モアナと伝説の海の主題歌・テーマソングは？日本語版の曲や歌詞、歌手も紹介

ディズニーアニメーション映画は、主題歌やストーリーの中で登場する挿入歌が人気ですが、その中でも「モアナと伝説の海」のサウンドは特に人気があります。モアナと伝説の海の日本語版の主題歌「どこまでも」は、力ずよく主人公の少女モアナの心境がわかる前向きな歌になっていました。

この記事では、主人公モアナが歌っている主題歌「どこまでも」だけでなくストーリーの中で出てくる挿入歌の歌手や日本語版の歌詞や歌の意味について紹介していきます。

2016年に日本で公開されたディズニーアニメーション映画の「モアナと伝説の海」は、他の作品に比べて自然に関するテーマが深くなっている作品です。モアナと伝説の海の主題歌や日本語版の歌手や歌詞を紹介していく前に、ストーリーのあらすじを紹介していきます。

主人公モアナたちが暮らす村には、ある伝説が言い伝えられていました。その伝説は、自然の女神「テ・フィティ」が大地やあらゆる命を生み出す力があったのです。海しかなかった世界に、植物や島だけでなく動物などの命を生み出しました。自然を生み出したテ・フィティでしたが、悪党の「マウイ」に力の源である「心」を奪われてしまったのです。マウイは、半分神様で色々なものに変身する事ができます。

テ・フィティの心を盗んだマウイでしたが、溶岩の巨大な悪魔と言われる「テ・カァ」に追われテ・フィティの心を海に落としてしまいました。テ・フィティの心が失われた事が原因で、周りの海の植物や島などの生き物に影響が出て来ていたのです。いつか海に愛され選ばれたものが、テ・フィティの心を返しに行く事で世界に平穏が訪れるという言い伝えでした。

モアナは、まだ幼いころに海に近付いた時にテ・フィティの心を海から授けられたのです。モアナにその記憶はなく、テ・フィティの心を置いていってしまいますが、見ていたモアナのおばあちゃんがそれを大事に保管していました。モアナたちの住む村は、珊瑚礁の外へ出る事が禁止されていましたが、海で漁をしたり果物を育てて幸せに生活を送っていて、おばあちゃんの伝説を信じる人はいなかったのです。

モアナは、サンゴ礁の向こうの世界に興味がありましたが、父親である村長は頑なに海に出る事を禁止していました。成長するモアナは、自分の生まれた場所が大好きで村長になる事も受け入れていましたが、どうしても海に対する憧れを消す事ができずにいます。モアナは、村長の反対を押し切って海に出ますが、サンゴ礁の付近で船が転覆してしまいました。

モアナのおばあちゃんは、変わり者だと言われています。おばあちゃんは、海でマンタと踊るのが日課で死んだらマンタになると言っていました。おばあちゃんだけは、モアナに自分のしたようにしなさいといつも言っていたのです。モアナたちの住むところにもテ・カァの侵略が広がってきていて、魚が取れなくなってしまいました。外で漁をする事を提案しますが、父親に反対されます。

海に来ていたモアナに、父親が過去に自分と同じくサンゴ礁の外に憧れ仲間を失った事を知ります。ですが、おばあちゃんはモアナに「テ・フィティの心」を差し出し、海に愛されている事を教えました。海で考え迷っているモアナは、おばあちゃんが危篤という知らせを聞き走っていきます。おばあちゃんは、モアナにテ・フィティの心を渡し「マウイ」に会いに行って協力するように伝えなさいと言いました。

おばあちゃんは、マンタになって会いに行くと言いました。モアナが、家に帰り急いで支度をしていると母親が来ます。反対されると思ったモアナでしたが、母親は送り出してくれました。先祖たちが使っていた船を見つけ出し、モアナは憧れたいた海へと冒険に出ます。航海を始めたモアナでしたが、嵐に巻き込まれてしまいました。打ち上げられ、目が覚めるとそこはマウイが住んでいる島だったのです。

マウイは、モアナの話を全く聞こうとはしませんでした。マウイは、テ・フィティの心を盗んだ後からずっと島に閉じ込められていたのです。泳ぐことができないので、モアナの乗ってきた船が欲しいと言います。全く乗り機じゃないマウイでしたが、海がモアナの味方をするので仕方なく手伝いました。マウイは、神様から授けられた変身ができるかぎ爪を探しに、異世界へとモアナを連れて飛び込みます。

