【風が強く吹いている】王子(柏崎茜)は漫画オタク!成長の過程や名言・声優を紹介

「風が強く吹いている」は箱根駅伝を題材にした小説を原作として、テレビアニメ化や舞台化、実写映画化などがされている人気作です。今回はそんな「風が強く吹いている」に登場する王子こと柏崎茜のプロフィールや性格、漫画オタクっぷりを紹介し、その成長過程や名言・名セリフをみていきます。さらに「風が強く吹いている」の王子の舞台キャスト・栗原大河さんや、実写映画キャストの中村優一さんについて紹介し、アニメ声優の入野自由さんやラジオ版声優の坂熊孝彦さんについてもみていきます。

【風が強く吹いている】王子(柏崎茜)は漫画オタク!成長の過程や名言・声優を紹介のイメージ

目次

  1. 風が強く吹いているの王子(柏崎茜)は漫画オタク
  2. 風が強く吹いているの王子の成長の過程や名言
  3. 風が強く吹いているの王子の舞台版と映画版キャスト
  4. 風が強く吹いているの王子のアニメとラジオ版声優
  5. 風が強く吹いているの王子に関する感想や評価
  6. 風が強く吹いているの王子まとめ

風が強く吹いているの王子(柏崎茜)は漫画オタク

風が強く吹いているの作品情報

今回は「風が強く吹いている」に登場する王子(柏崎茜)について、そのプロフィールや性格、漫画オタクっぷりを紹介し、彼の成長の過程や名言・名セリフなどをみていきます。さらに「風が強く吹いている」の舞台版キャストや実写映画版キャストを紹介し、アニメ声優やラジオ版声優についてもみていきます。まず、ここでは「風が強く吹いている」の作品情報をみていきます。

風が強く吹いているの概要

「風が強く吹いている」は新潮社にて2006年から刊行されている三浦しをん先生のスポーツ小説で、題材は箱根駅伝です。また「風が強く吹いている」はコミカライズ版や舞台化、ラジオドラマ化や実写映画化など、メディア展開が盛んな作品で、テレビアニメ化も2018年から2019年にかけて実現しています。

さらに「風が強く吹いている」は2020年6月に新作舞台化もされることになっていましたが、新型コロナの流行の影響で延期され、1年後の2021年6月にやっと上演することが叶いました。

風が強く吹いているのあらすじ

蔵原走(カケル)は高校時代には天才と呼ばれた選手でしたが、大学では監督と反りが合わずに退部。それでも走ることを諦めきれずにいました。あるとき、カケルは同じ大学の4年生である清瀬灰二(ハイジ)と出会い、彼の暮らす竹青荘(アオタケ)を訪れます。そして、カケルもそこで暮らすようになり、アオタケの他の住人たちと共に、ハイジの箱根駅伝で走るという目標に付き合うこととなるのでした。

王子(柏崎茜)のプロフィール

「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)は、寛政大学の文学部2年生で通称「アオタケ」こと竹青荘という古いアパートに住む204号室の住人です。王子は少し長めの薄茶色の髪をしており、ややタレ目ですが、まつ毛は長く、色白で端正な顔立ちをしています。そして、そんなかなりイケメンな容姿が彼の「王子」のあだ名の由来となっています。

王子(柏崎茜)の性格

「風が強く吹いている」の王子は登場当初は劣等生として描かれていました。彼は元々足が遅く、アオタケの中で最も運動神経が悪かったため、最初のうちは仲間たちのウォーミングアップにもついていけていませんでした。

しかし、箱根駅伝を本気で目出すようになってからの王子は、真剣に練習に励み、着実に実力をつけていきました。このように、王子は努力家で苦手なことにも果敢にチャレンジする性格をしています。また、プレッシャーに負けず、決して逃げないメンタルの強さも評価されているキャラでもあります。

