【風が強く吹いている】ユキ（岩倉雪彦）は秀才ランナー！アニメ声優や名言を紹介

今回は「風が強く吹いている」に登場する秀才ランナー・ユキ（岩倉雪彦）のアニメ声優・興津和幸さんや名言を紹介し、そのかっこいい魅力に迫っていきます。さらに、ユキのラジオドラマ版声優や実写映画キャスト、舞台版キャストも紹介し、それぞれのプロフィールや主な出演作品についてもみていきます。まず、ここでは「風が強く吹いている」の作品情報をみていきます。

「風が強く吹いている」は箱根駅伝を題材にした、三浦しをん先生によるスポーツ小説です。2006年から新潮社から刊行されており、2007年から2009年にかけては週刊ヤングジャンプや月刊ヤングジャンプにて、コミカライズ版が連載されていました。

そして、2007年にはラジオドラマ化、2009年には舞台化や実写映画化なども実現。さらに、テレビアニメは2018年10月から2019年3月の期間に、日本テレビ系列などで放送されていました。また、2020年には新作舞台化が発表されるも、新型コロナ流行の影響で1年延期となり、2021年6月に公演となりました。

高校時代に天才ランナーと言われた蔵原走（カケル）でしたが、大学では監督と上手くいかず、部を辞めてしまいます。それでも走る魅力を忘れられないカケル。ある日空腹のあまり万引きをした彼は、自慢の脚で逃走しますが、同じ大学の清瀬灰二（ハイジ）に捕まり、彼の暮らすアパート（通称アオタケ）に連れていかれます。やがてハイジの強い希望で、カケルも含めたアオタケの住人たちで箱根駅伝を目指すことになります。

「風が強く吹いている」の岩倉雪彦は、寛政大学の法学部に通う4年生で通称「ユキ」と呼ばれています。ユキはアオタケこと竹青荘という古いアパートの102号室で暮らしており、いつも冷静で落ち着いた性格の秀才です。実際、ユキはかなり優秀で、在学中に司法試験に受かったほどです。、また、主人公の清瀬灰二（通称：ハイジ）の同期で友人関係にあります。

「風が強く吹いている」のラジオドラマは2007年12月24日～28日の期間に箱根駅伝応援スペシャルとして、5日連続で放送されました。そのラジオドラマでユキ（岩倉雪彦）役の声優を務めたのが三宅淳一さんです。ここでは、ユキのラジオ版声優・三宅淳一さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

ユキのラジオ版声優・三宅淳一さんは1980年1月13日生まれ、年齢は41歳（2021年8月現在）で、神奈川県横浜市出身、愛称「王子」などで親しまれています。その身長は171㎝、血液型はO型、所属事務所は青二プロダクション、2003年から声優やナレーターとして活躍しています。また、声優ユニット「Boy's Beat」のメンバーでもあります。次に、ユキのラジオ版声優・三宅淳一さんの主な出演作品をみていきます。

テレビアニメ「マージナルプリンス〜月桂樹の王子達〜」シルヴァン・クラーク役、「八犬伝―東方八犬異聞―」犬阪毛野（旦開野）役、ゲーム「乙女的恋革命★ラブレボ!!」華原雅紀役、「仮面ライダー クライマックスヒーローズ」シリーズの仮面ライダーG3-X役、「真・三國無双6 猛将伝」郭嘉役などです。

「風が強く吹いている」のテレビアニメは2018年10月～2019年3月にかけて放送され、同アニメでユキ（岩倉雪彦）役の声優を務めたのが興津和幸さんです。ここでは、ユキのアニメ声優・興津和幸さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

ユキのアニメ声優・興津和幸さんは1980年3月8日生まれ、年齢は41歳（2021年8月現在）で、出身地は兵庫県三原郡西淡町、愛称「オッキー」「オッキン」などで親しまれています。その身長は175㎝、血液型はA型、所属事務所はケッケコーポレーションで、2000年代から声優として活動しています。次に、ユキのアニメ声優・興津和幸さんの主な出演作品をみていきます。

