【イナズマイレブンGO】三国太一は無能？最強？母親や担当声優も紹介

三国太一とは『イナズマイレブンGO』に登場するキャラクターです。雷門中のサッカー部でゴールキーパーを務める人物ですが、彼には不名誉なあだ名や無能といった説が存在しています。では、実際にどれほどの実力があるのでしょうか？ここでは、『イナズマイレブンGO』の作品情報を紹介しつつ、三国太一の特徴や彼を演じた声優などに触れていきます。

『イナズマイレブンGO』とは前作『イナズマイレブン』シリーズの続編にあたり、主人公・円堂守(えんどうまもる)の世代から10年が経ち、今作の主人公は松風天馬(まつかぜてんま)が雷門中のサッカー部で活躍する物語となっています。

当初はゲームソフトの開発・販売をおこなっているレベルファイブがニンテンドー3DS用サッカーRPGとして制作していたのですが、それを原作としてテレビアニメシリーズが2011年から2014年まで放送されることとなりました。

まず、本作のあらすじは「ホーリーロード編」から、「クロノ・ストーン編」、「ギャラクシー編」と続いており、前作の主人公である円堂守ら日本代表選手「イナズマジャパン」が世界大会で優勝してから10年後が描かれています。そして本作の主人公・松風天馬がイナズマジャパンの中核たる存在「イナズマイレブン」に強い憧れを抱き、雷門中に入学し新たな雷門のイレブンとして活躍していくことになりました。

『イナズマイレブンGO』に登場する三国太一(さんごくたいち)は、雷門中サッカー部所属の3年生でゴールキーパーを務めています。元キャプテンでしたが、3年生に進級した際にキャプテンの座を神童拓人(しんどうたくと)に託していました。やはりキャプテンを務めていただけあって仲間からも信頼される存在であり、雷門中サッカー部の大黒柱とも呼べる人物と言えるでしょう。

実際に潔くキャプテンの座を譲る所や仲間からの厚い信頼があるためか、視聴者からは裏キャプテンと呼ばれているようです。また当初は家庭環境から安定した進路を取るためにフィフスセクターの指示に従う、といった行動をしていたのですが、天馬や試合を見に来た母親の姿を見るうちに自分自身と向き合うことで、自分の意思を尊重してゴールを守ることを宣言し、強い決意を持つ精神力を身に付けていきました。

プロフィールを見る限り、三国太一が無能と疑問視される要素が無いように感じる方は多いかもしれません。おそらく、無能と呼ばれる原因の1つと考えられるのは彼の髪型ではないでしょうか？彼の髪型は褐色の角刈り頭が特徴的でまさにブロッコリーのような髪型となっています。そんな髪型がネタキャラのような扱いとなってしまい、それに起因して無能といった印象が定着していった可能性があります。

無能説と共に特徴的な髪型をしている三国太一ですが、視聴者からはネタキャラとして人気があるようです。『イナズマイレブンGO』の二期では試合に出る頻度が少なくなっているのですが、パラレルワールドイベントの雷門イケメンコンテストでは活躍を見せていました。なんとそこでは彼がイケメンコンテストの前回優勝者として名前が挙がっており、モテているはずの神童や太陽、霧野が三国太一の顔を見て羨ましがる様子が描かれています。

それを見た天馬は「ここは美意識がねじまがった世界なんだ」と失礼な発言をしており、さらに三国太一の性格も普通とは異なっていました。「はあああっ！あなたの心をバーニングキャッチ！」と妙な発言をしていることから性格も弄られキャラのような扱いとなっており、そんな要素も人気の1つではないでしょうか？

人気のネタキャラとして定着しつつある三国太一ですが、彼にあだ名が付いていることからも人気ぶりがうかがえます。決して名誉あるあだ名ではありませんが、「ザルキーパー」や「ZARU」などのあだ名で呼ばれており、視聴者から「三国さん＝負け確定」と言われることも多いようです。

あだ名が付いたことで彼の人気ぶりがうかがえるのですが、その分髪型や無能ともいえる実力などネタとして扱う要素が多かったことでさらに無能な印象が強くなっていったのかもしれません。

