【ベルサイユのばら】最終回の結末をネタバレ!アニメと原作漫画の違いも紹介

70年代に大ヒットした少女漫画「ベルサイユのばら」はアニメや宝塚の舞台により、あらすじネタバレは知らなくても主要キャラクターの名前を知っている方は多いことでしょう。美しく悲劇的な最終回に涙した「ベルサイユのばら」は、今ではゲームやパチンコ業界にも進出しており驚かれるファンもいるかもしれません。今回は「ベルサイユのばら」アニメ版最終回と原作漫画最終回の違いを対比させながら、海外での反応や最終回についての感想を紹介していきます。

【ベルサイユのばら】最終回の結末をネタバレ!アニメと原作漫画の違いも紹介のイメージ

目次

  1. ベルサイユのばらとは?
  2. ベルサイユのばらの漫画の最終回結末ネタバレ
  3. ベルサイユのばらの原作漫画とアニメの最終回の違い
  4. ベルサイユのばらの外伝や新エピソード
  5. ベルサイユのばらに対する海外の反応
  6. ベルサイユのばらの最終回に関する感想や評価
  7. ベルサイユのばらの最終回まとめ

ベルサイユのばらとは?

ベルサイユのばらの概要

「ベルばら」でフランス革命に詳しくなった方が多いと言われる「ベルサイユのばら」は、池田理代子原作による70年代に社会現象を巻き起こした大ヒット漫画です。原作者の池田理代子さんは、S・ツヴァイク小説「マリー・アントワネット」から着想を得たようです。「ベルサイユのばら」の大ヒットは漫画という媒体を超え、宝塚での舞台化・アニメ化に加え、フランス人俳優を起用した実写映画も制作されています。

「ベルサイユのばら」の主人公オスカルは、跡取り息子として女でありながら男として生きる定めとなるのですが、美しく気高い生き方が当時の女性読者のハートをゲットしたようです。「ベルサイユのばら」最終回手前のエピソードでオスカルが劇的な死を遂げた後、リアルにオスカルの葬儀が催され、オスカルの虜となった女性の中には恋人を捨てたり、婚約破棄するなどのオタクもびっくりするほどの仰天エピソードがあったようです。

ベルサイユのばらのあらすじ

「ベルサイユのばら」のあらすじは架空のキャラクターである男装の麗人オスカル、実在のキャラクターであるアントワネットとフェルゼンを主軸に、歴史的な転換期となるフランス革命を基にした歴史フィクション漫画となっています。ジャルジェ家の跡継ぎとしてオスカルは、男性と同等の英才教育を叩き込まれ、若くして将来のルイ16世王妃となるアントワネットの近衛士官に抜擢されます。

慣れない宮廷生活や気弱な夫とコミュニケーションに悩むアントワネットと、彼女を見守るオスカルの前に超絶スーパーエリート貴族フェルゼンが登場します。許されぬ恋に落ちるアントワネットとフェルゼン、フェルゼンに惹かれるオスカルという微妙な三角関係に加え、身分が違えど兄弟同然に育ったアンドレのオスカルへの一途な愛が絡んでくる中、「ベルサイユのばら」はフランス革命へと突入していく怒濤のあらすじとなっています。

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最終回ネタバレ①逃亡計画

ベルサイユのばらの漫画の最終回結末ネタバレ

革命の幕が切って落とされた1789年のフランス。貴族たちの中には政情不安定となったフランスを捨て、蜘蛛の子を散らすように国外へ亡命する者が数多く出てきていますが、井の中の蛙状態の国王一家はそんなことに気を留めることはなかったようです。

革命の真の恐ろしさを理解していないベルサイユ宮殿では、革命勢力に簡単に押さえつけられると考えていたようです。しかし、食糧難のパリ市民の憎悪が国王一家に向けられたことで、国王一家は我が家であったベルサイユ宮殿から追われパリに幽閉となってしまいます。

