2021年09月25日公開
2021年09月25日更新
【デカダンス】アニメの最終回(12話)をネタバレ!最高の結末に2期を期待する声も?
アニメ・デカダンスの最終回12話をネタバレ解説します!デカダンスの世界観や謎の真相がキュッと詰まっている最終回12話。SNSでは最高の結末に、アニメ2期制作を期待する声も多いと言います。この記事では、デカダンスの最終回をあらすじだけでなくシステムの目的など謎の解明も含めてネタバレありで考察していきます。また、アニメ2期制作の可能性や作品の感想もあわせてお届けします。ぜひご覧ください!
目次
デカダンスとは?
デカダンスの概要
出典: https://note.com
アニメ制作会社・NUTによる日本のテレビアニメ作品「デカダンス」。アニメ・モブサイコ100の立川譲(監督)と瀬古浩司(脚本)が再びコンビを組んだSFアクション作品です。2020年7月から9月にかけてTOKYOMX、AT-Xなどで全12話が放送されました。
デカダンスのあらすじ
西暦2400年代も後半に近づいたころ、人類は突如出現した生命体・ガドルにより滅亡の危機に瀕していました。死を免れた人々は全高3000mにも及ぶ巨大移動要塞デカダンスを建造、その中でガドルの脅威から身を守り暮らしていました。幼い頃ガドルに父を殺された上、右腕を奪われた少女ナツメ。ガドルと戦う戦士・ギアになるため、かつては最強のギアと謳われた装甲修理人のカブラギに弟子入りを志願します。
デカダンスのアニメ最終回(12話)あらすじネタバレ
デカダンスのアニメ最終回(12話)あらすじ
それでは、本題であるデカダンス最終回のあらすじをネタバレで解説していきます。物語は、カブラギがデカダンスへのログインに成功したところから始まります。ところが、ログインしたのにデカダンスはシステムの抵抗に遭い起動しません。カブラギはシステムと対話をします。その対話は平行線に終わるかに思われましたが、最終的にシステムが折れデカダンスの起動に同意しました。
何とか起動したデカダンスですが、現在の力では巨大なバグのガドル「オメガ」には歯が立ちません。そこで最後のミッションが発動されました。そのミッションとは、各地に散在するデカダンスの遺跡からパーツをかき集め、デカダンスのパンチをドリル形状に改造するというものでした。
オメガが戦闘を再開します。そこにドナテロが突っ込み、オメガの狙いをデカダンスからそらしました。一方、デカダンスはオメガに向けてデカダンスキャノンを発射。ところがパワー不足からオメガはビクともしません。仕方なくカブラギはキャノンのリミッターを解除します。
カブラギの取った措置でオメガは破壊できましたが、カブラギ自身も瓦礫の下敷きとなりあえなく最期を迎えてしまいます。動かなくなったカブラギの側には、「ありがとう」と彼に感謝を伝えるナツメの姿がありました。
デカダンスの最終回の謎をネタバレ解説
大まかなあらすじを紹介したところで、次にデカダンス最終回12話で解明された数々の謎について、ネタバレで解説していきます。
ネタバレ①システムの目的
最終回でカブラギの前に現れたムニン。システムの命令を実行する存在です。システムは世界のあらゆるデータ、いわゆるビッグデータを管理しており、変化の兆候を見逃さずその都度アップデートを繰り返してきました。システムにとってはバグの発生もカブラギたちの抵抗も想定内のできごと。バグを排除するフギンやそれに抵抗する勢力もすべてシステムの一部でした。
システムの目的は、世界で起きた現象や様々な攻防をもとに自己改良をおこない、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返すことで進化を続けることでした。フランス語で退廃的という意味を持つデカダンス(décadence)。デカダンスのシステムは意思を持たずに世界の現象に流されていく退廃的な存在だったのかも知れません。
ネタバレ②ムニンがカブラギの前に現れた理由
次に、ムニンがカブラギの前に現れた理由について考察してみます。システムの存在意義について、ムニンは「愚かな歴史を繰り返さないため」とカブラギに説明しています。このことから、ムニンは世界が荒廃を始める前から生きていたことがわかります。ムニンは世界の崩壊していく過程を見つめてきたのです。
危険を冒してまでカブラギの前に現れたのは、今後起きる世界の変化で現システムのアップデートが進み、自らも消去されてしまうことを恐れていたと考えられます。システムのアップデートにより存在が消滅してしまうのを恐れたムニンは、カブラギを屈服させることでアップデートを阻止しようと考えたのではないでしょうか?
カブラギとの対話も平行線で終わるかと思われましたが、結局最後はカブラギにデカダンスの操縦権を譲ります。カブラギとの対話を受けて、ムニンが変わることを選択したと考えられます。
デカダンスの最終回のその後をネタバレ
ネタバレ①デカダンスはどうなった?
