【ドラゴン、家を買う。】ディアリアがかっこいい！兼業している理由やレティとの関係をネタバレ

今回は「ドラゴン、家を買う。」でかっこいいと人気のディアリアの正体や過去、兼業している理由をネタバレで紹介し、レティとの関係に迫っていきます。さらに、ディアリアと他のキャラとの関係や、そのかっこいい魅力を紹介し、青年期のアニメ声優・石川界人さんと、幼少期のアニメ声優・悠木碧さんについてもみていきます。まず、ここでは「ドラゴン、家を買う。」の作品情報をみていきます。

「ドラゴン、家を買う。」は2016年12月発売の漫画雑誌「月刊コミックガーデン（出版社：マッグガーデン）」の2017年1月号から連載がスタートしたファンタジー漫画です。2021年12月現在も連載中で多貫カヲ先生原作、作画は絢薔子先生が担当しており、コメディ要素多めの作品となっています。また、テレビアニメは全12話がTOKYO MXなどで、2021年4月4日～6月20日の期間に放送されていました。

高位種ドラゴンながら最弱のレティは卵の見張り番の最中に居眠りし、卵を狩人に盗まれてしまいます。激怒した父親に勘当されたレティは勇者や狩人などの格好のターゲットとなり、行くあてもなく、襲撃に怯えていました。そんな中、しっかりした巣があれば安心安全に暮らせると考えたレティは、マイホームを求める旅に出ます。その途中、不動産屋兼建築士で魔王の肩書きを持つディアリアと出会い、共に家探しの旅に出るのでした。

「ドラゴン、家を買う。」に登場するディアリアは主人公の赤竜レティの家探しに協力し、彼にどんどん物件を紹介してくれるエルフです。そして、ディアリアは不動産業と建築士の資格を持ち、設計事務所を経営しており、副業のつもりでエルフの魔王の座も引き受けています。

まｔ、あディアリアは紫色の瞳に薄紫色のロングヘアを持ち、耳が尖っていること以外、人間とほとんど変わらない見た目をしています。さらに、クールで落ち着いた雰囲気を持ち、上質なファッションを纏っているディアリア。若く見えますが、実は1000歳を超えているようです。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアは不動産業と建築士を兼業していますが、彼の最も驚きの肩書が「魔王」です。そのため、レティは初めて会ったとき、ディアリアが本物の「魔王」だとは思いもせず、単純に不動産業で有名なことから「不動産界の魔王」というあだ名で呼ばれているだろうと勘違いしていました。次に、そんなディアリアの正体や過去、兼業している理由をみていきます。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアの正体をネタバレでみていきます。彼は設計事務所であり、不動産屋でもある「株式会社エルフハウジング」という会社を営んでおり、モンスターたちに物件を紹介したり、新たに設計して家を建てたりする業務を行っています。さらに、経営者であるディアリア本人も一級建築士に加え、宅建業の免許や宅地建物取引主任者などの資格を持っています。

そして、作中で様々な物件をレティに紹介しますが、いずれも納得がいかなかった際には、一級建築士としての手腕やその人脈を発揮し、レティに合う大きな館を新築しました。そんな優秀な建築士でもあるディアリアですが「魔王」という肩書も持っています。上記の通り、レティは不動産業界でトップクラスの実績を持つエルフだから、そう呼ばれているのだろうと当初は解釈していました。

しかし、実際にはすべての非人間族のトップに君臨する「魔王」こそディアリアなのです。ただ、ディアリアは会社の方が順調で、レティたち顧客に対して真面目かつ丁寧に仕事を行っています。そのため、あまり積極的に魔王業をしているようには見えません。実はディアリアはある事情から魔王に選ばれただけで、彼自身がなりたいと望んだわけではないため、魔王として最低限の書類処理だけで良いとされているのでした。

その経緯をみていくと、新たに魔王に選ばれたディアリアでしたが、新魔王お披露目のために連れていかれた魔王城でその構造に興味を持ちます。そして、どんどん勇者撃退システムを作動させ、意図せず側近たちを満身創痍にさせてしまいました。それでも、魔王の適性を持つ彼に魔王になってもらいたいがため、側近たちは土下座して頼み込みます。そんな彼らの姿にさすがのディアリアも、渋々ながら魔王の座を引き受けたそうです。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアの正体をネタバレでみていきます。まず彼の過去を見ていくと、幼少期から本が大好きだったディアリア。しかし、エルフの暮らす里では子ども頃は単独の住居を与えてもらえず、子ども部屋で大勢の子どもたちが一緒に育つ風習がありました。静かに1人で本が読みたいディアリアは、1人になれる場所を作ろうとしては失敗し、大人たちに怒られていました。

