おじさまと猫が嫌い・アンチが多い理由は?実写ドラマ版も不評?

漫画「おじさまと猫」は悲しい過去を持つおじさまと、ペットショップで売れ残っていた猫のふくまるの平和な日々や愛情・絆を描いたヒューマンドラマです。今回は漫画「おじさまと猫」が嫌いと言われる理由やアンチが多い理由を考察し、草刈正雄さん主演で2021年冬季に放送された実写ドラマの評判をみていきます。さらに嫌いという声も多い「おじさまと猫」の面白い魅力や人気の理由にも迫っていきます。

おじさまと猫が嫌い・アンチが多い理由は?実写ドラマ版も不評?のイメージ

目次

  1. おじさまと猫とは?
  2. おじさまと猫の漫画が嫌いと言われる理由やアンチが多い理由
  3. おじさまと猫の実写ドラマ版もひどいと不評?
  4. おじさまと猫の漫画の面白い魅力
  5. おじさまと猫に関する感想や評価
  6. おじさまと猫が嫌いと言われる理由まとめ

おじさまと猫とは?

おじさまと猫の概要

「おじさまと猫」は2017年からスクウェア・エニックスの「ガンガンpixiv」や月刊少年ガンガン」で連載されている、ほのぼの漫画です。原作者は桜井海先生で、2018年には「次にくるマンガ大賞 2018」においてWebマンガ部門の2位を獲得。2020年には「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」の2位を受賞しました。そして、累計発行部数は2021年3月時点で185万部を突破する人気作となっています。

おじさまと猫のあらすじ

ペットショップで売れ残り、誰にも見向きもされず、飼われることを諦めかけていた1匹の成猫の前に1人のおじさまが現れます。おじさまこと神田冬樹に迎えられたその猫は「ふくまる」という名前を付けてもらい、徐々に彼に心を開いていきます。そして、ふくまるからパパさんと呼ばれる神田の方もふくまるから癒しをもらい、惜しみない愛情を注いでいきます。この物語はそんな2人の幸せな日々が描かれたヒューマンドラマです。

おじさまと猫|ガンガンNET|SQUARE ENIX

おじさまと猫の漫画が嫌いと言われる理由やアンチが多い理由

漫画「おじさまと猫」が嫌い・苦手と感じる人が一定数いるそうですが、その理由は何なのでしょうか?ここでは漫画「おじさまと猫」が嫌いと言われる理由やアンチが多い理由を考察していきます。

理由①お涙頂戴のストーリー

漫画「おじさまと猫」が嫌い・アンチが多い理由、1つ目はお涙頂戴のストーリーです、「おじさまと猫」は1話ごとに本気で泣けると評判の物語ですが、逆にそういったお涙頂戴のストーリーが嫌い・苦手な人というアンチも一定数いるそうです。

理由②猫の擬人化

漫画「おじさまと猫」が嫌い・アンチが多い理由、2つ目は猫の擬人化です。「おじさまと猫」作中では猫のふくまるの声が擬人化されており、ふくまるのおじさま(パパさん)への気持ちが心の声として表現されています。そんな猫の擬人化や、猫らしさを出すために語尾に「にょ」「だにゃー」とつけているところに拒否反応を示す人・嫌いだと感じる人もそれなりにいるそうです。

理由③ペットショップが悪のように描かれている

漫画「おじさまと猫」が嫌い・アンチが多い理由、3つ目はペットショップが悪のように描かれていることです。「おじさまと猫」の物語はペットショップにいたふくまるをおじさまが連れて帰るところから始まります。そして、ペットショップの店員の威圧的な態度などから、ペットショップが悪のような印象を受けるシーンが描かれているそうです。

すべてのペットショップが動物たちに対して、そんな態度をとっているわけではないですが、読者に誤解を与えかねない表現だとして嫌いと感じる人もいると言われています。また、どこが嫌いという理由があるわけでなく、すべてひっくるめて嫌い・苦手だと感じる人もいるようです。

おじさまと猫の実写ドラマ版もひどいと不評?

