【エースをねらえ！】宗方コーチの魅力を紹介！死因や実写ドラマ版のキャストは？

「エースをねらえ！」は1970年代の作品でありながら「テニス漫画の金字塔」と称される漫画です。テレビアニメ版も大ヒットし、2000年代にはテレビドラマ版も放映され若い層の間でも知名度が高いと言われています。ここでは「エースをねらえ！」の人気キャラクターの一人である宗方コーチの魅力を紹介していきます。ストーリーの途中で亡くなった宗方コーチの病気・死因について、彼を演じた俳優・声優についても取り上げます。

「エースをねらえ！」は1970年代に大ヒットした漫画でありながら、2020年代の現在でも通じる普遍性を持った作品だと言われています。女子テニスを舞台にした「エースをねらえ！」とはどのような内容の作品なのでしょうか？ここでは「エースをねらえ！」の作品情報を紹介していきます。「エースをねらえ！」の概要やあらすじを取り上げていくことで「エースをねらえ！」の魅力を浮き彫りにしていきます。それではご覧ください。

「エースをねらえ！」は週刊マーガレット誌上で1973年から1975年までと1978年から1980年まで連載されました。原作者は山本鈴美香です。原作漫画の人気を受けて1973年にテレビアニメ化されて、こちらも大ヒットを記録しました。テレビアニメ版が2作、劇場映画版が1作、OVA版が2作、実写ドラマ版が2作（1作はスペシャル）と時代を越えて何度も映像化されており、新しいファンを獲得し続けていると言われています。

「エースをねらえ！」の舞台は女子テニスです。主人公である岡ひろみはテニスの名門・県立西高校のテニス部に入部しました。ひろみは先輩の竜崎麗香（お蝶夫人）に憧れていました。ひろみは宗方コーチに素質を見出されたことから代表選手に大抜擢されて、それまでの生活が一変しました。ひろみは彼女を妬む他の選手からの執拗ないじめや宗方コーチの厳しい指導に耐えながらも一流テニス選手としての素質を開花させていきます。

ここでは大ヒットテニス漫画「エースをねらえ！」の人気キャラクターである宗方コーチのプロフィールを紹介します。宗方コーチの本名は宗方仁（むなかたじん）です。県立西高校テニス部に新任コーチとして就任しました。いち早く岡ひろみのテニス選手としての素質を見抜いて代表選手へと異例の大抜擢をしました。指導スタイルはスパルタ式で特にひろみに対しては厳しい猛特訓を課しました。年齢は死亡時27歳でした。

1970年代に大ヒットした女子テニス漫画「エースをねらえ！」の宗方コーチは登場キャラクターの中で特に高い人気があると言われています。ここでは「エースをねらえ！」の宗方コーチの魅力を考察・紹介していきます。少女漫画の王道を行くかっこよさだと言われている宗方コーチにはどのような魅力があるのでしょうか？宗方コーチの過去、宗方コーチの病気や死因などを取り上げていきます。それではご覧ください。

「エースをねらえ！」の人気キャラクターである宗方コーチはかつてトップテニス選手として活躍していました。しかし、将来を嘱望されていたテニス選手だった宗方コーチは病気に侵されてしまったのです。この病気は完治することがなく、宗方コーチは余命宣告までされてしまったのです。22歳の若さにして一流テニス選手としての道を閉ざされてしまった宗方コーチはここからコーチとして一流選手を育成することを誓ったのでした。

「エースをねらえ！」の宗方コーチの病気と死因とは何だったのでしょう？死因は病気であることは間違いないですが、原作漫画でもテレビアニメでも「不治の病気」としか明かされておらず病気の名前は不明です。宗方コーチは死因となった病気と闘いながらも岡ひろみを厳しく指導しました。その結果ひろみのテニス選手としての素質は大きく開花していきます。しかし、志半ばにして宗方コーチは病気が死因で27歳の生涯を閉じました。

