空挺ドラゴンズはナウシカやラピュタのパクリでつまらない？似てる所や評判を考察

空挺ドラゴンズは、「龍がいる世界」を舞台としたファンタジー作品で、日常系の漫画作品でもあります。空挺ドラゴンズはその独自の世界観や見どころから、高い評価を受ける作品でありながら、パクリでつまらないとも言われています。ここでは、空挺ドラゴンズのあらすじや登場キャラなどを紹介し、パクリ疑惑についてもまとめていきます。その前に、空挺ドラゴンズの作品概要を紹介します。

空挺ドラゴンズとは、good!アフタヌーンにて2016年から連載されている漫画作品です。空挺ドラゴンズは2021年3月時点で10巻までが刊行され、累計発行部数120万部を突破するなど注目度の高い作品です。2020年にはテレビアニメ化もされています。

空挺ドラゴンズのあらすじを紹介していきます。空挺ドラゴンズの世界では、「龍」という存在がいます。空挺ドラゴンズの主人公・ミカは、「龍バカ」と呼ばれるほど、「龍を食べる事」を楽しみにしているキャラクターです。ミカは龍を捕獲して売り、生計を立てる龍捕りであり、捕龍船クィン・ザザ号に乗っています。空挺ドラゴンズでは、クィン・ザザ号での乗組員の日常が描かれていきます。

空挺ドラゴンズは龍を討伐して生計を立てる人々の日常を描く、オリジナリティの高い作品として知られていますが、ジブリ作品であるナウシカやラピュタとの共通点も多く、パクリでつまらないと言われているのです。そんなパクリでつまらないとも評されている空挺ドラゴンズと、ナウシカ・ラピュタと似ている部分について紹介していきます。

空挺ドラゴンズとナウシカやラピュタと似ている点、パクリと言われている点には、「キャラの服装」や「飛空挺のデザイン」などがあります。キャラの服装に関しては、空挺ドラゴンズに登場する人物は青い色味の作業服のような衣装を身につけているのですが、これがナウシカの着ている服を彷彿とさせると言われているのです。ナウシカと言えば青い服を想い浮かべる人も多く、着ている服がナウシカに似ていると感じる人が多いのです。

また、空挺ドラゴンズに登場する飛空挺などのデザインは、ラピュタやナウシカに登場する飛空挺・飛行船によく似ています。独特のかっこいい質感や存在感など、世界観を象徴するような印象深い飛空挺は、ジブリ作品に登場するもののようです。

空挺ドラゴンズがナウシカやラピュタのパクリでつまらないと言われている理由として、最も挙げられているのが「絵柄」です。空挺ドラゴンズでは、独特の世界観を表現するために、直線を定規など使用せずに手で描いています。この直線も手で描く技法は、宮崎駿がナウシカを執筆した時に取り入れていたものです。表現技法自体は同じようにしてもパクリとは言えませんが、この技法のせいでナウシカと絵柄が似たのだと考えられます。

空挺ドラゴンズがナウシカやラピュタのパクリかと言われた部分には、キャラのセリフもあります。空挺ドラゴンズ作中では、キャラクターが「群れに返す」といった発言をしており、これがナウシカが王蟲を群れに返そうとしたシチュエーションでのセリフと似ていると言われています。しかし、セリフ自体は似ているものの、ストーリーのあらすじやシチュエーションを考えると特に不自然なセリフのチョイスではないとも言われています。

パクリでつまらないと言われている空挺ドラゴンズですが、パクリだと捉えられるのには理由があります。空挺ドラゴンズの作者・桑原太矩は、作品へのインタビューにおいて、はっきりと「宮崎駿監督の影響を受けている」と発言しているのです。ナウシカと絵柄が似ていると言われた空挺ドラゴンズですが、ナウシカの「手癖の線が残っている」という点をリスペクトしているのだと答えています。

パクリでつまらないとも評された空挺ドラゴンズなのですが、ストーリーのあらすじ等は完全にオリジナルであり、独自の世界観を構築出来ていると高評価も獲得しています。ナウシカと絵柄が似ている点や同じようなセリフが登場した点など、一部分に共通点はあるものの、パクリではなくオマージュだとも捉えられていました。

