SINGの吹き替え・声優キャスト一覧!豪華すぎる出演者とあらすじを紹介

アニメ映画『SING』のキャスト一覧と吹き替え声優一覧をまとめています。『SING』は『怪盗グルーの月泥棒』や『ミニオンズ』で知られるイルミネーション・エンターテインメントが制作したアニメ映画です。「音楽」や「歌うこと」をテーマとした『SING』は、豪華アーティストの楽曲が使われているとして話題になりました。また、日本語吹き替え版はユニークなキャスト一覧です。今回はそんな『SING』のキャスト一覧と吹き替え版声優一覧に加え、あらすじも結末までネタバレ紹介しています。

SINGの吹き替え・声優キャスト一覧!豪華すぎる出演者とあらすじを紹介のイメージ

目次

  1. SINGの吹き替え・声優キャスト一覧!出演者とあらすじを紹介!
  2. SINGのあらすじをネタバレ!
  3. SINGのキャスト・吹き替え声優を一覧で紹介!
  4. SINGに協力したアーティストが豪華すぎると話題に!
  5. SINGの吹き替え・声優キャストまとめ!

SINGの吹き替え・声優キャスト一覧!出演者とあらすじを紹介!

『SING』の出演者一覧と吹き替え版の声優キャスト一覧、そしてあらすじを紹介しています。『SING』は『ミニオンズ』などのアニメ作品で知られるイルミネーション・エンターテインメントが制作したアニメ映画です。往年のヒット曲から最新のポップソングまで楽しめる『SING』。音楽を題材としたコメディ映画として幅広い世代から好評を得ました。

『SING』で使用される楽曲には多くの有名アーティストが協力しており、日本からはきゃりーぱみゅぱみゅが3曲提供しています。また、『SING』の日本語吹き替え版のキャストにはMISIAやスキマスイッチの大橋卓也などが参加しており、一風変わったキャスト一覧が話題となりました。今回はそんな『SING』のキャスト一覧、吹き替え声優一覧をまとめました。

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SINGのあらすじをネタバレ!

ここからは『SING』のあらすじをネタバレ紹介していきます。『SING』は「音楽」や「歌う」ことが題材となっていますが、主人公のバスター・ムーンが歌うわけではありません。バスター・ムーンは劇場の支配人として、才能ある歌手たちをステージに立たせようと努力します。『SING』はそんなバスター・ムーンと劇場を中心に、歌うことが好きな登場人物たちが、それぞれの課題に向き合う物語です。

歌のオーディションで劇場を盛り上げようとするのだが?

コアラのバスター・ムーンは6歳の頃に観劇したナナ・ヌードルマンの舞台に感動して劇場の支配人になりました。しかい、劇場の経営は上手くいきません。銀行からも借金の返済を迫られていました。そんな時、バスター・ムーンは劇場の新たな目玉となる、賞金1000ドルのコンテストを思いつきます。劇場の事務員、ミス・クローリーに大急ぎでオーディションのチラシを作らせました。

しかし、チラシは「賞金100,000ドル」という誤った記載のまま、街中へばらまかれてしまいます。高額な賞金につられて多くのオーディション参加者が集まりました。オーディションで合格したのは、ストリートミュージシャンでネズミのマイク、強盗団の一員でゴリラのジョニー、パンクロッカーでヤマアラシのアッシュ、専業主婦で豚のロジータ、そしてロジータのパートナーに同じく豚のグンターです。

お金が無い!

オーディションに受かった一同は喜びますが、ステージでの楽曲や衣装はすべてバスター・ムーンの独断で決められました。馴染みのないことを要求されて、それぞれ悩みを抱えることになります。そんな時に、バスター・ムーンは賞金額を間違えたことに気付きました。お金を工面しようと、お金持ちの友人エディを頼ります。エディの祖母はナナ・ヌードルマンでした。

バスター・ムーンは自身の憧れであり、資産家でもあるナナにステージのパフォーマンスを見せて金銭的な協力を得ようと考えました。バスター・ムーンの誘いに乗ったナナはステージを鑑賞することを約束しました。

象のミーナは?

