【恋と呼ぶには気持ち悪い】あらすじをネタバレ！サラリーマン×女子高生の恋の行方は？

「恋と呼ぶには気持ち悪い」は2015年1月～10月にかけて、イラスト投稿サイト「pixiv」で連載されていたラブコメ漫画です。累計閲覧数は350万突破の人気作で、2016年2月にはは書籍化。その後、同年6月から～2021年3月まで、pixivと一迅社が共同で運営するウェブコミック配信サイト「comic POOL」で連載されていました。

電子版を含む累計発行部数は2021年3月の時点で120万部を超えています。また、テレビアニメも2021年4月～6月にかけて全12話が放送されていました。

「恋と呼ぶには気持ち悪い」略称「恋きも」の作者はもぐす先生です。もぐす先生は10月1日生まれ、青森県在住の女性漫画家です。他に「潮騒の魔女」や「恋するほたると暮らしてる」「イツキ」などの代表作があります。

ここでは漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の1巻～7巻までのあらすじをみていき、最終回結末の直前までの内容をネタバレで紹介していきます。

イケメンでエリートサラリーマンの天草亮は、寝不足が原因で通勤中に駅の階段から落ちそうになります。そのまま落ちてしまうかと思われたそのとき、後ろにいた見ず知らずの女子高生が彼の背広の襟元に傘をひっかけたことで、亮は落ちずに済みました。さらに、彼の危機を救ったその女子高生は、起きてから何も口にしていないと話す亮に自分のお弁当を渡し、その場を後にします。

その日の夜、亮が帰宅するとなんと朝、彼を救った女子高生が家にいました。その女子高生の名前は有馬一花、実は彼女は亮の妹・理緒の友達だったのです。普段からモテて自分に自信のある亮は、朝のお礼にデートやキスをしたいと一花に提案します。しかし、一花は「気持ち悪い」と告げ、はっきりと断るのでした。それでも、亮はこの出来事をきっかけになぜか一花に恋をします。

そして、それ以来、一花に猛アタックをするようになったのでした。行く先々で姿を見せる亮に振り回される一花でしたが、徐々に彼に心を許し始めます。そして、妹の文化祭を見に来た亮はあるきっかけから、一花と一緒に文化祭を回ることになるのでした。

文化祭の後に行われた打ち上げもお開きとなり、帰宅しようとする一花に理緒が迎えの車が来るから一緒に乗っていくように提案します。一花の嫌な予感は当たり、案の定、高そうな車に乗って迎えに来たのは理緒の兄・亮でした。仕方なく助手席に乗り込む一花でしたが、彼の横にかつて座ったであろう女性を思い浮かべ、複雑な心境になります。ある日の放課後、一花は教室に1人で残っているクラスメイトの多丸を見かけます。

彼が一花も好きなラノベを読んでいたことで、2人は急接近しますが、一花は多丸から「天草の兄（亮）と付き合っているのか」と尋ねられます。いきなりの質問に動揺する一花に対し、多丸は「からかわれている」とだけ言ってその場を後にしました。

後日、一花から「からかわないで」と告げられた亮は、それまで見たことないくらい悲しい顔をします。その後、関係が少しギクシャクしてしまった2人。しかし、亮は理緒の機転で体調を崩した一花をお見舞いに行くことになるのでした。

美術部の一花は多丸に部活の手伝いを頼みます。その際、亮に対する気持ちを多丸から尋ねられた一花は「迷惑」「気持ち悪い」と答えますが、そう言いながら自分の中で、そこまで嫌ではないことに気づくのでした。後日、一花は理緒と買い物に出かけ、今までのお礼も兼ねて亮にクリスマスプレゼントをあげたいと言います。同じ日、亮も一花へのクリスマスプレゼントを理緒に相談していました。

クリスマス当日、互いにプレゼントを渡せた一花と亮は、アドバイスをくれた理緒への感謝を込めて、クリスマスパーティーを3人で行おうと提案します。その後、クリスマスイベントが終わり、一花たちは修学旅行で沖縄に向かいます。旅行を楽しむ一花でしたが、多丸から自由行動を一緒に回ろうと誘われるのでした。

高校時代の同級生の結婚式で、亮は益田から一花が修学旅行で多丸と一緒に自由行動を過ごしたことを聞かされます。その後、一花に修学旅行のことを詳しく聞くため、彼女を映画に連れ出した亮でしたが、中々話を切り出せません。互いに思っていることを言えず、微妙な空気のままそれぞれ帰宅。後日、カフェで仕事中の亮の前に偶然、彼の会社の同期の松島が現れます。