テレビアニメ「黒執事」ヴィンセント・ファントムハイヴ役、「ID-0」イド役、「カードファイト!! ヴァンガード」ラウル・セラ役、「クロスファイト ビーダマン」来堂オウガ役、「ジョジョの奇妙な冒険」ジョナサン・ジョースター役、「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」千早群像、「スタミュ」戌峰誠士郎役、「屍鬼」室井静信役、「信長協奏曲」池田恒興役、「BROTHERS CONFLICT」朝日奈雅臣役、「K」比水流役など。

他テレビアニメ「れでぃ×ばと！」日野秋晴役、「ベルセルク」セルピコ役、「風夏」那智一矢役、「アイドリッシュセブン」大神万理役、「炎炎ノ消防隊」カリム・フラム役、「監獄学園」アンドレ役、「フルーツバスケット」草摩はとり役、「刀剣乱舞」蜂須賀虎徹役、「orange」萩田朔役、「女子高生の無駄づかい」佐渡正敬役、劇場版アニメ「ハイキュー!! 陸 VS 空」大将優役、ゲーム「オンエア!」見明佐和役などを演じています。

「風が吹いている」のユキ（岩倉雪彦）の名言、1つ目は「カケルはいつもこんな景色を見ているのか…」です。映画版でユキはアオタケに入居してすぐの頃、カケルに対して「走るなんて誰でもできるんだからいばるな」と発言。カケルと険悪になってしまいます。しかし、箱根駅伝を共に目指すうちにその発言を撤回し、下の名言を言うなど、心境の変化がみられるようになりました。

「風が吹いている」のユキ（岩倉雪彦）の名言、2つ目は「最後の最後だ…」です。ユキは司法試験を目指して勉強に打ち込んできたため、アルバイトまで手が回らず、金銭面でハイジに頼っていたという過去を持ちます。そのため、ユキは「司法試験に合格できたのはハイジのおかげ」と発言するなど、他のアオタケの人々と同様にハイジには全く頭が上がりません。

しかし、ハイジがユキに親切にしていたのは彼を箱根駅伝の選手にするためだったとユキは後で知ります。しかし、ユキは口では「騙された」と言いながらも、ハイジへの感謝の気持ちは変わらず、箱根駅伝を共に目指すこととなりました。このセリフはそんなユキが発した名言です。

「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）のかっこいい魅力、1つ目は大学3年で司法試験に合格した秀才であることです。社会学部の4年生のユキですが、3年生のときに既に司法試験に合格している秀才です。

「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）のかっこいい魅力、2つ目は音楽好きなところです。ユキは3年生のときに司法試験に合格していることから、既に大学に入った目的をほとんど果たしたと言っても過言ではありません。ユキは司法試験合格後、それまで勉強に費やしていた時間を音楽に使うようになります。特に、ユキはクラブ音楽が好きで、アニメ版の彼は毎晩のようにクラブで遊んでいます。

「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）のかっこいい魅力、3つ目は家庭環境です。母子家庭で育ったユキは母親に楽をさせてあげたいという思いから、将来、堅実で高収入な職業に就くために頑張ってきました。しかし、ユキが大学に入学してすぐに母親が再婚し、10歳下の妹までできてしまいます。

それにより、それまでの「母親を幸せにしたい」という目標がなくなったユキは複雑な心境となります。しかし、「走る」魅力を知ったことでそんなユキの心にも変化が見られるようになります。

「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）のかっこいい魅力、4つ目は映画版ではカケルと対立したことです。実写映画でのユキは入居してすぐの頃に「走るなんて誰でもできるんだからいばるな」と発言し、カケルと対立してしまいます。しかし、カケルの純粋な走りを目の当たりにしたユキは彼のように走ってみたいと思い始めるのでした。

そして、最後の走りでは「カケルの走る風景」を感じることができ、下のように発言。最初は対立していましたが、最終的にはカケルの理解者のような存在となったことが分かります。

「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）のかっこいい魅力、5つ目はキングと犬猿の仲であることです。関西出身でクイズ好きのキングこと坂口洋平。ユキは彼とは犬猿の仲で、言い合いになっているようなシーンが多々あり、それにはアオタケの仲間たちも呆れています。

「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）のかっこいい魅力、6つ目は走れるタイプであることです。箱根駅伝を目指すことにアオタケの仲間たちが続々と賛成していく中、ユキはなかなか賛同しようとしません。しかし、そんなユキも実はアオタケの中では結構走れるタイプであり、皆で初めてランニングしたときには意外と余裕でこなしていました。

