【さよなら私のクラマー】あらすじをネタバレ解説!登場キャラやライバル校も紹介

漫画「さよなら私のクラマー」を原作として2021年にアニメ化、映画化がされましたが、ここでは、原作漫画「さよなら私のクラマー」のあらすじをネタバレで紹介します。原作漫画「さよなら私のクラマー」はワラビーズと呼ばれる高校の女子サッカーチームを舞台に、サッカーが大好きな女子たちのひたむきな姿が描かれています。ここでは、あらすじをネタバレで紹介すると共に、面白い魅力や登場人物をキャラ一覧で紹介します。

【さよなら私のクラマー】あらすじをネタバレ解説!登場キャラやライバル校も紹介のイメージ

目次

  1. さよなら私のクラマーとは?
  2. さよなら私のクラマーの原作漫画あらすじネタバレ
  3. さよなら私のクラマーのキャラ・登場人物やライバル校のメンバー一覧
  4. さよなら私のクラマーの面白い魅力
  5. さよなら私のクラマーに関する感想や評価
  6. さよなら私のクラマーのあらすじネタバレまとめ

さよなら私のクラマーとは?

さよなら私のクラマーの概要

作者・新川尚司による漫画「さよなら私のクラマー」は2021年1月号まで月刊少年マガジンで連載されていました。サッカーに打ち込む女子高校生を描いた漫画で、コミックは全14巻が発売されています。2021年4月から6月まで漫画「さよなら私のクラマー」を原作としてテレビアニメ・全13話が放送されました。さらに、「映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ」が2021年6月に公開されました。

さよなら私のクラマーの作者

漫画「さよなら私のクラマー」の作者は、漫画「四月は君の噓」が代表作とされている新川直司(あわかわなおし)です。2007年に漫画家としてデビューを果たし、2009年にはサッカーに打ち込む女子中学生・恩田希が主人公の漫画「さよならフットボール」を発表しました。この作品は「さよなら私のクラマー」の前日譚だということです。

TVアニメ『さよなら私のクラマー』公式サイト

さよなら私のクラマーの原作漫画あらすじネタバレ

ここから、サッカーに情熱を注ぐ女子高生たちの姿が描かれている、作者・新川直司による原作漫画「さよなら私のクラマー」のあらすじをネタバレで紹介していきます。

あらすじネタバレ①女子サッカーの未来

「さよなら私のクラマー」の原作漫画のあらすじをネタバレで見ていくと、中学で女子サッカー部のキャプテンを務める周防すみれは、サッカー選手として天性の才能と実力を持っています。しかし、他の部員との差が激しく、思うようにプレーできないまま中学時代を終えました。

かつて一世を風靡したなでしこジャパンに憧れてサッカーを始めた女子たちですが、実際は男子サッカーとの待遇の差に驚くばかりです。それでもサッカーに情熱を持つ女子たちが蕨青南高校に集まりました。

あらすじネタバレ②周防すみれと曽志崎緑の関係

周防すみれと曽志崎緑の関係についてあらすじネタバレで見ていくと、周防すみれは中学時代、豊かな才能に恵まれながらも発揮できずに終わりました。その当時、全国で3位という強豪校の中心選手だった曽志崎緑は、すみれのことを知っており、その才能に注目していました。高校ですみれと一緒にサッカーをしたいと考えた緑は、強豪校からの誘いを断ってすみれが入学した弱小校・蕨青南(わらびせいなん)高校への入学を決めました。

蕨青南高校女子サッカー部は、監督とは名ばかりで全く無関心な深津吾朗の下、通称ワラビーズと呼ばれる弱小チームです。そんなワラビーズに、周防すみれ、曽志崎緑、そして恩田希という才能豊かな新入生が入部しました。さらに、ワラビーズに新たなコーチ・能見奈緒子がやって来ました。能見はかつてU-17に選ばれた名選手で指導が厳しいことでも有名です。

あらすじネタバレ③久乃木学園との対戦

久乃木学園との対戦をあらすじネタバレで見ていくと、能見コーチに鍛えられたワラビーズは、高校女子サッカーの頂点に立つ久乃木学園と対戦することになります。試合結果は0-21という完敗で、その実力差は一目瞭然でした。しかし、その場の空気を一瞬変えた恩田希のプレーは、彼女の才能の片りんを感じさせました。その後、高校総体・県予選に出場したワラビーズは2勝し、決勝トーナメントに進出します。