そこには、海の生物だけでなく魔物も住んでいました。マウイの魔法のかぎ爪は、巨大なカニの「タマトア」が持っていたのです。マウイは、変身する事ができないので全く歯が立たずにいました。タマトアは、光り輝くものが大好きで、テ・フィティの心を欲しがります。モアナは起点を聞かせて、タマトアに偽物を渡しマウイがかぎ爪を取るまで気を引きました。

マウイは、変身できるようになりモアナを連れて脱出に成功します。モアナは、マウイに航海のしかたを教わりました。徐々に仲良くなった2人は、テ・フィティの心を返すためにテ・カァに立ち向かいます。2人で立ち向かいましたが、モアナを庇ったマウイはかぎ爪にひびが入ってしまいモアナの元から立ち去りました。モアナは、テ・フィティの心を返す事ができず自分には無理だと思い海に心を返します。

光るマンタと共に、モアナの前に亡くなったおばあちゃんが現れました。励まされたモアナは、自分の事を信じて海に潜りティの心を取り戻します。1人でテ・カァに立ち向かっていくモアナを見かねて、マウイがひび割れたかぎ爪を使って助けました。テ・フィティの島にたどり着き心が置いてあった場所を探しますが、みつかりません。するとモアナが、テ・カァの体に心を返す場所がある事に気づきました。

ディズニーアニメーション映画の「モアナと伝説の海」の英語版の主題歌は「How Far I'll Go」になっています。日本版と同じく、モアナの声優を担当した女優さんがストーリーに登場する主題歌も担当していました。日本語版では「どこまでも」というタイトルになっています。モアナと伝説の海のオリジナルサウンドトラックでは、日本語版の主題歌も英語版の主題歌も両方楽しむ事ができるのでおすすめです。

ディズニーアニメーション映画のモアナと伝説の海の英語版主題歌を歌っているのは、他の作品でも活躍している「アウリィカルバーリョ」さんです。アウリィカルバーリョさんは、モアナと伝説の海の英語版の主人公モアナの声優も担当しています。モアナと伝説の海だけでなく、他のディズニーアニメーション「シュガーラッシュ」でも声優をしていて、歌手としても注目されている女優さんです。

モアナと伝説の海の主題歌と同じエンディングソングを歌ってたのは、グラミー賞も受賞した歌手「アレッシア・カーラ」さんです。アレッシア・カーラさんはカナダ出身のアーティストで、モアナと伝説の海のエンディングソングを歌う前から注目されていました。たくさんの楽曲を発表していて、日本だけでなく世界中で注目されているアーティストです。

ディズニーアニメーションの「モアナと伝説の海」の日本語版の主題歌は「どこまでも～How Far I'll Go～」という歌です。この主題歌は、モアナの気持ちや葛藤がわかるようになっていて「期待に応えたい、でも気づけば海にきてるの」と、少し成長した心境が伺えます。

サビの部分では、自然の事が歌われていて「空と海が出会う所は、どれほど遠いの？」と自分の知らない世界に関しての好奇心が現れています。モアナと伝説の海のストーリーの中で、2回目にこの歌が出てくるときはモアナの気持ちに迷いはなくなっていました。

モアナと伝説の海の主題歌「どこまでも」の歌詞の意味を紹介していきます。どこまでもの歌詞は、モアナなが幼いころから海に憧れていた気持ちと、いずれ村長になるために育てられてきた伝統のどちらを優先するか迷っている心境が表されていました。モアナは、幸せそうな村の人々の姿やその村に自分の居場所がある事を幸せに思っています。ですが、海に惹かれる気持ちを抑える事ができずにいました。

モアナは、自分の親や村の人々に望まれている事を自分で気づいていましたが、海に呼ばれている気がしていたのです。モアナは、小さいころにテ・フィティの心を海から渡されていましたが、その事を知っているのはおばあちゃんだけでした。モアナは、一度海出ますがマウイがテ・フィティの心を奪ったせいで、村の近くにもテ・カァの侵略が来ていたのです。

モアナと伝説の海の主題歌をストーリー中で歌っているのは、主人公のモアナの声優を務めている「屋比久知奈」さんです。主題歌の「どこまでも～How Far I'll Go～」は、ストーリーの中で2回登場しています。力ずよく真っすぐな歌声なので、とても人気がありカラオケなどでもおすすめです。

