【サムライ8】最終回のあらすじ・結末と感想をネタバレ！意味不明でひどい？

2019年に連載がスタートした後、数多くの不評からわずか1年で打ち切りとなってしまった漫画サムライ8八丸伝。漫画サムライ8八丸伝は｢ナルト｣で知られる岸本斉史原作の漫画であるものの、様々な理由でひどい評価ばかり付けられています。特に最終回は意味不明すぎると話題になっています。本記事ではそんな漫画サムライ8八丸伝について意味不明でひどい最終回のあらすじや打ち切りの理由、感想などをネタバレ紹介していきます。

では漫画サムライ8八丸伝の最終回や打ち切りの理由、感想などをネタバレ紹介する前に、漫画サムライ8八丸伝の作品情報と物語の簡単なあらすじについてネタバレ紹介していきます。本記事でご紹介するサムライ8八丸伝とは大人気漫画｢ナルト｣で知られる岸本斉史が原作を務める｢週刊少年ジャンプ｣の漫画作品です。漫画サムライ8八丸伝は大久保彰が作画を担当しており、2019年の5月に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が始まりました。

2019年の5月に連載がスタートした漫画サムライ8八丸伝は宇宙を舞台に、侍の主人公の活躍を描いたSF作品であり、岸本斉史の最新作であることから連載当初多数の読者の注目を集めていました。しかし漫画サムライ8八丸伝は様々な理由でひどいや意味不明と評価されてしまい、連載から1年足らずの2020年の3月に打ち切りとなって最終回を迎えてしまいました。ちなみに漫画サムライ8八丸伝の単行本は合計5巻で完結しています。

とある宇宙の星に住む主人公の八丸は虚弱体質であり、生命維持装置に繋がれながら｢侍｣を夢見る生活を送っていました。そんな八丸はある日達麻という猫獣人の侍と出会い、侍になる素質を見出されます。しかし八丸は父親を拉致した野武士に襲撃され、切腹することで父親を助けようとします。すると切腹した八丸は不動明王の力を受け、侍へと生まれ変わります。そして侍となった八丸は宇宙を救うために立ち上がることになるのでした。

ではここからは打ち切りとなった漫画サムライ8八丸伝の最終回のあらすじについてネタバレ紹介していきます。漫画サムライ8八丸伝の最終回で侍に覚醒したナナシは窮地に追い込まれた八丸の前に現れます。一方無力比のアタは銀河を滅ぼす力が入った｢マンダラの箱｣が棘星にあることをカーラから聞いていました。この｢マンダラの箱｣があるとされる棘星とは達麻の生まれ故郷で、過去にアタが彼と訓練を行っていた場所でした。

そんな棘星にある｢マンダラの箱｣は宇宙を救う力が入った｢パンドラの箱｣と同じく、七人の侍の鍵が必要とされていました。そこでアタ達は箱を開けるのに必要な7つの鍵を揃え、｢マンダラの箱｣がある棘星へと向かおうとします。一方八丸の窮地に駆けつけたナナシは彼からアタに何もかも奪われたことを聞かされ、驚愕します。なぜならアタが7つの鍵を使って｢マンダラの箱｣を開けてしまうと、宇宙全てが滅びてしまうからです。

アタが全てを奪ったことを八丸から聞かされたナナシ。そこでナナシは八丸の背中に繋がれたコードを斬り、彼を救おうとします。八丸を助けようとするのはナナシの純粋な｢義｣の心からでした。｢義｣のためコードを斬るナナシは自身の夢を叶えてくれた八丸こそが武神の不動明王だと語ります。これを聞いた八丸は過去に聞かされた不動明王の言葉を思い出します。するとその瞬間、八丸は身体の全てが散体してしまうことになるのでした。

身体が散体した八丸は死亡したものかと思われました。しかし八丸は死亡しておらず、散体によって武神の不動明王へと生まれ変わります。その後元の世界に戻った八丸はアン姫を助け、一角達を乗っ取ります。そこでアタはカーラの侍魂を使って八丸を倒そうとしました。この戦いで八丸はアン姫を助けるためにアタに斬られ、再び身体が散体してしまいます。しかし八丸は死なず、アン姫と共に周りの時間だけ進む空間へ飛ばされます。

この謎の空間で八丸は修行を行い、アン姫への強い想いから白い侍に進化しました。白い侍に進化した八丸は｢金剛夜叉流｣の技を全て習得します。｢金剛夜叉流｣を全て習得した八丸は完全な武神・不動明王に生まれ変わったのでした。完全な武神・不動明王となった八丸は元の世界に戻り、再度アタと対峙します。この時八丸は武神・不動明王となったことで自信に満ちあふれており、侮辱しながらアタに対し圧倒的力を見せつけるのでした。