ちょうど良いところに現れた隠れオタの松島に対し、亮は一花の好きそうなアニメについて尋ねますが、彼に想いを寄せる松島はそれも一花の影響なのかとモヤモヤします。そこで、松島は亮と一花の関係を探るため、なんとか彼に同期の飲み会への参加を約束させるのでした。

好きなラノベを買いに行った多丸は、店内で亮と出くわしてしまいます。先に亮を見つけた多丸はとっさに隠れますが、2人は同じラノベを買おうとしていたため、接触してしまいます。多丸を挑発する亮でしたが、その予想外の反応に動揺を隠しきれません。一方、バレンタインについて理緒に相談した一花はその帰りに偶然、益田と遭遇。そのまま食事に行き、益田から亮のバレンタインに関わるトラウマを聞かされます。

チョコ以外の何を渡せば良いのか分からなかった一花は、なんとバレンタインの日に亮の家の前で彼に抱き着くという大胆な行動に出ます。ここで、一花は実はその日、多丸にチョコを渡していました。そして「本命がいい」と言う多丸に一花は言葉を詰まらせ、多丸はそんな彼女に「考えてほしい」と告げるのでした。多丸からの告白で心揺れた一花でしたが、亮と会ったことで自分の亮に対する想いを痛感するのでした。

多丸に告白の返事をするため、一花は多丸とデートします。そして、多丸のことは友達として好きだけど、他に好きな人がいると正直に伝えた一花。そんな彼女の気持ちを理解しながらも、多丸はこれからも彼女のことを好きでいると返事するのでした。帰り際、一花と多丸は駅で亮と遭遇します。多丸から一花に振られたことを聞いた亮は、一花をからかおうとしますが、彼女の苦しそうな顔を見て我に返りました。

その後、気まずくなりかけた一花と多丸でしたが、3年生の卒業式の準備を一緒にする中で元の友達関係になっていきます。その日、一花は突然亮から呼び出され、ホワイトデーのプレゼンをされます。幸せな時間を過ごす2人でしたが、そこへ松島から飲み会の誘いの電話が入ります。松島の誘いに乗る亮でしたが、実は松島はその日、亮に告白するつもりでいました。

告白後、亮と会社で会った松島は平常心を装うとするも仕事が手につかず、亮も益田に松島のことを相談。益田は亮に誠実になるように、と助言するのでした。その後、亮はバレンタインのお返しとして、一花とスイーツビュッフェに出掛けます。そして、そこで偶然、亮と同じ会社の女性3人と出くわしました。一花を見た女性の1人から、妹かと尋ねられた亮は違うと言おうとします。

しかし、一花は妹だと返答。女性たちが去った後、一花は亮に謝りました。実は一花は亮が会社の人たちに変に思われないように配慮し、妹だと嘘をついたのでした。その後、亮は一花を海に誘います。そして、海辺のベンチに座った2人は他愛ない会話を続け、良いムードになったところで、亮が一花にキスしようと顔を近づけるのでした。次に「恋と呼ぶには気持ち悪い」の8巻の最終回までの結末をネタバレでみていきます。

ここまで漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の1巻から7巻までのあらすじをネタバレでみてきました。次に漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の8巻の最終回までの結末をみていきます。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、50話のあらすじをみていくと、知らない女子から告白された多丸でしたが、諦められない人がいると言って断ります。その後、多丸は一花から先生に呼ばれていると声を掛けられます。多丸は一瞬、自分が告白されたと一花に告げたら、どんな反応をするかと考えますが、かつて亮に一花を悲しませるなと言ったことを思い出し、自分が彼女を困らせてはいけないと思い直すのでした。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、51話のあらすじをみていくと、益田と理緒のセッティングにより、4人で花見に来た亮と理緒。途中、益田と理緒が席を外し、亮と一花は2人きりになります。そして、2人きりなのはホワイトデー以来だと亮が微笑み、一花も少し照れて思わず顔を背けてしまうのでした。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、52話のあらすじをみていくと、花見で一花と2人きりになった亮は、自身の父親のことを話し始めます。実は亮は父親との関係があまりうまくいっていませんでした。一花に面白くない話をしてしまったと謝る亮でしたが、一花は自分の知らない亮の話が聞けて良かったと伝えるのでした。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、53話のあらすじをみていくと、亮からの電話が来なくなり、悩む一花。理緒に聞いてみても理由が分かりません。そこで、一花は亮に電話をかけてみます。そして、亮をデートに誘ってみるも、仕事を理由に断られ、しばらく連絡ができないと距離を置かれてしまいました。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、54話のあらすじをみていくと、亮は益田を呼び出し、一花のことを相談します。一花の自分に対する好意を感じ始めた亮は、突然相手が自分で良いのか、自分は本当に彼女を大事にできると責任をもって言えるのかなど、不安になったと語るのでした。そんな彼を益田は叱咤激励し、亮も益田に感謝を伝えます。