屋比久知奈さんは、モアナと伝説の海の主人公モアナの声優だけでなく、舞台などでも活躍しています。屋比久知奈さんが出演している舞台でも有名なのが、世界中で有名な「レ・ミゼラブル」や「タイタニック」です。

モアナの伝説の海のエンドソングを担当した歌手は、日本でも幅広い年代の男女に人気のある「加藤ミリヤ」さんです。ストーリーの中で、主人公のモアナが歌っている主題歌と同じ曲を加藤ミリヤさんも歌っていますが、屋比久知奈さんとは雰囲気が違うのでどちらも聴きごたえがありおすすめになっています。

加藤ミリヤさんは、たくさんの楽曲やアルバムを販売していて「2012年ロンドンオリンピック」では、オリンピックのスポンサーでもあるコカ・コーラのテーマソングも担当しました。恋愛がテーマになっている曲が多いですが、オリンピックやFIFAなどのスポーツに関係するイベントでもたくさん活躍しています。

モアナと伝説の海に登場する主題歌以外のオリジナルサウンドトラックの日本語版の歌詞や、歌っていた歌手などを紹介していきます。

「いるべき場所」は、モアナと伝説の海のストーリー中で、小さいころのモアナのが成長していく時に流れている歌です。モアナは、自分の生まれた村の伝統を教え込まれます。日本語版の歌詞には「モアナ道を開けろこの村こそがお前のいるべき場所さ」という内容で始まりました。海の外の世界に興味を持っていたモアナでしたが、村の伝統では外に出る事が禁止されていたのです。

この日本語版の歌詞の中には、村での生活がわかる内容がたくさん登場しています。モアナは、海を見に行きたがりますが「ダメだよ離れるんじゃない」と、日本語版の歌詞ではありました。村の長となるモアナは、村長に厳しく育てられていて、外の世界は危険だと言っています。

モアナは、ダンスをするのが好きで海が大好きでした。村では、漁師以外が海に近づく事を良く思っておらず、人々は顔をしかめます。ですが、モアナの祖母は海でダンスをしていてマンタたちと仲が良かったのです。モアナの祖母は「心の声に気が付いたらすぐに従いなさい」と、日本語版の歌詞で言っています。モアナも次第に村の事が大好きになっていき、成長しながら村で暮らそうと思いますが、やはり海に引かれていました。

この歌は、モアナと伝説の海のキャラクターのほとんどが歌手として歌っています。この歌で登場している歌手は「夏木マリ」さんと「中村千絵」さんと「安崎求」さんと「屋比久知奈」さんと「春野サクラ」さんと「正垣那々花」さんと「竹野谷咲」さんが、日本語版で歌っていました。ストーリーの事がわかる歌詞なので、覚えやすくなっています。

モアナと伝説の海の挿入歌「もっと遠くへ」は、主題歌と同じく日本語版でも英語版でもストーリー中で2回登場しています。この歌自体はとても短くなっているので、子供でも覚えやすくなっていました。この歌は「渕上祥人」さんと「竹中浩明」さんが、歌手をしています。この歌は、モアナがおばあちゃんに教えられて村に隠された船を見つけ、村の先祖が船で渡ってきたことを知りました。

モアナは、その船で海へ出ていきます。モアナと伝説の海の「もっと遠くへ」は、最初の部分から日本語の歌詞が始めるまで違う国の言葉が入っていました。日本語版の歌詞では、どのようにモアナたちの先祖が海を渡って来たかがわかるようになっています。「昼間は空と風を読み海風に進んで行く、夜には星が道しるべ行く先をわかる」と、自由に航海をしていました。

モアナは、父親が過去に村の外に出ようとしたことなどを知りましたが、それでも進んで行く事を決意します。この歌の歌詞では、モアナの気持ちに寄り添った「ふるさとの島を離れようとも進もう」という内容がありました。2回目に登場する「もっと遠くへ」でも、ラストの部分と同じ歌詞が使われていて歌手も一緒になっています。