あらすじネタバレ④浦和邦成との対戦

浦和邦成との対戦をあらすじネタバレで見ていくと、対戦相手は県大会・8連覇を成し遂げた浦和邦成高校です。浦和邦成には中学時代に曽志崎緑とダブルボランチで活躍した桐島千花がおり、堅守を誇るチームです。雨の中で始まった試合は経験不足のワラビーズには苦しい展開となり、どうにか0-0で前半を終えますが実力差は歴然としています。後半戦、浦和邦成の安達太良アリスに得点され、スコア0-2でワラビーズは敗北しました。

あらすじネタバレ⑤JKFBインターリーグ

JKFBインターリーグをあらすじネタバレで見ていくと、ワラビーズは試合経験を重ねるたびに成長を遂げていきます。JKFBインターリーグではディフェンスの充実や派手なパフォーマンスで目立つ白鳥綾の活躍などにより、勝ち続けていきます。そして、ついにワラビーズは栄泉船橋高校と戦うことになります。栄泉船橋はワラビーズが0-21という大敗を喫した久乃木学園に勝利しています。

あらすじネタバレ⑥栄泉船橋高校との対戦

栄泉船橋高校との対戦をあらすじネタバレで見ていくと、指導者不在の栄泉船橋はキャプテンの浦川茜を中心に選手たちが自ら考えて作り出したチームで、守備力に特化した強豪校です。そんな栄泉船橋に対してワラビーズは、宮坂真琴のロングフィードや周防すみれの速さで相手の固い守備を突破し、2点先取。後半も相手に1点取られますが、越前佐和の活躍などで得点を重ねたワラビーズが勝利しました。

あらすじネタバレ⑦興蓮館との戦い

全国トップクラスの興蓮館高校との戦いをあらすじネタバレで見ていくと、興蓮館は実力者・来栖美加によって順調に得点を重ねます。苦戦を強いられるワラビーズ。そこで日頃覇気のない深津監督が積極的に指示を出し、それに応えた恩田希や白鳥綾によって1点差に追いつきます。その後、PKに持ち込むことができましたが、恩田希が失敗。ワラビーズは敗北しましたが、深津監督にやる気を起こさせたことは収穫だったということです。

あらすじネタバレ⑧深津吾朗とワラビーズ

ワラビーズの監督・深津吾朗について、あらすじネタバレで見ていくと、深津はかつてサッカー界を代表するような選手でしたが、ケガによって引退。指導者となった深津ですが、チームを上手くまとめることができず、辞めさせられます。その後、深津はサッカーに対する熱意を失くしてしまいます。しかし、ひたむきに努力するワラビーズを見ているうちに、深津はサッカーへの熱い想いを取り戻します。

指導者として生まれ変わった深津は、今のワラビーズに合った戦略を考案します。さらに強化合宿を行ったワラビーズは大会での勝利を目指します。ここまで、「さよなら私のクラマー」の原作漫画のあらすじをネタバレで紹介しました。

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さよなら私のクラマーのキャラ・登場人物やライバル校のメンバー一覧

ここまで、原作漫画「さよなら私のクラマー」のあらすじをネタバレで紹介してきました。ここから、原作漫画「さよなら私のクラマー」の登場人物やライバル校のメンバーなどを一覧で紹介していきます。

キャラ一覧①恩田希

「さよなら私のクラマー」の登場人物・恩田希(おんだのぞみ)、蕨青南高校1年生、背番号・8、ポジション・攻撃的ミッドフィルダー。高度な技術で攻撃の中心としてチームを引っ張ります。その実力は、中学の頃に男子サッカーチームの中で鍛えられたもので、相手チームの監督も称えるほどです。

キャラ一覧②周防すみれ

「さよなら私のクラマー」の登場人物・周防すみれ(すおうすみれ)、蕨青南高校1年生、背番号・10、ポジション・フォワード(左ウイング)。速さで相手のディフェンスを圧倒するウィンガーです。普段はクールに見えますが、試合になると誰よりも負けず嫌いで、サッカーへの情熱も人一倍強い選手です。

キャラ一覧③曽志崎緑

「さよなら私のクラマー」の登場人物・曽志崎緑(そしざきみどり)、蕨青南高校1年生、背番号・4、ポジション・ミッドフィルダー(ボランチ)。戸田北中学時代に全国3位という成績を収め、自身は日本代表に選ばれるほどの実力の持ち主です。当時ライバルだった周防すみれと共に弱小校の蕨青南に入学し、話題となりました。

キャラ一覧④越前佐和

「さよなら私のクラマー」の登場人物・越前佐和(えちぜんさわ)、蕨青南高校1年生、マネージャー。恩田希とは幼なじみで同じ藤第一中学校の出身です。中学でも男子サッカーチームのマネージャーでした。相手チームの戦術を見極める力に長けています。