王子(柏崎茜)はオタク

「風が強く吹いている」の王子は、時間やお金のすべてを漫画に費やしてしまうほど、漫画をこよなく愛しており、部屋中が漫画で溢れかえっているほどの漫画オタクです。さらに、山のように積まれた大量の漫画に埋もれているのが、王子にとって最高に幸せを感じる時間であり、部屋に何日間こもっていても平気のようです。

特に王子は漫画「あしたのジョー」を人生のバイブルとしています。また、王子は大学では漫画研究会に入っており、夜遊びなどはまったくしません。そして、重度の漫画オタクの彼は妄想の中で強敵との戦いや恋愛も経験済みだそうで、二次元にしか興味がないと公言しています。

三浦しをん 『風が強く吹いている』 | 新潮社

風が強く吹いているの王子の成長の過程や名言

王子の成長の過程①運動が苦手だった

「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)の成長過程、1つ目は運動が苦手だったことです。毎日漫画ばかり読んで過ごすインドアな王子は運動が非常に苦手で、ランニングするときには常にハイジに付き添ってもらっていました。また、5000mを初めて計測したときには33分13秒13という絶望的な記録を出すなど、走ることが大の苦手でした。

そのことで、カケルから実力不足を指摘されたこともありましたが、そんな王子も本気で箱根駅伝を目指すようになり、練習により一層励むようになりました。そして、練習に励むうちに重度の漫画オタクだった王子も少しずつ変わっていき、やがて走ることの楽しさを知った王子の記録はどんどん伸びていきました。

その後、王子は箱根駅伝で第一走者を任されます。箱根駅伝の第1区は走り始めで、集団の中で走ることが多くなります。そのため、走者は周囲の選手に流されることなく、きちんと冷静に自分のペースを保って戦略的に走る必要があります。

加えて、第1区はその後のレースを大きく左右する大事な区間でもあり、注目度も高いため、王子のようなプレッシャーに負けないメンタルの強い人間に向いているコースと言えます。結局、王子の箱根駅伝での区間順位は最下位でしたが、他の選手にも負けない奮闘をみせました。

王子の成長の過程②王子にとっての走ること

「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)の成長過程、2つ目は王子にとっての走ることについてです。アオタケの中で最も運動が苦手な王子ですが、そんな彼が走るきっかけとなったのはカケルと偶然、大学構内で出くわしたときでした。王子はカケルから本気で走る気があるのかと尋ねられます。その問いに対し、王子は声を張って下のセリフを言います。

「走るしかないだろ!!ボクの大事な漫画が捨てられちゃうかもしれないのに!!!」

重度の漫画オタクの王子にとっては漫画が全てであり、この発言のようにカケルとは互いに分かり合えずにいました。しかし、そんな王子も自分が漫画が大好きなのと同様に、ハイジやカケルも走ることが大好きで、自分にとっての漫画と同じくらい彼らにとって、走ることが大切であることは理解できているようです。王子は続けて、真剣な表情で下のセリフを発しました。

「そりゃ走るのは嫌だよ。けどボク一人のせいでアオタケのみんなやハイジさんの想いが潰れるくらいなら、ちょっとくらい走ってやってもいいかなって思う」

重度の漫画オタクで、漫画のことしか考えてなさそうな王子ですが、この発言から、きちんとアオタケの仲間のことを考えており、皆のことが大好きなことが分かります。さらに、王子は走ることについて、自分でもきちんと考えているようで、箱根駅伝では次の走者にきちんとタスキを渡し、第1区の走者としての役割をしっかりと果たしました。

そんな彼の仲間への思いや走る楽しさを知り、努力する姿には、読者・視聴者からも元気や勇気をもらえると評されています。

王子の名言や名セリフ

「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)の名言・名セリフについてみていきます。箱根駅伝で走りながら、王子は少し前のハイジとの会話を思い出します。王子はハイジから「無理に付き合わせてすまなかった」と謝られますが、王子は下のセリフを返します。このセリフについて、王子は主人公というものに憧れており、いつか自分も漫画の主人公のようになりたいと思っていたのだろうと考えられています。

