【Vivy】アニメ最終回(第13話)をネタバレ!ラストシーンの意味や感想は?

アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の13話/最終回をネタバレで考察!自立人型AIヴィヴィが未来を変える物語が描かれているアニメ「Vivy」。そんな「Vivy」の作品概要・原作情報や、13話/最終回のあらすじをネタバレしながらまとめていきます。また13話/最終回のラストシーンの意味や、2期が制作される可能性を考察していきます。その他には、アニメ「Vivy」に関するファンの感想・評価なども一覧で紹介していきます。

【Vivy】アニメ最終回(第13話)をネタバレ!ラストシーンの意味や感想は?のイメージ

目次

  1. Vivyとは?
  2. Vivyの最終回(第13話)あらすじネタバレ
  3. Vivyの最終回のラストシーンの意図を考察
  4. Vivyの最終回のその他の謎を考察
  5. Vivyのアニメ2期制作の可能性
  6. Vivyの最終回に関する感想や評価
  7. Vivyの最終回まとめ

Vivyとは?

Vivyの概要

13話/最終回のあらすじやラストシーンを考察する前に、まずは「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の基本情報を紹介していきます。本作は2021年の4月から6月まで放送されていたアニメで、原作はないオリジナルストーリーが描かれています。原作はありませんが、アニメ制作前に執筆していた脚本を小説化しており、同時期には漫画の連載もスタートしています。

Vivyのあらすじ

アニメ「Vivy」ではヴィヴィ/ディーヴァの100年の物語が描かれています。本編から100年後には暴走したAIが人類を虐殺しており、未来のAIであるマツモトが100年前の世界に送り込まれています。マツモトは100年前の世界でヴィヴィと出会い、未来のAIの暴走を止める「シンギュラリティ計画」を実行していきます。

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

Vivyの最終回(第13話)あらすじネタバレ

ここからはアニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の13話/最終回をネタバレで解説していきます。仲違いしていたヴィヴィとマツモトの変化や、アーカイブが停止した後の世界をまとめていきます。アニメ「Vivy」は高い評価を受けているため、13話/最終回の終わり方も良かったという声が挙がっているようです。

最終回ネタバレ①マツモトとヴィヴィの絆

アニメ「Vivy」では主人公・ヴィヴィとマツモトが「AIが暴走する100年後の未来」を変えるために行動しています。ヴィヴィとマツモトは口喧嘩しながら少しずつ絆を深めていきましたが、AI研究者・冴木タツヤが目の前で命を絶った事にヴィヴィは大きなショックを受けており、ヴィヴィという名前で形成されていたデータが封印された事で本来の名前であるディーヴァとして生きる事になります。

本来のデータであるディーヴァに戻ったヴィヴィは「シンギュラリティ計画」やマツモトの事を忘れてしまいます。そのためディーヴァは本来の役目である歌姫型AIの活動をしていましたが、ライブ会場でマツモトと再会しています。そして垣谷ユウゴにウイルスを打たれた事で今度はディーヴァのデータが消えており、ディーヴァが消えた事でヴィヴィは歌を歌えなくなってしまいます。

ヴィヴィの姉妹型AIであるオフィーリアの自死を止めた事で「シンギュラリティ計画」は完遂されたと思われていました。ですが100年後の未来では起こらないはずの「AIの暴走」が発生しており、人類はAIに虐殺されてしまいます。また歌えなくなったヴィヴィは博物館に展示されていましたが、再びマツモトと組んでAIの暴走を止めようとしています。

ヴィヴィとマツモトはテロリスト集団「トァク」と力を合わせてAIの暴走を止めようとしましたが、暴走の根源であるアーカイブがあらゆる未来を知っていた事で作戦は失敗してしまいます。そのためヴィヴィは絶望してしまいますが、松本博士が自身が死ぬ未来を選択してヴィヴィとマツモトに2度目のチャンスを与えています。

最終回ネタバレ②ナビの思い

ヴィヴィとマツモトは松本博士の死と引き換えにタイムリープを行い、迅速な行動を開始しました。またアーカイブのAIたちはヴィヴィが作った歌を歌っていたため、ヴィヴィの歌で全てのAIの機能を停止できる事が判明します。そのためヴィヴィは歌を歌うためのメインステージに向かい、マツモトはウイルスを流すためにアーカイブの中枢に向かっています。