象のミーナはオーディションで上手く歌えなかったため落ち込みます。そんなミーナに彼女の祖父は「もう一度オーディションをしてもらえるように頼んで来い!」と強く言いました。バスター・ムーンに会いに行ったミーナはそのことを伝えます。しかし、話をしっかり聞かないバスター・ムーンに、舞台の裏方として雇われました。

ゴリラの少年ジョニーは?

ゴリラの少年ジョニーは、バスター・ムーンからピアノの弾き語りを要求されていました。しかし、練習してもピアノは上手く弾けません。そんな中でも強盗団の運転手として働きました。しかし、練習をしたいジョニーはビッグ・ダディとの約束の時間を破って持ち場を離れます。その結果、ビッグ・ダディたちは逮捕されました。

刑務所に面会に行ったジョニーはビッグ・ダディに激怒され、勘当されてしまいます。失意のジョニーは賞金の100,000ドルを盗もうとバスター・ムーンの部屋に潜入しました。しかし、そこでバスター・ムーンから「生まれながらの歌手」と評価されていることを知り、思い留まります。そして、ピアノの練習を本気で始めることにしました。

ネズミのマイクは?

音楽院出身で、ストリートミュージシャンとしての場数を踏んでいるマイクは自分がコンテストで優勝すると信じて疑いません。100,000ドルはすでに自分のモノと考え、銀行でカードを作って豪遊します。しかし、熊の3人組を相手にギャンブルをしていると、イカサマがバレて追われることになりました。

ヤマアラシのアッシュは?

パンクロッカーのアッシュはバスター・ムーンに用意された衣装や楽曲が特に気に入りません。そんなアッシュは一緒にオーディションを受けていた彼氏のランスに浮気をされてしまいます。もともとランスはアッシュの才能を認めていませんでした。アッシュは失恋のショックで歌えなくなります。しかし、オリジナルソングの制作に専念することで失恋を忘れようとしました。

豚のロジータとグンターは?

専業主婦のロジータは家事をオートメーション化して、歌とダンスの練習に取り組みます。もともと高い歌唱能力を持っていたロジータの歌に問題はありません。しかし、ステップを踏んで歌えません。対照的にダンスの得意なグンターはロジータにアドバイスしますが、ロジータは自信を失います。

一度は、専業主婦に戻ると考えたロジータ。しかし、スーパーでの買い物中に流れて来たジプシー・キングスの曲に合わせてロジータは踊ります。その情熱的なダンスを見ていたスーパーの監視員は、店内放送を使ってロジータへ賛辞の言葉を送りました。

崩壊する劇場

バスター・ムーンはミーナと一緒に斬新なステージの準備をします。それは舞台に水槽を使い、ホタルイカの照明で光の演出を施すものでした。リハーサルの日、ナナとエディを観客に迎えて、バスター・ムーンが得意気にホタルイカのステージを披露します。ナナはステージの美しさに驚きました。しかし、そこにマイクを追う熊の3人組が乗り込んできます。

金を要求されたマイクに請われて、バスター・ムーンは100,000ドルの入っているという「嘘」の箱を渡そうとします。しかし熊によって箱は壊され、中に大金が入っていないことがバレてしまいました。「どういうこと?」と詰め寄られるバスター・ムーン。その時、水槽にひびが入り、その場の人たちは外へ押し流されてしまいます。そして、老朽化していた劇場は音を立てて崩れ落ちてしまいました。

失意のバスター・ムーン

劇場の崩壊によって土地は銀行に差し押さえられてしまいました。バスター・ムーンは落ち込み、エディの家に転がり込みます。歌う機会を失ったロジータたちも落ち込み、バスター・ムーンを訪ねました。ショーをする場所を探すと言います。しかし、すっかり気力を失ったバスター・ムーンには以前のような明るさがありません。その様子はみんなを落胆させます。

その後、バスター・ムーンはミス・クローリーと共に洗車屋を始めました。自身の身体をモップのように使って車を洗うバスター・ムーン。それはバスター・ムーンの父親の仕事と同じです。エディもそれに協力(身体を使って乾拭き)します。仕事を続けていたある日、バスター・ムーンは崩壊した劇場跡から聞こえてくる歌声に気付きました。

歌が好きな人のためのショー!

