【ブルージャイアント】沢辺雪祈は天才ジャズピアニスト!宮本大との出会いは?

ブルージャイアント(BLUE GIANT)はジャズに人生を懸ける青年たちの物語です。沢辺雪祈は天才ジャズ・ピアニストとして登場しますが、ここでは、ブルージャイアントの沢辺雪祈の性格や主人公・宮本大、玉田との出会いや関係、ジャズバンド「JASS」について紹介します。また、沢辺雪祈は夢を叶える直前に事故に遭遇するのですが、雪祈と宮本大が事故のためにどうなったのかについても見ていきます。

【ブルージャイアント】沢辺雪祈は天才ジャズピアニスト!宮本大との出会いは?のイメージ

目次

  1. ブルージャイアントの沢辺雪祈は天才ジャズピアニスト
  2. ブルージャイアントの雪祈と宮本の出会いや関係
  3. ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力
  4. ブルージャイアントの雪祈の事故
  5. ブルージャイアントの雪祈に関する感想や評価
  6. ブルージャイアントの雪祈まとめ

ブルージャイアントの沢辺雪祈は天才ジャズピアニスト

ブルージャイアント(BLUE GIANT)の作品情報

ブルージャイアント(BLUE GIANT)はビッグコミックで連載された作者・石塚真一による音楽漫画です。2013年から2016年の17号まで第1部が連載され、コミック全10巻が発売中です。第1部終了直後に第2部「BLUE GIANT SUPREME」(コミック全11巻)、その後、2020年の11号から第3部「BLUE GIANT EXPLORER」(コミック第2巻まで発売中)が連載中となっています。

ブルージャイアントの概要

ブルージャイアント(BLUE GIANT)の舞台は第1部が仙台で、第2部がヨーロッパ、第3部がアメリカと移っていきます。最初の舞台として仙台が選ばれたのは、担当の編集者が仙台出身ということもあり、取材をした結果、仙台では1991年から毎年ジャズフェスティバルが行われており、ジャズ音楽が根付いていることが理由だということです。また、この作品は「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞しています。

ブルージャイアントのあらすじ

ブルージャイアントの始まりは仙台、主人公の高校生・宮本大(みやもとだい)は進路も決まらないまま高校生活を送っていました。ある日、ふと耳にしたジャズの音楽に心惹かれた大は、サックスのプレイヤーを志すことになります。兄に貰ったサックスで毎日練習を重ねる大の才能を見抜いたジャズの講師・由井は、大に無償でジャズの手ほどきをします。高校を卒業した大はプロのプレイヤーを目指し、東京へ旅立ちました。

沢辺雪祈のプロフィール

ブルージャイアントの沢辺雪祈(さわべゆきのり)は、宮本大と同年齢でピアニストです。ピアノを4歳から始めた天才で、ジャズ・プレイヤーを目指す者なら誰もが憧れるジャズクラブ「So Biue」の舞台で演奏することを目標にしています。大学生になって東京にやって来た宮本大、玉田俊二と出会い、「JASS(ジャス)」を結成します。

小学館│ビッグコミック連載『BLUE GIANT EXPLORER』

ブルージャイアントの雪祈と宮本の出会いや関係

宮本大のプロフィール

ブルージャイアントの主人公、宮本大は、兄・雅之、妹・彩花の3人兄妹です。高校時代はバスケットボール部に所属。ジャズ音楽に目覚めてからはテナーサックスで世界一のジャズ・プレイヤーになることを夢見ています。

雪祈と宮本の出会いや関係

東京に出てきた宮本大が都内のジャズバー巡りをしていた時、あるバ―でジャズライブがあることを知り、聴きに行きました。そこで沢辺雪祈のピアノ演奏を聴いた大は、凄いピアニストがいると感動します。雪祈は大の手に「サックスタコ」があるのを見つけ、大に興味を持ちます。後日、大のサックスを聴いた雪祈は、思わず涙を流すほどの感動を覚えました。

雪祈は、当時自分と対等に演奏できる者と一緒にバンドを組みたいと考えていたこともあり、雪祈と宮本大は意気投合し、バンドを組むことになりました。

Thumbブルージャイアント(BLUE GIANT)をネタバレ!ジャズ漫画の評価・感想ブルージャイアント(BLUE GIANT)をネタバレ!ジャズ漫画の評価・感想 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力

かっこいい魅力①自信家な性格

ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力の一つ目は、自信家なところです。天才ジャズ・ピアニストと周囲から称賛される雪祈は、自分の才能に絶対的な自信を持っています。雪祈は常日頃、才能がすべてであり、才能のない者は下手くそ、と言ってしまう高慢さがあります。宮本大と組んだ当初は、ジャズ音楽の理論やテクニックに関して大よりも知識のある雪祈が、大に注文を付けることがほとんどでした。

しかし、大も言いたいことをきちんと伝える性分なので、二人の演奏は良いコンビネーションを見せるようになります。このように、天才ジャズ・ピアニストである雪祈は人を軽視するところがありますが、ジャズに対する想いは真っ直ぐで純粋です。

かっこいい魅力②玉田との関係

ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力の二つ目は、玉田俊二との関係です。東京に出てきた宮本大と二人で暮らしている玉田は、大きな志を抱いて忙しくしている大を見て、自分も何か打ち込めるものをと考えドラムを始めます。その頃、バンドを組んだ雪祈と大が、ドラムを探していたところ、玉田が参加を希望したのでした。しかし、雪祈はドラム初心者の玉田を拒絶します。