人気漫画・空挺ドラゴンズの見どころを紹介していきます。まず、空挺ドラゴンズでは「龍のいる世界」を舞台とした物語が描かれています。他のファンタジー作品では、龍は恐ろしい敵であったり、神秘的な存在であったりするのが一般的です。しかし、空挺ドラゴンズでは、空を飛ぶ巨大な龍を討伐し、解体して生計を立てる人々の姿が描かれます。

龍を倒し、捕獲して「食べる」ところまでを描く空挺ドラゴンズ。そんな空挺ドラゴンズでは、龍を食べるためにほとんど生身の人間がはるか上空で龍との戦いに挑みます。この迫力満点のアクションシーンも、空挺ドラゴンズの見どころの一つです。

空挺ドラゴンズでは、捕獲した龍のお肉を料理して食べるエピソードもたくさん登場します。実在しないはずの龍のお肉なのですが、作中で登場する美味しそうな龍料理やレシピには、読者からの食べてみたいとの声も挙がっているのです。龍を食べるという独自の設定も空挺ドラゴンズの面白いポイントなのです。

空挺ドラゴンズには、主人公のミカをはじめとする、様々な人物が登場します。登場人物たちは、それぞれに過去を抱えており、様々な事情でクィン・ザザ号に乗っているのです。空挺ドラゴンズでは個性豊かなキャラクターたちの群像劇が描かれて人気を集めています。

空挺ドラゴンズのキャラ一覧を紹介していきます。空挺ドラゴンズの主人公で、クィン・ザザ号の乗組員の一人・ミカは、龍を食べることを何よりの楽しみにしているキャラクターです。普段はやる気のないような態度をとっているミカですが、龍の事となると活気づき、先陣を切って龍を討伐する姿勢を見せています。

空挺ドラゴンズの登場キャラクターで、タキタはクィン・ザザ号の新人乗組員です。まだ経験の浅い龍捕りで、クィン・ザザ号に乗る先輩たちから技術を教わりながらなんとか狩についていきます。ヴァナベルを尊敬しており、明るく活発な性格です。

ジロー・アスタは、クィン・ザザ号の乗組員の一人で、誰よりも優れた視力を持っているキャラクターです。父親も龍捕りをしており、光る龍を探し出すことを目標としています。しっかり者でミカを叱る場面も多いキャラクターです。

クィン・ザザ号の乗組員でミカに並ぶ龍捕りの技術を持っているのが、ヴァナベルです。ヴァナベルはクールな性格の龍捕りで、ヴァニーとの愛称で呼ばれている女性キャラクターです。密航者だったという過去を持っています。

空挺ドラゴンズに登場するギブスは、クィン・ザザ号の中でも古株の乗組員で、甲板長を務めているキャラクターです。クィン・ザザ号が街に停泊したときに交渉をしたり、他の乗組員に指示を出したりする役割を担っています。

空挺ドラゴンズに登場するクロッコは、クィン・ザザ号の船長代理を務めているキャラクターです。船長代理と言うだけあって、クィン・ザザ号への愛情は極めて深いキャラクターです。

空挺ドラゴンズに関しての感想や評価を紹介していきます。空挺ドラゴンズは、龍を狩る人々を描いた日常系のファンタジー漫画作品です。空挺ドラゴンズでは、美味しそうな料理の描写も人気を呼んでいます。グルメ漫画としての側面も持っている空挺ドラゴンズですが、読者の中には登場する料理を真似して作ってみたという人もいるほどです。

空挺ドラゴンズに関しての感想では、絵柄が好きだという感想も挙がっていました。空挺ドラゴンズの絵柄は、ナウシカの宮崎駿の絵柄のパクリではないか？と一部では物議を醸している事もありましたが、そんな絵柄が好きと言う好意的な感想も見られていました。空挺ドラゴンズの絵柄は、宮崎駿からの影響を受けた作者による、温かみのある手書きの線が印象的な美しい絵柄なのです。

空挺ドラゴンズに関しての感想では、おすすめの漫画だという感想もたくさん見られていました。ナウシカやラピュタのパクリだとも言われている空挺ドラゴンズなのですが、一部が似ているだけでオマージュの範囲だとも考えられており、それよりも登場するアクションシーンや美味しそうなグルメ描写など、他にはないオリジナリティのあるファンタジー作品として人気を集めているのでした。

ここでは、空挺ドラゴンズのあらすじや登場キャラクター、見どころなどの情報をまとめています。是非、空挺ドラゴンズをチェックして、ナウシカやラピュタに影響を受けた世界観を楽しんでみて下さい。