【傘寿まり子】最終回(83話)のネタバレあらすじ!漫画の結末と感想は?

2021年7月号で最終回を迎えた漫画・傘寿まり子の最終回(83)のあらすじをネタバレで紹介し、その感想を紹介します。漫画・傘寿まり子は、80歳で一人暮らしを始めた女性・まり子が主人公で、まり子が直面する様々な苦悩、生きがいを求めて頑張る姿が描かれています。その姿がリアルで共感を呼ぶと言われており、人気作品となっています。ここでは、漫画・傘寿まり子のコミック16巻の最終回(83話)のネタバレあらすじと、最終回の感想を紹介します。

【傘寿まり子】最終回(83話)のネタバレあらすじ!漫画の結末と感想は?のイメージ

目次

  1. 傘寿まり子とは?
  2. 傘寿まり子の16巻のあらすじを最終回(83話)結末までネタバレ
  3. 傘寿まり子の漫画あらすじネタバレ
  4. 傘寿まり子の登場人物一覧
  5. 傘寿まり子の最終回に関する感想や評価
  6. 傘寿まり子の最終回まとめ

傘寿まり子とは?

傘寿まり子の概要

2016年から「BE・LOVE」で連載されていた漫画・傘寿まり子は2021年の7月号で最終回を迎えました。傘寿まり子のコミックは全16巻、2018年の「講談社漫画賞(一般部門)」の獲得作品です。2021年7月号で最終回を迎えた漫画・傘寿まり子は、80歳の女性を主人公にし、高齢者に関する様々な問題が描かれています。傘寿まり子の主な読者層は中高年以上の女性で、多くの支持を集めています。

傘寿まり子の作者

漫画・傘寿まり子の作者は、おざわゆきです。おざわゆきは1964年11月13日生まれ、愛知県出身です。おざわゆきは漫画・傘寿まり子の前に、戦争を体験した母の話を元に「あとかたの街」を発表しており、その際、取材で多くの高齢者の方たちと話す機会に恵まれました。その時の経験がきっかけで、漫画・傘寿まり子が誕生したということです。

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傘寿まり子の16巻のあらすじを最終回(83話)結末までネタバレ

ここから、傘寿まり子の16巻の最終回(83話)のあらすじを結末までネタバレで見ていきます。傘寿まり子の主人公、まり子は自ら立ち上げたウェブ文芸誌「レトル」を生きがいとして活躍を始めた矢先、幸田家の家族が離散したことを知ります。家族を再び一つにしたいと立ち上がったまり子の願いは叶うのでしょうか?それでは、傘寿まり子のコミック16巻の最終回(83話)のあらすじをネタバレで紹介します。

あらすじネタバレ①80話

リフォームした幸田家は欠陥だらけで、家族は離散。息子のこうじはまり子に電話で「あの家、母さんにあげる」と言って姿を消します。まり子は警察に相談しますが情報が少なく、難しいと言われます。まり子は幸田家を以前のような幸せな家族に戻すと誓い、今は誰もいなくなった幸田家で暮らすことにします。ある日、進藤と小桜蝶子が幸田家にやって来ました。

蝶子が幸田家のアルバムを興味深く見ていると、見覚えのある顔を見つけました。それが幸田家の嫁の初子だと聞いた蝶子は、初子が作家の大沢稲巳といるのを見たことがあると言い出しました。まり子は大沢に「岩間賞候補のライバル同士、対談しよう」と持ち掛け、実は初子について聞き出そうと画策します。そして、二人はオンラインで対談することになりました。

あらすじネタバレ②81話

大沢とのオンライン対談で、大沢が自身の体験を基にして創作していることを知ります。そこで、大沢のこれまでの恋愛に関する質問を次々と繰り出すまり子。大沢の反応を見て、そこに初子がいると察したまり子は、言葉巧みに初子へのメッセージを含んだ言葉を投げかけます。まり子は、きっと初子は帰ってくるはずと確信します。そのためにも家を元通りにすると決意するまり子です。

