20世紀少年のともだちの正体はカツマタ君?その理由と伏線を考察

20世紀少年のに登場するともだちの正体はカツマタ君なのでしょうか。20世紀少年に登場するくろまくは、作中で最も重要な登場人物の一人で、黒幕ともいえる存在です。主人公のケンヂの同級生がともだちの正体ということは、20世紀少年の序盤から示唆されていましたが、カツマタ君をはじめともだち候補となるキャラクターが多数いて、その正体は謎に包まれていました。今回はともだちがカツマタ君とされる理由と伏線を考察していきます。

20世紀少年のともだちの正体はカツマタ君?その理由と伏線を考察のイメージ

目次

  1. 20世紀少年は空前の大ブームを呼んだ作品!
  2. 20世紀少年のともだちの正体はカツマタなのか?
  3. 20世紀少年のカツマタがともだちの正体だと思われる伏線
  4. 20世紀少年のカツマタとフクベエは双子説?
  5. 20世紀少年のカツマタがともだちになったのはなぜ?
  6. 20世紀少年の原作と映画のともだちの正体は一緒?
  7. 20世紀少年のともだちの正体は意外な人物だった!

20世紀少年は空前の大ブームを呼んだ作品!

20世紀少年は1999年から2006年まで「ビックコミックスピリッツ」で連載されていた作品で、作者は「YAWARA!」「MASTERキートン」といった人気作品を手掛けた浦沢直樹さんです。作品名の20世紀少年はイギリスのロックバンドT・レックスの楽曲「20センチュリー・ボーイ」にちなんでつけられました。「20センチュリー・ボーイ」は映画版20世紀少年のテーマ曲に採用されています。

これまでもヒット作を多数手がけてきた浦沢直樹さんの作品の中でも、20世紀少年が一番好きというファンも多い大ヒット作品となりました。作品自体の評価がとても高く、第48回小学館漫画賞青年一般部門をはじめ、第25回講談社漫画賞一般部門、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞といった賞を獲得したほか、ヨーロッパ最大の漫画賞と言われるアングレーム国際漫画祭の最優秀長編賞を受賞し、海外でも高く評価されています。

2006年に20世紀少年の連載が終了すると、2007年から完結編となる21世紀少年の連載がスタートしました。21世紀少年はケンジの姪であるカンナ視点で物語が語られ、20世紀少年のさまざまな謎が解明されていきます。20世紀少年は全22巻、21世紀少年は上下巻の2巻が刊行されていて、2010年12月時点で累計発行部数は2800万部の大ヒット作品となっています。

大ヒット作品の20世紀少年を、映画で知っているという方も多いのではないでしょうか。映画版はケンヂ役を唐沢寿明さん、カンナ役を平愛梨さんが演じ、2008年から2009年にかけ3部作として公開されました。3部作すべてが複数週で週末観客動員数1位を記録し、最終興行収入は3部作総額で110億円という大ヒットになりました。

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20世紀少年の簡単なあらすじ

20世紀少年は主人公の遠藤ケンヂが小学生時代の1970年代と、遠藤ケンヂが大人になった1997年の舞台を行き来しながらストーリーが描かれます。そして2000年の大みそかの事件である「血の大みそか」の犯人がケンヂたちであるとされ、テロリストとして扱われている2014年、ケンヂの姪の遠藤カンナがケンヂたちの正義を信じ、ケンヂたちとともだちの真相に迫っていきます。

1970年から2000年のあらすじ

1970年前後、ケンヂたちは小学生で近所の原っぱに秘密基地を作って遊んでいました。秘密基地の中でケンヂたちは、地球滅亡をもくろむ悪の組織や東京を破壊する悪のロボットなどによって滅亡に向かう地球を想像し、それに立ち向かう自分たちが正義のヒーローとして地球を救う姿を空想し、そのストーリーをスケッチブックにまとめて「よげんの書」を作りました。

