ・フラッシュのジョークを紹介
  5. ズートピアのナマケモノ・フラッシュの吹き替え声優は誰?
  6. ズートピアのナマケモノ・フラッシュについてまとめ

ズートピアのナマケモノ・フラッシュを紹介!吹き替え声優やジョークも解説

2016年4月23日から7月15日までの83日間に渡り、日本で公開されたディズニー映画『ズートピア』。興行収入は約76億8000万円に達し、2016年に日本で公開された映画としては第4位と言う好成績を収めました。この作品は多方面から高評価を受け、技術面・ストーリー面共に素晴らしくまとめられていると言うことで、2016年の映画として最高評価を獲得しました。

このズートピアのメインキャラクター、ウサギのジュディの日本語吹き替えを担当したのが『上戸彩』さんと言うことで、一気に話題になりました。また、出てくるキャラクターにポップスターのガゼルがいますが、その吹き替えを担当したのが歌手のDREAM Amiさんであり、彼女はそのまま日本語吹き替え版ズートピアのテーマソングも担当しました。

さて、ここでこのズートピアに出てくるキャラクターについて紹介します。ズートピアといえば、メインキャラクターであるウサギのジュディと、キツネのニックが真っ先に思い浮かびますが、様々な動物達が共存する世界を描いている作品なだけに、沢山の個性的なキャラクターが他にも登場します。その中で今回紹介するのが、ナマケモノのフラッシュです。

このナマケモノのフラッシュ。実は密かに人気者なのです。一見すると大人気となる要素が分かりにくいですが、ズートピアを見ると彼の魅力やキャラクターの可愛さが良く分かります。今回はそんなフラッシュについて、吹き替えをした声優さんや面白いジョークも交えながら、彼の様々な魅力について紐解いていきましょう!

作品情報|ズートピア|映画/ブルーレイ・デジタル配信|ディズニー

ズートピアとは?

このズートピアの舞台は、動物しかいない世界です。人間が存在しない、動物達しかいない別世界。この世界にも大都市が存在し、そこでは肉食動物と草食動物が共存しています。その都市の名前がズートピア。そこには高度な技術が揃い、様々な動物が憧れを抱く街になっています。日本でいう、東京と同じポジションです。

そこで登場するのが、この作品のメインキャラクターの一人、ウサギのジュディです。彼女は小さな田舎に住みながら「より良い世界を作りたい」という志を胸に警察官を目指します。小さなウサギに警察官は相応しくない、ウサギはニンジンを作っていればいい、周りからのそんな反対にもめげず、ジュディは持ち前の勤勉さと努力によって警察学校を首席で卒業。ウサギとして初めての警察官となったのです。

ウサギ初の警察官という事で、大都市ズートピアの市長、ライオンハート市長によって都市中心部に配属されたジュディでしたが、彼女が思っていたほど現実は甘くありませんでした。ジュディが配属された初日、彼女の課では肉食動物ばかり14人が行方不明になった事件の捜査を行なっていましたが、ジュディは体が小さいという理由でその捜査にはいえれもらえず、ジュディ一人、駐車違反の取締りを割り当てられてしまいます。

それに不満を抱きつつも取締りをしている中、ゾウが営む巨大アイスの店で販売を拒否されているキツネの親子と遭遇します。その片方が、もう一人のメインキャラクターであるキツネのニックでした。ジュディは店の店主にアイスを売るよう説得し、ニック達にアイスが無事販売されました。が、ニック達は親子などではなく、アイスを転売する詐欺師だったのです。

それを知ったジュディはニックを問い詰めますが、ニックからはジュディの生い立ちを否定される言葉を放たれ、ジュディは落ち込んでしまします。その後、暗い気持ちのまま駐車違反の仕事を続けていましたが、ある日、巡回中に花屋で強盗が。持ち前の素早い動きで犯人を検挙しますが、危険な追跡、且つ、職務放棄だとアメリカスイギュウのボゴ署長から怒鳴られてしまいます。

怒られている最中ボゴ署長の元へ、主人の捜索をして欲しい、とカワウソの夫人が泣きなからお願いをしに来ます。それを聞いたジュディは、自分がその捜査をすると言いますが、その発言が署長の逆鱗に触れ『48時間以内に解決できなければクビ』と告げられてしまいます。ここから、ジュディ単独での捜索が始まり、事件の情報を持っているキツネのニックと紆余曲折がありながら、タッグを組んで事件を解決する話となっています。

ズートピアのナマケモノの名前はフラッシュ!