もっと静かな場所で本を読みたいことを大人たちに伝えたディアリア。交渉の結果、彼は極寒の地で暮らす博学な大蛇「ヨルムンガンド」のもとへ留学に行くことが決まりました。そして、長老のヨルムンガンドの弟子になったディアリアは思う存分、知的好奇心を満たし、充実した毎日を送ることになります。そんなある日、偶然訪れた町でガラガラの抽選会が行われていました。

そして、ディアリアは一番出る確率の高いハズレくじのポケットティッシュを目当てに、それに挑戦しますが、なんと「魔王の座」に当選してしまいました。このように、ディアリアは自身で望んだわけではなく、抽選で魔王に選ばれたのでした。また、あくまでもディアリアの本業は建築士や不動産屋の方で、魔王は兼業感覚です。そして、ディアリアにとって、建築士や不動産屋の仕事は弱いモンスターたちを守るためです。

弱いモンスターにとって、家探しは死活問題です。そのため、ディアリアは家探しをするモンスターたちが安心して暮らせる物件を紹介したり、顧客にぴったりな家を新築したりして、そのお手伝いをしているのです。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアの正体や過去、兼業することになった経緯をみてきました。次に、ディアリアの正体や兼業理由が分かる伏線をいくつか紹介していきます。

ディアリアの正体や兼業理由が分かる伏線を考察、1つ目は友人のドラゴンの家を100年がかりで探したことです。ディアリアは作中で家探しをするレティに対し、群れで暮らすドラゴンが家を買おうとするのは珍しいと言います。そして、自身の友人のドラゴンが100年かけて無事に家を手に入れたと話したのでした。

このシーンから、ディアリアにはかつて自分にはドラゴンの友人がいて、その友人の家探しを手伝ったことがあることがうかがえます。しかし、このシーンではまだその友人がドラゴンであること以外、どんな人物だったかは語られていません。ただ、物件を探すのに100年もかかったことが強調されています。

ディアリアの正体や兼業理由が分かる伏線を考察、2つ目はレティではないドラゴンと旅をしていたことです。上記の「友人のドラゴン」の話以外にも、ディアリアが過去にレティではないドラゴンの家探しをしていたことを匂わせるシーンがありました。

それはディアリアがレティと共に幽鬼の住む館を内見に訪れた際、生前屋敷の主人だった幽鬼が自身がまだ生きていた頃、ディアリアと初めて会った時にもディアリアがドラゴンと旅をしていた、と語るシーンがありました。そして、ディアリアの方も「そのせいか、ついついドラゴン族に甘くなってしまうんですよ」と返答。もしかしたら、ディアリアとドラゴンには特別なつながりがあるのでは、と思わせる演出となっています。

ディアリアの正体や兼業理由が分かる伏線を考察、3つ目は黒いドラゴンの存在です。レティがバイトのために訪れた自治都市でディアリアはリリスと再会します。そして、彼女の口から、かつてのディアリアは人間にもモンスターにも興味を持っていなかったことや、あるきっかけから随分変わったこと。それは「黒いドラゴン」の影響であることなどが語られました。

このシーンで初めて、ディアリアがかつて一緒に家探しの旅をしていたドラゴンの容姿が判明。「黒いドラゴン」だったが明らかになりました。また、ディアリアは最弱ドラゴンのレティに対しても、優しく丁寧に物件を紹介してくれます。かつてはどんな種族にも興味を持たなかったディアリアが、このような性格になったのも、その黒いドラゴンの影響なのでは、と匂わせるシーンとなっています。

安心・安全に暮らせる家が欲しいと望むレティ。家探しの条件として、レティはディアリアに「ただ静かに暮らしたい」と要望を出します。そんなレティの希望を受け止め、ディアリアは彼の理想の内見を担当してくれることになります。まず、紹介したのが勇者撃対策万全のフォール神殿でした。

しかし、ディアリアに言われて、勇者対策システムを体験してみたレティはボロボロになってしまいます。その他に幽鬼たちが暮らす館や寒冷地など、ディアリアはレティの要望を聞きながら様々な物件を次々に紹介していくのでした。

ディアリアが紹介したフォール神殿や幽鬼の暮らす館などでは納得がいかなったレティに対し、一級建築士の資格も持つディアリアはレティ好みの家を新たに建てることを提案します。そして、ちゃっかり新築にかかった費用をレティに返済させる算段もつけていました。