子供のころの予言の書などすべて忘れてしまった1997年のケンヂは、ミュージシャンになる夢にも破れて実家のコンビニで母と姪のカンナとともに過ごしていました。そんなときケンヂの周辺で、得意先の一家の失踪、動機のはっきりしない旧友の自殺といった不可解な出来事が立て続けに起きます。不可解な事件の現場に残されたマークに気づいたケンヂ、そのマークは自分たちが子供のころに作った秘密基地のマークでした。

このマークを調べていくと秘密基地のマークが描かれた布を被った「ともだち」と呼ばれる人物が率いる団体により起こされていたことが判明します。ともだちが率いる団体は、ケンヂたちが作ったよげんの書と同じ未来を実現しようと行動していました。その後世界ではケンヂたちのよげんの書と同じ事件が起きてきます、そしてよげんの書によれば2000年の大みそかに巨大ロボットが現れ人類は滅亡することになっています。

ともだちは友明党という政党まで立ち上げ、社会に対して大きな影響力を持つようになっていました。ケンヂはそれを阻止しようと、少年時代に秘密基地で一緒に遊んでいた仲間を集めてます。

2000年の大みそかにオッチョ・ユキジといったケンヂの仲間は友民党の本部のビルに乗り込み、巨大ロボットを止めようとしますが、ともだちらしき人物ともみ合ったフクベエがビルから落下して死亡、ケンヂもロボットの爆発に巻き込まれ行方不明になりました。

2014年から2015年のあらすじ

血の大みそかから14年経過した日本では、事件の首謀者がケンヂたちの秘密基地の仲間で世紀の大悪人として教科書にも掲載されています。一方ともだちは世界を救った存在として尊敬を集め、日本の政治の実権を握っているほか、世界にもその影響力を強めています。そんな中ケンヂの姪のカンナは高校生になり、ともだちによりテロリストとされたケンヂたちを信じ、教師や友達相手に反発をする問題児として扱われます。

カンナにはスプーン曲げなど生まれ持った超能力と、人を惹きつけるカリスマ性を持っていました。この能力を使いながらホームレスや警官といった人々を仲間にしてともだちの正体を追いかけます。そのころテロリストとして指名手配されているケンヂの仲間たちも、ともだちの正体を追いかけて独自に行動をします。それぞれがともだちの正体へと迫ろうとしますが、なかなかうまく行きません。

ともだちの死亡⁉

2015年1月2日にともだちが死亡するという大事件が発生します。日本のみならず世界中の人が悲しみに包まれ壮大な葬儀が執り行われました。葬儀のために来日していたローマ法王は13番という暗殺者に襲撃されます。そのとき死んだはずのともだちがよみがえり、ローマ法王をかばいます。このことで世界中から大絶賛されたともだちは世界大統領になり、西暦が終わりともだち歴が始まりました。

ともだち歴3年、一度は再会した秘密基地メンバーはまたバラバラとなりそれぞれがともだちとの戦いを進めていました。そんなとき北の国境を警備していた警官の蝶野将平のもとに、矢吹丈を名乗る男が現れました。この男の正体は、それまで死んだのではとも思われていた遠藤ケンヂです。ケンヂは蝶野とともに東京を目指す旅に出ました。

そんなときともだちは突然血の大みそかは自分が引き起こし、2015年に世界各地にウイルスを散布したのは自分だと大衆に告白し、そしてあと1週間で世界は終わると宣言します。ともだちは空飛ぶ円盤でウイルスをばらまくはずだと考えたオッチョたちは、空飛ぶ円盤を撃墜します。そのころケンヂはリモコンで空飛ぶ円盤を操作するともだちと再会しますが、そこへ空飛ぶ円盤が墜落しました。

カンナは人々を守るために、その場所だけは安全だと考えられた万国博覧会会場で音楽祭を開催し多くの人を集めようとします。コンチのラジオ局で放送された曲で人気となったケンヂが出演することもカンナは予告しましたが、ケンヂは音楽祭が始まってもなかなか到着しません。ケンヂが登場しないことで観客が苛立ち始めたとき、ひょうひょうとした雰囲気でケンヂは到着しました。