「そんな言葉が聞きたいんじゃないよなあ。ジョーだって花道だって一歩も坂道も三五十五に日向に柔、セナ、吾郎、翼、リョーマ、ダメだきりがないな。僕は主人公も好きだけど彼らを導く人も好きなんです。みんな厳しい。でも当然ですよね。優しくされたいわけじゃない。勝ちたいんだから、選手は。」

そして、王子にとっては自身が箱根駅伝で走ること自体が夢物語であり、彼がそこまで行けたのもすべてハイジのおかげです。そんな王子にとってはハイジこそが「導く人」であり、王子は様々な主人公たちを思い浮かべながら、そんな主人公たちと自分を重ね合わせていたのだろうと言われています。

TVアニメ「風が強く吹いている」公式サイト

風が強く吹いているの王子の舞台版と映画版キャスト

ここまで「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)のプロフィールや性格を紹介し、その成長の過程や名言・名セリフをみてきました。次に「風が強く吹いている」の舞台版キャスト・栗原大河さんと、「風が強く吹いている」の実写映画キャスト・中村優一さんについてみていきます。

王子の舞台版キャストは栗原大河

「風が強く吹いている」の舞台で王子役を演じたのは栗原大河さんです。王子の舞台版キャスト・栗原大河さんの生年月日は1997年11月20日、年齢は23歳(2021年8月現在)で出身地は神奈川です。その身長は175㎝、血液型は不明で、所属事務所はDe-LIGHT、2009年から俳優や歌手、モデルとして活動しています。次に、王子の舞台版キャスト・栗原大河さんの主な出演作品をみていきます。

王子の舞台版キャスト・栗原大河さんの主な出演作品はミュージカル「忍たま乱太郎」竹谷八左ヱ門役、舞台「弱虫ペダル」浦久保優策役、「アンネ」ペーター役、「ロミオとジュリエット」ロミオ役、「かくりよの宿飯 折尾屋編」秀吉役、「陽だまりの中で」鷲田明役、「野畑の飼ってた宇宙人」静岡ミズキ役、「013(ゼロイチサン)」エンジュ(13番)役、「DOG'S」ブルース役、「オサエロ」中原修役などを演じています。

王子の映画版キャストは中村優一

「風が強く吹いている」の実写映画で王子役を演じたのは中村優一さんです。王子の実写映画キャスト・中村優一さんの生年月日は1987年10月8日、年齢は33歳(2021年8月現在)で、出身地は神奈川県です。その身長は177㎝、血液型はO型、所属事務所はG-STAR.PRO、2004年から俳優として活動しています。次に、王子の実写映画キャスト・中村優一さんの主な出演作品をみていきます。

王子の実写映画キャスト・中村優一さんの主な出演作品はテレビドラマ「仮面ライダー電王」シリーズの桜井侑斗役、「もやしもん」沢木惣右衛門直保役、「ふたつのスピカ」鈴木秋役、「薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜」土方歳三役、映画「僕らの方程式」下倉心平役、「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」朝倉アキオ役、舞台「ダンガンロンパ」十神白夜役、「BRAVE10」霧隠才蔵役、「NORN9 ノルン+ノネット」結賀駆役などです。

舞台「風が強く吹いている」

風が強く吹いているの王子のアニメとラジオ版声優

ここまで「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)のプロフィールや性格を紹介し、その成長の過程や名言・名セリフをみてきました。さらに「風が強く吹いている」の舞台版キャスト・栗原大河さんと、実写映画キャスト・中村優一さんについてみてきました。次に「風が強く吹いている」の王子のアニメ声優・入野自由さんと、ラジオ版声優・坂熊孝彦さんについてみていきます。

王子のアニメ声優は入野自由

「風が強く吹いている」で王子のアニメ声優を務めたのは入野自由(いりのみゆ)さんです。王子のアニメ声優・入野自由さんの生年月日は1988年2月19日、年齢は33歳(2021年8月現在)で、出身地は東京都です。その身長は170㎝、血液型はAB型、所属事務所はジャンクション、1992年から声優や俳優、歌手として活動しています。次に、王子のアニメ声優・入野自由さんの主な出演作品をみていきます。