キャラ一覧⑤白鳥綾

「さよなら私のクラマー」の登場人物・白鳥綾(しらとりあや)、蕨青南高校1年生、背番号・9、ポジション・フォワード。自分のことを「サッカー界のプリマドンナ」と言ってのける「お嬢様」キャラ。サッカーの実力はいまいちですが、ゴール前ではうるさいくらい賑やかなアピールでパスを要求します。

キャラ一覧⑥田勢恵梨子

「さよなら私のクラマー」の登場人物・田勢恵梨子(たせえりこ)、蕨青南高校2年生で部長、背番号・7、ポジション・ミッドフィルダー。関東大会への出場を目指して女子サッカー部を率いるリーダーです。

キャラ一覧⑦宮坂真琴

「さよなら私のクラマー」の登場人物・宮坂真琴(みやさかまこと)、蕨青南高校2年生、背番号・2、ポジション・ディフェンダー(センターバック)。幼いころからのサッカー仲間である田勢恵梨子のことを最もよく理解しており、何でも言い合える仲です。

キャラ一覧⑧御徒町紀子

「さよなら私のクラマー」の登場人物・御徒町紀子(おかちまちのりこ)、蕨青南高校2年生、背番号・11、ポジションはミッドフィルダーですが、器用さが持ち味でフォワードとしてもプレーします。御徒町紀子は画像の向かって一番右端です。

キャラ一覧⑨岸歩

「さよなら私のクラマー」の登場人物・岸歩(きしあゆむ)、蕨青南高校2年生、背番号・5、ポジション・ディフェンダー。宮坂真琴と共にセンターバックとして活躍します。

キャラ一覧⑩菊池類

「さよなら私のクラマー」の登場人物・菊池類(きくちるい)、蕨青南高校2年生、背番号・3、ポジション・ディフェンダー(右サイドバック)。絵が得意で新しいユニフォームのデザインを手掛けました。

キャラ一覧⑪井藤春名

「さよなら私のクラマー」の登場人物・井藤春名(いとうはるな)、久乃木学園1年生、背番号・10、ポジション・ミッドフィルダー。ドリブル、パス、どれをとってもハイレベルな技術を持った天才プレーヤーで、監督も一目置く存在です。

キャラ一覧⑫佃真央

「さよなら私のクラマー」の登場人物・佃真央(つくだまお)、久乃木学園1年生、ポジション・ディフェンダー。パワフルなプレーで右サイドバックを担当するプレーヤーです。日本代表(U-17)選手です。画像の中央が佃真央です。

キャラ一覧⑬梶みずき

「さよなら私のクラマー」の登場人物・梶みずき(かじみずき)、久乃木学園2年生、ポジション・フォワード。元・日本代表(U-15)で主将。インターハイではエースとして活躍しました。

キャラ一覧⑭鷲巣兼六

「さよなら私のクラマー」の登場人物・鷲巣兼六(わしずけんろく)、久乃木学園・監督。インターハイ、選抜大会で全国制覇を成し遂げた名監督で、蕨青南高校の能見コーチの師匠です。「泣かない赤鬼」と言われています。

キャラ一覧⑮桐島千花

「さよなら私のクラマー」の登場人物・桐島千花(きりしまちか)、浦和邦成高校2年生、ポジション・ミッドフィルダー(ボランチ)。スタミナ十分の体力で相手チームの攻撃を防ぎます。蕨青南高校の曽志崎緑は戸田北中学の後輩です。

キャラ一覧⑯天馬夕

「さよなら私のクラマー」の登場人物・天馬夕(てんまゆう)、浦和邦成高校2年生、ポジション・フォワード。外見は可憐ですが言葉遣いの悪さが特徴です。蕨青南高校の能見コーチに憧れています。

キャラ一覧⑰安達太良アリス

「さよなら私のクラマー」の登場人物・安達太良アリス(あだたらありす)、浦和邦成高校2年生、ポジション・フォワード。天馬夕とは息の合ったコンビでチームに得点をもたらします。ニックネームは「アダ」です。

