【SING】ゴリラのジョニーのキャラ情報は?歌っている曲や日本語吹き替え声優は?

続編が公開予定の「SING(シング)」に登場する個性豊かな動物キャラクターたちは、歌手を夢見るものの誰にでもありそうな悩みや不安を抱えおり、ゴリラの少年ジョニーもそんな登場人物のひとりと言えるでしょう。才能はあるものの不遇な家庭環境から抜け出せないジョニー役の日本語版吹き替え声優は、「SING」で声優初挑戦の「スキマスイッチ」の大橋卓弥さんです。ジョニーが「SING」で歌った曲やジョニー役の大橋卓弥さんがメンバーである「スキマスイッチ」についてなど、ジョニー関連についてまとめていきます。

【SING】ゴリラのジョニーのキャラ情報は?歌っている曲や日本語吹き替え声優は?のイメージ

目次

  1. SINGのゴリラのジョニーとは?
  2. SINGのジョニーが歌う曲一覧
  3. SINGのジョニーの日本版吹き替え声優
  4. SINGのジョニーの声優
  5. SINGのジョニーに関する感想や評価
  6. SINGのジョニーまとめ

SINGのゴリラのジョニーとは?

SING(シング)の作品情報

「SING」のキャラクターたちの歌声は2次元に収まることなく、大阪ユニバーサルスタジオジャパンでリアルなシアター・ライブ・ショー「シング・オン・ツアー」として2019年4月にオープンしたようです。

SING(シング)の概要

外見は黄色いバナナのようなキャラクターが所狭しと大活躍する「ミニオン」シリーズを送り出したイルミネーション・エンターテインメント製作の「SING(シング)」(2016年)は、動物を擬人化したキャラクターと歌の力をテーマとした笑って泣いて感動する3Dアニメ映画です。

「SING(シング)」吹き替え声優陣には、アカデミー賞俳優のマシュー・マコノヒー、「アベンジャーズ」シリーズのスカーレット・ヨハンソン、「キングスマン」シリーズのタロン・エガートンなど最強ハリウッドスターがキャスティングされています。共感できるストーリーと「SING(シング)」のウリである豪華声優陣の歌声で、同制作会社の「ミニオン」シリーズと同様に世界的な大ヒットを飛ばし続編も公開されるようです。

2017年3月に日本公開された「SING(シング)」日本語版吹き替え声優陣には、ウッチャンナンチャンの内村光良さん、女優の長澤まさみさん、スキマスイッチの大橋卓弥さん、歌手のMISIAさん、トレンディエンジェルの斎藤司さんら声優業とは無縁の芸能人に加え、ベテラン声優の山寺宏一さん、坂本真綾さん、田中真弓さん、宮野真守さんがキャスティングされています。

「SING(シング)」日本語版吹き替え声優陣にはプロの声優だけでなく、お笑い芸人・女優・歌手がキャスティングされています。昨今の風潮からこのようなキャスティングは、速攻でネットで炎上しそうなものですが、長澤まさみさん、大橋卓弥さん、MISIAさん、斎藤司さんが披露した歌声にはアメリカ版に引けを取らないクオリティさがあり、日本における「SING(シング)」のヒットに貢献したようです。

SING(シング)のあらすじ

幼少期に観た舞台に心奪われたコアラのバスター・ムーンは劇場支配人になりますが、観客を呼び寄せるほどの公演に恵まれず劇場経営は火の車となっています。そんな状態でも超がつく楽天家バスター・ムーンは、借金返済のため賞金1000ドルで歌のオーデションを開催することを思いつきます。しかし事務スタッフの手違いで、賞金1000ドルではなく10万ドルと印刷されたチラシが街中へばらまかれてしまいます。

翌日バスター・ムーンの劇場には、賞金10万ドルに釣られやってきた大勢の参加者が押し寄せます。個性豊かな参加者の中から最終オーデションに残ったのは、専業主婦のブタのロジータ、窃盗団を率いる父親を持つゴリラのジョニー、ストリートミュージシャンのネズミのマイク、パンクロッカーのヤマアラシのアッシュです。その後、内気なゾウの少女ミーナとキレキレのダンスを披露するブタのグンダーが追加されます。

くすぶっている彼らの才能を引き出しながらバスター・ムーンは、誤印刷された賞金10万ドル工面のため、セレブな友人ヒツジのエディの祖母ナナに資金援助を求めます。ナナはバスター・ムーンの憧れの大物舞台女優で、エンターテインメント界に足を踏み入れるきっかけとなった舞台に主演していたのです。劇場復興の熱意を伝えたバスター・ムーンは、ナナにリニューアルした劇場に招待する約束を取りつけることに成功します。