ズートピアに登場するナマケモノフラッシュを紹介!

この事件を解決する過程で登場するナマケモノが、今回紹介したいズートピアのキャラクターです。登場シーンは然程多くはありませんが、ユーモアで強烈な印象を与えた彼の存在は、この作品が人気を博すのに非常に重要なキャラクターとなりました。それでは、いよいよ本題のナマケモノ、フラッシュについて解説して行きたいと思います。

名前はフラッシュ!なのにゆっくり

ズートピアの運転免許センターで仕事をしているナマケモノ、彼の名はフラッシュ。「閃光、瞬間」といった意味を持つ「フラッシュ」ですが、彼の実態はその全く逆なのです。受付担当の彼ですが、ナマケモノであるためか、パソコンの入力から話し方、笑い方まで驚くほど超スローペースなのです。

事件のことを調べていたジュディが、やっとの事で重要な手がかりを掴み、犯人に繋がる車のナンバーを調べてもらう場面があるのですが、ニックと共に運転免許センターへ足を運びます。そこで彼女の対応をしたのが、ナマケモノのフラッシュでした。

署長から「48時間以内に解決できなければクビ」と言われているジュディにとって、過ぎ去る一分一秒がとても貴重。そんなジュディの状況など御構い無しに、フラッシュはのんびりのんびり車のナンバーをパソコンに入力して行きます。のんびり動くフラッシュにイライラするジュディ。そんなジュディを気にも留めないフラッシュ。二人の光景をニヤニヤしながら見ているニック。視聴者も思わず笑ってしまう名場面となりました。

こんなにものんびり動くフラッシュですが、ニックによれば、実は運転免許センターでは仕事が早い方、と言われています。こんなにものんびりと手続きをされると、一体どれだけの時間がかかるのだろうか。とても面白い場面ではありますが、現実的に考えると、視聴者としてもちょっとゾッとするスピードで手続きをしてくれています。

とてもゆっくりと動くフラッシュが笑いを誘う人気の場面ですが、ここで話題になっている物があります。それは、フラッシュが持っていたカップ。これに書かれている文章が、話題となりました。

カップには『YOU WANT IT WHEN?』と書かれています。和訳して『いつそれが欲しいの?』という内容です。運転免許センターの中では仕事が早いと言われたフラッシュですが、一般的に見れば仕事のスピードは非常に遅いです。そのため、『早めに教えてね』というフラッシュから来所者に向けたメッセージなのでは?という見解がされています。

そしてもう一つ。運転免許センターにナマケモノを配置し、フラッシュがこんなにもゆっくり動く設定にされているのには、アメリカの免許センターへ向けたメッセージも込められている、と言われています。実は、アメリカの免許センターは手続きに非常に時間がかかるようで、それに対する皮肉が遠回しに込められている、という見解があるのです。

ズートピアのフラッシュ、実はスピード狂?

のんびりのんびり動いているフラッシュですが、実はそんな彼からは想像できないような姿が、作品の最後に見ることができます。実はフラッシュ、物語の最後の最後で、ジュディとニックにスピード違反で検挙されてしまうのです。

そのスピード、なんと時速180キロ以上!あの超スローペースのフラッシュからは想像できないスピードです。ナマケモノであるが故にアクセルとブレーキの操作が直ぐにできないからか、または、日頃の鬱憤を運転で晴らしているのか。はたまた、元々スピード狂なのでは?など、スピード違反の結果について様々な憶測はありますが、真相は謎のままです。

そしてもう一つ、視聴者からの注目を集めているのが、フラッシュが乗っていた車です。彼が乗っていた車、実はスポーツカータイプの、かなりスタイリッシュな車なんです。そしてそんな車のナンバープレートには『FST NML』の文字が。どうやら和訳では『スピード命』と解釈されています。

これらのことから、フラッシュは実はゆっくりとしか動けないことがコンプレックスなのでは?だから上記のようなナンバープレートにし、猛スピードで車を走らせ、コンプレックスを払拭させようとしているのではないか。そんな憶測も立てられています。どんな理由にしても、180キロ以上のスピードを出して事故にならないあたり、フラッシュの運転技術はかなりのものに違いない、と絶賛されています。