革命が治まる気配のない中で起きてしまった1790年8月のナンシー事件により、民衆の怒りが再び燃え盛ることとなります。1791年、命の危険を感じた国王一家は、アントワネットの故郷オーストリアへ逃亡することを考え始めます。

ベルサイユ宮殿から貴族たち姿を消し亡命する中、フェルゼンは外国人でありながら最愛のアントワネットと国王一家を助けるためにオーストラリアへの逃亡計画を自ら指揮することになります。このオーストラリア逃亡計画が、国王一家の悲劇的な最終回を迎える序曲となったようです。

最終回ネタバレ②フランス国憲法

逃亡当日1971年6月20日。変装した国王一家は歴史に残る生死をかけたオーストラリア逃亡計画を実行します。フェルゼンは最後まで国王一家に付き添うつもりでしたが、外国人であるフェルゼンの身を案じた国王の鶴の一声で強制退場となります。

フェルゼンが去った後、国王一家のオーストラリア逃亡計画は徐々に破綻していくあらすじとなっています。国王一家を迎える軍は国境の村々に待機していたのですが、些細なトラブルが続いていくことになります。

一回目の合流場所では怪しんだ村人たちに軍は追い払われ、二回目の合流場所では待てど暮らせど国王一家が到着しなかったため軍が去ってしまいます。不運が続き国王一家の形勢は逆転することなく正体がバレてしまい、パリへ強制送還というネタバレになっています。

虚構に彩られたベルサイユ宮殿という籠の中で生きてきた国王一家は、パリに到着するまでの3日間、民衆の底知れぬ憎悪を初めて目の当たりにしてしまいます。国を捨てた国王一家は、裏切り者の烙印をおされてしまいます。9月14日、国王や貴族のためでない民衆のためのフランス国憲法が完成します。

最終回ネタバレ③アントワネットとの再会と別れ

国王一家のオーストラリア逃亡計画から離脱したフェルゼンは、フランスを無事脱出したものの逃亡計画破した国王一家が再び幽閉生活を強いられていることを知ります。後悔の念に苛まれるフェルゼンは、アントワネットの兄であるオーストリア皇帝に国王一家救出を拒否されてしまったことで、1972年2月13日単身パリへ向かいます。

幽閉先のテュイルリー宮でアントワネットと再会したフェルゼンは、永遠の愛の証としてフェルゼン家のシグネットリングをアントワネットに贈ります。このネタバレにより長きにわたる禁断の二人の愛は、逆境の中でも揺るがなかったことが証明されています。

漫画「ベルサイユのばら」最終回でプラトニックな関係と言われている二人は、10代で出会った仮面舞踏会から長い年月を経て心身ともに初めて結ばれるネタバレになっています。フェルゼンは国王一家を何が何でも助けるつもりで新たな逃亡計画を提案しますが、国王は二度と国民を捨てパリから逃げ出さないと覚悟を決めており拒否します。

国王と同意見のアントワネットも、愛するフェルゼンとの人生ではなく王妃としてパリに残ることを選択します。国王夫妻から新たな逃亡計画を拒否されたことで、アントワネットとフェルゼンの愛の行方のネタバレは二度会うことない決定的な別れを迎えることとなります。

最終回ネタバレ④アントワネットへ死刑判決

フランスがオーストリア・プロシャ連合軍との戦争に突入した1792年4月20日から約4ケ月後の8月、国王一家は全ての権利を失いタンプル塔へ移送となります。9月に共和国となったフランスから退位を通告された国王は、1793年1月21日断頭台の露と消えます。

フェルゼンのような情熱的な関係ではなかったものの、アントワネットは苦楽を共にした国王である夫の死に涙します。子供たちや義妹と引き離され独りになってしまったアントワネットの前に、コンシェルジュリー牢獄で面会に訪れたオスカルの父ジャルジェ将軍が現れます。