三国太一のポジションはゴールキーパーでした。では、ここから実際にシュートのセーブ率を見ていき無能か否かを明らかにしていきます。結論から申し上げると、三国太一のセーブ率は著しく低いようで、物語の序盤で披露していた必殺技「バーニングキャッチ」の成功率は25％といった結果が出ています。

さらに、その必殺技よりも強力な究極奥義「フェンス・オブ・害悪」においては成功率が35％。このように、とにかく失点率が多いためザルキーパーという不名誉なあだ名が付いたようです。

無能の印象が強く、不名誉なあだ名まで付くなど人気のネタキャラとなっている三国太一ですが、ネット上では三国太一は強い、または最強なのではないか？といった投稿があるようです。実際に三国太一のポジションであるゴールキーパーは前作の主人公・円堂守でさえもザル化していた時期があり、これは前作の途中から強力なシュートを多く打つという魅せ方が主流となったからだと考えられています。

その要素を含め、実際にゲームにおける三国太一のステータスは決して悪いわけではなく、必殺技や化身を使わないパンチングのセーブ率はかなり高いです。

そのため、これらの特徴を持った三国太一を化身扱いにさせ、ゲームでは大活躍をしている彼の動画が投稿されていることから最強、または強いキャラといった認識が生まれているのかもしれません。やはり実質的には強いはずである三国太一も、髪型や無能といったネタが面白く愛されているからこそザルキーパーなどの弱い要素が強く根付いたと言えます。

セーブ率の低さによる不名誉なあだ名や逆に強いと言われるなど、さまざまな意見に分かれる三国太一ですが、彼の必殺技というのはどのようなものなのでしょうか？ここでは、三国太一の必殺技を3つ挙げていきますので是非ご覧ください。

三国太一の必殺技「バーニングキャッチ」は、炎を纏って回転させキャッチする技です。成功率は3/12回。頼れる技とは言い難く、豪炎寺のファイアトルネードが炎を回転で生み出すことによって威力を最大限に発揮させることが出来るのに対し、この技は後ろ向きの回転を与えるためその威力を無駄にしているといったツッコミが多いようです。カードゲーム版のCMでは破られるなど散々な扱いを受けていました。

三国太一の必殺技「フェンス・オブ・ガイア」は、地面から壁が突き出てくる技です。成功率は6/17回。バーニングキャッチよりも成功率が高く強力な技となっているのですが、実は1試合に1回しか出せないといった致命的な欠点を持っています。物語序盤では成功率が高かったのですが、話数が進んでいくにつれてその実績も怪しくなってきました。また劇場版で披露したこの技も白竜のホワイトブレスによってあっさりと破壊されてしまいます。

三国太一の必殺技「無頼ハンド」は、黒と赤の巨大な手を出現させる技です。手を目の前で組み、その腕を横に大きく横に振りかぶることで出現させることができます。劇場版でこの技を披露し、それによってゼロマグナムを止めることが出来ていました。

しかし、アニメ『イナズマイレブンGO』の二期では新キャラのかませ犬にされ、初登場で破られてしまうといった残念な結果になっています。そのため、視聴者からは「無能ハンド」「頼りないハンド」「無信頼ハンド」など散々な呼ばれ方となってしまいました。

人気のネタキャラである三国太一ですが、幸いにも彼には勝利の女神と呼ばれている母親がいるようです。三国太一は幼少期から母親が試合を応援しに来ると試合に必ず勝つといったジンクスがあったため、周りから母親は「勝利の女神」と呼ばれるようになったとのこと。

それに対して彼は照れ臭そうにしており、本人も自分にとって母親が勝利の女神であることを認めているようです。しかし、母親は勝利の女神であるのに対し、試合に出ている本人は疫病神扱いされるといった皮肉な状態になってしまいました。

疫病神扱いされている三国太一にとって不可欠な母親の存在ですが、そんな母親の名前は『イナズマイレブンGO』の中で語られていませんでした。

また、三国太一はフィフスセクターの指示によってサッカー試合の八百長を知られたくなかったため、母親には知らせておらず、さらに指示に従っている自分の姿を見せたくないという理由から最近は母親を試合に呼んでいません。しかし、三国太一がフィフスセクターに反逆した試合では、母親が見に来ていたため決意を固め見事勝利を飾りました。

