モアナの年齢設定は？演じる声優についても調査【モアナと伝説の海】

今回は、2017年3月10日公開の、大ヒットディズニー映画『モアナと伝説の海』から、主人公モアナの年齢設定についてまとめました。これを知ることで、『モアナと伝説の海』への関心が高まること間違いなしです！同時に、モアナを演じる声優2名についてもご紹介します。

『モアナと伝説の海』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作する、スペクタクル・アドベンチャー映画で、監督はジョン・マスカーとロン・クレメンツの2人です。アメリカでは2016年に、日本では2017年3月10日に公開されました。「海に選ばれた16歳の少女ー彼女の名は、モアナ」

日本でも大きな話題となった『モアナと伝説の海』ですが、その作品の素晴らしさを表すように数多くの賞にノミネートされ、受賞しています。具体的になんの賞を受賞し、なんの賞にノミネートされたのか、まとめました。

第44回アニー賞「視覚効果賞」「ボイスキャスト賞」受賞。第74回ゴールデングローブ賞「アニメ映画賞」「歌曲賞」、第44回アニー賞「作品賞」「編集賞」「キャラクターデザイン賞」「絵コンテ賞」、第70回英国アカデミー賞「アニメ映画賞」、第89回アカデミー賞「長編アニメーション映画賞」「歌曲賞」ノミネート。

『モアナと伝説の海』は、ストーリーの中に、モアナを取り巻く数多くのキャラクターが出てきます。全てのキャラクターを紹介すると、あまりに大人数になってしまうので、ここでは主要キャラクターについて簡単にご紹介します。

『モアナと伝説の海』の主人公「モアナ・ワイアリキ」です。赤い衣装が特徴的で、海を愛し、海に選ばれた少女です。モトゥヌイの村長（むらおさ）の娘で、将来的には、モトゥヌイの村長になることが期待されています。今回は、この少女の年齢設定についてまとめています。

風と海をつかさどる半神半人の「マウイ」です。神にもらった巨大な釣り針（神の釣り針）を使うことで、自然現象を自由自在に操ること、どんな生き物にも姿を変えることができます。しかし、本編では神の釣り針を失い、その力は使えなくなっています。声優を担当したのは、英語版がドウェイン・ジョンソン、日本語版が尾上松也です。

マウイの体に現れたタトゥーの1つ「ミニ・マウイ」です。声は出しませんが、身振り手振りで意思を伝えることができ、マウイの本心を伝えてきます。また、とある民族に、タトゥーには歴史を体に刻むという意味があり、この映画でもタトゥーは大切な役目を担っています。

モアナの祖母の「タラおばあちゃん」です。島の歴史や伝説に詳しく、モアナが海に選ばれたことにも気づいていますが、島では変わり者とされています。しかし、モアナにとっては良き相談相手であり、親友でもあります。声優を担当したのは、英語版がレイチェル・ハウス、日本語版が夏木マリです。

モアナの父親の「トゥイ・ワイアリキ」です。モトゥヌイの村長（むらおさ）でもあります。珊瑚礁を越えようとして友人を失ったことから、「珊瑚礁を超えてはいけない」という掟を守り続けています。声優を担当したのは、英語版がテムエラ・モリソン、日本語版が安崎求です。英語版の歌は、クリストファー・ジャクソンが担当しています。

モアナの母親の「シーナ・ワイアリキ」です。夫のトゥイと、島のリーダーをしています。芯が強く心優しい女性で、モアナの航海をそっと送り出しました。声優を担当したのは、英語版がニコール・シャージンガー、日本語版が中村千絵です。

モアナと伝説の海では、なんと「海」もキャラクターになっています。この海は、普通の人には普通の海にしか見えません。しかし、海に選ばれたものには海の意思がわかります。モアナも海に選ばれたものなので、海の意思を汲み取ることができます。

モトゥヌイに住むニワトリの「ヘイヘイ」です。とても頭が悪く、前にしか進めません。また、目の前にあるものは、なんでも飲み込んでしまいます。声優を担当したのは、英語版がアラン・テュディック、日本語版が多田野曜平です。