アタと再び刃を交えることになった不動明王の八丸。この戦いの中で八丸はアタと共に別世界へ行きます。アタと共に別世界に行った八丸はアン姫と手を繋ぎ、∞となったステータスを手に入れます。そして八丸は｢流星剣｣という必殺技を放ち、星ごとアタを消し飛ばしました。これにより八丸は姿を消してしまいます。一方その頃達麻の師匠とカーラが戦っている場所に謎の人物が2人現れ、本物の7つの鍵がもうすぐ揃うと明かされます。

その後達麻は別世界から元の世界に戻り、姿を消した八丸と会うために鍵を繋げます。八丸と会うために鍵を繋げた達麻は宇宙の全てを救う｢パンドラの箱｣と出会います。実は｢パンドラの箱｣は宇宙に存在する物体でした。｢パンドラの箱｣の所在が分かった後、お墓に眠るフルタ博士に報告したアン姫は仲間と共に鍵を探す冒険へと旅立ちます。こうして漫画サムライ8八丸伝は最終回を迎え、物語の幕が下りることになるのでした。

ではここからは漫画サムライ8八丸伝の打ち切りの理由や意味不明でひどいといわれる理由についてまとめてネタバレ紹介していきます。まず打ち切りとなった理由で一番大きいのが設定の複雑さです。漫画サムライ8八丸伝は｢侍｣をテーマにした作品であるものの、舞台となっているのは広大な宇宙です。この漫画サムライ8八丸伝の舞台となった宇宙は元々生命や星が存在しておらず、武神・不動明王によって生命や星が形成されました。

しかし不動明王の弟子であるカーラは反旗を翻し、宇宙そのものを破壊しようと企みます。そこで不動明王は｢金剛夜叉流｣の侍を募り、カーラの手から銀河を救おうとするといった複雑な設定が詰め込まれています。これに加え、漫画サムライ8八丸伝には様々な複雑な設定が存在しています。複雑な設定を入れすぎた漫画は意味不明であり、人気を博すことがありません。本作も同様に複雑な設定がひどいといわれ、打ち切りとなりました。

2つ目に挙げられる打ち切りの理由は主人公の目的の不明瞭さです。漫画作品の主人公は普通、ヒロインを助けるや世界を救うといった明確な目的を持っているものです。もし主人公が明確な目的を持っていなければ、ギャグ漫画や日常漫画を除いて作品が成り立ちません。そのため主人公の目的が不明瞭な漫画作品はひどいや意味不明と評され、打ち切りとなります。確かに漫画サムライ8八丸伝の主人公は宇宙を救うという目的があります。

しかし宇宙を滅亡から救うことは本来主人公・八丸のものではなく、師匠の達麻のものです。なので八丸は特に目的を持たず、達麻について行っている形になっています。また八丸はヒロインを助けるや父親の復讐といった目的も持っていません。なので漫画サムライ8八丸伝はひどいや意味不明と評されても仕方ありません。このことから主人公の目的の不明瞭さは漫画サムライ8八丸伝が打ち切られた大きな理由の1つといえるでしょう。

3つ目に挙げられる打ち切りの理由は原作者・岸本斉史の驕りです。漫画サムライ8八丸伝を作るにあたり、原作者の岸本斉史は侍ものの漫画とSFものの漫画の両方を作りたかったとインタビューで語っていました。もしここでどちらかにしておれば、漫画サムライ8八丸伝はひどいや意味不明と言われることは無かったことでしょう。しかし岸本斉史は大人気漫画｢ナルト｣を生み出した自信からか、侍ものとSFものを融合させました。

そのため漫画サムライ8八丸伝は世界観があまりにも壮大となり、複雑な設定が数多く詰め込まれることになってしまいました。これについて岸本斉史は｢ナルト｣を手掛けた人間の新作だから読者が我慢してくれると語っています。このコメントを見ると分かる通り、岸本斉史には強い驕りがありました。結局岸本斉史の驕りが原因で漫画サムライ8八丸伝はひどいや意味不明と評価され、わずか1年足らずで打ち切りになってしまいました。