後日、下校中の一花は、遠目に女性と一緒にいる亮の後ろ姿を見かけます、しかし、仕事中のようなので声をかけずに立ち去りました。そして、彼が元気そうだったことに安堵するも、どこか一花は落ち込んだ様子なのでした。一方、亮も女子高生の後ろ姿を見かけ、女性との会話を止めてしまいますが、それは一花ではありませんでした。どうかしたのかと尋ねる女性に亮は知人に似た人がいたと説明するのでした。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、55話のあらすじをみていくと、落ち込む一花を心配し、理緒は亮との電話はどうなったのかと尋ねます。仕事が理由で断られたことを知った理緒は納得がいかず、兄に直接電話すると言い出します。一花は慌ててそこまでしなくていいと伝え、理緒におせっかいだと告げます。自分がうざかったと謝罪する理緒。一花は彼女に亮のことは好きだが、自分では彼に釣り合わないと話します。

理緒はそんな一花を励まし、2人の恋愛を応援していると笑顔で伝えました。その帰り道、一花は亮に直接会って、自分の気持ちを伝えると理緒に告げます。そして、応援していると言う理緒に対し、一花は改まって亮にはいい妹がいて、自分にはいい友達がいると、感謝の気持ちを伝えるのでした。

漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の結末、最終回のあらすじをみていくと、ある夜、亮は理緒に仕事の用事で電話をかけます。理緒は一花が自分の気持ちを伝えようとしていることを、亮に言おうか悩みますが、何も言わずに電話を切ろうとします。そんな理緒に亮はいつも自分の背中を押してくれていることに対し、感謝の気持ちを伝えるのでした。

電話後、理緒は「亮に会う約束を電話でしてみる」という一花のメッセージを見返し、頑張れとつぶやきます。後日、一花は駅で亮の姿を見つけ、声をかけようとしますが、思いとどまってしまいます。しかし、その間にも、一花に気づかない亮はどんどん離れて行きます。一花は逃げないと決意し、彼に向かって走り出しますが、人混みの中で、亮はさらに遠くへ行ってしまい、とうとう見失ってしまいました。

そして、失意の中、亮の名前を叫ぶ一花に亮が気付きます。慌てて階段から落ちそうになる一花を下にいた亮が受け止める形で2人は抱き合い、一花は亮に自分を避けていた理由を尋ねます。亮は自分の正直な気持ちを打ち明け、一花も亮に自分の想いを伝えました。そして、亮は涙ながらに愛の告白をする一花の頬に触れ、そのままキスをします。そして、自分も一花のことが好きだと笑顔で答えるのでした。

その後、亮は改めてこれまで避けたことを謝り、追いかけてきてくれた感謝を伝えます。そんな彼の肩に一花は顔をうずめながら「私が大人になるまで待っててくれますか？」と尋ねます。亮は一花への気持ちを自分の父親にぶつけた時のことを思い出しながら、一花に笑顔で一緒に大人になっていこうと伝えます。そして、一花は亮と初めて会った時のことを思い出しながら「気持ち悪い」が「恋」に変わったとしみじみ感じるのでした。

ここまで漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の全巻のあらすじや結末をネタバレでみていきました。次に「恋と呼ぶには気持ち悪い」の登場人物を一覧でみていきます。

有馬一花は17歳の女子高生で、学校では美術部に所属。アニメオタクです。当初は亮の猛アタックを迷惑がっていましたが、自分でも気づかないうちに彼に惹かれています。

天草亮は27歳のエリートサラリーマンで、一花の親友である理緒の兄です。イケメンで頭も良く、かつては女癖の悪かった亮ですが、一花に片思いするようになってからは他の女性とは一切縁を切りました。

天草理緒は一花の親友でクラスメイト、そして亮の妹です。テニス部に所属し、美人で成績優秀、運動神経も良いため、男女問わず人気があります。ただ、クールな性格と率直な物言いから、彼女を恐れている人も多くいます。また、亮と一花の恋を応援しています。