オメガとの戦いから3年が経過。デカダンスは、生きとし生けるものすべて、タンカーもサイボーグも共生できるアミューズメントパークとして生まれ変わり、名称もデカダンスからデカダンスシティへと改名していました。
園内には様々なアトラクションが用意されます。ゲームに興じるサイボーグがいるかと思えば、別のサイボーグはタンカーたちと交流しています。そのほか農業体験や攻撃性がなくなったガドルとのふれあい、そしてバトルやスポーツなど好きなアトラクションを楽しむことのできる施設として再スタートを切りました。
共存することが合理的だとシステムが判断したことにより、人類とサイボーグ、そしてガドルの共存社会が実現したのです。タンカー達もデカダンスを飛び出してサイボーグ達と触れ合ったり共に楽しんだりと、テーマパークのスタッフのように活躍している姿が描かれています。サイボーグ・人類・ガドルの共存が実現したようでした。
ネタバレ②ミナト・ジルのその後
続いてのネタバレありのあらすじは、ミナト・ジルのその後に関してです。デカダンスの総司令官だったミナトは、最高管理に就任していました。総司令官の時ほどハードな業務ではないようで、尖った性格も多少丸くソフトになったようです。
一方、バグの矯正施設で働いていたサイボーグのジルですが、彼女は運営サイドに戻っていました。相変わらずバグの研究に暇のない毎日を送っています。
ネタバレ③クレナイ ・ドナテロのその後
アニメ・デカダンス最終回その後のネタバレあらすじですが、次はクレナイ とドナテロのその後です。「かの力」に所属するタンカー最強の女性戦士・クレナイは、怪力のサイボーグ、ドナテロとともに園内のバトルエリアでプロのファイターとして働いていました。世界に平和が訪れてもファイターの闘争本能が消失することはないのでしょう。
ネタバレ④ナツメ・カブラギのその後
今度は主人公ナツメとカブラギのその後に関するあらすじになります。オメガの戦いで全精力を使い果たし撃破されたカブラギですが、保存されていたバックアップデータにより復活を遂げます。ただしデータはオメガ戦以前のものなので、オメガとの戦闘は記憶に残っていないと考えられます。
一方、ナツメは新生デカダンスのスタッフとして子供たちの案内係として働いています。20才になりすっかり大人の女性の仲間入りを果たしました。アニメでは描かれていなかったのですが、ナツメとカブラギは感動の再会を果たしたことでしょう。
ネタバレ⑤エンディングの背景はデカダンスシティ?
最後は、デカダンスのエンディングに関するネタバレのあらすじとなります。物々しい要塞デカダンスは、平和なアトラクション施設に生まれ変わりました。ところで、最終回で初めてお目見えしたデカダンスシティですが、どこかで見たという方もいるのではないでしょうか?
実は、毎週、アニメ・デカダンスのエンディングテーマが流れる中で背景を飾っていたのが、憩いのひと時を人々が楽しむデカダンスシティの風景だったのです。毎回エンディングで流れていた映像が、実は最終回12話のネタバレになっていたとは誰も思わなかったことでしょう。
デカダンスの最終回結末に2期を期待する声も?
デカダンスの2期制作の可能性
ここまでアニメ・デカダンスの最終回12話にスポットを当てお届けしてきました。12話の結末を観てアニメ2期続編に期待する声も増えたのではないでしょうか?そこで、デカダンス2期続編の可能性はあるのかどうか検証してみることにします。一般的にアニメ続編制作の可否を決定する条件として、①原作ストック・②視聴率・③円盤売り上げ・④動画配信サービスが挙げられます。
まず①原作ストックですが、デカダンスはオリジナルアニメです。漫画などを原作としているわけではないので原作ストックはありません。次の②視聴率ですが、Dアニメのサイトによると、2020年夏アニメの視聴率ランキングで8位でした。良くも悪くもない順位なので、これでどちらかに決定!というわけにはいかないと考えられます。
③円盤売り上げですが、先ごろ発表された2020年夏アニメの円盤売上実績では、デカダンスは約700枚でした。一般的に円盤売り上げは3000枚以上売れると成功、4000枚以上で続編制作への道が開かれると言われています。デカダンスの場合は700枚ですから、かなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。
それでは最後の④動画配信サービスです。アニメ制作会社の収入源として円盤売り上げの次にくるのが独占配信も先行配信といった動画配信サービスなのです。そこで、デカダンスの動画配信なのですが、残念ながら独占配信も先行配信も行われていません。
以上の検証結果をまとめますと、原作ストック×、視聴率△、円盤売り上げ×、動画配信サービス×という結果となり、デカダンスのアニメ2期制作の可能性は低いということになってしまいます。
デカダンスの2期はいつになる?