瓦礫の中で美声を響かせていたのはミーナでした。ミーナの圧倒的な歌唱力に驚くバスター・ムーン。そして、再びショーを開催することを決めます。以前の暮らしに戻っていたみんなを呼び戻しました。ショーの告知をすると、メディアは面白半分にバスター・ムーンのショーを報道します。出演者たちは力を合わせて劇場の跡地に手作りのステージを作りました。

そこへ戻って来たネズミのマイク。バスター・ムーンはマイクを咎めることなく歓迎します。しかし、賞金がないと知るとマイクはその場から去っていきました。いよいよ開幕直前、客席には出演者の身内と、冷やかしのレポーターしかいません。それでもバスター・ムーンは「出演者たちとショーを開けることを誇りに思う」と告げます。そして、バスター・ムーンによる観客へのイントロダクションの後、ステージは幕を開けました。

ロジータとグンターのダンス

まずはロジータとグンターのコンビがテイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」を披露します。ロジータの子供たちは母親の登場と、グンターのコミカルなダンスに大はしゃぎです。一方、レポーターの反応は冷ややかでした。しかし、曲調が変わり、ステージ上でふたりがセクシーな衣装に早着替えすると、息の合った激しいダンスが始まります。

その姿は中継を通してステージを見ていた人たちにも大いにウケました。同じく中継を見たマイクはパフォーマーとしての魂に火が付き、みんなのもとへ戻ります。ロジータとグンターのステージが終わると、興奮した子供たちが舞台に上がりました。そして、ロジータに惚れ直した夫のノーマンも舞台に上がり、ふたりは熱いキスをします。こうして最初のステージの幕が閉じました。

この時点で、多くのお客さんがショーを見るために詰め掛けていました。レポーターもすっかりショーの魅力に興奮しています。続いてピアノがステージに用意され、ジョニーが出番を迎えました。

ジョニーのピアノ

ジョニーはエルトン・ジョンの「I'm Still Standing」を軽快に弾き語ります。その様子はビッグ・ダディがいる刑務所の中のテレビにも映し出されていました。ジョニーのパフォーマンスに感激したビッグ・ダディは「俺の息子だ!」と興奮した様子で囚人仲間に語ります。勘当を後悔したビッグ・ダディは刑務所の壁を壊してジョニーの元へ向かいました。歌は好評のまま終了します。しかし、ジョニーは浮かない様子です。

アッシュのオリジナルソング

アッシュがステージ立つと、銀行員のジュディスが「全員不法侵入だ」と訴えて出てきます。しかし、アッシュは無視して歌を歌い始めました。その様子は自宅で新しい彼女ベティといたランスの目にも入ります。アッシュの歌をベティは「ダサい」と言ってテレビを消しました。しかし、ランスはまんざらでもない様子でテレビをもう一度付けました。

マイクのステージ

戻ってきたマイクが「本物のショーをみせてやる」とステージに立ちます。マイクが披露するのはフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」です。圧巻のパフォーマンスに観客は息を飲みます。その裏で、ジョニーの元へとたどり着いたビッグ・ダディは息子を抱きしめました。仲直りしたビッグ・ダディは満足そうに刑務所へ帰っていきます。