モアナのペットの子ブタ「プア」です。いつもモアナに付いて回っています。モアナが航海に出る時に、波に飲み込まれ、それ以来海を怖がるようになりました。モアナの帰りを待ち望んでいます。声を担当したのは、なんと本物のブタです。

『モアナと伝説の海』が話題になったのは、モアナの年齢設定や、声優だけが理由ではありません。主題歌も、この映画が大ヒットした理由の1つになっています。英語版の主題歌は「How Far I'll Go」で、日本語版の主題歌は「どこまでも～How Far I'll Go～」です。映画の中で、モアナもこの曲を2度歌っています。

ここまでは、『モアナと伝説の海』全体の魅力をまとめてきました。ここからは、モアナに焦点を絞って、その魅力をまとめていきたいと思います。これまで多くのディズニープリンセスが誕生してきましたが、モアナはどのようなプリンセスなのでしょうか？

これまでのディズニープリンセスには、アフリカ系プリンセスのティアナ、アラブ系プリンセスのジャスミンなどの多くのプリンセスがいます。しかし、ポリネシア系のプリンセスが登場したのは、モアナが初めてです！登場人物も、ポリネシア系の人々がたくさん出ています。

南太平洋を舞台とした映画、『モアナと伝説の海』の主人公はモアナです。では、この主人公の「モアナ」という名前には、どのような意味があるのでしょうか？実は、モアナとはハワイ語で「太平洋」という意味があります。

この映画の中で、タトゥーは大切な役割を担っていると先ほどお伝えしましたが、ではなぜ、モアナにはタトゥーがないのでしょうか。映画のプロデューサーは、「モアナはまだ若く、タトゥーとして残す業績がまだ備わっていないと思った」と述べています。

モアナと伝説の海や、主人公モアナについてはまとめ終わりました。それではいよいよ、本題の「モアナの年齢設定」についてまとめていきます。モアナの年齢設定については、ネット上でも様々な意見が上がっていました。

「モアナは16歳だ」という考えがあります。モアナは、見た目も16歳にみえますし、ディズニーの公式にも、モアナは「海を愛し、海に選ばれた16才の少女」といった表記があります。公式にあるということはつまり、モアナはこの映画では16歳だったのです。

先ほど、映画の中でのモアナは16歳だとお伝えしましたが、なぜ16歳という年齢設定になったのでしょうか？見た目からして、それくらいの年齢に見えるからでしょうか？実は、ここにはとても面白い秘密がありました。

モアナが16歳なのは、英語版『モアナと伝説の海』で、モアナの声優を務めている「アウリィ・クラヴァーリョ」が関係しています！アウリィ・クラヴァーリョについては、あとでご紹介しますが、いったい彼女がモアナの年齢に、どう関係しているのでしょうか？

『モアナと伝説の海』が上映された時、アウリィ・クラヴァーリョの年齢は16歳でした。なんと、モアナの年齢とアウリィ・クラヴァーリョの年齢は同じという設定だったのです！なので、アウリィ・クラヴァーリョが20歳になれば、モアナも20歳になります。

「モアナは、あの見た目で8歳なのか？」という噂があります。これは『モアナと伝説の海』の中で、マウイがモアナに対して「8歳にもなって船も操れないのか」と言ったのが始まりです。ネットでは、「ただの冗談」「英語版からの訳の関係」などの意見が出ています。

それではここからは、『モアナと伝説の海』の主人公である、モアナの声優をご紹介します。この映画は英語版と日本語版がある為、2人の声優がいます。まずは、先ほどモアナの年齢設定のところで出てきた、アウリィ・クラヴァーリョについてまとめました。

英語版の声優は、アウリィ・クラヴァーリョが担当しています。2000年11月22日に、アメリカ合衆国ハワイ州で生まれました。特技は、ハワイ島出身なだけあってフラダンスです。主な出演作品は「Moana: Gone Fishing」「シュガー・ラッシュ：オンライン」です。また、モアナは彼女と同じ年齢設定になっています。