資金繰りに奔走するバスター・ムーンと、思うような音楽を表現できない出場者たちとの間に不協和音が生じてしまいます。それに加え運悪く、些細なトラブルから劇場が倒壊し、土地が銀行に差し押さえられたことでオーデション開催が危ぶまれます。そんな状況下で改めて自分の夢を向き合った彼らは、「歌の力」を信じオーデション当日を迎えることになります。

ジョニーのプロフィール

歌手を夢見るゴリラの少年ジョニーは、窃盗団を率いる父ビッグ・ダディから自分の跡を継いでほしいと期待されているのを知っているため、夢と家族の狭間で葛藤し続けています。そんなジョニーの思いを知らないビッグ・ダディは、ジョニーに次々と窃盗団のサポート的な役割を与え自分の後継者として一人前にしようとしています。そんなある日ジョニーの目の前に、歌のオーデション開催のチラシが舞い降ります。

内緒でオーデションを受けるジョニー

オーデション開催のチラシを手にしたジョニーは、父に内緒でコアラのバスター・ムーンが開催する歌のオーデションに参加します。オーデションで最終メンバーに残ったジョニーは、ビック・ダディに本心を言い出すことが出来ないまま自分の夢に向かっていくことになります。それでも何とかオーデションの練習に励むジョニーですが、父親のこともありイマイチ練習に身が入らないようです。

現実に直面するジョニー

どっちつかずのジョニーはいつものように窃盗団のサポートをしますが、逃走の手助けに失敗してしまいビック・ダディや仲間たちが逮捕されてしまいます。ビック・ダディとの刑務所での面会でとうとうジョニーは、「歌手になりたい」と自分の本心を吐き出してしまいます。しかし、ビック・ダディはジョニーを理解せず絶縁を言い渡してしまいます。

自分の夢に向かっていくジョニー

意気消沈していたジョニーでしたがバスター・ムーンの励ましもあり、最終オーデションに挑むことになります。魂の叫びのようなジョニーの歌声は観客だけでなく、テレビ中継を刑務所で観ていたビック・ダディをも魅了します。居ても立っても居られないビック・ダディは刑務所を脱獄し、歌い終えたジョニーの元へ向かい父子は和解します。

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SINGのジョニーが歌う曲一覧

曲一覧①The way I feel Inside

「SING」冒頭場面で、ジョニーが路地裏ひっそりと歌っていた「The way I feel Inside」はイギリスのロック・バンド「ゾンビーズ」の曲です。この場面からジョニーにとって歌は、どんな時でも口ずさんでしまうかけがえのないものになっていると伺えるようです。

曲一覧②Stay with me

ジョニーがオーディションで歌った「Stay with me」は、イギリス人のシンガーソングライターのサム・スミスの曲です。透明度100%のジョニーの歌声とは裏腹に、「And deep down I know this never works」(訳・上手く行かないこと、心の底ではわかっている)という歌詞の一節から、希望を抱いても窃盗団という環境は自分の足かせになるかもしれないというジョニーの心の叫びが聞こえるようです。

曲一覧③All of me

本番前のリハーサルでジョニーが歌った「All of me」は、1931年にジェラルド・マークスとセイモア・シモンズにより作曲された後、時代を彩る有名ミュージシャンが続々とカバーしたようです。アメリカ人シンガーのジョン・レジェンド版の「All of me」は、ビルボード Hot 100で3週連続1位を飾ったようです。

深い愛情を抱く相手に向けて歌っている内容「All of me」を歌うジョニーは、その時点で父親に絶縁を言い渡されており、深い愛情を抱く相手から拒絶されている皮肉な状況となっているようです。

曲一覧④I’m Still Standing

「SING」クライマックスとなるオーデション本番当日にジョニーが歌った「I’m Still Standing」は、イギリス人のシンガーソングライターのエルトン・ジョンの曲です。しがらみを振り切ったジョニーは、ノリの良い曲調に人生の応援歌のような歌詞を楽しそうに歌い上げてます。そんなジョニーの姿をみたビック・ダディは、ようやく息子の夢を理解し誇りに思ったようです。

SINGのジョニーの日本版吹き替え声優

ジョニー役はスキマスイッチの大橋卓弥

「SING(シング)」のジョニー役の日本語版吹き替え声優の大橋卓弥さんは、常田真太郎さんと共に1999年に男性二人組ユニットのスキマスイッチを結成しています。大橋卓弥さんはボーカル、ギター、ハーモニカ担当、常田真太郎さんはピアノ、コーラス、オルガン、トータルサウンドトリートメント担当しています。