ミーナの歌

最後のステージはミーナです。しかし、人前に立つことを極端に恐れるミーナはステージに出てこれません。バスター・ムーンはそんな彼女に手を差し伸べ、「ただ歌えばいい。歌い始めれば何も怖くない」と声を掛けました。観客の前に立つも、マイクスタンドを倒してしまうミーナ。すぐにエディがマイクを整えます。そして、恐る恐る歌い始めました。

ミーナの歌はスティーヴィー・ワンダーの『くよくよするなよ! 』です。その美しい歌声は、他人を見下すマイクですら感激するほどでした。次第に緊張の解けていったニーナは観客と一体になって歌います。その声量はステージの背景が吹き飛ぶ程でした。それでも歌い続けるニーナ。ニーナの歌を聴く観客の中には最初のオーディションの不合格者もいます。全員がニーナのステージを楽しんでいました。

『SING』の結末

全てのステージを終えて出演者たちと一緒に挨拶をするバスター・ムーンは、観客席にナナの姿を見つけました。ナナに拍手を贈られたバスター・ムーンは、感極まった表情でお辞儀をします。その後、劇場の跡地はナナに購入されました。そして、ホタルイカのイルミネーションが美しい、新たなムーン劇場がオープンして『SING』の物語は幕を閉じます。

SINGのキャスト・吹き替え声優を一覧で紹介!

ここからは『SING』のキャスト一覧と吹き替え声優一覧を紹介していきます。字幕版も吹き替え版もバラエティ豊かなキャスト一覧となりました。特に『SING』の日本語吹き替え版では、本業のベテラン声優から、有名女優、プロの歌手、お笑い芸人など、実に豊かなラインナップです。

アニメに限らず、洋画の吹き替えに本業以外の声優が起用されるとしばしば批判が集まります。しかし、『SING』のキャストは好評を得ました。それぞれ背景の違う『SING』のキャラクターたちに合っていると評判です。それでは、『SING』のキャスト一覧と吹き替え声優一覧をご覧ください。

バスター・ムーン役は内村良光とマシュー・マコノヒー!

『SING』の物語の発端となるのはコアラのバスター・ムーンです。バスター・ムーンは幼い頃にステージに魅了されたことがきっかけで劇場の支配人となりました。しかし、劇場の経営は上手くいきません。バスター・ムーンは劇場の支配人という立場なので人前で歌を披露するキャラクターではありません。行き当たりばったりですが、ポジティブな性格でステージにあがるパフォーマーたちを引っ張っていきます。

そんな『SING』のバスター・ムーンのキャストは実力派俳優として知られるマシュー・マコノヒーです。『インターステラー』や『ダラスバイヤーズクラブ』で主演を務めたことで知られます。また、『SING』と同年に公開されたアニメ映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』でも声優を務めました。

『SING』日本語吹き替え版でのバスター・ムーンのキャストはウッチャンナンチャンの内村光良です。『世界の果てまでイッテQ!』のようなバラエティの司会はもちろん、俳優としてドラマや映画にもたびたび出演する内村光良。しかし、『SING』のようなハリウッド映画の吹き替えキャストの仕事は初めてでした。

アッシュ役は長澤まさみとスカーレット・ヨハンソン!

『SING』アッシュは相方のランスと一緒にバンドを組んでいるヤマアラシのパンクロッカー。感情が高ぶると周りが見えなくなり、リードボーカルであるランスを忘れて歌う癖があります。バスター・ムーンのオーディションではアッシュだけが合格したため、ランスには浮気をされてしまいました。その経験からオリジナルソング『Set It All Free』を作曲します。また、カーリー・レイ・ジェプセンの『Call Me Maybe』も歌いました。

そんな『SING』のアッシュを演じたキャストは女優・歌手としてして活躍するスカーレット・ヨハンソンです。現在ではアベンジャーズシリーズのブラック・ウィドウ役で広く知られています。また、日本の漫画が原作となっている2017年のSF映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』では主演を務めました。歌手としては2008年のアルバム『レイ・マイ・ヘッド』でデビューしています。

『SING』日本語吹き替え版でのアッシュのキャストは長澤まさみです。『世界の中心で愛を叫ぶ』でブレイクした長澤まさみはその後も活躍を続け、近年では月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』のコミカルな演技で話題となりました。声優としては『コクリコ坂から』の主役・松崎海や『君の名は。』の奥寺ミキ先輩役で知られています。『SING』の吹き替え版では、長澤まさみの歌唱力の高さが大変好評です。

マイク役は山寺宏一とセス・マクファーレン!