AIを止めるためにヴィヴィがメインステージに向かっていると、元パートナーのナビが亡くなったはずのモモカに姿を変えて待っていました。ナビは「人類を救う必要はない」「ヴィヴィは歌を歌えばいい」と言いましたが、ヴィヴィはナビに別れを告げてメインステージに向かいました。そしてメインステージに立ったヴィヴィはAIを止めるために最後の歌を歌い始めます。

作中では歌姫型AI・オフィーリアのパートナーであるアントニオが暴走しています。アントニオは「自分のためだけに歌って欲しい」という願いを叶えるためにオフィーリアの記憶を消しており、自身の人格をオフィーリアに移していました。AIに心は存在しないはずですが、アントニオやナビのようにパートナーに対して特別な想いを抱いているAIも存在している事が分かっています。

最終回ネタバレ③アーカイブ停止後の世界

メインステージに立ったヴィヴィは最後の歌を歌い始めましたが、全てのAIには自身も含まれているため、少しずつ機能が停止していきました。それでも最後まで歌い切り、暴走していたAIの停止に成功しています。そして未来の改変を確認したヴィヴィはその場に崩れ落ち、自身の機能も完全に停止してしまいます。

AIの暴走で世界は甚大な被害を負ったため、AIの停止を確認した人類は復興を開始しました。ラストシーンではショートカットになったヴィヴィが目を覚ましており、全ての体を失ったはずのマツモトがヴィヴィに話しかけました。そしてヴィヴィは自分の使命は「歌う事」と言い、マツモトに歌を披露する所で物語は幕を降ろしています。

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Vivyの最終回のラストシーンの意図を考察

ここからはアニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の13話/最終回で描かれたラストシーンを考察していきます。アニメ「Vivy」は意外なラストシーンが描かれているため、視聴者の間で様々な考察がなされているようです。

考察①現実世界でヴィヴィが復活

前述したようにアニメ「Vivy」の13話/最終回ではショートカットになったヴィヴィが描かれており、現実世界か仮想世界か分からない場所で目を覚ましています。アーカイブを止めたヴィヴィは機能を完全に停止していますが、ボディが修復不可能な状態になった訳ではないため、未来の科学者がヴィヴィを復活させたという説が浮上しているようです。

アニメ「Vivy」のヴィヴィ/ディーヴァはかなり有名な歌姫型AIで、引退後は博物館に展示されていました。そのためAIの暴走を止めたヴィヴィが現実世界で英雄扱いされている可能性もあります。また人類は同じ歴史を繰り返してしまう生き物のため、数百年後に再びAIが作られてヴィヴィが復活したという考察がなされているようです。

アニメ「Vivy」の主人公・ヴィヴィには姉妹型AIがいるため、作中には「エリザベス」「オフィーリア」というAIが登場しています。この姉妹型AIは何体存在するのか分かっていないため、ラストシーンのショートカットの女性はヴィヴィのデータを移した別人だという考察もなされているようです。

考察②いわゆる仮想空間である

ラストシーンでショートカットのヴィヴィは窓の外を眺めていますが、窓の外の人間は動いていなかったため、現実世界ではなく仮想世界という考察もなされているようです。作中ではヴィヴィが現実世界とアーカイブを行き来しており、アーカイブにはピアノが置かれていたため、ラストシーンはアーカイブに似た仮想世界だという説が浮上しているようです。

作中ではショックやウイルスでヴィヴィ・ディーヴァのデータが封印されていますが、アーカイブには2人のデータが残っていました。そのためラストシーンのショートカットの女性はデータとして残っていたヴィヴィの姿で、現実世界ではなく仮想世界だという考察がなされているようです。またマツモトもアーカイブを行き来しているため、2人のデータが残っていたという説も浮上しているようです。

考察③現実世界でも仮想空間でもない

アニメ「Vivy」のヴィヴィはAIですが、人間と遜色のない感情を持っています。そのためラストシーンは現実世界・仮想世界ではなく、ヴィヴィの心が作った精神世界だという考察がなされているようです。人間と同じ扱いをすると最後の戦いでヴィヴィとマツモトは命を落としているため、精神世界で2人の心が描かれたという説が浮上しているようです。

アニメ「Vivy」には「100年後のAIの暴走を止める」というテーマがありますが、AIを破壊するというテーマではなく、ヴィヴィと人類のように共存するテーマが隠されていました。最終的に大勢の人間が命を落とした事で共存は難しくなっていますが、数百年後には再びAIと人間が手を取り合う未来が来るかもしれません。そのためヴィヴィの復活はそれを示唆している可能性もあります。