2003年7月に1stシングル「view」でメジャーデビューしたスキマスイッチは、2005年7月に発売された2ndアルバム「空創クリップ」で、オリコンアルバムチャート初登場1位となっています。同年NHK紅白歌合戦初出場を飾ったスキマスイッチは、「空創クリップ」に収録された5stシングル「全力少年」により日本を代表するミュージシャンの仲間入りを果たしたようです。

スキマスイッチのおすすめ楽曲

スキマスイッチが世に送り出した数々の名曲の中で、3回出場したNHK紅白歌合戦で披露した「奏(かなで)」(2004年)、「全力少年」(2005年)、「ボクノート」(2006年)はCMや映画の主題歌になどに数多く起用されているようです。「奏」「全力少年」は、あだち充原作漫画の実写映画「ラフ ROUGH」(2006年)の挿入歌に起用されています。

「全力少年」は2005年に発売されたのにも関わらず、15年後の2020年の映画「2分の1の魔法」日本版エンドソングに起用されるほどのスタンダードな曲のようです。スキマスイッチを知らなくても、「全力少年」は知っている方は多いかもしれません。「ボクノート」は、国民的アニメ「ドラえもん」の映画版「ドラえもん のび太の恐竜2006」(2006年)の主題歌に起用されています。

SINGのジョニーの声優

タロン・エガートンのプロフィール

「SING(シング)」のジョニー役の吹き替え声優の俳優タロン・エガートンは、イングランド出身のウェールズ人で名だたる有名俳優を輩出している王立演劇学校を卒業しています。テレビドラマの端役で2011年から俳優としてのキャリアをスタートして間もなく、斬新過ぎるスパイ映画「キングスマン」(2015年)で注目され、続編「キングスマン:ゴールデンサークル」(2017年)で世界的にブレイクしたようです。

「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンは、何かとエルトン・ジョンに縁があったようです。「SING」では演劇学校時代の歌唱コンテスト優勝経験を生かし、ジョニー役としてエルトン・ジョンの「I’m Still Standing」を歌ったようです。さらに「ロケットマン」(2019年)では、「キングスマン:ゴールデンサークル」でカメオ出演していたエルトン・ジョンを演じ高評価だったようです。

タロン・エガートンの主な出演作品

タロン・エガートンと言えば、ベテラン俳優コリン・ファースとの絶妙なコンビネーションを見せた「キングスマン」と続編「キングスマン:ゴールデンサークル」が挙げられるでしょう。イギリス人歌手エルトン・ジョンの半生を演じた「ロケットマン」(2019年)では、第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞受賞、英国アカデミー賞主演男優賞ノミネートされ高評価を受けたようです。

ロビン・フッドの誕生秘話を描いた「フッド:ザ・ビギニング」(2018年)でのタロン・エガートンは、現代的要素を取り入れた21世紀版ロビン・フッドを好演しています。ロビン・フッド役のタロン・エガートンが繰り広げる華麗なるアクロバティックな弓アクションは、劇画的タッチで見どころのひとつであると言えるでしょう。

SINGのジョニーに関する感想や評価

「SING」のキャラクターはプライベートで様々な問題を抱えていますが、ジョニーの場合は父親が窃盗団という人様に顔向けできないお仕事をしているためシビア度はかなり高めのようです。普通だったらジョニーも悪の道にドハマりそうですが、内向的だけど素直な少年に育っています。それは息子に対し父親が、窃盗団で見せる顔とは違う親の愛があったからではないでしょうか。

「スキマスイッチ」として成功した歌手・大橋卓弥さんと「SING」で歌手を夢見るジョニーは、どことなくリンクすると感じている方もいることでしょう。なので声優初挑戦の大橋卓弥さんは、ジョニー役はぴったりだったと言えるかもしれません。

「SING」のラストで思いのまま歌うジョニーはとってもカッコよく、観客だけでなく、観ているファンのハートを掴んだようです。「SING」のテーマである「歌の力」とは、頑なな人の心をいとも簡単にワクワクさせるコミュニケーションツールだと言うことをジョニーは無意識に証明したようです。

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SINGのジョニーまとめ

2021年12月アメリカで公開予定の「SING」続編には、ジョニー役のタロン・エガートン含めメインキャラクターの吹き替え声優は前作から続投しているようです。となると「SING」続編の日本語吹き替え声優も、前作から続投するのかが気になることろです。日本語吹き替え版「SING」は大好評だったので、大橋卓弥さん吹き替えのジョニーの成長ぶりを見てみたいファンも多いことでしょう。

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