【憂国のモリアーティ】モラン大佐がかっこいい！過去や右手が義手の理由は？

コナン・ドイルの超有名小説｢シャーロック・ホームズ｣を原作とした漫画憂国のモリアーティ。漫画憂国のモリアーティはシャーロック・ホームズの宿敵・モリアーティを主人公にした作品となっており、本来敵として登場する存在がメインとして描かれています。｢シャーロック・ホームズ｣をかなり改変した作品であっても漫画憂国のモリアーティは非常に高い人気を博しており、これまでアニメ化やミュージカル化などが行われています。

そんな大人気漫画憂国のモリアーティにはセバスチャン・モラン大佐というかっこいいキャラクターが登場しています。漫画憂国のモリアーティに登場するかっこいいセバスチャン・モラン大佐とは天才的な銃の腕前を持った右手が義手のキャラクターであり、右腕としてウィリアム・ジェームズ・モリアーティに強い忠誠を誓っています。本記事ではこのセバスチャン・モラン大佐について右手が義手になった過去や名言などをご紹介します。

ではセバスチャン・モラン大佐の右手が義手になった過去や名言、声優などをご紹介する前に、セバスチャン・モラン大佐が登場する漫画憂国のモリアーティの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。セバスチャン・モラン大佐が登場する憂国のモリアーティとは2016年の8月から2021年の6月現在にかけて漫画雑誌｢ジャンプスクエア｣で連載されている竹内良輔と三好輝のクライムサスペンス漫画作品です。

漫画憂国のモリアーティはコナン・ドイルの小説｢シャーロック・ホームズ｣を基に、シャーロック・ホームズの最大の宿敵・モリアーティ教授の活躍を描いた作品となっており、これまで14巻の単行本が刊行されています。そんな漫画憂国のモリアーティは単行本の累計発行部数が400万部を記録するほど非常に高い人気を博しており、これまで2期に及ぶテレビアニメやミュージカル、小説といったメディア作品が多数制作されています。

時は｢パクス・ブリタニア｣と呼ばれる大英帝国の全盛期。大英帝国は世界に敵がいない最強の国家に成長していたものの、内部で階級制度による差別が生まれていました。そんな大英帝国のロンドンで主人公のウィリアムはある日、弟のルイスと共に貴族のモリアーティ家に引き取られます。そこでウィリアムは弟のルイスとモリアーティ家の長男・アルバートの2人と協力し、モリアーティ家を乗っ取って大英帝国を変えようとするのでした。

本記事で右手が義手になった過去や名言、アニメの声優などをご紹介するセバスチャン・モラン大佐とは漫画憂国のモリアーティに登場するキャラクターの1人です。漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐はモリアーティ家で使用人を務めているキャラクターであり、男らしいかっこいい容姿と義手の右手が特徴となっています。過去にセバスチャン・モラン大佐はある理由で右手を失い、義手となってしまいました。

右手が義手になった後、セバスチャン・モラン大佐はモリアーティ家で使用人として働くことになりました。セバスチャン・モラン大佐はモリアーティ家のウィリアムに強い忠誠を誓っており、彼の右腕としてどんな任務も遂行します。ウィリアムの右腕を務めるセバスチャン・モラン大佐は非常に高い銃の腕前と話術力を持っており、作中内で度々かっこいい姿を見せています。このかっこよさから本作のファンに高い人気を博しています。

ではここからは漫画憂国のモリアーティに登場するかっこいいセバスチャン・モラン大佐の性格や右手が義手になった過去についてまとめてご紹介していきます。漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐はかなり粗暴な性格の持ち主であり、すぐに他人と喧嘩してしまう欠点があります。またセバスチャン・モラン大佐は粗暴な性格に加えて女好きな一面も持っており、巧みな話術を駆使して酒場の女性を口説いています。

これだけを見ると、セバスチャン・モラン大佐はあまり魅力が無い最低なキャラクターです。しかし本当のセバスチャン・モラン大佐は命令を忠実にこなす元軍人であり、主人公のウィリアムの右腕を務めています。またセバスチャン・モラン大佐は元々貴族の家で生まれたので、品の良い立ち振る舞いを作戦中に見せています。この普段の顔と裏の顔のギャップはセバスチャン・モラン大佐が高い人気を博す大きな理由の1つとなっています。