まり子は早速業者に家を見てもらいます。業者によると、建て替えが必要なほどのひどい状態だということでした。それでもまり子はやり遂げるつもりです。そんな中、警察から、息子さんが会社に出て来ているようなので確認して欲しいと連絡が入りました。

あらすじネタバレ③82話

こうじが無事でいることを確認したまり子。一方、幸田家のことが気がかりで家を覗いていた初子は、蝶子と出くわし、まり子の元へ行くよう促されます。まり子、こうじ、初子の3人はカフェで話し合います。こうじは胃潰瘍で入院していたそうです。3人は今の素直な気持ちを語り合い、それぞれの想いを少しだけ理解することができました。まり子は工事中の幸田家で開く、岩間賞の発表を待つ「待ち会」に2人を招待します。

ここまで、傘寿まり子のコミック16巻の80話から82話までのあらすじをネタバレで紹介してきました。ここから、いよいよ物語は最終回を迎えます。それでは、傘寿まり子のコミック16巻の最終回(83話)のあらすじをネタバレで見ていきます。

あらすじネタバレ④83話最終回

傘寿まり子の最終回(83話)ネタバレあらすじ、「待ち会」の当日、幸田家は賑やかに盛り上がっています。まり子は、幸田家で「待ち会」を開くことにした想いを語ります。家を建てた時の家族の様子が書かれた日記をまり子は読み上げます。そこには苦労しながらも家族4人が楽しく暮らしていたことが綴られていました。まり子の話を聴きながら、当時の出来事に想いを馳せるこうじたち。そして、家族への想いを新たにするのでした。

まり子は「離れ離れになったとはいえ、私の大切な家族の家、直せば使える。人生はこれからだ」と言ってスピーチを終えました。そこへ、審査の結果を知らせる電話が掛かってきました。岩間賞はまり子に決まったということでした。幸田家の工事も終わり、休暇を貰ったまり子は、八百坂親承に会いに行きました。八百坂はまり子の作品が楽しみで、これからも書き続けて欲しいと言います。「もちろん…」と答えるまり子でした。

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傘寿まり子の漫画あらすじネタバレ

ここまで、傘寿まり子のコミック16巻の80話から、最終回(83話)のあらすじをネタバレで見てきました。ここからは、傘寿まり子が一人暮らしを始めた理由や、ウェブ文芸誌「レトル」を始めたきっかけが描かれている、コミック1巻から7巻までのあらすじをネタバレで見ていきます。

1巻あらすじネタバレ

まり子は80歳、4世代が同居する家で暮らす作家です。原稿の締め切りが迫る中、思わず居眠りをしてしまったまり子は、若かった頃を思い出します。連載を何本抱えていても旅行だ、観劇だと飛び回っていたまり子。しかし、80歳になった今では編集部から減ページを持ち掛けられ、落ち込みます。そんな時、まり子は家族が自分に黙って家の改築を計画していることを知り、少しずつ自分の居場所がなくなっていることに気づきます。

ある日、友人の八百坂親承の元妻で、まり子の作家仲間だったじゅん子が孤独死したことを知ります。まり子は、家族と同居していたじゅん子が誰にも看取られずに亡くなったことに衝撃を受けます。じゅん子の境遇と自分を重ねるまり子は家を出ます。しかし、独り者の高齢者に貸してくれる部屋はなく、ネットカフェで過ごしていると、八百坂と再会します。八百坂はまり子に一緒に暮らそうと言ってくれました。

2巻あらすじネタバレ

まり子はかつて八百坂に好意を寄せていたことがあり、彼からの同棲の申し込みに胸躍らせます。八百坂とマンションで暮らし始めたまり子は、作家としても新たな創作意欲が沸いてきます。自信を持って編集部に見てもらいますが、評価は良いものではありませんでした。さらに追い打ちを掛けるようにまり子の連載を打ち切り、新進作家を使うと言われてしまいます。

一方、不動産屋の人には八百坂との同棲について「その年で…」などと嫌なことを言われるまり子。それでもまり子は幸せを掴んでみせると、強く思うのでした。まり子のために書斎を作ることを思いついた八百坂は、高級家具店へまり子を連れていきました。嬉しそうに机を選ぶ八百坂ですが、自分が言った事をすぐに忘れてしまう八百坂に、まり子は不安を覚えます。

