【風が強く吹いている】神童（杉山高志）は真面目な第5区走者！声優やあだ名の由来は？

今回は「風が強く吹いている」に登場する神童こと杉山高志のプロフィールやあだ名の由来を紹介し、神童のラジオ版声優やアニメ声優をみていきます。さらに、舞台版キャストや実写映画キャストを紹介し、神童の性格や活躍などのかっこいい魅力に迫っていきます。まず、ここでは「風が強く吹いている」の作品情報をみていきます。

「風が強く吹いている」は三浦しをん先生の箱根駅伝をテーマにした小説で、2006年から新潮社より刊行されています。コミカライズ版やラジオドラマ化、舞台化や実写映画化などもされており、2018年10月～2019年3月にかけてはテレビアニメ化もされています。さらに、2021年には新作の舞台も公演されました。

高校の頃に天才ランナーと称された蔵原走（カケル）でしたが、寛政大学に入学後は監督と上手くいかずに退部。あるきっかけから、同じ大学の4年生・清瀬灰二（ハイジ）と出会ったカケルは、彼の住むアオタケこと竹青荘に連れて行かれます。実はそこの住人はハイジによって長距離を走れる体に改造されていました。そして、カケルもアオタケの皆で箱根駅伝の出場を目指すというハイジの企てに巻き込まれていくのでした。

「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）は寛政大学の商学部に通う3年生で、竹青荘（通称：アオタケ）という古いアパートの205号室の住人です。そして、その性格は温厚で、自分のことよりまず他人を優先する傾向にあります。

地方出身者で山奥で育った神童。彼は元々実家から学校までに山を2つ超え、往復10キロもある山道を徒歩で通っていました。そのため、神童は強靭な足腰をしており、箱根駅伝では急な坂が多い第5区間の走者を任されています。

「風が強く吹いている」で神童が任されている箱根駅伝の第5区とは、高低差800m以上の坂道を一気に駆け上がる難関コースで、箱根駅伝のコースの中でも特に注目度の高い区間とされています。特に、16キロのあたりが最高地点となっており、そこからは下り坂となっています。さらに、上り坂、下り坂の後には平坦な道も待ち受けているため、きちんと走りを切り替えることができるかも、このコースの重要なポイントとされています。

また、第5区は選手によって、かなり向き不向きの出るコースとされ、誰が速く走れるか予想するのが難しいとも言われています。そのため、寛政大学では、毎日山を越えて学校まで通っていた神童以上の適任者はいないだろうと言われています。

「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）のあだ名の由来について、神童は人口の少ない山奥で育ち、地元では勉強も運動も何をやっても1番でした。そのことから、彼は周囲の大人たちから「神童」というあだ名で呼ばれるようになりました。しかし、そんな由来で「神童」と呼ばれていた彼も東京に出てみて、自身が普通のレベルの平凡な人間だったことに気づきました。

ここまで「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）のプロフィールやあだ名の由来、彼が走る箱根駅伝第5区についてみてきました。次に、ここでは「風が強く吹いている」の神童のラジオ版声優・沼田祐介さんと、テレビアニメ声優・内山昂輝さんのプロフィールや主な出演作品をそれぞれみていきます。

「風が強く吹いている」のラジオドラマは箱根駅伝応援スペシャルとして、2007年12月に放送されました。そして、そのラジオドラマで神童のラジオ版声優を務めたのが沼田祐介さんです。ここでは、沼田祐介さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

神童のラジオ版声優・沼田祐介さんは1968年6月10日生まれ、年齢は53歳（2021年8月現在）で神奈川県出身です。その身長は160㎝、血液型はAB型、所属事務所は青二プロダクション、1989年から声優として活動しています。

テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」大野くん（2代目）役、「あたしンち」吉岡役、「ロックマンエグゼ」大山デカオ役、「ふたりはプリキュア Max Heart」ホープン役、「ワールドトリガー」諏訪洸太郎役、「影鰐-KAGEWANI-」タケル役、「ONE PIECE」チェス役、リュウボシ役、シャーロット・マスカルポーネ役など、「電脳コイル」ナメッチ役、「ドラゴンボールGT」ベビー役、「ドラゴンボール改」グレゴリー役などです。