『モアナと伝説の海』で華々しいデビューを飾った、アウリィ・クラヴァーリョですが、当初はオーディションに参加していませんでした。当時、彼女はチャリティーイベントで、パフォーマンスをしていました。そこで出会ったタレントエージェントに、オーディションを勧められ受けたところ、演技力、歌唱力が認められ、見事にモアナの役を勝ち取りました。

これまでにも数多くのディズニープリンセスが誕生してきましたが、そのディズニープリンセス達の声優を担当した人の中で、アウリィ・クラヴァーリョは最年少です。『モアナと伝説の海』収録当時の彼女の年齢は、14歳でした。

『モアナと伝説の海』日本版において、主人公モアナの声優を担当したのが、屋比久知奈（やびくともな）です。1994年6月6日に、沖縄県で生まれました。4歳からバレエをしていること、歌が上手いことから、主にミュージカルで活躍していました。

ドウェイン・ジョンソンは、1972年5月2日に、アメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれました。196センチと高身長で、以前はプロレスラーをしていました。主な出演作品は「スコーピオン・キング」「ウィッチマウンテン/地図から消された山」などです。その他に、彼の出演した米アップル社のアプリケーション「Siri」のCMが、日本でも放送されました。英語版『モアナと伝説の海』では、マウイを演じています。

日本語版『モアナと伝説の海』で同じくマウイを演じたのが、尾上松也です。1985年1月30日に、東京都中央区で生まれました。歌舞伎俳優として活躍しており、本名は井上龍一です。主な出演作品には「BS笑点ドラマスペシャル（桂歌丸役）」「メレンゲの気持ち（MC）」などがあります。数多くの賞も受賞しています。

レイチェル・ハウスは、1971年10月20日に、ニュージーランドで生まれました。女優として活躍すると同時に、演技のコーチ、監督としても活躍しています。主な出演作品は「Hunt for the Wilderpeople」「Nga Pou Wahine」などです。英語版『モアナと伝説の海』では、タラおばあちゃんを演じています。

日本語版『モアナと伝説の海』で、同じくタラおばあちゃんを演じたのが、夏木マリです。1952年5月2日に、東京都豊島区で生まれました。女優としてだけでなく、歌手としても活動しています。主な出演作品は「千と千尋の神隠し（湯婆婆・銭婆役）」「連続テレビ小説カーネーション（小原糸子(晩年期)役・ナレーション）」などです。

テムエラ・モリソンは、1960年12月26日に、ニュージーランドで生まれました。主な出演作品は「スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃」「パイレーツ・オブ・オーシャンズ～キャプテン・ドレークの不滅の航海～」などです。英語版『モアナと伝説の海』では、トゥイ・ワイアリキを演じています。

日本語版『モアナと伝説の海』で同じくトゥイ・ワイアリキを演じたのが、安崎求（あざきもとむ）です。1960年3月7日に、宮崎県で生まれました。声楽、ジャズボーカル、ピアノ、タップダンス、剣道を得意としています。また、モアナと伝説の海以外のディズニー作品としては、「NHK放送版不思議の国のアリス（浮かれウサギ）」「アナと雪の女王（パビー）」に出演しています。

ニコール・シャージンガーは、1978年6月29日に、アメリカ合衆国ハワイ州で生まれました。彼女は女優以外にも、シンガーソングライター、ダンサー、モデルと幅広く活躍しています。英語版『モアナと伝説の海』では、シーナ・ワイアリキを演じました。

日本語版『モアナと伝説の海』で同じくシーナ・ワイアリキを演じたのが、中村千絵です。1978年5月14日に、東京都で生まれました。主な出演作品は「NARUTO-ナルト-（春野サクラ）」「まじっく快斗1412（今泉麗子）」などです。

ここまで、『モアナと伝説の海』主人公モアナの年齢設定についてと、モアナの声優を担当している、アウリィ・クラヴァーリョと屋比久知奈についてご紹介してきました。すでに映画を見たことがある方も、まだ映画を見ていないという方も、年齢設定のことを頭に入れた上で、もう1度見てみてはいかがでしょうか？