『SING』のマイクはストリートミュージシャンのネズミです。音楽院出身のエリート意識があるマイクは、確かな歌唱・演奏能力はあるものの、おごったところがあります。通行人や自分以外のパフォーマーに食って掛かる気性の激しいネズミです。コンテストでの勝利を確信したマイクは、ギャンブルに興じて騒動を起こし、劇場崩壊のきっかけを作りました。劇中ではフランク・シナトラの『マイ・ウェイ』を披露します。

そんな『SING』のマイクを演じたキャストはセス・マクファーレンです。役者としてだけでなく、映画制作スタッフとしても活動しています。プロデユーサーや監督、脚本家として多くの作品に関わりました。2012年の映画『テッド』では、監督を務めると同時に、テッドのモーションキャプチャーや声優を務めています。

『SING』日本語吹き替え版でのマイクのキャストはベテラン声優の山寺宏一です。ウィル・スミスを始めとした多くの海外俳優の吹き替えを担当し、ポケモンシリーズなどアニメへの出演も多数あります。また2016年まで朝の子供向けバラエティ番組『おはスタ』に出演していました。18年に及ぶ『おはスタ』での活動から一般に広く顔の知られた声優として認知されています。近年ではモノマネ番組の常連となりました。

ミーナ役はMISIAとトリー・ケリー!

『SING』のミーナは類稀な歌唱力を持つ象の少女です。ミーナは誰もが驚く歌唱力を持っていながら引っ込み思案な性格から人前で歌うことができません。バスター・ムーンのオーディションにも参加しましたが、結果を残すことができませんでした。家族に背中を押されて再度、バスター・ムーンに交渉しますが、舞台係にされてしまいます。劇場崩壊後は意気消沈していたバスター・ムーンに勇気を与え、ステージに立ちました。

そんな『SING』のミーナを演じたキャストはトリー・ケリーです。14歳の頃にYouTubeにアップロードしたFrank Oceanの「Thinkin Bout You」のカバーが話題となってレーベルと契約したシンガーソングライターです。『SING』日本語吹き替え版でのミーナのキャストは歌手のMISIAが担当しました。映画のラストを飾る楽曲は圧巻のパフォーマンスだと話題です。

ジョニー役は大橋卓弥とタロン・エガートン!

『SING』のジョニーは強盗団のボス、ビッグ・ダディを父親に持つゴリラです。歌うことが好きですが、気弱な性格でビッグ・ダディには逆らえません。強盗団の逃走車の運転手ですが、歌の練習のために持ち場を離れたため、ビッグ・ダディたちは逮捕されます。絶縁されたジョニーは落ち込みますが、バスター・ムーンから「生まれながらの歌手」と評価されていたことを知って、練習を頑張り、最後には父に認められました。

そんな『SING』のジョニーを演じたキャストはタロン・エガートンです。イギリス出身の俳優で、『キングスマン』シリーズへの出演が知られています。『SING』日本語吹き替え版でのジョニーのキャストはスキマスイッチの大橋卓也です。ミュージシャンとしての活動が主ですが、『ドラえもん』や『NARUTO』といった有名アニメの劇場版にゲスト声優として参加した経験があります。

グンター役は斎藤司とニック・クロール!