「俺のおかげさ」という歌では、モアナと伝説の海の主要キャラクターの「マウイ」が歌っています。モアナは、おばあちゃんに言われた通りにマウイを見つけますが、全く話を聞きませんでした。マウイは、自分の事を英雄だと思っていますが、モアナが知っている話では悪者として語られていたのです。日本語版の歌詞では、マウイのうぬぼれっぷりがわかるようになっています。

マウイは、モアナが偉大な英雄に会えて緊張していると勘違いします。マウイは、不思議な力を持っていて人間のためにしてきたことが歌詞でわかるようになっていました。人間のために空を高く押し上げ、神様から火を盗んできた事や、太陽を捕まえ昼間を長くしたと日本語版の歌詞で判明します。感謝される事になれていたマウイは「どういたしまして」と、サビの部分で歌っていました。

人間が知っている自然のことの全部が、マウイがした事だとモアナは知りました。英雄のマウイでしたが、空を飛べなくなってしまい島に閉じ込められていたのです。しかも、泳ぐことのできないマウイは、モアナの船を欲しがっていたのでした。この歌の歌手は「尾山松也」さんが担当しています。

モアナと伝説の海で、マウイとモアナは冒険をしはじめ色々な敵に遭遇します。マウイと因縁のある人物の「ローリー」に会いに行きますが、襲われてしまいました。ローリーは、上機嫌で歌いだします。この歌詞では、マウイの過去などが明らかになっています。ローリーは、昔さえないカニだった事が嫌であらゆる宝石などを集め自分をキラキラにしたのです。

シャイニーのサビの日本語版の歌詞は「シャイニーダイヤのようにきらめき注目されちゃうのさ、シャイニーどんなに叩こうが俺の甲羅はかたい」と、歌っています。この歌は、ストーリーの中盤で流れていますが、3分間ありカラオケでも人気がありました。

キラキラに引き寄せられる獲物を食べて過ごしていたローリーは、マウイをバカにし始めます。「シャイニー」の歌詞で、マウイが昔人間から見放された過去や人間の愛がほしくて自然を作っていた事を知りました。

モアナと伝説の海で、モアナが海で迷ってしまいます。モアナは、自分の気持ちがわからなくなり海に愛された証を手放してしまいました。その時に大きいマンタが海を泳いでいき、目の前におばあちゃんが現れます。この歌は、主題歌と同じく人気のある歌で日本語版の歌手は「夏木マリ」さんと「屋比久知奈」さんが担当していました。

「モアナ」の日本語版の歌詞は、おばあちゃんがモアナを元気づけるような歌詞になっていて「モアナ遠くまで来たね、さぁ聞くんだよ”お前は誰か”」と道を示すような内容です。おばあちゃんは、亡くなったらマンタになって会いに行くと言っていた通りに、海に出たモアナに会いに来た感動的なシーンになっています。モアナは、おばあちゃんに元気づけられ海に投げ捨てた証を取りに潜りました。

モアナと伝説の海のクライマックスのシーンで流れる「自分を見つめて」という歌は、このストーリーの敵「テ・カァ」と向き合った時に使われています。1度は、諦めようとしたモアナとマウイでしたが再びテ・カァの元へと向かいかわしながら、テ・フィティの島へとたどり着きました。モアナが海から預かったテ・フィティの心を返そうとしますが、マウイが奪った場所が無くなっていたのです。

モアナは、2人を追いかけて来ているテ・カァの体に渦がある事に気づきます。モアナは、海に頼みテ・カァの元まで歩いて行きました。モアナは、テ・カァこそがテ・フィティだという事に気づいていたのです。「自分を見つめて」は、ストーリーに寄り添った「心を失くしたあなた今こそ見つめて欲しいの」という歌詞になっていました。

モアナの想いが通じて、テ・カァは無事に心を取り戻し守り神のテ・フィティに戻る事ができました。島にも緑が取り戻されていき、モアナの村の人々が恐れていた事もなくなり世界に平和が戻ります。日本語版の歌詞では、真っすぐな主人公モアナの気持ちがわかりやすい歌詞になっていました。

この記事では、モアナと伝説の海の主題歌や日本語版の歌詞や歌手などを紹介していきました。モアナと伝説の海は、ストーリーやあらすじだけでなく個性豊かなキャラクターがたくさん登場しています。モアナと伝説の海の主題歌だけでなく、その他にもストーリー中で登場する日本語版の挿入歌の歌詞も素晴らしいので是非チェックしてみてください。