病気が死因で亡くなった宗方コーチには親友の桂大吾がいました。桂大吾も宗方コーチに匹敵するテニス選手でしたが、宗方コーチと同時に選手を引退しています。宗方コーチは自分が亡くなる前に桂大吾に「自分が死んだ後ひろみのことを頼む」という内容の手紙を送っていました。桂大吾は修行のため仏門に入りました。宗方コーチの死後、彼の遺志を継いでひろみのコーチとなり、宗方コーチとの約束を果たすべく奮闘するのでした。

1970年代に大ブームを巻き起こしたテニス漫画「エースをねらえ！」は2004年に上戸彩主演で実写ドラマ版が放映されました。宗方コーチの死因が白血病であるなどいくつかの改変が行われましたが、原作に忠実なストーリー展開で評価されたと言われています。ここでは実写ドラマ版「エースをねらえ！」で宗方コーチを演じた内野聖陽について取り上げていきます。内野聖陽のプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。

「エースをねらえ！」の実写ドラマ版で宗方コーチを演じた内野聖陽のプロフィール紹介です。内野聖陽は1968年9月16日生まれで2020年12月現在52歳です。出身地は神奈川県横浜市で血液型はAB型です。本名および旧芸名は「うちのまさあき」でしたが、2013年に「うちのせいよう」という読みに芸名を変更しました。これは「まさあき」と読めない人が多かったのが改名した理由であると本人がインタビューで語っています。

実写ドラマ版「エースをねらえ！」で宗方コーチを演じた内野聖陽は早稲田大学在学中に文学座研究所に入所し演技のスキルを身に付けました。俳優デビューは1993年NHKドラマ「街角」の福田遊子役でした。内野聖陽は男らしいルックスと高い演技力でたちまち注目を浴び、名優の一人と高評価を受けています。第6回読売演劇大賞最優秀男優賞や第39回日本アカデミー賞優秀主演男優賞など数多くの賞を受賞していることでも有名です。

実写ドラマ版「エースをねらえ！」で宗方コーチを演じた人気俳優内野聖陽の主な出演作品を紹介します。NHK大河ドラマ「風林火山」で主人公山本勘助を演じました。同じく大河ドラマ「真田丸」で徳川家康役を演じました。そして内野聖陽の当たり役だと言われているのが「JIN-仁-」の実写ドラマ版での坂本龍馬役です。内野聖陽が演じた坂本龍馬は「龍馬のベストアクト」と称されて、主役の大沢たかおを食ったとまで言われています。

「エースをねらえ！」の実写ドラマ版で宗方コーチを演じた内野聖陽の主な出演作品を紹介しています。「臨場シリーズ」の実写ドラマ版で主人公倉石義男役、「とんび」の実写ドラマ版で主人公市川安男役、映画「海難1890」の主人公田村元貞役など多くのテレビドラマ・映画で主演しています。また、2017年に「ハムレット」でハムレットを主演するなど舞台活動も積極的に行っていることでも知られています。

大ヒットテニス漫画「エースをねらえ！」は連載開始直後の1973年にテレビアニメ版第1作が制作・放映されました。テレビアニメ版が「エースをねらえ！」の人気に拍車をかけたと言われています。さらに1978年にはリメイクとなるテレビアニメ版第2作「新・エースをねらえ！」が放映されて、影響で原作漫画も第二部として再開されました。ここではテレビアニメ版「エースをねらえ！」で宗方コーチを演じた声優を紹介します。

「エースをねらえ！」のテレビアニメ版第1作で宗方コーチを演じたのは俳優・声優の中田浩二です。中田浩二は1939年1月26日生まれで2020年12月現在81歳です。早稲田大学を卒業後劇団青年座に所属しました。俳優としての映像デビューは1963年の映画「歌え若人達」のダーリン役です。声優としてのデビューは1966年イギリスの特撮人形劇「サンダーバード」のスコット・トレイシー役でした。ナレーション業も行っています。