テレビアニメ「風が強く吹いている」は2018年10月～2019年3月の期間に放送されていました。そして、そのアニメで神童のアニメ声優を担当したのが内山昂輝さんです。ここでは、内山昂輝さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

神童のアニメ声優・内山昂輝さんは1990年8月16日生まれ、年齢は30歳（2021年8月現在）で埼玉県出身です。その身長は177㎝、血液型はA型、所属事務所は劇団ひまわり、1993年から俳優や声優として活動しています。

テレビアニメ「ハイキュー‼」月島蛍役、「HUNTER×HUNTER」メルエム役、「ユーリ!!! on ICE」ユーリ・プリセツキー役、「鬼滅の刃」累役、「僕のヒーローアカデミア」死柄木弔役、「呪術廻戦」狗巻棘役、「Free!」桐嶋郁弥役、「ホリミヤ」宮村伊澄役、「ニセコイ」一条楽役、「ソウルイーター」ソウル＝イーター役、「Charlotte」乙坂有宇役などです。

他に「虹色デイズ」直江剛役、「遊☆戯☆王ZEXA」天城カイト役、「ピンポン THE ANIMATION」スマイル役、「絶園のテンペスト」滝川吉野役、劇場版「心が叫びたがってるんだ。」坂上拓実役、「蛍火の杜へ」ギン役、OVA「機動戦士ガンダムUC」バナージ・リンクス役、ゲーム「キングダム ハーツ」ロクサス役、ヴェントゥス役などを演じています。

ここまで「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）のプロフィールやあだ名の由来、彼が走る箱根駅伝第5区について紹介し、神童のラジオ版声優・沼田祐介さんと、テレビアニメ声優・内山昂輝さんについてそれぞれみてきました。次に「風が強く吹いている」の神童の舞台版キャスト・磯野大さんと、実写映画キャスト・橋本淳さんのプロフィールや主な出演作品をそれぞれみていきます。

舞台版「風が強く吹いている」は2020年に新作舞台化されることが発表されましたが、新型コロナの流行拡大の影響で延期となり、1年後の2021年6月にようやく公演されました。そして、その舞台で神童の舞台版キャストを務めたのが磯野大さんです。ここでは、磯野大さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

神童の舞台版キャスト・磯野大さんは1992年12月14日生まれ、年齢は28歳（2021年8月現在）で千葉県です。その身長は187㎝、血液型はO型、所属事務所は株式会社Allenで、2016年から俳優として活動しています。

舞台「刀剣乱舞」大典太光世役、「探偵東堂解の事件録-大正浪漫探偵譚-」東堂解役、「ツキウタ。」秋野昌弘役、「ハイキュー‼」大耳練役、「東京ワンピースタワー」ロロノア・ゾロ役、「獄都事変」谷裂役、「真夜中のオカルト公務員」榊京一役などです。

実写映画「風が強く吹いている」は2009年10月に公開となり、その実写映画で神童の実写映画キャストを務めたのが橋本淳さんです。ここでは、橋本淳さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

神童の実写映画キャスト・橋本淳（あつし）さんは1987年1月14日生まれ、年齢は34歳（2021年8月現在）で東京都出身です。その身長は181㎝、血液型はA型、所属事務所はアミューズ、2004年から俳優として活動しています。

テレビドラマ「魔法戦隊マジレンジャー」小津魁/マジレッド役、「ちりとてちん」御園生新之助役、「軍師官兵衛」宇都宮朝房役、「刑事ゆがみ」町尾守役、「エール」御園生新之助役、「相棒」潮崎良純役、「これは経費で落ちません!」円城格馬役、「特捜9」宮坂（女部田）宏役、「レッドアイズ 監視捜査班」長篠晋平役、「遺留捜査」瀬川彰役、映画「月極オトコトモダチ」柳瀬草太役などです。