王子のアニメ声優・入野自由さんの主な出演作品は「ハイキュー!!」菅原孝支役、「おそ松さん」松野トド松役、「アイシールド21」小早川瀬那役、「男子高校生の日常」タダクニ役、「機動戦士ガンダム00」沙慈・クロスロード役、「つり球」ハル役、「遊☆戯☆王ZEXAL」アストラル役、「Yes!プリキュア5」ナッツ/夏役、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」宿海仁太(じんたん)役、「千と千尋の神隠し」ハク役などです。

他に「ちはやふる」筑波秋博役、「ツバサ・クロニクル」小狼役、「キングダム ハーツ」ソラ&ヴァニタス役、「アスラクライン」夏目智春役、「君と僕。」橘千鶴役、「クロスゲーム」樹多村光役、「終わりのセラフ」百夜優一郎役、「プラチナエンド」架橋明日役、「聲の形」石田将也役、「モブサイコ100|影山律役、「文豪ストレイドッグス」カルマ役、「コードギアス 亡国のアキト」日向アキト役などを演じています。

王子のラジオ版声優は坂熊孝彦

「風が強く吹いている」で王子のラジオ版声優を務めたのは坂熊孝彦さんです。王子のラジオ版声優・坂熊孝彦さんの生年月日は1978年5月19日、年齢は43歳(2021年8月現在)で、出身地は熊本県です。現在は事務所には所属しておらずフリーで、2006年から声優として活動しています。次に、王子のラジオ版声優・坂熊孝彦さんの主な出演作品をみていきます。

王子のラジオ版声優・坂熊孝彦さんの主な出演作品は「それいけ!アンパンマン」たこやきまん(3代目)役、右大臣(6代目)役など、「HUNTER×HUNTER」ヤマアラシ役など、「君に届け」岡本淳役、及川友樹役、吉野圭一役など、「ドラゴンボール改」フリーザの部下役、「戦場のヴァルキュリア」カロス・ランザート役、ハンネス・サリンジャー役、「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」たこやきまん役などです。

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風が強く吹いているの王子に関する感想や評価

ここまで「風が強く吹いている」の王子(柏崎茜)のプロフィールや性格、その成長の過程や名言・名セリフを紹介し、王子のの舞台版キャスト・栗原大河さんや、実写映画キャスト・中村優一さんについてみてきました。さらに「風が強く吹いている」の王子のアニメ声優・入野自由さんや、ラジオ版声優・坂熊孝彦さんについても紹介してきました。次に「風が強く吹いている」の王子に関する感想や評価についてみていきます。

こちらは「風が強く吹いている」の王子に関するツイートです。「風が強く吹いている」の王子がとても好きだという感想となっています。

こちらも「風が強く吹いている」の王子に関するツイートです。「風が強く吹いている」の王子の活躍シーンで感動したという感想で、作画も非常に綺麗だと評価されています。

こちらも「風が強く吹いている」の王子に関するツイートです。王子とムサのエピソードで感動したという感想で、王子がたすきを第2区の走者であるムサに無事に渡せるか最後までドキドキしたそうです。

風が強く吹いているの王子まとめ

いかがでしたか?「風が強く吹いている」の王子こと柏崎茜は重度の漫画オタクで、運動が苦手でしたが、アオタケのみんなと箱根駅伝に出ることを目指し、必死に練習に励んだ結果、そんな彼にも変化が訪れたこと。箱根駅伝では第1区を走り切り、無事に次の走者にタスキを渡せたこと。さらに、その名言・名セリフなどについてみてきました。

また「風が強く吹いている」の王子の舞台キャスト・栗原大河さんや、実写映画キャストの中村優一さんについて紹介し、アニメ声優の入野自由さんやラジオ版声優の坂熊孝彦さんについてもみてきました。皆さんもぜひ箱根駅伝で感動を呼ぶ「走り」を見せたと評判の「風が強く吹いている」の王子に注目してみてください!

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