キャラ一覧⑱財前奈々美

「さよなら私のクラマー」の登場人物・財前奈々美(ざいぜんななみ)、浦和邦成高校3年生で部長を務めています。

キャラ一覧⑲花房圭

「さよなら私のクラマー」の登場人物・花房圭(はなぶさけい)、浦和邦成高校2年生。主に相手チームを調査し、戦力を分析します。

キャラ一覧⑳浦川茜

「さよなら私のクラマー」の登場人物・浦川茜(うらかわあかね)、部長で栄泉船橋高校3年生、監督がいない栄泉船橋を強豪校へと押し上げました。

キャラ一覧㉑森乃つぐみ

「さよなら私のクラマー」の登場人物・森乃つぐみ(もりのつぐみ)、栄泉船橋高校3年生。幼いころから浦川茜とはサッカー仲間で、茜を支えます。

キャラ一覧㉒国府妙

「さよなら私のクラマー」の登場人物・国府妙(こくぶたえ)、栄泉船橋高校2年生、ポジション・フォワード。相手チームの守備を一人でかく乱できる実力の持ち主です。

キャラ一覧㉓藤江宇海

「さよなら私のクラマー」の登場人物・藤江宇海(ふじえうみ)、興蓮館高校3年生、ポジション・フォワード。後輩たちから尊敬されるチームの中心選手です。3年生になった春、交通事故により試合出場が不可能になっています。藤江梅芽(ふじえうめ)という天才と称される妹がいます。

キャラ一覧㉔来栖未加

「さよなら私のクラマー」の登場人物・来栖未加(くるすみか)、興蓮館高校2年生、ポジション・フォワード。容姿の良さと気品ある雰囲気で注目を集める存在ですが、献身的なプレーで点を取るタイプです。

キャラ一覧㉕九谷怜

「さよなら私のクラマー」の登場人物・九谷怜(くたにれい)、興蓮館高校1年生、ポジション・ディフェンダー。フィジカルコンタクトに長けており、体を上手く使った守備が得意です。

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さよなら私のクラマーの面白い魅力

面白い魅力①仲間とともにサッカーに打ち込む

原作漫画「さよなら私のクラマー」の面白い魅力はサッカーに打ち込む仲間がいることです。ワラビーズの選手たちは皆、女子サッカーに対する理解のなさや待遇の悪さに辛い想いをさせられてきました。それでもサッカーを諦めなかった彼女たちは、ワラビーズで新たな仲間を得ることができました。同じ想いをしてきた仲間同士が心を一つにしてサッカーに打ち込む姿はとても魅力的だということです。

面白い魅力②監督目線

原作漫画「さよなら私のクラマー」には様々な高校が登場しますが、それぞれの高校の監督が魅力だということです。全国トップクラスの興蓮館高校の高萩数央監督は元日本代表選手で海外でもプレー経験があります。また、高校女子サッカーの頂点に立つ久乃木学園高校の鷲巣兼六監督は「泣かない赤鬼」と言われる名将です。

このように強豪校には名将と言われる監督がおり、各チームそれぞれの戦術が見られます。例えば「ゲーゲンブレッシング」が使われるなど、レベルの高い戦術を満喫することができ、監督目線で楽しめるところも魅力の一つと言われています。

面白い魅力③さよならフットボールとの関係

原作漫画「さよなら私のクラマー」の作者・新川直司は今作品の前に、漫画「さよならフットボール」を手掛けましたが、この作品の主人公が中学時代の恩田希です。恩田希は男子サッカーチームに所属しており、男子との体力差などに苦労しながらも、決して諦めずにサッカーに取り組む姿が描かれています。

さよなら私のクラマーに関する感想や評価

原作漫画「さよなら私のクラマー」は読むたびに泣いてしまうという感想です。この作品の最終巻・14巻では「ゲーゲンプレッシング」をマスターしたワラビーズが県大会の決勝リーグに進出し、さらに関東大会への出場を決めます。そんな最後を迎える「さよなら私のクラマー」は良い作品だという感想です。

こちらは、映画「さよなら私のクラマー ファーストタッチ」の感想です。サッカーの面白さが詰まった作品で、サッカーが大好きな女子たちの「泥臭くも爽快」な姿が眩しい、良い作品だという感想です。

好きな漫画「さよなら私のクラマー」の連載が終わって寂しいけれど、漫画「さよなら私のクラマー」を原作とした映画やアニメを楽しみたいという感想です。そして、この作品はサッカーが好きな女子におすすめの漫画だということです。

さよなら私のクラマーのあらすじネタバレまとめ

いかがでしたか?原作漫画「さよなら私のクラマー」のあらすじをネタバレで紹介するとともに、面白い魅力や登場人物について見てきました。女子高校生たちが仲間と共にサッカーに打ち込む姿や、ハイレベルな戦術を楽しむことができるところが魅力でした。そんな魅力に注目して「さよなら私のクラマー」の原作漫画を、どうぞお楽しみください。

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