俳優・声優の中田浩二の声優としての主な出演作品を紹介します。「忍風カムイ外伝」の主人公カムイ役、「サイボーグ009」（1979年版）のガンダール役、「美味しんぼ」の陳副主席役、「闘牌伝説アカギ～闇に舞い降りた天才～」の竜崎役、映画版「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」他の小田切敏郎役など多くのテレビアニメ・劇場アニメで様々なキャラクターを演じています。また、アラン・ラッドの吹き替え担当でも有名です。

「新・エースをねらえ！」で宗方コーチを演じたのは声優・ラジオパーソナリティの野沢那智さんです。野沢那智さんは演劇活動から吹き替え中心の声優活動を行っていました。また、白石冬美さんとの「ナチチャココンビ」で文化放送のラジオ「パックインミュージック」で人気を博しました。「劇団薔薇座」を主宰し戸田恵子や鈴置洋孝さんなど多くの声優を輩出しました。2010年に肺癌のため72歳で死去しました。

野沢那智さんの声優としての主な出演作品を紹介します。アラン・ドロンとアル・パチーノの吹き替え担当として知られています。「スターウォーズシリーズ」のC-3POの吹き替えも有名です。アニメ作品では「どろろ」の百鬼丸役、「ベルサイユのばら」のフェルゼン役、「釣りキチ三平」の鮎川魚紳役、「スペースコブラ」のコブラ役、そして「ルパン三世」のパイロットフィルム（シネマスコープ版）でルパン三世を演じました。

テニス漫画の金字塔として知られている「エースをねらえ！」は宗方コーチ、お蝶夫人、藤堂貴之などインパクトのあるキャラクターが登場することで知られています。ここでは「エースをねらえ！」の主人公である岡ひろみについて紹介していきます。岡ひろみのプロフィールやテニスプレイヤーとしてのスキル・成長などについて取り上げていきます。それでは「エースをねらえ！」の主人公岡ひろみについてご覧ください。

1970年代に大ヒットしたテニス漫画「エースをねらえ！」の主人公岡ひろみのプロフィールについて紹介していきます。岡ひろみは連載開始時点で県立西高校の1年生でした。入学と同時に憧れのお蝶夫人がいるテニス部に入部しました。そこで宗方コーチと出会いました。宗方コーチはひろみに対して理不尽と思われるほどのスパルタ特訓を課しました。ひろみは苦しみながらも特訓に耐えテニスプレイヤーとして頭角を現していきます。

「エースをねらえ！」の主人公である岡ひろみはどのようなテニスプレイヤーに成長したのでしょうか？宗方コーチと彼の死後は桂コーチに徹底指導を受けた岡ひろみは全日本ジュニアメンバーとして大活躍しました。高校卒業後も国際トーナメントで優勝するなど実力にさらに磨きをかけていきました。最終的にはウィンブルドン選手権での優勝を目指すためにイギリスへと旅立ったところで物語は完結しました。

ここでは1970年代に大ヒットした漫画「エースをねらえ！」の宗方コーチに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。インターネット上で宗方コーチはどのような感想や評価を得ているのでしょうか？それではご覧ください。

テレビアニメ版「エースをねらえ！」のファンだと思われる方のツイートです。「新・エースをねらえ！」で描かれた宗方コーチの死亡シーンが衝撃的だったとの感想をお持ちです。また、宗方コーチの死後が本当の意味での「エースをねらえ！」だったともツイートされています。

実写ドラマ版「エースをねらえ！」をご覧になった方のツイートです。宗方コーチを演じた内野聖陽が精悍で、役のイメージにピッタリ合っていたという感想をお持ちです。

「エースをねらえ！」のテレビアニメ版をご覧になった方のツイートです。テレビアニメ版の垢抜けた絵のタッチと宗方コーチをはじめとする声優のチョイスと演技が素晴らしいとの感想をお持ちです。

テニス漫画の金字塔と評されている「エースをねらえ！」の人気キャラクター宗方コーチについて彼の魅力を中心に、実写ドラマ版で宗方コーチを演じた内野聖陽、テレビアニメ版で演じた中田浩二・野沢那智さんなどについて紹介してきました。「エースをねらえ！」を見たことのない方は是非宗方コーチに注目してみてください。