アニメ・デカダンス2期制作の可能性が低いという結果を紹介した後なのですが、未だ確定しているわけではありません。そこで仮に2期制作がある場合、放送がいつになるのか考察してみます。
アニメ・デカダンスの1期は、制作発表が2019年7月で放送開始は1年後の2020年7月でした。2021年9月現在、デカダンスの2期続編の制作について公式発表はありません。したがって2期続編の放送がいつになるのか予想することはできません。ただ1期の状況から制作発表の1年後に放送されると考えられます。また、もし2期が放送されるなら1期と同様に木曜日深夜枠になるのではないでしょうか?
デカダンスのアニメ声優一覧
ここで、アニメ・デカダンスに出演した声優のプロフィールを一覧で紹介します。年齢については2021年9月末時点のものになります。
カブラギ役/小西克幸
- 名前:小西克幸(こにし・かつゆき)
- 性別:男性
- 出生地:和歌山県和歌山市
- 生年月日(年齢):1973年4月21日(48歳)
- 職業:声優、舞台俳優
- 所属事務所:賢プロダクション
ナツメ役/楠木ともり
- 名前:楠木ともり(くすのき・ともり)
- 性別:女性
- 出生地:東京都
- 生年月日(年齢):1999年12月22日(21歳)
- 身長:155cm
- 職業:声優、シンガーソングライター
- 所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
ミナト役/鳥海浩輔
- 名前:鳥海浩輔(とりうみ・こうすけ)
- 性別:男性
- 出生地:神奈川県茅ヶ崎市
- 生年月日(年齢):1973年5月16日(48歳)
- 職業:声優
- 所属事務所:アーツビジョン
クレナイ役/喜多村英梨
- 名前:喜多村英梨(きたむら・えり)
- 性別:女性
- 出生地:東京都府中市
- 生年月日(年齢):1987年8月16日(34歳)
- 身長:157cm
- 職業:声優、歌手、タレント
- 所属事務所:なし(フリーランス)
フェイ役/柴田芽衣
- 名前:柴田芽衣(しばた・めい)
- 性別:女性
- 出生地:福岡県
- 生年月日(年齢):1997年10月9日(23歳)
- 職業:声優
- 所属事務所:81プロデュース
リンメイ役/青山吉能
- 名前:青山吉能(あおやま・よしの)
- 性別:女性
- 出身地:熊本県
- 生年月日(年齢):1996年5月15日(25歳)
- 身長:159.5cm
- 職業:声優
- 所属事務所:81プロデュース
デカダンスの最終回に関する感想や評価
感想・評価①
ここまでデカダンスの最終回12話のあらすじやネタバレエピソードを中心にお届けしてきましたが、最後に最終回12話に関する感想や評価をTwitterより紹介します。
デカダンス
— 白鐘レイ@Skeb作業中 (@sirakane) January 1, 2021
最終回後のカブラギ達には美味しいもの沢山食べてほしい pic.twitter.com/cQpNMX2gE8
最初に紹介するデカダンス最終回に関する感想・評価は、最終回の後の希望を呟くツイートからです。これまでストイックな生き方を貫いてきたカブラギたちなので、今後はおいしいものをたくさん食べてほしいそうです。とても微笑ましい絵ではないでしょうか?
感想・評価②
デカダンス最終回素晴らしかったです
— なすびえ (@nasubichannoe) October 1, 2020
こういうアニメを待ってました!
最終回記念にナツメ描きました
#デカダンス pic.twitter.com/IaZSJNG0IO
続いて紹介するデカダンス最終回に関する感想・評価は、最終回に関する感想です。こうした感想は多く見られました。2期制作可能性の検証ではポジティブな結果が得られませんでしたが、視聴者の熱い思いが届けばあるいはGOサインが出るかも知れません。
感想・評価③
デカダンス最終回を見た!!
— なかなか (@nakanaka_1991) October 6, 2020
3年後のナツメ美人になってたw
スッキリとした良い最終回で良かった! pic.twitter.com/3P8TaAjvsJ
最後に紹介するデカダンス最終回に関する感想・評価は、こちらも最終回を観た方のツイートからです。3年後のナツメがすっかり大人の美人になっていたと言います。成長途中の少年・少女にとって、3年という時間は大きいのでしょう。また、希望のあるスッキリした終わり方が良かったと感想を述べていました。
デカダンスの最終回まとめ
ここまでアニメ・デカダンスの最終回12話に焦点を当て、あらすじやエピソードのネタバレ解説や2期の可能性検証、そして最終回に関する感想をお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?
アニメ・デカダンスの謎や世界観を最終回12話ですべて解明して見せた監督・脚本家などスタッフの作品構成力の凄さに舌を巻いた方も多かったのではないでしょうか?2期制作の可能性検証ではあまり良い結果が得られませんでしたが、公式のアナウンスを期待して待つことにしましょう。