『SING』のグンターはダンスが得意な豚です。歌唱力よりも、全身を使った情熱的なパフォーマンスで観客を魅了するエンターテイナー。オーディションでは不合格でしたが、地味なロジータと組ませるアイディアを思いついたバスター・ムーンによって採用されました。弱気になったロジータを励まし、最後には息の合ったパフォーマンスを見せます。

そんな『SING』のグンターを演じたキャストはニック・クロールです。主にコメディアンとして活動しています。『ソーセージパーティー』でも声優を務めました。『SING』日本語吹き替え版でのグンターのキャストもお笑い芸人、トレンディエンジェルの斎藤司です。吹き替えへの初挑戦となりました。お馴染みのギャグの『SING』版、「グンターさんだぞ?」も披露しています。

ロジータ役は坂本真綾とリース・ウィザースプーン!

『SING』のロジータは夫と25人の子供の世話に追われる専業主婦の豚です。地味ながら歌唱力は高く、オーディションに合格しました。歌の練習をする時間を作るために、家事を自動化する大がかりな装置を作ります。家族に内緒で歌の練習を続けますが、ダンスが上手くできず、一度は挫折しました。しかし、グンターの励ましもあって復活。最後には情熱的なダンスで夫に惚れ直させました。

そんな『SING』のロジータを演じたキャストはリース・ウィザースプーンです。子供の頃から芸能活動をスタートさせています。テレビ映画などのキャリアを重ねた後、2001年の映画『キューティ・ブロンド』で知名度を大きく向上させました。近年では2014年の映画『わたしに会うまでの1600キロ』で高い評価を得ます。アカデミー主演女優賞にノミネートされました。

『SING』日本語吹き替え版でのロジータのキャストは坂本真綾です。子役時代から芸能活動を始めているため、豊富なキャリアがあります。洋画の吹き替えでは、ナタリー・ポートマンやジェシカ・アルバの担当です。アニメキャラクターは『黒執事』のシエル・ファントムハイヴなどが知られています。また、歌手としても精力的に活動しており、テレビアニメ『マクロスF』で起用されたシングル「トライアングラー」などが有名です。

ミス・クローリー役は田中真弓とガース・ジェニングスです!

『SING』のミス・クローリーはバスター・ムーンは劇場の劇場で働くイグアナのお婆さんです。右目が義眼になっていて良く飛び出します。ミス・クローリーが誤ってチラシを作ったことでオーディションは大規模なものとなり、『SING』の物語は動き始めました。

そんなミス・クローリーを演じたのはガース・ジェニングス(男性)、『SING』の監督です。日本語吹き替え版での声優は『ドラゴンボール』シリーズのクリリン役や『ワンピース』のルフィ役で知られるベテラン声優の田中真弓です。

エディ役は宮野真守とジョン・C・ライリー!

『SING』のエディはバスター・ムーンの親友で、ナナ・ヌードルマンを祖母に持つお金持ちの優しいヒツジです。親からは自立を促されていますが、離れで悠々自適に暮らしています。劇場が崩壊した後は、バスター・ムーンに寝床を与え、洗車業も手伝いました。最後のショーでは舞台裏のスタッフとしてショーの成功に貢献します。

そんなエディを演じたのはジョン・C・ライリーです。ディズニーのアニメ映画『シュガー・ラッシュ』などでも声優を務めました。日本語吹き替え版のキャストは声優の宮野真守です。歌手としても活動している宮野真守ですが、エディは歌いません。しかし、カタツムリのレイ役で歌声を披露しました。また、宮野真守はイルミネーション・エンターテインメント作品の常連声優としても知られています。

ランス役は谷山紀章とベック・ベネット!

『SING』のランスはアッシュの彼氏であり、ふたりでバンドを組んでいました。自分のセンスに自身がある反面、アッシュの才能には気づいていません。オーディションにアッシュだけ受かったあとは、ベティという別の彼女を作って新しいバンド活動をスタートさせました。

そんなランスを演じたのはベック・ベネットです。2017年の映画『ブリグズビー・ベア』に出演しています。日本語吹き替え版では声優の谷山紀章が演じました。谷山紀章はアニメ『天元突破グレンラガン』のキタン役や『進撃の巨人』のジャン役で知られています。またGRANRODEO(グランロデオ)のボーカルとしての音楽活動にも精力的です。

SINGに協力したアーティストが豪華すぎると話題に!