国王一家に忠誠を誓うジャルジェ将軍は逃亡計画を提案しますが、アントワネットは残された家族のため断固拒否します。アントワネットはフェルゼンとの最後の別れの前に贈られたリングにメッセージを掘り、そのリングをジャルジェ将軍に託します。

アントワネットがオーストラリアからフランスに嫁いで20年以上経った1793年10月16日、漫画「ベルサイユのばら」最終回でのアントワネットの最期は、民衆から罵声をものとせず毅然とした立ち振る舞いを崩すことなくフランス王妃として断頭台の露と消えたネタバレになっています。

最終回ネタバレ⑤虐殺されるフェルゼン

最終回でアントワネットを失ったフェルゼンは祖国スウェーデンに戻りますが、最愛のアントワネットを奪った民衆に憎悪を募らせていきます。前途有望な青年貴族としてアントワネットと出会ったフェルゼンは、アントワネットの死により冷酷な権力者と変貌し民衆の怒りを買うこととなったようです。

1810年6月20日に民衆に虐殺されたフェルゼンのエピソードは、最終回の後日談として簡略化されて語られてます。オスカルの死、アントワネットの死を経て漫画「ベルサイユのばら」最終回は、フェルゼン虐殺という悲劇的なネタバレで幕を閉じます。

ベルサイユのばらの原作漫画とアニメの最終回の違い

ベルサイユのばらのアニメ最終回ネタバレ

若くしてアントワネットの近衛士官となったオスカルは、准将にまで昇りつめアントワネットからの信頼が非常に厚かったようです。しかし、生活苦の民衆を知ることとなったオスカルは、物語の後半辺りからフランス衛兵隊のベルサイユ常駐部隊長に就任します。

「ベルサイユのばら」アニメ版も漫画版と同じく、最終回に向けて主要キャラクターが死ぬまでのあらすじとネタバレは多少の脚色はあるものの基本的に一緒です。貴族の身分を捨てたオスカルは、アニメ版「ベルサイユのばら」最終回手前でのフランス革命勃発時に、フランス衛兵隊を率いて民衆側の一員としてバスティーユ襲撃に加わります。

アニメ版「ベルサイユのばら」第39話のラストで被弾したオスカルは、最終回でバスティーユ要塞の陥落を見届けてから一足先に亡くなった最愛のアンドレの元へ旅立つあらすじネタバレとなっています。

最終回でオスカルが亡くなった後のフランス革命のあらすじネタバレは、オスカルの元部下のアラン、ベルナールとロザリー夫妻による回想形式で語られます。彼らによる回想の中で、アントワネットとフェルゼンの最期を迎えるあらすじとネタバレは漫画版「ベルサイユのばら」の最終回を凝縮した形となったようです。

ベルサイユのばらの漫画最終回とアニメ最終回の違い

漫画版「ベルサイユのばら」はオスカルが亡くなり、最終回に向けてアントワネットとフェルゼンの別れと死が描かれています。アニメ版最終回でのあらすじは、前半パートはオスカルの死、後半パートはあらすじは回想形式によるフランス革命勃発後の国王一家の最期までを一気に描いているようです。

アニメ版最終回では、オーストラリア逃亡途中でアントワネットとフェルゼンは別れており、漫画版最終回でのその後の二人の再会と別れカットされたあらすじとなっています。アニメ版最終回は漫画版最終回と異なる点はあるものの、両方ともフェルゼン虐殺というネタバレで幕を閉じます。

アニメ版「ベルサイユのばら」は原作となる漫画版に沿って展開しているものの、原作にあったシーンがカットされていたり、人物設定は原作とは異なっている点がみられるようです。賛否両論はあったもののアニメ版「ベルサイユのばら」は、今では名作アニメのひとつとして挙げられています。

それはアニメ版のスタッフが原作の精神を損なうことなく、テレビ画面で動き喋るオスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼンたちに魂を注ぎ込んだ成果と言えるかもしれません。