3巻あらすじネタバレ

まり子は新たに小説を書くことになり、八百坂の運転で取材に出かけました。ところが、八百坂が高速道路で逆走してしまい、大型トラックと衝突しそうになります。なんとか正面衝突を避けることはできましたが、警察で事情を聴かれることになった八百坂とまり子。そこへ駆けつけたのが八百坂の娘・上月で、娘はまり子が同棲相手と知り、まり子に怒りの言葉を浴びせます。

事故の原因がまり子であるかのような暴言を吐く上月。そこに、まり子の孫の嫁・彩花が、事故の知らせを聞いて駆けつけました。家族に内緒で来てくれた彩花はまり子を上月から庇ってくれます。しかし、上月は怒りを収めず、「二度と会わないで」と言い、八百坂を引き取っていきました。後日、八百坂の家を訪れたまり子は、八百坂の家族が彼を施設に預けようとしていることを知ります。

4巻あらすじネタバレ

一人になったまり子はマンションを引き払います。再びネットカフェで暮らすことになりました。そこでネットゲームに挑戦することになったまり子は、勇者「ちえぞう」という強者と出会います。75歳と名乗る「ちえぞう」に興味を持ったまり子は、本人に会ってみたいと思います。「ちえぞう」は三原しのという名前の女性でした。家にこもりがちだという三原しのを、まり子は町へ誘い出します。

まり子と三原しのは、しのが来てみたかったというゲームセンターに入ります。挌闘ゲームでは神と呼ばれる有名なゲーマー、ガリオと対戦し、友情が芽生えるなど、思う存分楽しむのでした。ある日、三原しのの娘・燿子から、母がいなくなったという連絡を受けたまり子。自分のせいだと言って落ち込む燿子に、まり子はインターネットを使って探すことを思いつきます。

5巻あらすじネタバレ

新作の小説に取り組むまり子に対して、編集部は「群青」での連載の打ち切りを宣言します。家庭での居場所を失ったまり子ですが、さらに小説を発表する場も失ってしまいます。そこでまり子が考えたのは、自分のように作品を発表する場のない作家たちのためにウェブ文芸誌を作ることです。インターネットについて何も知らないまり子は、ガリオの助けを借りて取り組み始めます。

手始めにまり子は今をときめく大人気クリエイター、くらはらてつろーに会うことができました。まだ年若い女性であるくらはらてつろーはまり子の話にまともに取り合わず、容赦のない言葉を浴びせます。それでも熱心に質問を繰り返すまり子に気持ちを動かされたてつろーは、看板作家を探せと、助言をします。そんな中、まり子はかつて一大ブームを巻き起こした作家、小桜蝶子を見掛けます。

6巻あらすじネタバレ

まり子は蝶子を看板作家にしたいと考え、彼女の家を訪れます。すると、驚いたことに蝶子の家はゴミ屋敷と化していました。部屋に入ったまり子は、そこでまだ発表していない蝶子の小説を発見します。まり子は「孤独スイッチ」というタイトルのこの小説をウェブ文芸誌のメイン作品に据えたいと考えます。そして、何とか手に入れることができたまり子は、いよいよウェブ文芸誌「レトル」の配信を開始しました。

蝶子の「孤独スイッチ」は高く評価され、注目の的となります。蝶子が再び脚光を浴び始めた矢先、蝶子の家がテレビで放送され、ゴミ屋敷だということが広く知られてしまいます。「レトル」の読者たちは、かつて人気を博した作家の変わり果てた姿を目の当たりにし、次々と解約を申し出るのでした。

7巻あらすじネタバレ

解約騒動も一段落し、まり子は蝶子に看板作家にふさわしい新作を書いてもらうことにします。しかし、長年執筆活動を休んでいたため、思うように書くことができません。蝶子はやる気を失くしてしまい、まり子にゴーストライターになって欲しいと頼み込む始末です。蝶子は昔、忙しい時にゴーストライターを使ったことがあると平然と言ってのけます。まり子は、当時人気作家だった蝶子を、羨望の眼差しで見ていました。