宮本大は「下手だからといって締め出すからジャズがだめになる、下手でも感動できればいい」と言って雪祈を説得します。さらに、圧倒的な実力差を実感しながら、それでも怯むことなく努力する玉田の姿を見た雪祈は、彼の加入を認めました。こうしてピアノの雪祈、サックスの宮本大、ドラムの玉田によるジャズバンド「JASS」が誕生しました。

かっこいい魅力③出身地は長野県の松本市

ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力の三つ目は、出身地についてです。雪祈は長野県・松本市出身で、東京の大学生です。雪祈の実家はピアノ教室を開いており、雪祈自身も4歳からピアノを始めました。当時、楽しそうにピアノを演奏する少女の姿が、雪祈の思い出として残っています。

かっこいい魅力④ジャズへの情熱

ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力の四つ目は、ジャズへの情熱です。雪祈は背が高くイケメンということで、女の子によくモテます。しかし、雪祈は自分の人生をすべてジャズに懸けており、いつかは憧れの有名ジャズクラブ「So Blue」の舞台に立つことを夢見ています。「So Blue」は最高のジャズ・プレイヤーだけが出演を許される場所で、雪祈は「So Blue」の演奏を聴くために、アルバイトでチケット代を稼いでいます。

「So Blue」に出演したい雪祈は、ギタリストの川喜田に頼んで支配人の平を紹介してもらったことがあります。平の前で演奏した雪祈ですが、傲慢な態度や「自分の内臓をさらけ出す」ような演奏もできないと痛烈に批判されてしまいます。平の言葉に雪祈は打ちのめされますが、この事をきっかけに、雪祈はより一層真摯にジャズに向き合っていくのでした。

かっこいい魅力⑤作曲家としても優秀

ブルージャイアントの雪祈のかっこいい魅力の五つ目は、作曲家としても優秀であるということです。雪祈が「JASS」のために「First Note」、「N・E・W」などの曲を作っています。作曲家としても豊かな才能を持っている雪祈です。

ブルージャイアントの雪祈の事故

ネタバレ①一足先にSo Blueの舞台へ

沢辺雪祈、宮本大、玉田俊二という3人のジャズバンド「JASS」は、順調に成長を続けており、雪祈の悲願である「JASS」への出演も3人共通の夢となりました。そんな時、「JASS」の平から電話が掛かってきます。それは、出演予定だったピアニストが急病となり、代わりに出演して欲しいという内容でした。

雪祈だけが一足先に出演した「JASS」の舞台で、雪祈は観客を大いに感動させ、雑誌にまで掲載されました。この時の雪祈の演奏がきっかけで「JASS」の出演も認められました。

ネタバレ②トラックにはねられ重傷を負う雪祈

ずっと夢だった「So Blue」の舞台に立ち、今度は「JASS」としても出演が決まった矢先、雪祈がアルバイトで路上警備をしているところにトラックが突っ込んできました。右腕に大きな傷を負ってしまった雪祈。知らせを聞いた大は「So Blue」の平に、雪祈の事故を話し、玉田と二人で演奏をすることになりました。

ライブが終わり、病院に駆けつけた大と玉田に雪祈は、事故のために右腕に重傷を負ったこと、今後ピアニストとして復帰できるか分からない状態だと言いました。そして、雪祈は二人に「JASS」を解散しようと提案します。

ネタバレ③JASSの解散

雪祈が解散を提案したのは、大の才能をここで終わらせてはならないと考えたからです。大と玉田には辛い選択となりましたが、雪祈の提案を受け入れるのでした。こうして「JASS」は解散し、大は故郷・仙台に帰っていきました。そこで師匠の由井に相談し、海外で活動する決心をします。ここから物語はブルージャイアントのドイツ編「BLUE GIANT SUPREME」へと続いていきます。

ブルージャイアントの雪祈に関する感想や評価

ブルージャイアントのコミック第8巻、沢辺雪祈の演奏シーンについての感想です。苦しみ、葛藤の果てにようやくたどり着いた解放の時、産みの苦しみを乗り越えた雪祈が楽譜の中に浮かび上がるシーンに感動したということです。

ブルージャイアントの沢辺雪祈が事故に遭ったことが悔しいという感想です。宮本大、玉田という仲間を得てようやく国内最高峰のジャズバー「So Blue」での演奏が控えていた時、雪祈は事故で右腕を負傷してしまいました。雪祈の復活を期待しているということです。

ブルージャイアントの沢辺雪祈がとても魅力的だという感想です。雪祈は他人に対して非常に辛辣な面がありますが、ジャズに向ける情熱、本当は優しい面があり、そういうところが魅力的だということです。

ブルージャイアントの雪祈まとめ

いかがでしたか?ブルージャイアントの沢辺雪祈について紹介しました。雪祈は天才ジャズ・ピアニストで、その才能、実力から他人に対して厳しい性格でした。しかし、実は誰よりもジャズに対して真摯に取り組み、熱い情熱を持っている人物でした。しかし、雪祈は事故に遭い、再起不能となりました。感想でも事故に遭ったことが悔しいという声が寄せられていました。そんな雪祈に注目して、ブルージャイアントをお楽しみください。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