おじさまと猫のドラマの主演は草刈正雄

ここまで、漫画「おじさまと猫」が嫌いと言われる理由やアンチが多い理由を考察してきました。次に「おじさまと猫」の実写ドラマの概要や評判をみていきます。

「おじさまと猫のドラマ」は実写ドラマ化もされています。主演は名優の草刈正雄さん、2021年1月7日~3月25日にテレビ東京系列で放送されていました。しかし、そのキャスティングに関して、主人公の神田も草刈正雄さんもイケメンですが、同じイケメンでもタイプが違うとして、賛否両論分かれました。

しかし、実際に実写ドラマが放送されると、1話からガッチリと視聴者の心をつかみ、草刈正雄さんが無理に原作の神田に寄せることなく自然体で演じたことが評価され、多くの称賛を集めました。

おじさまと猫のドラマではふくまるがぬいぐるみに?

「おじさまと猫」の実写ドラマのふくまるは、本物の猫ではなく、ぬいぐるみでした。そのため、実写ドラマ放送前には「本物の猫じゃないのががっかり」という声もありましたが、本物の猫を使わなかったのには理由がありました。実は、本物の猫に演技させると、猫にストレスがかかるとして、原作者から「本物の猫は使わないで」という要望があったのだそうです。

そして、実写ドラマが実際に始まってみると、ふくまるの声を担当した神木隆之介さんの演技も相まって「人形にこんなに泣かされるとは」「ぬいぐるみかよなんて言ってごめんなさい。意外とかわいいね」「心が温まった」などの絶賛の声が相次ぎ、好評だったそうです。

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おじさまと猫の漫画の面白い魅力

ここまで、漫画「おじさまと猫」が嫌いと言われる理由やアンチが多い理由を考察し、実写ドラマの概要や評判をみてきました。次は、嫌いと言う声の多い漫画「おじさまと猫」の面白い魅力に迫っていきます。

面白い魅力①ふくまるがかわいい

漫画「おじさまと猫」の面白い魅力、1つ目はふくまるがかわいいところです。猫と言えば、クールでツンデレなイメージを抱く人が多いかもしれません。しかし「おじさまと猫」では猫のふくまるがとても表情豊かに描かれており、たった1人の家族であるパパさんに甘えたり、パパさんの優しさに触れて涙を流したりするなど、様々な感情を表現しています。

特に、嬉しいときや幸せなときにすぐに泣き出してしまうふくまる。この涙もろい習性について、ふくまるが「エキゾチックショートヘア」という、涙を流しやすい特性を持つ猫種であることが由来だとされています。そして、大きな体にも関わらず、ふくまるのそんな涙もろいところが「かわいくて、思わず抱きしめたくなる」と人気を集めているそうです。

また、ふくまるが遠慮がちに甘える姿や、パパさんに甘えて幸せそうな表情をするところも見どころとなっています。当初、ふくまるはパパさんに嫌われないように遠慮がちに接していました。しかし、彼の優しさに触れ、少しずつ素直に甘えられるようになっていきました。

「おじさまと猫」作中では随所で猫好きにはたまらない、ふくまるの猫らしい仕草が描かれていると評価されており、リアルでは猫嫌いな人でも作品を読んで感動したという声も上がっているほどです。また、漫画ファンからはまん丸の体やジト目、猫口といった猫特有のかわいい容姿を持つふくまるの「すべてが愛おしい」と称賛されています。

面白い魅力②おじさまの悲しい過去

漫画「おじさまと猫」の面白い魅力、2つ目はおじさまの悲しい過去です。パパさんは奥さんを亡くし、広い家で1人暮らしをしていました。それまでペットを飼ったことのなかったパパさんでしたが、ペットショップでふくまるを選び、連れ帰ってからは無償の愛をふくまるに注ぎます。どれだけ仕事や家事の邪魔をされても、パパさんはいつも笑顔で、ふくまるの行動のすべてを嬉しそうに見つめています。