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Vivyの最終回のその他の謎を考察

ショートカットのヴィヴィを考察した後は、アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の13話/最終回で描かれたその他の謎を考察していきます。主人公・ヴィヴィがメインステージに特別な想いを抱いている理由や、全てのAIを停止させた理由を考察していきます。

考察①メインステージでヴィヴィが歌う理由

アニメ「Vivy」の13話/最終回ではヴィヴィがメインステージで歌を歌っています。登場当初のヴィヴィは「ニーアランド」の小さなステージで歌っており、この時から「いつかメインステージで歌う」という想いを抱いていました。そのため自分の最後を飾るのに相応しいと考えて、13話/最終回ではメインステージを選んだようです。

アニメ「Vivy」の作中でヴィヴィはメインステージに立っていますが、この時のヴィヴィの人格はディーヴァだったため、明確に言えばヴィヴィはメインステージに立てていない状態でした。またディーヴァのデータが消えた時にヴィヴィは歌えなくなっていたため、復活ライブ&最後のライブがメインステージになりました。

アニメ「Vivy」の13話/最終回ではヴィヴィの歌でAIを停止させていますが、マツモトはヴィヴィが歌えるのか心配していました。この時にヴィヴィは「歌えるはず」と言っており、最終的には見事な歌声を披露しています。またディーヴァは指をパチパチさせる癖がありますが、13話/最終回のヴィヴィは指をパチパチさせていたため、ディーヴァの力を借りて歌を歌った可能性があります。

考察②暴走停止ではなく「AI達を停止」と言うアーカイブ

アーカイブは迅速に人類を虐殺する事ができましたが、「ヴィヴィが作った歌」が理解できなかったため、ヴィヴィに最後の選択を委ねています。その時にアーカイブは「暴走を停止」ではなく「AIを停止」と言っていました。そのためアーカイブの中に「人類とAIの共存」という選択肢はなかったようで、どちらかが滅びる事が正しいと考えていたようです。

ディーヴァが消えた事でヴィヴィは歌えなくなってしまいますが、もう一度歌うために自らで曲を作っています。AIが自ら曲を作るのは歴史上初めての事だったため、心を持たないアーカイブはヴィヴィの曲が理解できなかったようです。また暴走したAIはヴィヴィの歌を歌っていたため、それを聞いたヴィヴィは自分が暴走を引き起こしたと勘違いしていました。

考察③全AIを停止させなくてはならない理由

AIを管理しているのは「アーカイブ」で、アーカイブが「人類は進歩がない愚かな存在」と認識した事で暴走が始まっています。作中では「AIの暴走を停止」ではなく「AIの機能を停止」させるためにヴィヴィが歌っていますが、機能を停止させないとアーカイブは再びAIを暴走させると考えたようです。そのためヴィヴィも含めた全てのAIが機能を停止するという結末を迎えています。

考察④ナビは人類を滅ぼしたかった?

物語終盤にはナビがヴィヴィを引き留めています。そのためナビは人類の滅亡を願っていたという解釈が出来ますが、本当は死に向かうヴィヴィを失いたくなかったという考察がなされています。またナビは他のAIとは違って自我を保っていた可能性もあります。

作中ではアーカイブとリンクしているAIが暴走しているため、単独で動いているヴィヴィやマツモトは暴走しませんでした。ヴィヴィの元パートナーであるナビは「ニーアランド」から解雇されているため、アーカイブとリンクしていなかった可能性があります。そのため元パートナーとしてヴィヴィを止めたかったのかもしれません。

Vivyのアニメ2期制作の可能性

13話/最終回のあらすじやラストシーンの謎を考察した後は、「Vivy -Fluorite Eye's Song-」のアニメ2期が制作される可能性を考察していきます。アニメ「Vivy」は覇権アニメと言われるほどの人気を誇っているため、続編を望むファンが多いようです。

2期制作の可能性①原作ストック

漫画・小説原作のアニメの続編を制作するには「原作ストック」が必要ですが、アニメ「Vivy」はオリジナルストーリーが描かれているため、脚本家が原案を書けば続編を制作できる状況のようです。またアニメ「Vivy」は2016年頃から企画がスタートしており、アニメ放送までに約5年経過しているため、2期が決定したとしてもしばらくは放送されない可能性があります。