ベルサイユのばらの外伝や新エピソード

ベルサイユのばらの外伝

「ベルサイユのばら」のスピンオフ漫画「ベルサイユのばら外伝」は、原作で描かれていなかったオスカルたちの過去エピソードとなっているようですが原作のようなドラマチックのあらすじではないようです。

「ベルサイユのばら外伝」の舞台は、原作での貴族から金品盗む正体不明の「黒い騎士」エピソードあたりの時期に設定されており、「黒衣の伯爵夫人」「ル・ルーと、いっしょに来た人形」「ジャルジェ将軍の息子あらわる!?」「トルコの海賊と修道女」「悪魔のくすり」から構成されています。

オスカルやアンドレなど原作でのお馴染みのキャラクター登場している「ベルサイユのばら外伝」の主人公はオスカルではなく、原作には登場していなかったオスカルの長姉オルタンスの一人娘ル・ルー・ド・ラ・ローランシーという少女のようです。

オスカルの姪にあたるル・ルーは、貴族の令嬢とは程遠いトラブルメーカーとして大人たちの悩みの種のようですが、機転の利く少女なので「名探偵コナン」のように事件に首を突っ込んでいるようです。「ベルサイユのばら」の新エピソードにも登場しているル・ルーは、オスカル似の美人に成長し、激動のフランス革命を逞しく生き抜いています。

ベルサイユのばらの新エピソード

原作最終回から40年以上の年月を経た「ベルサイユのばら」新エピソードは、エピソード1「アンドレ」編、エピソード2「ジェローデル」編、エピソード3「フェルゼン」編、エピソード4「アラン」編、エピソード5「ジェローデル再び!」前後編、エピソード6「オスカルの出生の秘密」前後編、エピソード7「オスカル」前後編、エピソード8「アントワネット」前後編、エピソード9「ロザリー」編から構成されています。

「ベルサイユのばら」新エピソードはタイトルからもわかるように、オスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼンをメインに据えたエピソード以外にも、ロザリーなどサブキャラクターやオスカルの両親のドラマチックな馴れ初めエピソードもあるようです。「ベルサイユのばら」新エピソードは、原作のあらすじとリンクしながら新たな解釈を加えた新訳「ベルサイユのばら」という感想もあるようです。

漫画「ベルサイユのばら」最終回の後日談エピソードとして、フェルゼンが民衆に虐殺されたネタバレをさらりと紹介されていますが、詳しいあらすじは描かれないまま終わっているようです。「ベルサイユのばら」新エピソード3・5・9では、フェルゼンがアントワネットを失ってから虐殺されるまでの空白期間のあらすじネタバレを描いたエピソードがあります。

祖国スウェーデンで政治家として活躍していたフェルゼンの日記には、アントワネットがいない世界で死を待ち望んでいたという切実な想いが綴られていた事実が判明したネタバレとなっているようです。

ベルサイユのばらに対する海外の反応

例えばハリウッド映画で描かれる日本は、イマイチ違うという感想を抱いている日本人は多いことでしょう。その逆もあり得ることで、日本人原作の「ベルサイユのばら」も本家フランスから非難されてもおかしくはないはずです。

意外なことに本家フランスから「ベルサイユのばら」は、「日本アニメの最高傑作」と言う感想が挙がっているのは、史実とフィクションが見事に融合しているからこそ、日本人が描くフランス革命を舞台にした物語がフランス人にも評価されているのでしょう。

少女漫画雑誌「マーガレット」で連載されていた「ベルサイユのばら」は、少女漫画の王道を突き進んでいることから、少女たちが憧れる美しくも情熱的でありながら儚い恋物語の代表格と言えるでしょう。

そんな「ベルサイユのばら」ですが、意外にも物語の背景となる当時のフランスの情勢や革命に至るまでの経緯を分かりやすく描いているという感想が多いことから、「ベルサイユのばら」は革命前夜のフランス史入門書的な感想があるのかもしれません。