音楽祭に出演していたかつてのケンヂのバンド仲間の春波夫たちとともにケンヂは熱唱し、カンナのもとへと歩み寄ります。このときケンヂとカンナは10年以上ぶりの感動の再会を果たしました。その後ケンヂはともだちの少年時代を再現したバーチャルアトラクションへと入り、小学生時代のケンヂ自身と再会してこう言います、「ここで決着をつけに来たんだ」。

21世紀少年のあらすじ

オッチョたちが円盤を墜落させたとき、ともだちがその下敷きとなりました。ともだちの覆面を取るとその顔はフクベエのものでした。フクベエは2015年に死んだはずだと混乱するマルオたち、「お前は誰だ」というマルオの問いかけに、「ともだち」は「僕が誰だかケンヂなら知っている」と答えて絶命します。ケンヂはともだちが世界を滅ぼそうとした原因が、小学生時代にあったことに心当たりがありました。

ヴァーチャルアトラクションに入ったケンヂは、ともだちのもと側近の万丈目と出会い、ともだちが反陽子爆弾を仕掛けるという計画を聞きます。カンナもともだちの元部下であるサダキヨから反陽子爆弾の存在を聞きます。反陽子爆弾の解除に成功したケンヂは、いよいよともだちや自分の少年時代と決着を付けに向かいました。

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20世紀少年のともだちの正体はカツマタなのか?

20世紀少年のともだちについては、作品中にさまざまな伏線があるほか、まるでほかのキャラクターがともだちであるかのようなミスリードが多数仕込まれています。20世紀少年のともだちの正体はカツマタであるとされていますが、果たして本当なのでしょうか。そしてカツマタが友達として世界を混乱に陥れた理由はいったい何なのでしょうか。

20世紀少年のカマツタって誰?どこに出てた?

20世紀少年のカツマタは、小学生時代のケンヂと違うクラスの同級生です。カツマタがはじめて登場したのが20世紀少年1巻に収録されている第5話の「理科室の夜」です。このときカツマタは理科の実験が大好きだったが、フナの解剖をする前日に死亡してしまい、理科室に化けて出ていると噂になっていました。実際は死んでいなかったカツマタはケンヂが絡むある事件のせいで、死んだことにされていました。

カツマタが死んだこととなった理由は、少年時代にケンヂが駄菓子屋でバッジを万引きして逃げたとき、カツマタが万引き犯として濡れ衣を着せられたためです。カツマタはこのバッジ事件のあとフクベエに罪を犯した者は死刑。お前は死んだ」と告げられ、死んだものとしていじめられたためです。その後カツマタは小中学生時代は常にナショナルキッドのお面をつけて顔を隠しています。

ともだちの正体とされるカツマタですが、20世紀少年の作品中ではとても影が薄いキャラクターです。カツマタが続いて登場するのが20世紀少年11巻12話です。ヤマネの元同僚が、小学校時代に仲の良かった子が死んだが、ヤマネは夜ごと学校に忍びこんではその子の幽霊と実験をくり返していたと話しています。12巻6話ではユキジが小学校六年生の時、実験が好きな子の幽霊が出ると男子が話していたことを語ります。

14巻6話では小学6年生のときのケロヨンがカツマタの幽霊が出たと聞いた話を、ヴァーチャルアトラクションの中でします。ここまで紹介した通り、カツマタは幽霊としてうわさ話で登場するキャラクターです。その後大人になったケンヂの同級生たちがカツマタについて、同学年だろうこと、5組だったらしいこと、どうやって死んだのかが分からないという思いで話をします。

続いてカツマタの名前が登場するのが16巻3話で、20世紀少年の作品中でも重要な伏線の一つが描かれます。ヴァーチャルアトラクションの中ですが、フクベエが鏡の映った自分の顔を見ながら「君はカツマタ君?」と語ります。続いての登場が20巻11話のキリコの回想シーンで、小学生のカツマタがフクベエとヤマネと話しています。