益田は亮の中学・高校のときからの友人で、現在はフリーカメラマンをしています。いつもは軽薄な言動の多い益田ですが、意外と真面目な性格をしており、亮が女子高生に恋をしていると知ってからは、面白がりながらも応援しています。

多丸は一花のクラスメイトで、文芸部員です。一花とはアニメ関連で意気投合。一花に片思いし、告白するも断られてしまいました。また、口数の少ない多丸ですが、女子からはイケメンでかっこいいと騒がれています。

松島有枝は亮と同じ会社で働く女性で、同期ですが所属部署は異なります。会社ではオタクであることを隠していた松島ですが、亮に知られて馬鹿にされるかと思いきや、意外と理解してくれたことから、彼に想いを寄せるようになりました。しかし、告白して振られています。

ここまで漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の全巻のあらすじや結末をネタバレし、登場人物を一覧でみていきました。次に「恋と呼ぶには気持ち悪い」のテレビアニメ2期の製作の可能性を考察していきます。

「恋と呼ぶには気持ち悪い」の原作漫画は8巻で完結しており、テレビアニメ第1期では原作漫画のラストまで描かれたため、原作ストックはありません。そのため、オリジナルの脚本がなければ、第2期は厳しいと考えられています。

テレビアニメは通常、第1期を制作した会社が第2期も引き受けることが多くなっています。そして「恋と呼ぶには気持ち悪い」のテレビアニメ第1期を手掛けたのはアニメ制作会社「ノーマッド」です。ノーマッドは近年、アニメ「邪神ちゃんドロップキック」くらいしかメインで制作しておらず、大半が制作協力となっているそうです。

今後、「ノーマッド」が制作実績を作りたいと考えているのであれば「恋と呼ぶには気持ち悪い」のテレビアニメ2期の製作が決まれば、引き続きノーマッドが引き受けるだろうと考えられています。

テレビアニメの第2期（続編）の制作が検討される、円盤売り上げのボーダーラインは平均4000枚だと言われています。だいたいそれくらい売れれば、黒字化することが多く、アニメ制作に出資している制作委員会が儲かるからです。しかし「恋と呼ぶには気持ち悪い」の円盤は2021年8月に発売されたばかりで、まだ正確な数字は出ていないようです。

テレビアニメの円盤売り上げ以外の主な収入源は、ゲーム化や独占配信権利の契約、海外配信契約だと言われています。このうちの1つでも行われていれば、大きな利益が出るので第2期（続編）が制作される可能性が高くなると言われています。実際「恋と呼ぶには気持ち悪い」はどうなのでしょうか？

「恋と呼ぶには気持ち悪い」はAmazon PrimeVideoにて、独占先行配信を行っており、上記の大きな利益が出る条件を1つ満たしています。ただ「恋と呼ぶには気持ち悪い」の場合、第1期で原作のラストまで描かれており、原作ストックがないことから、第2期は難しいと予想されています。

ここまで漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の全巻のあらすじや結末をネタバレで紹介し、登場人物一覧やテレビアニメ2期制作の可能性についてみてきました。次に「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想や評価をみていきます。

こちらは「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想です。アニメ「恋と呼ぶには気持ち悪い」が面白くて最高だという感想となっています。

こちらも「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想です。「恋と呼ぶには気持ち悪い」がとても面白く、一花に猛アピールする亮がとても好きだという感想で、一花もかわいいと評価されています。

こちらも「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想です。「恋と呼ぶには気持ち悪い」がとても面白く、突発的な恋愛を描いたストーリーを非常に気に入ったという感想で、OP曲も高く評価されています。

こちらも「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想です。「恋と呼ぶには気持ち悪い」が今期アニメの中で最も面白いという感想で、ギャグテンポの良さや、一花と亮のキャラクターが高く評価されています。

こちらも「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想です。「恋と呼ぶには気持ち悪い」ではキモイ発言や行動が逆に清々しく感じられて面白いという感想で、一花のツッコミや理緒の雰囲気などが絶賛されています。

いかがでしたか？漫画「恋と呼ぶには気持ち悪い」の全巻のあらすじをネタバレで紹介し、最終回の結末や一花と亮の恋の行方をみてきました。さらに「恋と呼ぶには気持ち悪い」の登場人物を一覧で紹介し、テレビアニメ第2期が制作される可能性についても考察してきました。

また「恋と呼ぶには気持ち悪い」に関する感想も紹介し、ストーリーやキャラがとても面白いと絶賛されていることが分かりました。皆さんもぜひ人気ラブコメとして話題の「恋と呼ぶには気持ち悪い」をお楽しみください！