さらに、新築のレティの館に用心棒となるモンスターを配。ドラゴン退治のために館を訪れた勇者たちを倒し、その装備や金品を奪うことでしっかり建設費用を回収していました。ディアリアはそもそも勇者たちが「ダンジョン」攻略目当てで、レティの館にやって来ることを見越していたのです。

こうして、レティの新築の館は勇者や冒険者たちの読むガイドブックに掲載されることとなり、レティは困り果てますが、ディアリアはこの状況をどこか楽しんでいる様子でした。さらに、ディアリアはレティの反応を楽しんでいるのでは、と思われる言動をすることがよくあり、レティが勇者や狩人、巷の人々から「破滅の炎竜王」として恐れられるようになった原因は、ディアリアにあるとも言えます。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアとその他キャラの関係のネタバレ考察、1つ目はピーとの関係についてです。ピーちゃんは雪原でサバイバルをしていたレティが拾い、親を探している間に孵化させてしまった大鷲フレースヴェルグの雛です。生まれて初めて目にしたレティのことを「パパ」だと勘違いするようになりました。

そんなピーちゃんとディアリアにはレティほどの関わりはありません。しかし、ディアリアはレティがピーちゃんの養親になる自信がないと言った際、彼が親としての自覚を持つように促したり、レティがピーちゃんを育てることを通して何かを守る、という意識と自信を持てるようにサポートしたりしていました。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアとその他キャラの関係のネタバレ考察、2つ目はネルです。国王の父親と大喧嘩して家出した王女のネル。家出の最中に盗賊にさらわれ、捕らえられていたところをディアリアとレティに救出されました。

ネルとディアリアも直接的な関わりは薄いものの、レティとネルが仲良くなる姿を見て、ディアリアがほっこりした表情を浮かべるシーンも描かれています。それについて、おそらくディアリアはネルのことをレティの自立心を育む、好ましい存在と考えているようです。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアとその他キャラの関係のネタバレ考察、3つ目は国王です。ネルの父親は人間の国王です。そして、娘のネルが炎竜王のレティにさらわれたと勘違いし、軍隊を総動員して戦闘を展開しました。その後、ネルからレティがネルの誘拐に関わっておらず、むしろ恩人であることを聞かされると、潔くレティとディアリアに謝りました。

その後、ディアリアと国王はそもそもの顔見知りであることが判明。それまでもディアリアと顔見知りのモンスターは多く登場していましたが、モンスターたちだけでなく、人間とも関わりがあることが明らかになりました。ディアリアがいかに顔が広いかが分かるシーンとなっています。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアとその他キャラの関係のネタバレ考察、4つ目はヒューイです。飛行できないレティのことを新種のドラゴンだと勝手に思い込み、彼を追っている狩人（ハンター）です。その相棒はケット・シー（妖怪猫）のアルバートで、一緒に旅をしています。

また、実際にはディアリアがレティの代わりに敵を倒したのですが、それをレティの仕業であるとヒューイが誤解。さらに、レティのことを強大な力を有する最強のドラゴン「炎竜王」であると勘違いし、突っ走っていった結果、レティの「炎竜王伝説」をより一層、世間に広めることに貢献しました。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアとその他キャラの関係のネタバレ考察、5つ目は勇者です。本来、勇者は魔王であるディアリアを倒す正義側の存在のはずですが、この物語での勇者は一般的なイメージと少し異なっています。ディアリアが言うには、勇者とは平気で器物破損や強盗、殺人、国盗りを行う種族を問わない殺戮者であるとされ、悪行集団と見なされているそうです。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアのかっこいい魅力・正体をネタバレ、1つ目はクールな性格です。一般的な魔王といえば、傍若無人で自分に楯突く者は抹殺してしまう存在、などのイメージで描かれることが多くなっています。しかし「ドラゴン、家を買う。」の魔王ディアリアはクールな性格で、常に冷静な実利主義者です。

その一方で、黒竜のバーニーの家探しに100年も付き合うなど、依頼者の話をよく聞き、依頼者の要望に合う物件を根気強く探してくれる、気の長い一面もあります。また、バーニーとの出会いはディアリアの人格形成に大きな影響を与えており、本の知識ばかりで外の世界のことを実際には何も知らなかったディアリアの関心を、外の世界に向けさせました。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアのかっこいい魅力・正体をネタバレ、2つ目は女性に人気があることです。ディアリアは作中屈指の女性人気を誇るキャラです。ディアリアがなぜこれほど女性に人気があるのかをみていくと、まず常に冷静で大人の余裕と自信を感じさせる姿が挙げられています。