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ズートピアのナマケモノ・フラッシュのジョークを紹介

ナマケモノのフラッシュといえばもう一つ、視聴者に謎を残した場面がありました。それは、フラッシュに対してニックが言った『ラクダのジョーク』です。

フラッシュはニックが連れてきたジュディの依頼を遂行するため、ゆっくりゆっくりと言われた車両ナンバーをパソコンに入力し、持ち主を割り出そうとします。ゆっくりと入力するフラッシュに、ジュディはイライラ。そして、車両ナンバーの検索までやっと最後の一文字!というところまできたその時、『フラッシュ、ジョークを聞きたいか?』とニックがニヤニヤしながらフラッシュに声をかけてしまうのです。

『ダメ!』と言うジュディの言葉も虚しく、やっと後一文字まできたフラッシュの手は、その一文字を入力する手前でまさかのストップ!事を進ませまいとするニックの作戦に、まんまと引っかかってしまったのです。もうジュディはニックにカンカン、フラッシュにイライラが止まりません。

仕事中にニックにクイズを出されて…

ジョークを聞かせるためにニックがフラッシュに問いかけたクイズ。それは『なんて言うと思う?コブが3つのラクダは』と言うものでした。そのクイズを受けたフラッシュはゆっくりと、分からない、と答えるのですが、それに対する答えとして『赤ちゃんができたの!』と答え、それを聞いたフラッシュが爆笑するのです。

クイズを出したニックとしては、そこで爆笑を狙っていたかは分かりません。しかし『フラッシュの手を止めてジュディをイライラさせる』という目的は果たしたのです。この三人のやりとりは、視聴者の笑いを誘いました。笑いを誘った要因に、『フラッシュの爆笑』もあったと言われています。

普段は瞼を半分閉じながら、のんびりゆったり動くフラッシュが、このシーンでは目を見開いて大爆笑。視聴者からすれば予想外の表情が見られたため、そんなユーモアな彼の姿に心を奪われました。

ズートピアのナマケモノ・フラッシュの吹き替え声優は誰?

ではここで、ズートピアに登場するナマケモノのフラッシュに関わる声優さんについてご紹介します。

この作品で、吹き替え前にフラッシュの声優を務めたのが、『レイモンド・S・パーシ』さん。1975年2月17日生まれ。現在のところ、ズートピアでフラッシュの声優を務めた事以外は情報がありません。

そして日本語吹き替え版でフラッシュの声優を務めたのが、『村治学さん』です。1963年10月24日生まれ、現在54歳。主に声優としては吹き替えを中心に活動されており、主にアイルランド出身の俳優『アンドリュー・スコット』さんを持ち役とされています。声優以外にも、俳優としてテレビや舞台でも活躍されている大御所です。

村治さんが声優・吹き替えを行っている作品として、『ロード・オブ・ザ・リング』やドラマ『ER救命救急室シリーズ』など数多くの吹き替えに活躍。アニメーション映画では『夏目友人帳(三津子の父)』や『ONE PIECE(ドンキホーテ・ホーミング聖)』、『ハウルの動く城(脇役)』など、主要キャラクターから小さな脇役の声優まで幅広く活躍されています。

様々な役の声優や吹き替えをされてきた村治さん。フラッシュの吹き替えではゆっくりと喋る難しさがありますが、そこは長年声優界で力を付けてきた大ベテラン。村治さんの吹き替えによってフラッシュがより良いキャラクターに表現されたのは言うまでもありません。

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ズートピアのナマケモノ・フラッシュについてまとめ

今回、ズートピアに登場したナマケモノのフラッシュについて紹介しました。ディズニーのキャラクターにはメインキャラクターの他に、魅力的なキャラクターが沢山存在します。その中でもフラッシュは、登場場面が少ないにも関わらず視聴者に強烈な印象を与えたキャラクターであり、人気を博しています。

ナマケモノの印象である、何もかもがゆっくり、と言う他にないキャラクター設定のおかげで、確実に視聴者の心を鷲掴みにする存在となったフラッシュ。ズートピアをまだ見た事がない方も、すでに見た事がある方も、フラッシュに注目してズートピアを見てみてはいかがでしょうか?

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