【キャッツ・アイ】最終回で俊夫と瞳はどうなった？漫画の結末をネタバレ紹介

「キャッツ・アイ」とは1980年代前半に人気のあった漫画です。「Dr.スランプ」「キン肉マン」「キャプテン翼」と並んで当時の週刊少年ジャンプの主力作品でした。2度テレビアニメ化されています。「キャッツ・アイ」の最終回は感動的な内容だと言われています。ここでは「キャッツ・アイ」の最終回で内海俊夫と来生瞳がどうなったのかをあらすじを交えてネタバレで考察・紹介していきます。それではご覧ください。

「キャッツ・アイ」は週刊少年ジャンプ1981年40号から1984年44号まで連載された後、完結編が同誌1985年6号に掲載されました。原作者は「シティーハンター」や「エンジェル・ハート」で知られる北条司です。「キャッツ・アイ」のコミックスは徳間書店刊行の完全版全15巻が電子書籍化されています。また「キャッツ・アイ」は1983年と1984年の2期に渡りテレビアニメ化され、杏里の歌う1期主題歌が大ヒットしました。

「キャッツ・アイ」のあらすじ紹介です。キャッツ・アイとはミケール・ハインツという画家の作品や遺物ばかりを狙う怪盗です。自ら予告状を送り付けることで世間にも知られる泥棒です。その正体は同じ名前の喫茶店を営む来生三姉妹です。次女の来生瞳はキャッツ・アイを追っている犬鳴警察署の刑事、内海俊夫と恋人同士です。キャッツ・アイは俊夫に正体を知られないように、それでいてある目的のために大胆に盗みをするのです。

1980年代前半にヒットした漫画「キャッツ・アイ」はファンの間で最終回が秀逸な作品だと高く評価されています。恋人の俊夫に正体を知られないように怪盗をしていた来生三姉妹ですが、最終回に近づくにつれて物語が大きく展開します。俊夫と瞳の恋の行方はどうなったのでしょうか？ここでは「キャッツ・アイ」の原作漫画の最終回のあらすじをネタバレで紹介していきます。それでは「キャッツ・アイ」の最終回をご覧ください。

「キャッツ・アイ」の原作漫画の最終回あらすじを紹介します。来生三姉妹は父親ミケール・ハインツを幽閉している場所へ救出に向かいましたが、そこにいたのは父と瓜二つの双子の兄クラナッフでした。クラナッフは弟を陥れたことと三姉妹を不幸にしたことを詫び、ハインツが生きていることを伝えた上でクラナッフシンジケートのメンバーもろとも自爆しました。これによって来生三姉妹とハインツは狙われることがなくなりました。

来生三姉妹はクラナッフの脅威がなくなったことと父の作品などをほとんど取り返したことで次の目的を父親捜しへと変更しました。しかし、それには瞳が俊夫に自分がキャッツ・アイであると正体を明かす必要がありました。瞳は日本を離れる前に予告状で俊夫を呼び出し、正体を明かしました。呆然とする俊夫に対して瞳は「さよなら」と言い残して霧の中へ消えました。俊夫は警察を辞めて瞳を追いかける決意をしたのです。

「キャッツ・アイ」の最終回あらすじ紹介です。俊夫は怪盗ねずみだった神谷からロスアンゼルスに来生三姉妹がいるという手紙をもらいロスへ行きましたが、そこで再会した瞳はウイルス性の脳炎で記憶を失っていました。俊夫は瞳に二人の思い出のオルゴールを聞かせながらゆっくりと心を開かせていきました。瞳に笑顔が戻ります。俊夫は「瞳ともう一度恋ができる」と優しく瞳の肩を抱きます。二人は海辺で追いかけ合うのでした。

1980年代の週刊少年ジャンプを代表する作品の一つ「キャッツ・アイ」は1983年に1期、1984年に2期とテレビアニメ版が放映されました。子供番組だと思われていたアニメに大人っぽさを導入し、杏里が歌った1期主題歌も大ヒットしたことで後のアニメに影響を与えたと言われています。ここでは「キャッツ・アイ」のテレビアニメ版に登場するメインキャラクターと演じた声優を紹介していきます。それではご覧ください。