さらに、ディアリアはレティやネル、ピーちゃんがピンチのときなど、いざという時には真っ先に助けに来てくれます。そんないざという時には味方のために力を使える頼もしいところも、ディアリアの魅力と言われています。また、主人公のレティが非常に頼りないヘタレキャラなので、余計に冷静で頼もしく、強者の余裕のようなものを感じられるようです。

「ドラゴン、家を買う。」のディアリアのかっこいい魅力・正体をネタバレ、3つ目は強いことです。福引で当選したために魔王になったディアリアですが、名ばかりの魔王というわけではなく、作中屈指のスペックを持つとされ、その実力は相当なものです。作中でも、魔法を使用するシーンが多く描かれており、鍛錬を積んでいるはずの勇者たちをいとも簡単に倒しています。

また、ヘタレなレティが懸命に何かを頑張ろうとしている際には、温かく彼を見守り、時に彼の保護者のような存在として彼の成長をサポートしたり、時に友人として彼と苦労を共にしたりしています。そんなところもディアリアのかっこいい魅力の1つとされています。

「ドラゴン、家を買う。」で青年期のディアリアのアニメ声優を務めた石川界人さんは、1993年10月13日生まれ、28歳（2021年12月現在）で出身地は東京都文京区です。愛称「かいじん」などで親しまれており、声優デビューは2010年で、プロ・フィットに所属。アニメやゲーム、吹き替えなどの声優として活躍しています。青年期のディアリアのアニメ声優・石川界人さん代表作は次の通りです。

• 「ハイキュー!!」影山飛雄役
• 「僕のヒーローアカデミア」飯田天哉役
• 「ワールドトリガー」出水公平役
• 「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」梓川咲太役
• 「あんさんぶるスターズ！」青葉つむぎ役
• 「ワンパンマン」ジェノス役
• 「翠星のガルガンティア」レド役
• 「境界のRINNE」六道りんね役
• 「サクラダリセット」浅井ケイ役
• 「ヴァニタスの手記」ノエ役

「ドラゴン、家を買う。」で幼少期のディアリアのアニメ声優を務めた悠木碧さんは、1992年３月27日生まれ、29歳（2021年12月現在）で出身地は千葉県山武市です。愛称「あおちゃん」などで親しまれており、声優デビューは2003年で、2022年1月にプロ・フィットから青二プロダクションへと移籍予定。声優や女優、歌手などの声優として活躍しています。幼少期のディアリアのアニメ声優・悠木碧さんの代表作は次の通りです。

• 「君の名は。」名取早耶香役
• 「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役
• 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」比企谷小町役
• 「僕のヒーローアカデミア」蛙吹梅雨役
• 「ワンパンマン」戦慄のタツマキ役
• 「戦姫絶唱シンフォギア」立花響役
• 「七つの大罪」ディアンヌ役
• 「幼女戦記」ターニャ・デグレチャフ役
• 「ヒーリングっど♡プリキュア」花寺のどか/キュアグレース役
• 「ソードアート・オンライン」ユウキ/紺野木綿季役

こちらは「ドラゴン、家を買う。」のディアリアに関するツイートです。ディアリアがイケメンでかっこいいという感想となっています。

こちらも「ドラゴン、家を買う。」のディアリアに関するツイートです。ディアリアの幼少期が良かったという感想となっています。

こちらも「ドラゴン、家を買う。」のディアリアに関するツイートです。ディアリアが爽やかなイケメンだと評価されており、その笑顔が最高に好きだという感想となっています。

いかがでしたか？「ドラゴン、家を買う。」に登場するエルフの魔王ディアリアの正体や過去、兼業している理由をネタバレで紹介し、彼は建築士と不動産屋を兼業しており、魔王という肩書も持っていること。兼業には過去に旅した黒竜の存在が大きく関係しており、彼の人格形成にも大きな影響を与えたこと。魔王の座は自ら望んだわけではなく、抽選で当選したことからその座に就いたことなどが分かりました。

さらに、レティや他のキャラとの関係を紹介し、そのかっこいい魅力やアニメ声優の石川界人さんと、悠木碧さんについてもみてきました。そして、ディアリアは一緒に旅するレティの成長を見守っていること。そのクールな性格や頼もしくて強いところが女性からの人気が高い要因として挙げられていることなどが分かりました。今後もかっこいいと人気の「ドラゴン、家を買う。」のディアリアの活躍に注目していきましょう！