ではここからは漫画サムライ8八丸伝の登場人物について一覧でネタバレ紹介していきます。まずネタバレ紹介する八丸とは漫画サムライ8八丸伝の主人公です。漫画サムライ8八丸伝の主人公である八丸はとある宇宙の星に住む少年であり、メガネをかけた容姿と病弱な身体が特徴となっています。病弱だった八丸は生命維持装置を付けて生きていた、切腹がきっかけで不動明王の力を手に入れ、侍として銀河を救う冒険に旅たちます。

2人目にご紹介する早太郎とは犬のペットホルダーのキャラクターです。ペットホルダーとはプログラムを入力出来る機械生命体であり、漫画サムライ8八丸伝の世界でペットとして扱われています。そんなペットホルダーの早太郎は元々小型犬サイズのペットでした。しかし早太郎は浪人に斬られてしまい、大型のペットホルダーに進化します。その後早太郎は八丸に柄骨を捧げ、キーホルダーとして彼のお供を務めることになりました。

3人目にご紹介する達麻とは八丸の師匠にあたる猫の侍のキャラクターです。漫画サムライ8八丸伝に登場する達麻は｢金剛夜叉流｣免許皆伝の凄腕の侍であり、｢千人斬りの一匹狼｣や｢星砕きの犬侍｣とあだ名されています。元々達麻はアタの裏切りで猫の姿になってしまい、宇宙を救う鍵を探す任務を与えられます。その後達麻は50年以上の旅を経て鍵となる主人公の八丸と出会い、彼と共に宇宙を救う冒険へと旅立つことになりました。

4人目にご紹介するアン姫とは漫画サムライ8八丸伝のヒロインにあたるキャラクターです。漫画サムライ8八丸伝に登場するアン姫は｢ロッカーボール｣を探す力を持った特別なキャラクターであり、その力から｢姫｣と呼ばれています。漫画サムライ8八丸伝の作中でアン姫は八丸と出会い、彼と｢運命の侍と姫｣の関係になりました。その後アン姫は八丸と共に冒険へと旅たち、最終回で八丸が不動明王に生まれ変わるきっかけを作りました。

5人目にご紹介する骨河とは八重歯が特徴の男性キャラクターです。漫画サムライ8八丸伝に登場する骨河は宇宙ステーションにて八丸達に強盗を仕掛けたキャラクターであり、作中でツッコミ役として竜と共に行動しています。漫画サムライ8八丸伝の作中で八丸達に強盗を仕掛けた骨河はバトルロワイヤルの情報を金欠の達麻に教え、彼らと共に行動することになりました。

6人目にご紹介する竜とは上述の骨河と共に行動している男性キャラクターです。漫画サムライ8八丸伝に登場する竜は記憶喪失のキャラクターであるため一般常識すら知らず、いつもオウム返しのような喋り方をしています。しかしその実力は非常に高く、侍が持つ｢侍魂｣を2つ所持しています。ちなみに竜の元ネタは｢ドラえもん｣のジャイアンといわれています。

漫画サムライ8八丸伝の最終回に関する感想では最終回が意味不明といった感想が多く寄せられていました。漫画サムライ8八丸伝は打ち切りになってしまったため、1話の中に様々な設定や物語を詰め込んでいます。そのため漫画サムライ8八丸伝の最終回は意味不明なストーリーになってしまいました。この意味不明さから漫画サムライ8八丸伝の最終回は多数の読者にひどいと評されています。

漫画サムライ8八丸伝の最終回に関する感想では最終回が良かったといった感想も多く寄せられていました。確かに漫画サムライ8八丸伝の最終回は意味不明でひどいといわれています。しかし漫画サムライ8八丸伝は打ち切りになったため、新たな冒険に出るといった形で上手く物語を強制的に締めています。なので漫画サムライ8八丸伝の最終回は全ての読者に意味不明やひどいと評されているわけではありません。

漫画サムライ8八丸伝の最終回に関する感想では終わったのが残念といった感想も多く見受けられました。漫画サムライ8八丸伝はネット上に悪い評価ばかり目立っています。しかし漫画サムライ8八丸伝は岸本斉史が原作を担当しているため、一定数のファンを抱えています。このことから漫画サムライ8八丸伝の打ち切りは一定数のファンを悲しませることになりました。

本記事では漫画サムライ8八丸伝について最終回のあらすじや打ち切りの理由、感想などをネタバレ紹介しました。漫画サムライ8八丸伝は人気の低さなどで打ち切りとなったため、意味不明でひどい最終回を迎えています。しかし意味不明でひどい最終回は漫画サムライ8八丸伝の打ち切りが大きな理由です。なのでもし打ち切りになってなければ、漫画サムライ8八丸伝はきっと意味不明でひどい最終回で終わらなかったことでしょう。