【乙嫁語り】アゼルのかっこいいシーンを紹介!アミルとの関係や魅力まとめ

漫画「乙嫁語り(おとよめがたり)」に登場するアゼルについて紹介します。遊牧民を率いるハルガル家の息子・アゼルは漫画「乙嫁語り」の主人公・アミルの兄です。アゼルはかっこいいキャラクターとして話題となっており、ここでは、漫画「乙嫁語り」のアゼルのかっこいい登場回と、そのシーンを紹介していきます。アゼルと主人公のアミルとはどのような兄妹関係なのでしょうか?その関係についても見ていきます。

【乙嫁語り】アゼルのかっこいいシーンを紹介!アミルとの関係や魅力まとめのイメージ

目次

  1. 乙嫁語りのアゼルはアミルの兄
  2. 乙嫁語りのアゼルのかっこいいシーンと登場回・魅力
  3. 乙嫁語りのアゼルの妹・アミルとの関係
  4. 乙嫁語りのアゼルに関する感想や評価
  5. 乙嫁語りのアゼルまとめ

乙嫁語りのアゼルはアミルの兄

乙嫁語りの作品情報

漫画「乙嫁語り」は、作者・森薫によって2008年に隔月刊行の「Fellows!」(エンターブレイン)で連載が始まり、現在も「ハルタ」で連載中の漫画です。「Fellows!」は2013年に年10回刊行の「ハルタ」に誌名が変わりました。漫画「乙嫁語り」のコミックは第12巻まで発売されています。

乙嫁語りの漫画の概要

「乙嫁語り」の「乙嫁」とは、本来「弟の嫁」とか「年少の嫁」という意味ですが、エンターブレインによると、漫画「乙嫁語り」では「美しいお嫁さん」という意味だということです。「乙嫁語り」の舞台は中央アジア、時代は1800年代の後半です。過酷な自然、部族間の争いが絶えない中で乙嫁として生きる主人公や人々の人生を繊細に描いた時代漫画です。また、当時の中央アジアの文化、風習などが丁寧に描かれています。

乙嫁語りのあらすじ

北方民族・ハルガル家の娘アミルが、エイホン家のカルルクに嫁いできました。アミルは20歳、カルルクは12歳です。アミルの実家、北方民族のハルガル家はロシアの脅威にさらされており、有力な部族に娘を嫁がせる方法で土地の共有権を得ていました。しかし、娘たちが次々と死亡したことからハルガル家はアミルを嫁ぎ先から戻すことに決めました。

アゼルのプロフィール

漫画「乙嫁語り」のアゼルは、主人公のアミルの兄です。遊牧民の掟、風習から、父・ベルクワトには絶対服従を守る真面目で寡黙な人物です。一族の長である父の死後、一族の新たな長となります。ジョルク、バイマトという従兄弟がいます。

乙嫁語り 12 森 薫:コミック | KADOKAWA

乙嫁語りのアゼルのかっこいいシーンと登場回・魅力

漫画「乙嫁語り」は、中央アジアの生活、伝統、風習などが細部にわたって描かれており、加えて登場人物たちの心情が繊細に描かれています。主人公の兄であるアゼルについても、当時の男性の心情や強さなどが丁寧に描かれています。ここからは、漫画「乙嫁語り」のアゼルの登場回と、かっこいいシーンを紹介していきます。

登場シーン①初登場は1巻の4話

アゼルの登場回・かっこいいシーン①、カルルクが妻のアミルを連れて叔父の家を訪れていた時、アゼルが親族と共に、妹のアミルを連れ戻すためにアミルの嫁ぎ先であるエイホン家にやって来ました。アミルを返せという理不尽な要求に対して、当然エイホン家としては断固拒否します。アゼルはアミルが子どもを出産するまではまだハルガル家のものだと主張し、当主の許しも得ず家の中を探し始めました。

カルルクの義兄はアゼルの無礼な振る舞いにに怒りを覚えます。アゼルと義兄は険悪なムードになりますが、そこにカルルクの祖母が現れました。祖母は、アミルがすでに妊娠していると宣言しました。祖母の勢いに圧倒されたアゼルは引き下がり、諦めて帰っていきました。

登場シーン②2巻7話

アゼルの登場回・かっこいいシーン②、ハルガル家では土地の共有権を得るためにアミルが必要となり、再びアゼルが親族と共にアミルを連れ戻しに行くことになりました。アミルとカルルクは外出しており、帰り道でアゼル一行を発見しました。アミルは兄との再会を喜びますが、親族たちがいきなりアミルを捕まえ、カルルクに襲いかかりました。しかし、別の親族が止めに入り、カルルクは殺されずに済みました。

アゼルはアミルだけを連れてその場を離れ、ハルガル家の置かれている立場をアミルに話します。その時、彼らの様子を離れた所で見ていたハルガル家の居候・スミスが助けに入り、アミルとカルルクはその場を逃れることができました。アミルを逃したアゼル一行は町を襲撃します。しかし、町の人々による抵抗の結果、アゼル一行は散々な目に遭い、町から退散しました。