「キャッツ・アイ」の主人公は来生三姉妹の次女瞳です。怪盗キャッツ・アイの中でも中心的な人物で一人で盗みを実行することも多々あります。黒いロングヘアと美貌で人気があります。来生瞳を演じたのは女優・声優の戸田恵子です。「それいけ!アンパンマン」のアンパンマン役や「機動戦士ガンダム」のマチルダ・アジャン役で知られています。1990年代後半以降は女優としての活動が主となり映画やドラマに欠かせない存在です。

「キャッツ・アイ」で来生三姉妹の長女が泪です。成熟した大人の女性の魅力を見る者に与える美貌と冷静沈着な判断力で、三姉妹の中では知恵袋的存在です。来生泪を演じたのは故・藤田淑子さんです。藤田淑子さんはテレビアニメ草創期から声優として活躍されました。「一休さん」の一休役、「キテレツ大百科」のキテレツ（木手英一）役などで知られています。2018年12月28日乳がんのため68歳で死去しました。

「キャッツ・アイ」の来生三姉妹の末っ子が愛です。ショートカットと大きな瞳がチャームポイントのボーイッシュな女子高生です。「ボク少女」でもあります。キャッツ・アイでは機械に強く様々なメカを作りました。来生愛を演じたのは坂本千夏です。坂本千夏は動物役や子供役を得意にしている声優です。「となりのトトロ」の草壁メイ役が有名です。他にも「それいけ!アンパンマン」でてんどんまんなどを演じています。

「キャッツ・アイ」の登場キャラクターでキャッツ・アイを捕まえるために奮闘しますが、ドジなところもありいつも失敗して始末書ばかり書いているのが内海俊夫です。瞳の恋人であり、決める時には決める男です。俊夫を演じたのは安原義人です。安原義人は吹き替え声優として有名です。ゲイリー・オールドマン、ショーン・ペン、ミッキー・ローク、メル・ギブソン、リチャード・ギアなど錚々たる名優の声を吹き替えています。

「キャッツ・アイ」に登場する犬鳴警察署課長は俊夫の上司です。キャッツ・アイに盗まれてばかりいる俊夫を怒鳴ってばかりいます。本名は不明です。課長を演じたのは故・内海賢二さんです。内海賢二さんはテレビアニメ草創期から声優として活躍しました。「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻センベエ役、「北斗の拳」のラオウ役・カイオウ役など多くの作品に出演しました。2013年6月13日にがんのため75歳で死去しました。

「キャッツ・アイ」に登場する俊夫の同僚である女刑事が浅谷光子です。メガネとショートボブがトレードマークの知的な女刑事です。来生三姉妹がキャッツ・アイなのではないかと疑っています。浅谷光子を演じたのは声優の榊原良子です。榊原良子は「風の谷のナウシカ」のクシャナ役や「機動戦士Zガンダム」のハマーン・カーン役で知られています。また、ニュース番組のナレーションも行っており知名度の高い声優です。
 

ここでは1980年代前半にヒットした漫画「キャッツ・アイ」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「キャッツ・アイ」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？ご覧ください。

「キャッツ・アイ」の原作漫画のファンだと思われる方のツイートです。最近「キャッツ・アイ」の漫画を読み返されたようで、最終回を読んで泣いたとの感想をお持ちです。

「キャッツ・アイ」の原作漫画のファンだと思われる方のツイートです。「キャッツ・アイ」の文庫版を大人買いしたとのことです。最終回が秀逸なので読むのが楽しみだとつぶやかれています。

同じく「キャッツ・アイ」の原作漫画のファンだと思われる方のツイートです。大人になってから「キャッツ・アイ」の最終回を読み返すと少年ジャンプの枠を超えた大人の恋物語だと思ったとの感想をお持ちです。

ここでは1980年代前半にヒットした漫画「キャッツ・アイ」の最終回のあらすじをネタバレで紹介してきました。「キャッツ・アイ」は北条司作品の原点だと評されています。読んだことのない方は是非ご一読ください。