ここまで「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）のプロフィールやあだ名の由来、彼が走る箱根駅伝第5区についてみてきました。そして、神童のラジオ版声優やテレビアニメ声優、さらに舞台版キャストや実写映画キャストについてそれぞれみてきました。次に、神童の性格や活躍などのかっこいい魅力に迫っていきます。

「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）かっこいい魅力、1つ目は情に厚い性格です。ハイジが箱根駅伝を目指すと言ったとき、アオタケの住人たちの中で一番に賛成の声をあげたのが神童でした。

彼はハイジがそのような冗談を言う人間ではないということをきちんと分かっており、ハイジが初めてしてくれた頼み事だから走ってもいいと賛成しました。このエピソードから、神童は受けた恩を忘れない情に厚い性格であることがうかがえます。

「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）かっこいい魅力、2つ目は優しさです。神童は他人への気配りができる優しい性格をしています。実際、初めてアオタケの住人たちで早朝のランニングを行ったとき、住人たちの間ではどんよりとしたムードが漂っていましたが、そこで神童が「けどなんか部活を思い出すよね」と笑顔で言って、その場の空気を変えたシーンがありました。

さらに、平田彰宏（通称：ニコチャン）がカケルから「おっさん」と言われている場面では神童が「25歳はおっさんじゃないよ」と発言し、そっとフォローするシーンもありました。また、神童はムサという留学生が道に迷っていたときには、優しく助けてあげるなど、親切な一面もあります。そして、その後、ムサに日本語を教え、彼の日本語が上達すると自分のことのように喜ぶ姿も描かれていました。

「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）かっこいい魅力、3つ目は駅伝当日に風を引いてしまったエピソードでの活躍です。箱根駅伝に出られることになった寛政大学でしたが、その当日に神童は風邪をひき、熱を出してしまいます。それでも走る決断をした神童。しかし、長距離走はその日の体調によって、大きく左右してしまう競技であるため、次々に他の大学の選手たちに追い越され、大きく順位を落としてしまいます。

それでも、最後まで棄権せずに走り切った神童。しかし、彼は肝心なところで皆の期待を裏切ってしまったとひどく自らを責めます。映画版ではこの場面で原作にはなかったエピソードが追加されています。映画版で自らを責める神童は、母と電話で話します。そして「偉かったね」「よく頑張ったね」「あんたはやっぱり神童だったんだね」という励ましの言葉をもらい、涙する感動シーンが描かれていました。

ここまで「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）のプロフィールやあだ名の由来、彼が走る箱根駅伝第5区を紹介し、神童のラジオ版声優やテレビアニメ声優についてみてきました。さらに、神童の舞台版キャストや実写映画キャストについてもみていき、神童のかっこいい魅力に迫ってきました。次に「風が強く吹いている」の神童に関する評価や感想をみていきます。

こちらは「風が強く吹いている」の神童に関するツイートです。「風が強く吹いている」の中で神童が最も好きだという感想となっています。

こちらも「風が強く吹いている」の神童に関するツイートです。テレビアニメ20話で病をおして走った神童の走りが壮絶で感動したという感想で、アニメ声優・内山昂輝さんのそのシーンでの演技も高く評価されています。

こちらも「風が強く吹いている」のテレビアニメ20話での神童に関するツイートです。それまでみんなのために頑張ってきた神童の走る姿に、まるで人生の戦いを語るような哀切を感じたという感想となっています。

いかがでしたか？「風が強く吹いている」の神童（杉山高志）は真面目な第5区の走者で、「神童」というあだ名は地元では何をやっても1番だったことが由来となっていることが分かりました。さらに、神童は情に厚く、他者を気づかえる心優しい性格をしており、箱根駅伝では高熱を出しながらも最後まで走り切る活躍を見せたことも分かりました。

また、神童のラジオ声優・沼田祐介さんやアニメ声優・内山昂輝さんを紹介し、舞台版キャスト・磯野大さんや実写映画キャスト・橋本淳さんについてもみてきました。皆さんもぜひ「風が強く吹いている」の人気キャラの1人・神童に注目してみてください！