そこで、蝶子に作家としてのプライドは?と問いかけます。それでも蝶子の気持ちを変えることはできません。まり子は「レトル」の編集長として、どうしても新作小説を発表しなければならず、仕方なく蝶子の作風を意識して書き始めました。すると、意外にも思うままに文章が浮かんできます。そうして仕上がった小説は、誰が読んでも蝶子のものだと思える作品となりました。

傘寿まり子の登場人物一覧

ここまで、傘寿まり子のコミック1巻から7巻までと、16巻の最終回(83話)までのあらすじをネタバレで見てきました。ここからは、傘寿まり子の主な登場人物を一覧で紹介していきます。

幸田まり子

傘寿まり子の主な登場人物一覧、主人公の幸田まり子は80歳、現役の小説家です。夫はすでに死亡しています。家族4世代で暮らしていましたが、家を出て一人暮らしを始めます。かつて秘かに憧れていた八百坂親承と一時、一緒に暮らしました。ウェブ文芸誌「レトル」の編集長です。

八百坂親承

傘寿まり子の主な登場人物一覧、八百坂親承(やおさかちかつぐ)は、まり子がかつて恋していた憧れの人です。妻は服部じゅん子という作家で、すでに死亡しています。まり子が家を出た際、一緒に暮らした相手です。

幸田こうじ

傘寿まり子の主な登場人物一覧、幸田こうじは、まり子の一人息子です。妻は初子、ハヤトという息子がいます。母・まり子の家出に翻弄され、家の改築に頭を悩ませます。

幸田初子

傘寿まり子の主な登場人物一覧、幸田初子は、夫はこうじ、ハヤトという息子がいます。常に周りの評価を気にする性格。ハヤトの嫁・彩花とは性格が合わず、何かにつけて厳しい言葉を投げかけます。後に不倫騒動を起こします。

幸田ハヤト

傘寿まり子の主な登場人物一覧、幸田ハヤトは、こうじと初子の息子です。妻は彩花、宙という息子がいます。喧嘩ばかりしている両親の間を取り持つ役です。

斉藤

傘寿まり子の主な登場人物一覧、斉藤は、文芸誌「群青」の編集部員で、まり子の担当です。まり子を尊敬しており、彼女の創作活動をサポートします。

傘寿まり子の最終回に関する感想や評価

ここまで、漫画・傘寿まり子のコミック1巻から7巻までのネタバレあらすじと、16巻の最終回(83話)までのあらすじをネタバレで見てきました。ここで、漫画・傘寿まり子の最終回についての感想や評価などを紹介していきます。

傘寿まり子をコミック16巻、最終回(83話)まで読んだ感想です。傘寿まり子は、高齢化社会になりつつある現代の問題について描かれています。そんな社会で自分らしく生きるとは?というテーマが描かれています。この傘寿まり子がテレビドラマ化した作品が見たいという感想です。

傘寿まり子の最終回についての感想です。最終回を迎えたことは寂しいけれど、内容はとても良く、人生はまだこれからだと勇気をもらったという感想です。

傘寿まり子の最終回を読んでの感想です。自身もこのようなおばあちゃんになりたいと思わせてくれる、そんなまり子が好きだという感想と、傘寿まり子が最終回を迎えたことが寂しいという感想です。

傘寿まり子の最終回まとめ

いかがでしたか?漫画・傘寿まり子の16巻・最終回(83話)までのあらすじをネタバレで紹介しました。漫画・傘寿まり子は高齢者が直面する様々な問題を漫画として描いており、女性の読者の中でも主に中高年以上の方たちの共感を呼び、人気を集めています。

また、漫画・傘寿まり子の最終回についての感想・評価では、傘寿まり子を最終回(83話)まで読み終えて、勇気を貰ったという感想や最終回を迎えて寂しいという感想が寄せられていました。作品は最終回を迎えましたが、これからも漫画・傘寿まり子をどうぞ、お楽しみください。

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