上述でご紹介した通り、漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐はある過去がきっかけとなって右手が義手となってしまいました。ではいったいどのような過去が原因で右手が義手になってしまったのでしょうか。元々貴族の家で生まれたセバスチャン・モラン大佐は厳しい父親や貴族社会に嫌気が差していました。そこでセバスチャン・モラン大佐は軍人となり、第2次アフガン戦争に派兵されることになります。

第2次アフガン戦争に従軍することになったセバスチャン・モラン大佐は貴族出身であることからすぐに少佐となり、ベンガル第一工兵隊の隊長を務めました。隊長となったセバスチャン・モラン大佐は人柄の良さで部下達に慕われ、初めて家族の温かさを知ります。家族の温かさを知ったセバスチャン・モラン大佐は軍隊が自分の居場所と考えるようになりました。その中で彼が率いる部隊は参謀本部からある場所への移動を命令されます。

しかし移動中にセバスチャン・モラン大佐は敵軍に奇襲を受け、多数の部下を失ってしまいます。敵に襲撃を受けたセバスチャン・モラン大佐は仲間のランディを助ける中で右手を失ってしまい、強い怒りを露わにしながら川に身を投げて一命を取り留めました。しかしセバスチャン・モラン大佐は本国で戦死者として扱われており、少佐から二階級特進して大佐になっていました。モラン大佐の部隊が攻撃を受けたのは自軍の勢力内です。

普通に考えると、奇襲を受けることすらあり得ない環境でした。そのためセバスチャン・モラン大佐は何者かによって嵌められたと考察し、戦死者のまま復讐のために闇に紛れて行動を開始します。この過去がきっかけとなってセバスチャン・モラン大佐は右手が義手となり、使用人としてモリアーティ家に仕えたのです。そんなセバスチャン・モラン大佐は作中で部隊を壊滅させた黒幕を発見し、見事部下達の復讐をはたしました。

ではここからは漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐の名言や名シーンを3つご紹介していきます。まずご紹介する名言はセバスチャン・モラン大佐が復讐をはたした際に発したセリフです。漫画憂国のモリアーティの作中でセバスチャン・モラン大佐は多数の部下が死亡した黒幕がダンダーデール公爵だと知ります。それを聞いたセバスチャン・モラン大佐は復讐をはたすため、貴族に変装して公爵に近づきます。

まずセバスチャン・モラン大佐は貴族の格好でパーティに参加し、自身を死神と称して公爵を銃で殺そうとしました。しかしセバスチャン・モラン大佐は公爵の正体が過去に部下だったダリルだと知り、驚きます。実はダリルは犠牲を払ってアフガン戦争を続け、世界大戦を防ごうと考えていたのです。自分達がダリルの道具だったと知ったセバスチャン・モラン大佐はダリルを殺して上記の名言を発し、復讐に無事終止符を打ちました。

2つ目にご紹介する名言はセバスチャン・モラン大佐が復讐をはたした後に発したセリフです。漫画憂国のモリアーティの作中でダンダーデール公爵ことダリルを殺害し、復讐をはたしたセバスチャン・モラン大佐。その後セバスチャン・モラン大佐は主人のウィリアムがダリルと同じく人を殺して世界を変えようとしていると言われます。第三者から見ると、ウィリアムとダリルのやり方は一緒であり、人間を殺すことに違いがありません。

しかしセバスチャン・モラン大佐は上記の名言を呟き、目的のために自らの命を投げ出すウィリアムがダリルと同じでないことを語ります。上述でご紹介した通りセバスチャン・モラン大佐は右腕としてウィリアムに強い忠誠を誓っています。それはウィリアムのやり方に感化されたことが大きな理由でした。上記の名言はセバスチャン・モラン大佐がどれだけウィリアムを信頼しているかが非常に良く分かる名言となっています。

3つ目にご紹介する名言はセバスチャン・モラン大佐がジェームズ・ボンドに発したセリフです。漫画憂国のモリアーティの第7巻でMI6に加入したジェームズ・ボンドは当初指示待ち人間であり、自分で考えて動くことが出来ませんでした。そこでセバスチャン・モラン大佐はジェームズ・ボンドを育てるため、人を殺すか否かや今後の行動などを尋ねます。これによりだんだんとジェームズ・ボンドは指示待ち人間ではなくなっていきます。