• 本名：佐藤 健輔(さとう けんすけ)
• 生年月日：5月14日
• 出生地：長崎県
• 職業：声優
• 所属事務所：アクセント

『イナズマイレブンGO』の三国太一の声優を務めた佐藤健輔は、2012年から声優とナレーターのマネジメントをおこなっている事務所アクセントに所属している声優。以前は声優、俳優、翻訳者のマネージメントをメインにおこなっているオフィスPACに所属していたようです。佐藤はしゃがれた声、いわゆるハスキーボイスが特徴的で、その声を活かし少年や青年、大人、老人役など幅広い役柄を演じています。

• 2007年～：神霊狩/GHOST HOUND（勝俣剛 役)
• 2009年～：ドラえもん（ルリィの父 役)
• 2010年～：GIANT KILLING（宮野剛 役)
• 2011年～：イナズマイレブンGO（三国太一 役)
• 2011年～：ダンボール戦機（赤の部隊・隊員、黒服、コブラ 役)
• 2012年～：アクエリオンEVOL（モロイ・ドレッツァ 役)
• 2014年～：妖怪ウォッチ（万尾獅子、河童 役)
• 2016年～：甲鉄城のカバネリ（吉備土 役)
• 2019年～：からくりサーカス（カピタン・グラツィアーノ、ブロム・ブロム・ロー 役)
• 2020年～：ヒーリングっど♥プリキュア（長野日出夫 役)

三国太一が言われたセリフや名言に「三国防いだあぁ！！」というものがあります。これは三国太一が敵のシュートを止めているのに対し、それを実況している様子のセリフです。

しかし、このセリフは文字だけを見れば違和感がないのですが、実際に実況を聞くと「防いだ」という言葉が「不正」と捉えられてもおかしくありません。文字に直すと「三国不正だあぁ！！」と言っているようにも聞こえ、それが人気のネタキャラとなればなおさらこの言葉に違和感を持たないのかもしれません。

下記のセリフは霧野蘭丸が三国に対して言ったセリフです。このセリフの前に三国太一はかっこいい名言として「このボールはこの体が壊れようとも止めて見せる！」と言っているのですが、それをあっさりと否定されてしまっているため、視聴者からはネタにされることが多いようです。

実際は三国太一がボロボロの状態であったため、それに対して述べられたセリフとなっています。ただ、やはりネタキャラとしての扱いが多いことでこのような発言もネタとして拾われる事が多くなっているようです。作中では実際に三国太一がバカにされているわけではありません。

下記のセリフは松風天馬が三国太一に対して言ったセリフです。前述した通り、このセリフは『イナズマイレブンGO』のパラレルワールドで雷門イケメンコンテストにて残されたセリフとなっており、その際は三国太一がコンテストで優勝したと聞いた松風がこのセリフを言いました。そしてこの世界では、三国太一の髪型であるブロッコリーヘアが大人気で、この要素から公式でもネタキャラとして扱われていることが分かります。

こちらでは三国太一がブロッコリーとしてのイメージが定着した理由が気になっているようです。他のツイートでも三国太一はブロッコリーと多く弄られていたのですが、なぜブロッコリーのイメージが定着したのか、やはり気になる方は多いはずです。

こちらの感想では三国太一を演じる声優・佐藤健輔についてツイートされています。「三国さんのキャラソンがメチャクチャ良い」と言われており、声を評価されているのが分かります。この機会に三国太一＆西園信助の『となりにいるよ』を聴いてみてはいかがでしょうか？

こちらでは三国太一のスタンプがオススメされています。ボールによって吹っ飛ばされている様子のスタンプとなっており、かなり愛されていることが分かります。

『イナズマイレブンGO』に登場する三国太一について、無能説や髪型、声優などを紹介してきましたがいかがでしたか？三国太一の無能説や人気のネタキャラについての疑問において、結果的にステータスや一般より高い実力を持っているものの、髪型やゴールキーパーという設定上の役割によって無能としての扱いや性格からネタキャラとして人気が高いということが分かりました。