21巻7話では正確なことは明かされていませんが、おそらくカツマタ自身の回想と思われるシーンが描かれます。このシーンは「しんよげんの書」に、火星移住と反陽子爆弾を書き加えるシーンで作品の伏線となっています。21巻11話は学校の廊下でケンヂ、ヨシツネ、ユキジとすれ違い、屋上でナショナルキッドのお面をかぶる回想シーンが登場します。このシーンも作品のラストへつながる伏線です。

22巻10話ではこの物語の核心ともいえるケンヂの回想シーンが描かれます。内容は、カツマタがジジババの店で地球防衛隊のバッジを当たりくじと交換するところをケンヂが目撃するシーンです。完結編となる21世紀少年ではナショナルキッドのお面をかぶったカツマタが数多く登場し、ケンヂとの因縁やケンヂが中学校で「20世紀少年」の曲を放送したことでカツマタが自殺を思いとどまったことが描かれます。

このようにカツマタは20世紀少年で最も重要なキャラクターの一人であるにも関わらず、作品中では少年時代が薄くしか描かれていません。そのため連載中はともだちの正体が誰であるのかファンの間で話されることが多く、作品を盛り上げる一つの要素になりました。

20世紀少年のカツマタがともだちの正体だと思われる伏線

20世紀少年のともだちの正体については、カツマタで間違いないとされています。カツマタは先ほども紹介した通り、作品中で影の薄いキャラクターでしたが、作中に数々の伏線があるためです。また、20世紀少年の漫画版ではともだちは初代と二代目がいるとされます。初代のともだちとされるフクベエとカツマタとの関係についても紹介します。

20世紀少年のカツマタが演じたフクベエとは?

20世紀少年に登場するフクベエはケンヂの同級生で、クラスの人気者であったケンヂに対して羨望を抱きつつも憎んでいました。大阪万博へ行けばクラスの人気者になれると考えていましたフクベエですが、大阪万博へ行けなくなってしまいます。虚栄心が強い性格のフクベエは大阪万博へ行けなかったことがクラスにバレることを嫌い、夏休みの間家に引き込みこもり大阪万博へ行ったかのように装っていました。

フクベエは超能力少年としてテレビに取り上げられる予定がありました。しかしフクベエは超能力を使えるわけではなく、トリックで超能力のように見せていました。このイカサマがばれてしまったことでフクベエはテレビに出演できませんでした。そのことで同級生からいじめられたフクベエは、復讐することを誓います。

フクベエは大人になったときの同窓会で、ケンヂに「妻がともだちと呼ばれる人物が率いるカルト宗教のようなものにはまっている」と相談をします。これがケンヂたちがともだちの組織に関わっていく伏線となります。その後表向きはケンヂたちと一緒に行動するフクベエは、2000年の血の大みそかでともだちらしい人物ともみ合いビルから落下、死亡したとされています。

ケンヂたちと行動していたフクベエは、じつは初代のともだちでした。そしてカンナの実の父親もフクベエです(映画版では設定が違います、この点については後の項で紹介します)。フクベエは小学時代からの友人であるヤマネにより殺害されてしまいます。この時点でともだちは死亡したと考えられ、盛大な葬儀が行われることとなります。これがともだち復活への伏線となっています。

初代のともだちが忍者ハットリくんの仮面をかぶっていたのも、フクベエがともだちであることの伏線です。フクベエの苗字は服部(はっとり)で、同じ名前のキャラクターのお面をかぶっていたと考えられるからです。

カツマタがフクベエを演じた理由

フクベエが死亡した後、ともだちはカツマタに入れ替わりました。ともだちがカツマタになってからは、ハットリくんのお面をかぶることがなくなり、ケンヂたちの秘密基地のマークが描かれたマスクをかぶっていることが多いです。この点からも、フクベエの死亡でともだちの正体が変わったことが推測されます。

カツマタがフクベエを演じた理由として有力な説は、少年時代に濡れ衣を着せられたケンヂに復讐したいと考えたというものです。少年時代に濡れ衣によっていじめられたカツマタは、心に大きな傷を負います。中学時代には自殺まで考えたカツマタでしたが、ケンジが放送で流した「20世紀少年」の楽曲により思いとどまりました。しかし最後まで復讐したい気持ちが消えなかった可能性があります。