そして成長したジェームズ・ボンドはある作戦を思い付き、作戦場所のランプを消すようセバスチャン・モラン大佐にお願いします。このお願いを聞いたセバスチャン・モラン大佐はランプを全て銃で消し、ジェームズ・ボンドが考えた作戦が無事成功します。その後セバスチャン・モラン大佐は口を付けたお酒をジェームズ・ボンドに渡しながら上記の名言を発し、ジェームズ・ボンドを1人の男として認めるのでした。

漫画憂国のモリアーティのアニメでセバスチャン・モラン大佐を演じた声優は日本の男性声優である日野聡です。アニメ憂国のモリアーティでセバスチャン・モラン大佐を演じた日野聡とは1978年の8月4日にアメリカｎのサンフランシスコで生まれた帰国子女の男性声優であり、2021年6月現在アクセルワンに所属しながら活動しています。元々日野聡は6歳の時から日本で暮らし、児童劇団に所属しながら舞台の俳優を目指していました。

しかし日野聡は｢ER緊急救命室｣の吹き替えを聞いて声優を志し、2000年に吹き替え声優としてデビューしました。その後日野聡は2003年にアニメ｢一騎当千｣の周瑜を演じてテレビアニメデビューを飾り、2007年にアニメ｢ナルト｣のサイ役に抜擢されてブレイクしました。そんな日野聡は2021年6月現在、数え切れないほどの人気キャラクターを演じながら歌手としても大活躍しています。

• 2003年のアニメ｢一騎当千シリーズ｣：周瑜公瑾役
• 2005年のアニメ｢灼眼のシャナシリーズ｣：坂井悠二役
• 2006年のアニメ｢ゼロの使い魔シリーズ｣：平賀才人役
• 2007年のアニメ｢ナルトシリーズ｣：サイ役
• 2009年のアニメ｢メタルファイトベイブレード｣：盾神キョウヤ役
• 2010年のアニメ｢バクマン。｣：高木秋人役
• 2011年のアニメ｢とある魔術の禁書目録シリーズ｣：浜面仕上役

• 2013年のアニメ｢弱虫ペダルシリーズ｣：新開隼人役
• 2014年のアニメ｢ハイキュー！！シリーズ｣：澤村大地役
• 2015年のアニメ｢オーバーロード｣：モモンガ役
• 2016年のアニメ｢斉木楠雄のΨ難｣：灰呂杵志役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃シリーズ｣：煉獄杏寿郎役
• 2020年のアニメ｢プランダラ｣：道安武虎役
• 2021年のアニメ｢呪術廻戦｣：加茂憲紀役

漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐に関する感想ではセバスチャン・モラン大佐がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。確かにセバスチャン・モラン大佐は女好きで喧嘩っぱやい性格をしたキャラクターです。しかし容姿は非常にかっこよく、軽そうに見えて誰よりもウィリアムに忠誠を誓っています。このかっこいい容姿と忠誠心からセバスチャン・モラン大佐は読者に高い人気を博しています。

漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐に関する感想ではセバスチャン・モラン大佐が強いといった感想も多く寄せられていました。漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐は元軍人ということもあり、百発百中の非常に優れた銃の腕前を持っています。この戦闘能力の高さはセバスチャン・モラン大佐が漫画憂国のモリアーティファンに高い人気を博す大きな理由の1つとなっています。

漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐に関する感想ではジェームズ・ボンドとの関係が好きといった感想も多く見受けられました。作中でセバスチャン・モラン大佐は指示待ち人間だったジェームズ・ボンドを育て、彼を立派な男に成長させます。そしてセバスチャン・モラン大佐とジェームズ・ボンドは良き先輩と後輩のパートナーとなりました。そんな2人は多数のBL好きに高い人気を博しています。

本記事では漫画憂国のモリアーティに登場するセバスチャン・モラン大佐について過去や名言、声優などをご紹介しました。過去の復讐をはたしたセバスチャン・モラン大佐はおそらく今後も主人のウィリアムのために大活躍する姿を見せてくれることでしょう。なので漫画憂国のモリアーティファンの方は是非セバスチャン・モラン大佐の今後の活躍にご注目下さい。