海外にも輸出されたアニメ版「ベルサイユのばら」は、フランスとイタリアでは「Lady Oscar」のタイトルで放送されていたようです。「ベルサイユのばら」でイタリア人もフランス革命に詳しくなったという感想があったようです。

歴史の教科書より歴史漫画で歴史に興味を持つのは、世界共通の認識と言えるかもしれません。他の教科の成績はイマイチでも、歴史漫画で歴史に興味をもったことで歴史だけ成績が良かった人もいることでしょう。

日本の少女が心ときめかせた「ベルサイユのばら」が、なんと日仏間におけるコミュニケーションの橋渡しになっているとは、嬉しさと驚きが同時に噴出してしまったという感想を持たれた方も多いでしょう。

日本人が「ベルサイユのばら」によりフランスに造詣を深めたことで、原作者の池田理代子さんはフランスから日本の紫綬褒章のようなレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章が授与されたそうです。

ベルサイユのばらの最終回に関する感想や評価

アニメ版「ベルサイユのばら」の39話でアンドレが亡くなり、最終回ではアンドレの後を追うようにオスカルも亡くなります。「ベルサイユのばら」の再放送の度に、このオスカルとアンドレの死に目頭が熱くなる方が多いことでしょう。

原作では結ばれた二人には恋人時間のようなものがあったのに対し、アニメ版では恋人時間のようなものがないまま二人が相次いで亡くなり最終回となったので、非常に残念という感想が挙がったようです。

アニメ版「ベルサイユのばら」最終回でのアントワネットの最期は、後半パートに原作の最終回をダイジェスト版にしてムリムリに押し込んだという感想を抱いた方もいるかもしれません。

アニメ版「ベルサイユのばら」最終回には賛否両論があるものの、後半10分前後の短い時間の中で逃れられない死に向かっているアントワネットの悲哀を丁寧に描いている制作者側の姿勢に共感した感想もあったようです。

大ヒットした漫画版「ベルサイユのばら」は、一大ブームとなった勢いで宝塚での舞台版も大ヒットしたものの、21世紀を代表する漫画「鬼滅の刃」のようにアニメ版は大ヒットとはいかなかったようです。

大人の事情で打ち切りが決定していた地域では、アニメ版「ベルサイユのばら」第24話「アデュウわたしの青春」ではなく、打ち切り版最終回「燃えつきたバラの肖像」が放送されたようです。幻となった打ち切り版最終回「燃えつきたバラの肖像」が、ファンの間では話題となったようです。

実写映画版「ベルサイユのばら」は漫画の実写映画はイマイチというパターン通り、評価イマイチだったようです。実写映画版「ベルサイユのばら」のあらすじは原作とは異なっており、原作の最終回までは描かれていないようです。

実写映画版でもオスカル以外にも、原作でお馴染みキャラクターが登場しており興味がそそられた感想もあったものの、劇的な最終回まで見届けているファンにとっては、中途半端なあらすじネタバレで消化不良気味の感想を抱いた方が多かったようです。

ベルサイユのばらの最終回まとめ

漫画版「ベルサイユのばら」最終回は、史実に沿った形でアントワネットとフェルゼンの最期をドラマチックに描いています。アニメ版「ベルサイユのばら」の最終回では、革命を生き残った第三者による回想フランス革命の行方を描いているようです。アントワネットとフェルゼンの悲哀はトーンダウンしている感想があるものの、人間の権利を勝ち取る誇り高き革命の裏側に見えてくる人間の愚かさがクロースアップしているようです。

アニメ版「ベルサイユのばら」が放送されていた1979年〜1980年は、アニメ界はフランス革命のような一大転機の時期に突入しており、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「機動戦士ガンダム」など今までにない斬新なアニメが登場しています。アニメ版「ベルサイユのばら」の最終回もアニメ革命にふさわしい、斬新な切り口で描いた最終回という感想もあったようです。

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