ただ、その際、早くゴールしてして、やる気があると思われては困ると思ったユキは、わざとペースを落としていました。また、中学や高校のときの校内マラソンでは常に10位以内に入っていたなど、意外と走れるタイプであることが明かされています。

「風が強く吹いている」の実写映画は2009年10月31日に公開され、同実写映画でユキ（岩倉雪彦）役を演じたのが森廉さんです。ここでは、ユキの実写映画キャスト・森廉さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

ユキの実写映画キャスト・森廉さんは1987年８月18日生まれ、年齢は33歳（2021年8月現在）で神奈川県厚木市出身です。その身長は168㎝、血液型はB型、1990年代から劇団ひまわり所属の子役として活躍していました。そして、現在は東宝芸能に所属し、テレビドラマや映画を中心に俳優として活動しています。次に、ユキの実写映画キャスト・森廉さんの子役時代からの主な出演作品をみていきます。

テレビドラマ「お金がない!」萩原浩役、「ヘルプ!」森尾健太役、「踊る大捜査線」シリーズの小学生（須川圭一）役、「夜回り先生」ヒロシ役、「木曜の怪談」紺野修平役、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」安原正役、「ショカツ」武智優真役、「王様のレストラン」西谷藤吉郎役、「セーラー服と機関銃」森蘭丸役、「パパとムスメの7日間」 山脇優司役などです。

他にテレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」井上浩役、「科捜研の女」日下部真治役、「ビギナーズ!」恩田雄一役、「株価暴落」山崎信夫役、「ボイス 110緊急指令室」大森茂之役、「悪魔の手毬唄〜金田一耕助、ふたたび〜」仁礼勝平役、「恋はつづくよどこまでも」田沢伸役、映画「岳－ガク－」青木誠役、「シン・ゴジラ」避難民役などに出演しています。

「風が強く吹いている」の舞台は2021年に新作舞台が公演され、同舞台でユキ（岩倉雪彦）役を演じたのが高岡裕貴さんです。ここでは、ユキの舞台版キャスト・高岡裕貴さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

ユキの舞台版キャスト・高岡裕貴さんは1990年2月27日生まれ、年齢は31歳、奈良県大和高田市出身です。その身長は166㎝、所属事務所はオリオンズベルト、2009年からテレビドラマや舞台を中心に俳優として活動しています。

舞台「ちっちゃな英雄」ジョージ（主演）役、「神様はじめました THE MUSICAL」虎徹役、「バック・島・ザ・フューチャー」主演、「夢色キャスト」桜木陽向役、「恋する♡ヴァンパイア」アーロン役、「魔術士オーフェン はぐれ旅 -牙の塔編-」ヴィンビ・ストットアウル役、「信長の野望・大志　夢幻 ～本能寺の変～」森蘭丸役、「私のホストちゃん THE PREMIUM」天聖役などです。

こちらは「風が強く吹いている」のユキに関するツイートです。テレビアニメ11話と12話でのユキが尊いという感想で、その優しいまなざしやハイジとはまた違った形でチームを支える姿が高く評価されています。

こちらも「風が強く吹いている」のユキに関するツイートです。ユキがかっこいいと絶賛されており、走り切ったユキが言ったセリフに感動したという感想です。さらに、母とのわだかまりが解けるシーンも高く評価されおり、ユキは登場キャラの中で屈指の成長したキャラクターであるという感想となっています。

こちらも「風が強く吹いている」のユキに関するツイートです。ユキが「永遠に縮まらない2秒だよ」と言うシーンが好きだという感想で、一見チャラく見えるユキですが、現実から目をそらさないところが彼らしいと高く評価されています。

いかがでしたか？「風が強く吹いている」のユキ（岩倉雪彦）は大学3年生のときに司法試験に合格した秀才ランナーで、普段はクラブ通いを趣味としている青年ですが、意外と走れるタイプであることなどが分かりました。

そして、ユキの名言やアニメ声優・興津和幸さん、さらにラジオドラマ版声優や実写映画キャスト、舞台版キャストについてもそれぞれみてきました。皆さんもぜひ「風が強く吹いている」でかっこいいと人気のあるユキ（岩倉雪彦）に注目してみてください！