ある日、パパさんはふくまるに「ここに入ってはダメ」と言って、ある部屋に入っていきます。パパさんの邪魔をしまいと我慢していたふくまるでしたが、つい寂しさから鳴いてパパさんを呼んでしまいます。するとパパさんが部屋から出てきて、その部屋にふくまるを入れてくれました。

部屋の前で騒ぐふくまるを見て、パパさんはどうやら子どもたちのことを思い出した様子です。しかし、その表情はどこか寂しげで、ピアノを弾く姿からも普段のパパさんとはどこか違う雰囲気が漂っていました。そんなパパさんを気遣ってか、ふくまるはピアノの上に大の字で横たわります。その可愛らしい姿にパパさんも思わず笑顔になりました。

漫画「おじさまと猫」は、どんな辛いこと・苦しいことがあっても、ペットの存在が癒しや安心感を与えてくれること。ペットの存在がいかに大切かを気づかせてくれる感動作だと言われています。また、作中ではダンディなパパさんがふくまるの行動1つ1つに振り回され、普段は見せない姿を見せています。そんなパパさんのギャップとが可愛らしいと評価されており、おじさま好きの人からも人気を集めています。

面白い魅力③ペットと人間の関係

漫画「おじさまと猫」の面白い魅力、3つ目はペットと人間の関係です。ふくまるはペットショップで売れ残り、長い間狭いゲージの中で過ごしてきました。そのため、少し卑屈なところのあったふくまるでしたが、そんな自分を可愛いと言ってくれる人間に出会いました。それがパパさんです。ふくまるはパパさんに感謝しており、パパさんに甘えられることに幸せを感じています。

一方、悲しい過去を持つパパさんも、孤独と戦う自分に寄り添ってくれるふくまるとの生活に満足し、ふくまるに大いなる愛を注ぎます。このように、ふくまるとパパさんの間には確かな絆と愛情が存在します。そして、そんなふくまるとパパさんの互いを大切に思い、尊重し合っている姿が感動を呼ぶ作品だと絶賛されています。

面白い魅力④名前がある幸せ

漫画「おじさまと猫」の面白い魅力、4つ目は名前がある幸せです。ふくまるをペットショップから家に連れて帰ったパパさんは、さっそく名前を考えることにします。様々な名前を呼んでみるパパさんに対し、ふくまるはすべての名前に返事しようとします。それでも、パパさんは名前は大切な贈り物だとして、しっかり考えたいと思っていました。そして、考え抜いた末、出会えたことが幸福だからとして「ふくまる」と名付けました。

ペットショップで売れ残り、自分は一生名前をもらえないだろうと卑屈になっていたふくまるでしたが、パパさんから名前をもらえて、嬉しさのあまり涙ぐみます。そんな嬉しそうに返事をするふくまるの姿も感動を誘うと好評となっています。

おじさまと猫に関する感想や評価

こちらは「おじさまと猫」に関するツイートです。漫画「おじさまと猫」はほっこりする作品だという感想となっています。

こちらも「おじさまと猫」に関するツイートです。「おじさまと猫」が面白いという感想で、犬好きの人も楽しめるとの事のようです。

こちらも「おじさまと猫」に関するツイートです。漫画「おじさまと猫」が大好きだという感想で、実写ドラマも漫画のイメージとは違うものの、良い作品だと評価されています。

おじさまと猫が嫌いと言われる理由まとめ

いかがでしたか?漫画「おじさまと猫」が嫌いだと言われる理由やアンチが多い理由を考察し、お涙頂戴のストーリーや猫の擬人化、ペットショップが悪者扱いされていることなどから、苦手意識を持つ人が一定数いることが分かりました。さらに、実写ドラマの評判を紹介し、放送前は賛否両論あったものの、放送が始まってからは絶賛の声が殺到したことが分かりました。

さらに漫画「おじさまと猫」の面白い魅力も考察し、ふくまるの可愛らしさや、ふくまるとパパさんの絆を感じられるところなどが人気を集めていることが分かりました。皆さんもぜひほっこりと癒されると人気の「おじさまと猫」の漫画や実写ドラマをお楽しみください!

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