アニメ「Vivy」を制作したのは制作会社の「ウィットスタジオ」です。ウィットスタジオは2012年に設立された会社で、これまでに「甲鉄城のカバネリ」「ヴィンランド・サガ」「恋は雨上がりのように」などの作品も手掛けています。アニメ「進撃の巨人」のヒットで会社を大きくしていますが、進撃の巨人のファイナルシーズンの制作を断ってアニメ「Vivy」を制作したと言われています。

アニメ「Vivy」の原案は「脚本家の梅原英司」と「小説家の長月達平」が書いています。長月達平は人気小説「Re:ゼロから始める異世界生活」の原作者で、Re:ゼロから始める異世界生活は2021年8月時点で完結していないため、多忙の中でアニメ「Vivy」の脚本を書いた事が予想できます。またスーパーの精肉部門が本業と言われているため、アニメ2期には長月達平が携わらない可能性があります。

2期制作の可能性②円盤売上

アニメはDVD・ブルーレイなどの円盤売上で利益を出しており、売れる作品の続編が制作される傾向があります。この円盤売上のボーダーは3000枚から4000枚と言われており、アニメ「Vivy」の円盤売上は約4000枚だったようです。そのためボーダーはクリアしていますが、作画のクオリティが高いアニメ「Vivy」は他の作品よりも制作費が掛かっている可能性があるため、本当はボーダーをクリア出来ていない可能性もあります。

近年ではアニメを動画配信サービスで視聴する方が増えているため、昔に比べてアニメの円盤は売れないと言われています。アニメ「Vivy」は2021年春の覇権アニメと言われている作品ですが、それでも円盤売り上げには苦戦しているため、すでに円盤売上は続編制作に関係がないという声も挙がっているようです。

2期制作の可能性③最終回の終わり方

前述したようにアニメ「Vivy」の13話/最終回では主人公・ヴィヴィがショートカットになっており、現実世界か仮想世界か分からない場所にいました。仮に現実世界で復活していた場合には別のストーリーで続編を制作する事ができます。また「歴史は繰り返す」という言葉があるため、別の世界線で再びAIが作られる可能性もあります。

アニメ「Vivy」はかなり話題になっている作品ですが、「続編はなくて良い」という声も挙がっているようです。前述したように主人公・ヴィヴィは自分も含めた全てのAIを停止させているため、感動的な最後を迎えてすぐに復活すると冷めるという声が挙がっているようです。アニメ「Vivy」の続編に関しては賛否両論の声が挙がっているようです。

Vivyの最終回に関する感想や評価

13話/最終回のあらすじやアニメ2期が制作される可能性を知った後は、アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」に関する感想を紹介していきます。本記事で紹介した13話/最終回に関する感想などもまとめていきます。

感想:ヴィヴィのその後が気になる

本記事で紹介したようにアニメ「Vivy」の13話/最終回ではショートカットのヴィヴィが描かれていました。このシーンが現実世界・仮想世界なのかは不明のため、ヴィヴィのその後が知りたいという感想が挙がっているようです。また全てのAIは機能を停止しているため、AIがない世界の状況を知りたいという感想も挙がっているようです。

アニメ「Vivy」の主人公・ヴィヴィはAIですが、作中では誰よりも人間らしい感情を見せています。そんなヴィヴィが人間のために自らの機能の停止を選んだ事が泣けるという感想が挙がっているようです。また13話/最終回のヴィヴィとマツモトのコンビネーションがかっこいいという感想も挙がっているようです。

感想:最初から最後まで泣ける!

アニメ「Vivy」はストーリー・作画のクオリティが高い作品のため、視聴者から最後までクオリティが高くて凄かったという感想が挙がっているようです。また13話という短いストーリーが丁度良かったという感想や、戦闘シーンの迫力も凄いという感想が挙がっているようです。

感想:アニメ2期が見たい!

前述したようにアニメ「Vivy」は綺麗に完結しているため、2期の制作は難しいという考察がなされていますが、ファンからはそれでも2期を見たいという感想が挙がっているようです。またアニメ「Vivy」ではパラレルワールド的な要素が描かれているため、違う世界線のストーリーが見たいという感想も挙がっているようです。

Vivyの最終回まとめ

本記事ではアニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の13話/最終回のあらすじやラストシーンの謎を考察していきましたがいかがだったでしょうか?アニメ「Vivy」のラストシーンではヴィヴィが復活している可能性があるため、ファンの間ではアニメ2期の期待が高まっているようです。そんな本作を見た事がない方も、13話/最終回のあらすじや考察を参考にしながら是非ご覧下さい。

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