カツマタがともだちになり替わったのは、ケンヂに思い出してほしかったからという説があります。ともだちはケンヂに対して「ケンヂ君あそびましょ」「遊ぼうよケンヂ君」といった発言を数多くします。これはケンヂを煽っているようにも見えますが、本心からケンヂと遊びたかったと思っている可能性もあります。

ともだちの少年時代を忠実に再現した仮想現実空間のヴァーチャルアトラクションで、ケンヂはお面をかぶった少年に「おまえさ…、カツマタ君だろ」と話しかけます。21世紀のラストシーンはケンヂとカツマタが中学時代に友達になるかもしれないと暗示された終わり方をします。この点からも、ともだちは本心でケンヂと友達になりたかったのではないかと言うファンも多いです。

伝説の刑事チョーさんの伏線

ともだちの部下に殺害された伝説の刑事チョーさんは、20世紀少年2巻3話の時点で友達の正体がフクベエ・カツマタであることをつかんでいたとされる伏線があります。ともだちの正体をつかむためケンヂのクラスの卒業者名簿をチェックするチョーさんは、落合長治の次の部分で「小学校時代のともだちが、そこにいた」と気づきます。落合長治の次は50音順でいくと、「カツマタ」である可能性がとても高いです。

20世紀少年のカツマタとフクベエは双子説?

2代目のともだちであるカツマタが死亡したとき、その顔は初代のともだちであるフクベエと一緒でした。このことからカツマタとフクベエは双子ではないかという説がファンの間にあります。この点について原作では真実が語られることはありませんでした。双子説を信じているファンの方と双子説を信じていないファンがそれぞれいる、20世紀少年の中でもまだ解明されていない謎のひとつです。

20世紀少年のカツマタがともだちになったのはなぜ?

カツマタがともだちになった最大の理由は、カツマタはケンジたちの仲間に入って遊びたかったからではないかというのが有力な説です。子供のころケンヂのせいで死んだことにされてしまったカツマタは、その後の中学生時代も影の薄い存在でした。これはケンヂたちの同窓会での会話で、カツマタについて幽霊の噂話でしか登場しないことからもわかります。

このような環境にあれば、ケンヂたちに復讐したいと考えても仲間になりたいとは思わないかもしれません。しかしカツマタは「ケンヂくん、遊びましょう」のセリフ以外にも、ケンヂたちの仲間になりたかったかのような伏線があります。

その伏線は20世紀少年3巻5話から掲載されている同窓会の様子からうかがえます。ケンヂは仲のよかったメンバー以外誰が誰だかよく思い出せません。そしてその中にはフクベエのほか、フクベエによく似た人物が描かれています。同窓会に出席していたフクベエに似た人物が、カツマタではないかとファンの間で噂されています。同窓会に参加するほど、このクラスにカツマタは思い入れがあったのではないかという説があります。

20世紀少年の原作と映画のともだちの正体は一緒?

3部作として描かれた20世紀少年の映画版のともだちの正体は原作と一緒のカツマタです。しかし違う点が一つあります。原作では1人目のともだちはフクベエでしたが、映画版ではフクベエが小学生時代に亡くなっているので、映画版の友達はカツマタ一人という点です。映画版でもフクベエを装うともだちですが、ケンヂはフクベエがすでに死んでいることを思い出し、ともだちがカツマタであることを見抜きました。

20世紀少年のともだちの正体は意外な人物だった!

さまざまな伏線が散りばめられた20世紀少年のともだちの正体は、漫画版20世紀少年でほとんど描かれることのなかったカツマタでした。漫画版では初代のともだちはフクベエでしたが、フクベエにしても少年時代は影の薄い存在でした。まだまだファンの間で議論される人気作品の20世紀少年を、ともだちとカツマタに注目して楽しんでみるのもおすすめです。

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