登場シーン③6巻29話

アゼルの登場回・かっこいいシーン③、ハルガル家とエイホン家との対立が決定的となりました。アゼルの父・ハルガル家当主のベルクワトは、アミルのいる町に襲撃をかけるためにバダン一族の協力を取り付けました。ロシアと繋がっているバダン一族ですが、ロシアに都合よく利用されているだけだとアゼルは見抜いています。そのため、アゼルは自分たちまでロシアの言いなりになりたくないと考えています。

しかし、父親に逆らってはいけないという掟のためにアゼルは自分の意見を言えません。ロシアから取り寄せた武器を使うハルガル家に対して町は為す術もありません。ハルガル家の勢いは増すばかりですが、突然、バダン一族が町側に寝返ってハルガル家を攻撃し始めました。元々バダンを信用していなかったアゼルは、すぐさま裏切りに気づきました。

アゼルは一人でバダンの陣営に乗り込み、バダンの長を殺しました。その後もアゼルは町の人々には手を出さず、バダンの者だけを襲撃しました。バダン一族を倒したアゼルは、その後町の人々によって捕らえられました。その時のアゼルは全く抵抗せず、町の人々の怒りを一身に受けています。そんなアゼルの潔い姿がかっこいいと言われています。

登場シーン④10巻62話

アゼルの登場回・かっこいいシーン④、ハルガル家は本拠としていた土地を追われてしまい、ロシアとの国境辺りへ逃れました。そして、アゼルが一族の長となっています。アゼルの元にアミルの夫・カルルクがやって来ました。夫としてアミルを守っていくために強くなりたいと考えたカルルクは、アゼルに弓を習いにきたのでした。アゼルは弓を教えるだけでなく、鷹の扱い方や鷹狩りなどを伝授し、カルルクを鍛えるのでした。

一度は一族同志が敵対関係になったアゼルとカルルク。しかし、カルルクはアゼルを義兄として頼り、アゼルはカルルクの願いを聞き入れて一人前の男に鍛え上げようとします。このようにアゼルは、妹の幸せを願う優しい兄だったのでした。ハルガル家の長となったアゼルは、それまで押さえつけられていたものがなくなり、元から持っていた優しさを見せるようになりました。

Thumb乙嫁語りをネタバレ紹介!漫画のあらすじや感想・面白い理由を考察【森薫】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

乙嫁語りのアゼルの妹・アミルとの関係

ここまで、漫画「乙嫁語り」のアゼルの登場回・かっこいいシーンを紹介してきました。ここで、アゼルの妹で、この漫画の主人公であるアミルについて紹介します。また、アゼルとアミルはどのような兄妹なのでしょうか?二人の関係について見ていきます。

アミル・ハルガルのプロフィール

漫画「乙嫁語り」の主人公・アミルはハルガル家(半定住の遊牧民)の娘で、20歳で12歳のカルルクに嫁ぎました。カルルクはエイホン家(定住民族)の後継者です。乙女なお嬢様な面と天然、野生的なたくましさや強さを持ち合わせている女性です。弓が得意で、愛馬のスルキークに乗って狩りをすることができます。

過去に突然の病気で親族を亡くした経験があり、エイホン家に嫁いでからも誰かが病気になると、非常に狼狽えます。夫のカルルクを大切に想っており、夫の家族であるエイホン家に対しても愛情を持って接しています。そんなアミルをエイホン家でも家族の一員として受け入れています。

アゼルとアミルの関係

アゼルとアミルは兄妹で、アミルはアゼルのことが大好きです。しかし、アミルがエイホン家に嫁いでから、アミルを取り戻そうとするハルガル家とエイホン家との間に争いが起こり、そのためにアミルは苦しむことになりました。アゼルは父の命じるままにアミルの嫁ぎ先を襲撃しますが、本音はアミルを不幸にしたくないと思っているようです。アゼルはハルガル家の長になってからは妹のアミルに愛情を示すようになります。

乙嫁語りのアゼルに関する感想や評価

漫画「乙嫁語り」の6巻の感想です。6巻の内容はバダン一族と共にエイホン家とその町を襲撃したアゼルが、バダンの裏切りを察し、一人でバダンの陣地に乗り込んで族長を殺しました。そして、バダンの一族をことごとく蹴散らすなどの活躍を見せました。アゼルは見た目がかっこいいだけでなく、強さもあり思慮深さもある所がかっこいいという感想と、アミルとカルルクの夫婦がかわいいという感想です。

こちらの方も漫画「乙嫁語り」の6巻の感想です。6巻でのアゼルの活躍がかっこいいということで、漫画「乙嫁語り」の中で一番好きなキャラクターだという感想です。

漫画「乙嫁語り」のアゼルがかっこいいということと、アミルとアゼルの兄妹のシーンがもっと見たいという感想です。

乙嫁語りのアゼルまとめ

いかがでしたか?漫画「乙嫁語り」のアゼルのかっこいい登場回を紹介してきました。主人公のアミルの兄であるアゼルは、父の命じるままにアミルの嫁ぎ先を襲撃しますが、実は心の中では妹のことを思う優しい兄でした。一族の長となってからはアミルの夫を鍛えるなど、アミルのために優しさを示すようになりました。かっこいいだけでなく、優しさ、強さ、思慮深さを見せるアゼルに注目して漫画「乙嫁語り」をお楽しみください。

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