『SING』では多くのアーティストの歌が使われました。そのアーティストが豪華すぎると話題です。きゃりーぱみゅぱみゅは日本語吹き替え版と関係なく、楽曲が使用されています。また、吹き替え版で主要キャストを演じたMISIAやスキマスイッチの大橋卓也は、歌唱シーンでもその美声を披露していると評判です。

きゃりーぱみゅぱみゅの歌も登場?

『SING』ではきゃりーぱみゅぱみゅの歌が使われています。キューティーズというレッサーパンダ5人組のユニットがラジカセから流していました。キューティーズは原宿出身の日本の女の子という設定です。そのため、「にんじゃりばんばん」「きらきらキラー」「こいこいこい」といった楽曲が字幕版でもそのまま流れました。画像は象のミーナを演じたトリー・ケリーときゃりーぱみゅぱみゅのツーショットです。

豚のブンターが歌うレディーガガの歌が面白い!

『SING』の主要な登場人物は、そのタイトルの通り歌唱力をバスター・ムーンに認められて採用されます。そんな中で異質とも言えるのが豚のブンターです。ブンターは歌いますが、歌だけでなく全身を使ってパフォオーマンスします。オーディションではレディーガガの「バッドロマンス」を踊りました。豚がキレッキレの動きでセクシーなダンスをするシーンは「面白い!」と評判でした。

ゴリラのジョニーはエルトン・ジョンをピアノ弾き語り!

ゴリラのジョニーはエルトン・ジョンの『I'm Still Standing』をピアノの弾き語りで披露します。その歌声の美声はもちろん、劇中では逮捕されて勘当を言い渡した父親、ビッグ・ダディがジョニーの才能を認めるシーンです。刑務所を脱走してジョニーと仲直りしに行くシーンには「涙が出た」という感想も多く寄せられました。

吹き替え版では、この歌唱もスキマスイッチの大橋卓也の担当です。「それまでスキマスイッチを良く知らなかったけど、この場面で大橋卓也の歌声に魅了された」という感想もあります。

失恋したアッシュの歌はスカーレット・ヨハンソンが熱唱!

ランスに浮気されたアッシュが初めて作ったオリジナルソングは『Set It All Free』という楽曲です。他の多くの楽曲は、既存の曲を映画のキャストが歌っていますが、この『Set It All Free』は『SING』のために作られた楽曲です。スカーレット・ヨハンソンの歌声も評判ですが、歌手として本格的に活動したことのない長澤まさみのパフォーマンスも好評です。日本語詞に訳したのは元Super carのいしわたり淳治です。

日本を代表するMISIAの歌声

『SING』の日本語吹き替え版でミーナの声優を務めたMISIAの歌声は、オリジナルを超えたと評判です。引っ込み思案なミーナは映画の最後で自分のパフォーマンスを披露しました。その時の歌で舞台の背景が吹き飛ばされる場面があります。そこでのMISIAの歌声は「オリジナルよりもキーが高く、迫力もあった」と大好評です。さすがは日本を代表するシンガーだと絶賛する感想が多くあります。

SINGの吹き替え・声優キャストまとめ!

以上、『SING』のキャスト一覧・吹き替え声優一覧をまとめました。「歌」を題材にした作品ということで、キャストにも非常にこだわっている『SING』。日本語吹き替え版には声優、俳優、歌手、お笑い芸人が参加していますが、それは字幕版のキャストも同様です。どちらで鑑賞しても楽しめると評判の『SING』。続編『SING2』の制作も決定しています。ぜひ映画をご覧ください。

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